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2012年

10月

28日

ネット社会におけるジャーナリストの情報収集と取材姿勢のあり方

この記事は2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

ジャーナリストの取材事前準備と言えば、電話で直接取材対象者にアポイントを取ることであった。それが、インターネットの普及により、まずメールで、打診することが多くなった。

 

メールでの取材打診の利点の一つとして、急ぎの取材の場合、取材対象候補者数人に同時に依頼ができることだろう。私も、スピードが要求される連載企画のインタビューでは、その道の識者に同時に取材打診をし、返事の早かった人からインタビューするようにしている。

 

このような旧来のジャーナリストの取材、情報収集が大きく変化したのは、90年代後半のパソコンとインターネットの普及が大きく影響している。

私が、ジャーナリストになった1999年は、ちょうどジャーナリストの取材および情報収集の方法が変化している過渡期であった。私の最初の原稿は、ワープロであった。ワープロで書いた原稿を、フロッピーディスクに入れて、締めきりギリギリで編集部に持ち込んだのである。

 

それから数ヶ月、インターネットの普及により、原稿のやり取りは、テキスト形式の文書をメールに添付するようになった。実際に会う打ち合わせも、次第に減っていった。

これに付随するように情報収集もインターネット主体となった。ADSL、光ファイバーと

 

ネット回線の高速化に伴って、記事の執筆時に図書館で調べるよりも、Yahoo!(http://www.yahoo.co.jp/)やGoogle(http://www.google.co.jp/)などの検索サイトで簡単な調べ物は済むようになったのである。

さらに新聞の過去記事検索も有料サービスを利用すれば、ネットで簡単にできるようになった。http://www.asahi.com/information/db/index.html

コラムなどで参考文献が必要な場合、金銭的余裕があり首都圏在住であれば、大きな図書館に出向かなくても、bk1(http://www.bk1.co.jp/)、アマゾン(http://www.amazon.co.jp/)などにネット注文した書籍が当日に届く。

この他にも、ジャーナリストによっては、遠方に住む取材対象者に、簡易メッセンジャーやDocomoのFOMAのテレビ電話機能により、話を聞くこともある。

もちろん、単行本の取材でこのような簡易取材を行うのはジャーナリスト失格だが、週刊誌などで急な取材が必要となったときは有効な手段となり得るだろう。

 

ただし、スピードを要求されるということは、取材内容の真偽が問われないということではないということも、ジャーナリストは肝に銘じておかなければならない。

情報の垂れ流しなら、ゴシップ誌で十分なのである。速くて正確な情報の提供が、これからのジャーナリストには求められている。

 

正確さを求めるには、やはり地道な取材がベースになってくる。「2ちゃんねる」を参考に執筆しているジャーナリストも多いようだが、情報の信憑性の裏付けをしっかりとするためには、取材対象者に会ったり図書館で多くの文献などに当たる必要が出てくる。

 

情報収集ツールの進化と多様化は、ジャーナリストに多くの恩恵をもたらした。だが、そのツールをジャーナリスト自身が使いこなし、ジャーナリズムの精神を忘れない執筆活動を行うことができなければ、アマチュアのブロガーたちとの境界線が今以上にボーダーレス化していってしまうだろう。

様々な検索ツールが日進月歩で進化しているわけだが、過度な依存は問題がある。やはり多くの取材現場に赴き、取材対象者の生の声を聞き、そこで得られた活きた情報をベースにして、インターネット上にある膨大なデータベースを利用する必要があると私は思う。

 

また、これから、「e-mobile(イー・モバイル)」(下記関連情報参照)などの登場により、外でも高速でネットサーフィンができるようになる。そのような状況の中で、ネット検索だけに情報収集を依存しない姿勢がジャーナリストに問われているのである。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    Floretta Levens (木曜日, 02 2月 2017 00:04)


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