実名・実顔写真と所属が明確に確認できる方のみ承認しております。

直接の面識がない方は、簡単なメッセージをお願いいたします。

リリーフ指導!中高生の定期テスト対策引き受けます!

部活動に忙しいお子さんのための指導開始!(1回、1教科¥2000〜)

                   

             

中3、高3から本格的に高校入学の内申点アップ、大学の推薦入試内申点を目指すため定期テストを頑張りたい!

 

そんなお子さんのために今年度から、リリーフ指導も行います。

実際に、ご要望を多数受けていますので、告知した次第です。

学校、塾、予備校だけでは、あと10点アップがなかなかできないお子さんがたくさんいます。

そこで、テキスト等は学校、塾、予備校などのものを使用し、一教科10点アップを目指しませんか?

 

リリーフ指導対応教科

中学生(国語・英語・数学・社会・理科)

高校生(英語・現代文・古文・日本史・世界史)

より開始します。

 

今後高校生の教科も追加予定です!

重点指導地域

(川崎市)

多摩区・麻生区・宮前区・高津区・中原区・幸区・川崎区

 

(横浜市)

全域

 

(東京都)

狛江市・町田市・調布市・稲城市・日野市・世田谷区・港区

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

2016年

5月

07日

ワンポイントリリーフ家庭教師指導開始

部活動に忙しいお子さんのための指導開始!(1回、1教科¥2000〜)

                   

             

中3、高3から本格的に高校入学の内申点アップ、大学の推薦入試内申点を目指すため定期テストを頑張りたい!

 

そんなお子さんのために今年度から、リリーフ指導も行います。

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リリーフ指導対応教科

中学生(国語・英語・数学・社会・理科)

高校生(英語・現代文・古文・日本史・世界史)

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今後高校生の教科も追加予定です!

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2015年

12月

07日

メンタルケアの問題

この時期になると大学受験生でもメンタル面の問題が大きくなります。

社会福祉士国家試験でも、社会人の方は仕事をしながらの勉強なので非常に大変だと思います。


ただ、あと一ヶ月少しで本番を迎えるのに、


「やるのか・やらないのか」

「合格するのか不安」


などと考える時間はを全て、参考書を読む時間・過去問を解く時間に当ててください。

苦しい日でも一問は問題を解くなど試験に臨む態勢を崩さないようにすることこそが、合格へ近づきます。


それと、日々の勉強の記録をつけるのも良いです。

スランプの時に、過去の勉強の記録を見ると安心感が得られます。

なぜなら「こんなに頑張ってきたのだから大丈夫!」と思えるはずです。


メンタル面は、どうにでもなります。社会福祉士を目指そうと決めた日の気持ちを思い返してください。

時間は待ってくれません。


傷だらけの、満身創痍の心でも問題を解くことで、傷は癒されていきます。

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2015年

12月

06日

第28回社会福祉士国家試験合格を目指す方へ。

第28回社会福祉士国家試験は、平成28年1月24日(日)です。

私もこの試験には苦労しました。

初めての受験は、1点足りず不合格、2回目は、宿直明けの受験でまたもや1点足りず不合格。

そして3回目の昨年、試験前2日間の休みをいただき、なんとか合格できました。


英検準一級、TOEIC、漢検のときも同じでしたが、とにかくアウトプット量が合格の鍵です。

昨年は、本気で勉強し始めたのが遅く12月20日前後です。毎月10日前後の宿直をして、

4人の退所児童の相談などに乗りながらの勉強でした。


宿直は、4時間睡眠。明けてそのまま14時まで勤務。その後、昼寝をして勉強。

勉強時間は2時間が限界で、その分質を重視しました。


テキストの太字部分を何度も確認し、過去問を解く。不正解の場合は、ひたすら解説を読解。暗記。


社会福祉士試験は、範囲もかなり広く、事例問題も多いので、時間内に解くスピードも問われます。

それは、問題を解いて、慣れることでしか身につかない力です。


これから一ヶ月ちょっとで合格を目指すのなら、テキストの重要項目の反復音読。

過去問題を解いて、慣れてください。


知識を脳に自動化して、反射的に問題に答えられよう訓練するのが、この時期に必要な訓練です


Practice makes perfect.(習うより慣れよ)

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2015年

4月

24日

新しい家庭教師コンテンツ追加しました!

発達障害・引きこもり児童・生徒家庭教師コンテンツに加えて




英語指導家庭教師




◼︎国語力アップ家庭教師


を追加しました!


詳しくはそれぞれをクリックしてください!

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2015年

3月

22日

第27回社会福祉士国家試験合格しました!!

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2014年

7月

20日

特別支援級の児童・生徒の家庭教師しています

ご好評につき、あと数名のみ即時、指導開始可能です!!

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2014年

7月

11日

辛かったら逃げても良い

 

辛いことがあった時、人はグチをこぼす。マイナスな言葉、弱音を吐く。
「吐」という字は、口へんにプラスマイナス。
嫌なことは吐き出していい。
でも、そこから成功する人、夢を実現する人は少しずつ変化していく。
弱音は吐かない。ボジティブなことだけを言うようにする。
マイナスな事を取っていくと夢は「叶」う。

自分の思っていた到達点に少し足りないと思ったら、
軌道修正しながら、最終的な目標は変えない。
紆余曲折しながら、遠回りしながら、ここまで行けばいい。

これは危険だと思ったら回避する。
危険だと思ったら、逃げていい。
「逃」は、しんにょうに兆し。
そして、また時間をおいて、
しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。

「幸」と「辛」
幸せでも、何かが欠けたら辛くなる
辛くても、何かが加われば幸いになる
「苦」「困」「災」に「難」を加えると「苦難」「困難」「災難」
こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。
「難」が無い人生を「無難」という。
無難な人生なんてありえない。
だから、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて「有難」し。

「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
心臓の一叩きの連続が命。
その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
命の始まりは女なんです。
「女」が土「台」となって「始」まりとなる。
俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。
命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
ここからは、皆が命を繋げていく。
ここから出たら、命を広げて行ってください。

心に響いたら、感動の輪を広げていってください。

 

「ゴルゴ松本さんの講演会の言葉」より

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2013年

2月

27日

「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」に参加します!

3/30に「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」をやります。

どうもです。急な話でナニですが、就活マッチョになれないその他大勢の若者(及び転職でヘコタレてるおにーさん、おねーさん)に向けて地味なイベントをやります。タイトルには若者と書いてありますが、誰でも参加可能です。

勉強会でもなく、セミナーでもなく、ただなんとなく就活というか就職に関して、考えてみたいなぁというのがきっかけです。

概要は以下の通り。

 

日時:2013年3月30日 16時~20時予定
 
場所:麹町 KDDI Web Communicationsさんの会議室(6F)
  
タイトル:「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」(長いっすねww)
 
座談会参加者:
赤木智弘さん (『若者を見殺しにする国』著者 http://twitter.com/T_akagi
寺地幹人さん (GLOCOM 研究員 http://researchmap.jp/MikitoTerachi/
久田圭彦さん (アデコ株式会社 取締役人事本部長 http://www.adecco.co.jp/pressroom/forum/
大月智博さん (フリーライター http://www.robotsuki.com/
showgoさん (技術家庭科(技術)非常勤講師 http://d.hatena.ne.jp/showgotch/
 
司会進行:やすゆき
 
骨子:就活に失敗したことで自殺してしまう若者がいる現代、就活そのものが目的化し若者を疲弊させる原因になっているのではないか。そうした状況の中で数少ない勝ち組と多数の負け組が区分され、就活セミナーなどでも勝ち組になることを強要される状況がある。その中で結果として挫けてしまう若者に対して何らかのヒント、生き延びていくための考え方、を対話の中から見出したい。
この座談会でそのヒントのカケラが生まれてくることを期待しています。
 
もっとぶっちゃけて言うと自分の子供とか後輩とかが挫折してしまった時に何かヒントになることを言える様に、手助けできるようになれるといいなという願いをカタチにしてみたということです。まぁ、これ一回でなんとかなるような甘いものとは思っていませんけども。
形式としてはフリートークとしたいと思いますが、現在の就活ってどうよ?的な部分を導入にして話を拡げていけたら良いのではと考えます。
 
定員20名くらい。参加費千円です。ソフトドリンク、お菓子などを用意します。
 
申し込み:Facdbookのイベント作りました。はこれから作ります。しばしお待ちを。
Twitterでは@yasuyukimaに@で教えてください。

 

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2013年

1月

31日

体罰を使わずに能力を伸ばす方法

体罰がまたまた問題になっています。

「お前のためを思って、俺はお前を殴る!」

「お前を思えばこそだ!」

なんて言われても、受ける側からしてみれば、体罰ではなく暴力です

これは、虐待でも同じです。親からの愛情なんて感じない子どもがほとんどです。(少なくとも僕はそうでした)

体罰肯定派の背景には、体罰によって能力が上がるという盲信があります。

しかし、根性=能力ではありません。

これは、「ゆとり世代」とか世代論で割り切るものではないはずです。

 

では、体罰など用いずに指導するときにどのようにすれば良いのでしょうか?

これは、指導者側の辛抱強さも求められますが、

これができなければ人に何かを教える能力などないと言っても過言ではないでしょう。

 

勉強に関しての例を挙げます。

たとえば、1時間以内にいきなり、知らない漢字や英単語を300語覚えるのは、誰にも至難の業ではないでしょうか。一夜漬けでもかなり難しいと思います。

しかしこれを1日3語ずつ100日に分けて覚えるとなれば、何となくできるような気がしてきますよね。

 

カナダの心理学者バーバンデューラは、

この自分にもできるだろうと予期(確信)する感覚を「自己効力感」と呼びました。

つまり、「自分はここまでできそうだ」という感覚が、次の行動を引き起こすのです。

自己効力感が高い人は、「よし、やってやるぞ」と前向きに思うことができ、

一方、自己効力感が低い人は「自分には無理だ」とマイナス思考になって行動を起こせません。

 

では、自己効力感を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。

バーバンデューラ心理学者は、四つの源泉を挙げています。

 

最も重要なのが達成体験で、自分で行動して達成できたという体験のこと。

二番目は代理経験。他人の達成体験を観察し、自分にもできそうだと感じること。

三番目は言語的説得。周囲から自分には能力があると励まされることも必要です。

最後は生理的情緒的高揚。苦手な場面を克服できたことで自己効力感が強まります。

 

ところで、自己効力感の高まりは、自尊感情の高まりにもつながります。

自尊感情が高まれば、自信を持てるようになり、さらに成功をもたらす行動に弾みがつくでしょう。

結局、上達の早い人というのはゴツゴツと成功体験を積み重ねていくことで前向きな自己を形成し、

そのことによってもっと大きなチャンスをつかんでいくことができる人だといえます。

 

しかし、この方法は全ての人に万能ではありません。

過去の失敗体験が心から離れない人は、不安や恐怖感が先に立ち、

積極的に行動することができず、失敗する確率も増えます。また、チャンスをリスクととらえがちです。

 

失敗は、反省して次に生かすことで初めて価値が生まれます。どうしても

失敗が気になる人には、心が落ち込んだ瞬間に「ストップー!!」と声を出して感情を飛散させる方法です。

ちょいネガティブキャラの人はこの方法を身につけされると良いと思います。

 

体罰が恒常的に行われてしまうと、学力性無力感に陥ると思います。

これはいじめ・パワハラなども同様。

回避できない厳しい状況に長期にわたって置かれるとその状況に立ち向かう気力すらなくなってしまうのです。

体罰やいじめで悩む人たちはこの状況に陥って、悩み、苦しみ、最悪なケースになると死を選ぶのだと思います

 

体罰肯定は、反骨精神で人の能力が上がると信じています。

そういう人もいるかもしれません。

ただ、ボクシング選手などは無理な減量を繰り返して燃え尽きてしまうことも速くなってしまいます。

引退後の人生を過ごす余力が少なくなってしまうのです。

 

技術的な練習には厳しい言葉が必要なときもあります。

ただ、体罰は指導者のストレス発散にしか過ぎず、指導される側に利益は少しもありません。

日本はスポーツ指導だけでなく、教育・ビジネスなどあらゆる分野で根性論が根付き、

それが負の連鎖となって、体罰肯定・否定などと前近代的な議論をマスコミが報道してしまうのです。

負の連鎖を、止めないと悲劇の連鎖が続いてしまうのは否定できないでしょう。

できる限り、どんな分野の指導者も指導の根拠や理由を示す必要があると僕は思います。

 

参考リンク体罰法的全面禁止33カ国が達成

 

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2013年

1月

14日

人生に意味を与えるもの…

It is not what we get. But who we become, what we contribute that gives meaning to our lives.

 

by Anthony Robbins

 

人生に意味を与えるものとは、私たちが得るものではなく、どんな人物になるか、何に貢献するか、なのです。

 

 

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2012年

12月

28日

新しい一歩を踏み出すこと

Taking a new step, uttering a new word, is what people fear most.

by Fedor Dostoyevsky

 

新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、人々がもっとも恐れることである。

 

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2012年

12月

27日

振り返らず後ろを見るのと同じくらい…

It is as hard to see one's self as to look backwards without turning around.

 

by Henry David Thoreau

 

振り返らずに後ろを見るのと同じくらい、自分自身を見つめることは困難だ。

 

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2012年

12月

27日

生活保護ニュース20121228

◆大阪市は、就学援助を受けている中学生の家庭に塾などの費用を助成する教育バウチャー事業について、201312月から全市に拡大する方針を明らかにした。現在は西成区内のみで実施。当面は就学援助や生活保護を受けている世帯が対象だが、市は15年度を目途に中学生の7割程度に交付する方針も示した。

 

◆「恩給担保貸付制度」の利用を理由に大津市が生活保護申請を却下したのは不当だとして、無職女性(74)が決定の取り消しを求めていた訴訟の判決が大津地裁であった。裁判長は原告の主張を認め、「急迫した事由が認められるため申請に基づいて保護を開始すべきだった」として、市に却下の取り消しを命じた。

 

35歳未満のホームレスの前職は、半数以上が非正規雇用だったことが調査で分かった。全体では正規雇用最も多く42.0%を占めるが、35歳未満の層では23.5%と少なく、非正規雇用が52.9%と半数以上を占めて最多だった。厚労省は調査結果を踏まえ、2013年夏までにホームレス支援の基本方針を見直す。

 

◆子育てをしながら働く日本の女性は、男性との給与格差が先進国で最大―。先進34カ国が加盟する経済協力開発機構が発表した報告書で、日本では働く母親が不利な労働環境に置かれていることが明らかになった。子どもの有無に関わらず、全年齢で男女を比べた場合の給与格差も29%でワースト2位だった。

 

◆足立区議会は、高齢者の孤立化や孤独死を未然に防ぐための「孤立ゼロプロジェクト推進に関する条例」案を可決した。自治会などに対し、同区が持つ高齢者情報の提供が可能になる。今後、単身高齢者らの全世帯調査を進め、地域での見守り活動を強化する。高齢者の調査、支援を目的にした条例制定は珍しい。

 

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2012年

12月

27日

児童養護ニュース20121228

◆平成242012)年1225日 毎日新聞 東京朝刊

 休職教員:「心の病」5274人 11年度公立校、高水準続く--文科省調査

 

 文部科学省は24日、うつなど心の病で11年度中に休職した教員は5274人だったと発表した。2年連続で減少したものの、10年前(02年度2687人)の約2倍で、08年度から5000人を超える高い水準が続いている。同省は「学級を一人で受け持ち、保護者との関係の悩みなどを同僚や上司に相談しにくい状況が依然あるのではないか」と分析。今年度中に対策を検討する。一方「教える内容に誤りがある」など指導が不適切と認定された教員は168人いた。(社会面に関連記事)

 全国の公立小中高校と特別支援学校、中高一貫校の教員約92万人を調査した。心の病による休職は18年ぶりに減少(51人)した10年度(5407人)から、さらに133人減った。50代以上が最多で2037人(39%)。401712人(32%)▽301103人(21%)▽20422人(8%)。全体の教員数が最も多い小学校(約41万人)が2347人で最多だった。同省初等中等教育企画課は「憂慮すべき状況で、教員の相談窓口を校内に設置するなどの対策が必要だ」としている。心の病を含む全体の病気休職者は8544人で10年度から116人減り、19年ぶりに減少した。

 一方、指導が不適切と認定されたのは10年度の208人から40人減った。「学習指導要領が理解できず指導計画が立てられない」(30代女性・小学校)▽「常に指示待ちで書類を作成できない」(40代男性・小学校)▽「生徒に対しマイナスの発言が多い」(50代女性・中学校)――などのケースがあった。168人のうち108人が研修を受け47人が現場に復帰。24人が依願退職するなどした。

同省は同時に11年度に懲戒処分を受けた教員数も発表した。10年度から45人減の860人で、交通事故(326人)が最多。わいせつ行為(151人)が次に多く、被害者のうち77人は自校の児童生徒だった。

 

 

◆平成242012)年1223日 読売新聞 東京朝刊

 「0歳児保育」 見直す動き 高コスト、育休切り上げ増加

 

 待機児童が多い大都市で、認可保育所の0歳児保育のあり方を見直す動きが注目されている。本来1年間はとれる育児休業を早めに切り上げ、入所しやすい0歳から預ける親が増えているためだ。人手がかかり財政負担の大きい0歳児保育を縮小し、より需要の高い1歳児に定員を振り替える自治体も出てきた。

 「育児休業取得率が全国で約9割に上る中、入所希望が集中する1歳児の定員を増やし、限られた財源を有効に使いたい」。政府の子育て施策検討会の委員を務めてきた東京都三鷹市の清原慶子市長は話す。1956年から0歳児保育を始めた同市では来年度、0歳児を受け入れる市立保育所15園中2園で0歳児の募集を停止し、経費や設備を1、2歳児の定員の拡充に充てる。同市の今年4月時点の待機児童は128人で、9割近くを1、2歳児が占めた。育児休業法では、子どもが1歳になるまで休業でき、1年半~2年休める企業もあるためとみられる。一方、0歳児は、地域によっては欠員が出た。全国の待機児童は同時点で約25000人で、約7割を1、2歳児が占める。同市で昨年、0歳児を預ける保護者にアンケートをしたところ、0歳から預けた理由として約半数が「1歳からに比べ入りやすいと思った」と答えた。「育休期間を短縮して職場復帰している実態があり、保護者の需要に適切に対応する必要があると考えた」と同市の担当者は話す。ただ0歳児保育は、職場や家計の事情などで必要な家庭の要望に応えるため、今後も公私立保育所で継続するという。乳児対象の保育ママ制度や家庭的な小規模保育、在宅で子育てする人の支援も充実させていく方針だ。

 東京都社会福祉協議会の調査でも、都内の認可保育所利用者約3200人の育休取得期間は平均9か月で、取得可能だった期間の平均17か月を大きく下回る。休業を切り上げた理由として約半数が「1歳での入所が難しい」ことを挙げ、「職場の状況」「家計の問題」を上回った。保育所整備を進めてきた都市部の自治体には、人手や経費のかかる乳児保育への負担感が広がっている。都内のある区では、私立保育所の新設時に「無理して0歳児保育をしなくていい」と説明しているという。だが、経営のため、補助金の手厚い0歳児保育を実施したがる私立保育所が多く、「1歳からの入所が難しくなっている」と担当者は打ち明ける。

 

 ◇1歳児の定員拡充 必要に

 社会保障・税一体改革で、民主、自民、公明の3党は今夏、消費税増税分から7000億円を保育所整備など子育て支援に充てることで合意した。このため、新政権が発足しても子育て支援政策に大きな変更はないとの見方が強い。ただ、今回の衆院選で自民党は待機児童解消などに加え、「0歳児に親が寄り添って育てることのできる環境の整備」を公約に盛り込んだ。育休制度の推進などを念頭に置いたものというが、同党は「子育ての第一義的責任は家庭で持つ」を基本としており、「社会で子どもを支える」としてきた民主党の理念とは異なる。このため、専門家の間には、今後、三鷹市のような0歳児保育抑制の動きが加速するのではないかとの見方もある。白梅学園大教授(保育学)の無藤隆さんによると、育休制度や休業中の所得保障が整う北欧などでは、1歳までは家庭でみるのが基本という。「0歳児に長時間の良質な集団保育を行うのはコストがかかる。保育ママなどの家庭的環境での保育による対応や、保育所の補助金制度などを工夫し1歳児の定員を拡充することも必要だ」と指摘する。

 

 〈0歳児保育〉

 4月1日時点で1歳未満の子が対象。国の基準で3人につき保育士1人の配置が必要だが、1、2歳児は6人につき保育士1人。東京都内の認可保育所の場合、0歳児1人あたりの公費支出は月40万円程度に上り、1、2歳児の約2倍。

 

 

◆平成242012)年1222日 東京新聞 朝刊

 社説 児童養護施設 育ちの場に「家庭」を

 

 親と離れた子が暮らす児童養護施設が家庭的な場となるよう、国は集団生活型から小規模型への改修を計画している。養育上の困難を抱えた子が増えている。職員を増やさないと掛け声倒れになる。

 小規模施設の先行例がある。埼玉県加須市の「光の子どもの家」。敷地にいくつもの「家」が建てられ、四十五人の子どもが「家族」と見なされたグループに分かれて暮らす。同じ職員が親のように養育を受け持ち、眠る時には本を読み聞かせる。食事も家庭ごとに。日々の営みは実の親との関係が壊れた子にとって、再び人間関係を築くための大切な時間だ。職員は子どもにとって「自分のためにいる愛着を受け止めてくれる人」となるからだ。こうしたきめ細かな事業を行うには人手が必要だ。だが、国の職員配置基準は三十年前から変わらない。「職員一人に対し、子ども六人」。諸外国に比べて低い水準だ。このため、子どもの家では「職員一人でほぼ四人」となるよう、バザーなどを続けて、加配分の人件費を捻出してきた。

 児童養護施設を小規模型に作り替えるという議論は十年前、増え続ける虐待の合わせ鏡として始まった。施設は全国に五百七十九カ所、その七割は二十人以上の集団生活型だ。約三万人が保護されているが、半数以上は親から虐待を受けた子。核家族時代に養育できない親が増え、その連鎖がまた虐待を生む。児童相談所に通告された虐待は年間六万件だが、施設に保護されるケースは一割しかない。施設が常に満杯だからだ。家庭でより深刻な問題を抱えた子が選ばれるようにして入ってくるのに、脆弱(ぜいじゃく)な職員体制では一人一人に向き合えない。厚生労働省もやっと来年度予算要求に施設小規模化の整備費を盛り込んだ。だが、改修に数千万から数億円がかかる。二の足を踏む施設も多い。 

大人数の雑居部屋で子どもたちは安らげず、いじめも深刻という。職員による虐待もある。国は法改正で施設内の虐待対策を講じてきたというが、昨年度は四十六件が報告された。職員の資質だけでなく、人手不足や居住環境の悪さも遠因となっている。施設は原則十八歳で退所しなくてはならない「十八歳の壁」もある。ケアを必要とする子は社会の姿を映す。里親制度の拡充も含めすべての子どもの発達を保障できる方策が急がれる。自分で声を上げられない子を犠牲にしてはならない。

 

 

◆平成242012)年1221日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 現場最前線/3 「保護せねば命危なかった」 /奈良

 ◇強制調査備え警察と訓練も

 

 本当は妊娠したくなかった――。20代後半の母親。妊娠を届け出るために、ある市役所を訪れた際、職員にふと漏らした。夫から家庭内暴力を受けているようで、うつ状態だった。市が家庭訪問などの支援を続ける中、今春に出産。でも、「子供が可愛くない」。拒否的な態度は変わらなかった。そして、約1カ月後、母親が打ち明けた。「つねったことがある」。市は県中央こども家庭相談センター(児童相談所)に通告した。

 

 ◇乳児に多数のあざ、児相一時保護決断

 同センターこども支援課職員が自宅に行き、母親に「赤ちゃんを確認させてほしい」と伝えると、あっさりと中に。しかし、そこで職員が見たのは、太ももや背中に多数のあざや内出血がある、赤ちゃんの痛ましい姿だった。現場からの急報を受けセンターで緊急会議が開かれた。放っておけば重大な事態に発展する恐れがある。児童福祉法は、児相の所長か知事が必要と認める場合、親権者の同意の有無にかかわらず、子供を保護できると定めている。同課職員数人と話し合い、所長の出した結論は「一時保護する」。同課長の廣岡幸夫さん(51)は「保護に動かなければ、赤ちゃんの命は危なかった」と振り返る。

 一時保護はこのようにすんなりと成功する場合ばかりではない。家庭に入るため、警察の力を借りなければならないこともある。児相と県警は先月、合同で立ち入り訓練を初めて行った。親が暴力的など、児相職員が身の危険を感じるようなケースでは、警察官の同行を求めて家庭訪問をする。県内では年数回に上るという。子供の安全確認を保護者が拒否し続けた場合、裁判所の許可を得て、児相がドアチェーンなどを切ってでも、強制的に立ち入り調査ができる「臨検・捜索」。この訓練も実施した。奈良では実際にはまだ、起きていないが、児相側からは、警察との訓練で「将来に備えることができた」という声が上がった。

 

 ◇共同生活の子供、強いストレスに

 「プルルル―」。センターで取材中、ひときわ高音の着信音が響いた。児相の全国共通ダイヤル(0570064000)にかかってきた電話だ。発信された電話の市内局番などから地域を特定し、最寄りの児相に転送する仕組みで、厚生労働省が0910月から運用している。共通ダイヤルは通常の電話に比べ、虐待通告の可能性が高い。廣岡さんは「以前はこの着信音が鳴ると緊張が走った」と話す。だが、同センターには現在、毎日、数件の通告が寄せられている。「今は高音の着信音にも慣れてしまった」。

 県によると、昨年度は虐待が原因で104人が一時保護された。そのうちセンターの一時保護所(定員12人)には年間54人が入所し、その他の子供は児童養護施設などに委託された。期間は、原則2カ月以内。その間に親との面談や生活環境の調査などを行い、その後の方針を決める。センターの一時保護所は4部屋。一部屋に3人が暮らす。各部屋に、A4判サイズくらいの紙が張られていた。「3回深呼吸する」「お茶を飲む」「その場を離れる」「数をゆっくり数える」「『「落ち着いて』と自分に言い聞かせる」――。ある職員は「子供たちがイライラした時に、落ち着く方法」と説明した。次の行き先が決まるまで、共同生活を送る子供たちは、強いストレスにさらされる。一時保護所で暮らす間は、学校や保育園に通うことはできず、職員から学習指導を受け、敷地内のグラウンドで遊ぶなどして生活する。突然、家から離されるため、服などの生活用品は貸し出しだ。いったん一時保護した子供を、どのように親に戻すのか。さらに困難な仕事が児相職員の前に立ちはだかっていた。(この項つづく)=次回は1月8日

 

 

◆平成242012)年1220日 朝日新聞 大阪地方版朝刊

虐待情報の提供、民間病院へも可 子からの臓器移植時 県審議会が答申 /富山県

 

 県個人情報保護審議会(細川俊彦会長)が18日に開かれ、18歳未満の子どもからの臓器移植の際に確認が必要な児童虐待に関する個人情報について「提供は適切」と認める答申をした。従来、提供が可能だった医療施設に加え、民間の医療施設からの情報照会にも対応が可能になった。

 改正臓器移植法では、虐待を受けた疑いのある子からの臓器提供が認められていない。18歳未満の子どもから臓器提供をする際には、虐待がなかったかを児童相談所などに確認する必要があるが、富山大病院で6月にあった6歳未満男児からの臓器提供では、確認に時間を要したことが課題になった。県内では、18歳未満の子どもからの臓器提供ができる医療施設は、県立中央病院と富山大病院、厚生連高岡病院の三つ。このうち、県立中央病院と富山大病院では、県個人情報保護条例に基づき、児童相談所や厚生センターが臓器提供に必要な虐待情報を提供できる。一方、同条例では民間の医療施設についての規定がなく、厚生連高岡病院に必要な情報を提供できなかった。県の諮問を受けた同審議会は、虐待情報の提供は「『公益上の必要その他相当な理由があると認められる場合』に該当する」と答申。この結果、同病院を含め、臓器移植に際して県内外の民間医療施設からの児童虐待に関する情報照会への対応が可能になった。県は今後、情報の取り扱いについて詳細な規定を作り、医療施設などと調整を進める。

 

 

 

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2012年

12月

26日

児童養護ニュース20121227

◆平成242012)年1219日 時事通信 官庁速報

 子育て支援へ「おやじプロジェクト」=和歌山県教委

 

 和歌山県教育委員会は、子育て世代の父親たちを支援する「おやじプロジェクト」事業を始めた。野外キャンプ練習などの講座を通じ、育児の技術を向上させるとともに、父親同士の友達づくりを支援する狙い。

 事業の企画運営主体は、県南部の青年会議所やPTA、教育関係者はじめ2060代の男性数人で構成する「おやじプロジェクト会議」。今年4月に県教委が呼び掛けて立ち上げた。プロジェクト第1弾として、今年7月にキャンプ体験講座を実施。「カッコイイお父さんになろう!」をテーマに、野外遊びに慣れていない父子ら約11組を対象に、火おこしや飯ごうを使った米の炊き方、バーベキューの仕方を実践形式で学習した。第2弾として、12月下旬にたこ焼き作りやたこ揚げの講座を企画している。県教委は、会場費や交通費などの経費負担のほか事業運営をサポートしており、「ワイワイと楽しく実践講座を重ねながら、親としての自信やパパ同士の交流を深めてほしい。受講者たちがいずれ会議メンバーとなって、地域のつながりを受け継いでいってもらえれば」(生涯学習課)としている。県教委によると、一般的に「ママ友」と呼ばれる母親同士の交流に比べ、父親同士のネットワークは少ない。そのため「父親同士が誘い合って、子どもたちを遊びに連れて出掛けられるような『パパ友』つながりを広げてほしい」という母親らからの要望が多かったという。

 

 

◆平成242012)年1219日 茨城新聞 朝刊

 民生委員が自主映画、小美玉で製作 プロ俳優出演の本格作

 

民生委員の活動を映画で紹介-。小美玉市小川民生委員・児童委員協議会(我妻英吉会長)は、より多くの人に民生委員の仕事について知ってもらおうと、活動を紹介するPR映画を自主製作する。プロの俳優が出演する本格的なストーリー仕立ての作品で、完成は来年3月。我妻会長は「映画にすることで、私たちの活動をより分かりやすく紹介したい」と話す。

民生委員は児童委員を兼任し、子どもたちや母子父子家庭、1人暮らし高齢者、生活困難者などの援助を行うため福祉関係機関と協力している。今回、製作する映画では、その活動の一部を物語風に映画化。「旅立ち」というタイトルで約30分のストーリー。家庭で虐待を受けていた少年が非行に走る中で、民生委員と出会い立ち直り、将来へ向かっていく内容という。委員たちで考えたものを脚本化した。主役となる民生委員には、テレビドラマなどで活躍している須永慶さん、非行に走る少年は、元スノーボード選手で声優としてデビューしている成田童夢さんが務める。映画製作は、昨年5月から協議会の中で話し合われてきた。同市の担当者とその知人などの協力があって映画製作会社が見つかり、協議会員32人全員が資金を出し合い製作に動き出した。製作については、できるだけ経費を抑えるため、撮影や撮影スタッフの宿泊などは市施設を利用。食事は民生委員が食材を持ち寄り振る舞い、中心人物以外は俳優を依頼せず、自分たちや家族が出演するなどしている。撮影は11月から始まり、完成は来年3月予定。DVDにし、活動紹介時に利用したり、市内小中学校への貸し出しなども考えている。我妻会長は「多くの人に見てほしい。そして、困っていることや悩みがあったら、民生委員に相談できることを知ってほしい」と話した。

 

 

◆平成242012)年1218日 山形新聞 朝刊

 県警が虐待早期発見へ態勢強化 今年の認知件数、被害児童数が最多 年内にも県、県教委と覚書締結

 

 児童虐待の早期発見と被害児童の安全確保に向け、県警は県、県教育委員会と虐待情報の共有など連携強化に関する覚書を年内にも締結する。県内の今年の児童虐待認知件数、被害児童数は、11月末現在でともに過去10年で最多。県警は既に、市町村ごとに児童虐待への対応を協議する実務者会議に各署担当者を参加させているが、県、県教委とのネットワークを作ることで、被害児童のSOSに素早く対応できる態勢を強化する。

 県警少年課によると、今年11月末現在、県内の児童(18歳未満)虐待認知件数は128件(昨年同期比88件増)で、被害児童数は202人(同145人増)。傷害容疑などで逮捕された保護者らは9人に上り、既に昨年1年間の人数を超えている。積極的な立件や、子どもの目の前で配偶者に暴力を振るうなどしたケースも心理的傷害として今年から認定するようにしたことが増加要因の一つだが、「身体的な虐待やネグレクト(養育放棄)も増えている」と担当者は話す。こうした現状を受け、県警は今年7月、積極的な情報収集態勢の強化など、一歩踏み込んだ対策に乗り出した。行政担当者による実務者会議には、全市町村の会合に参加。覚書の締結はこの対策の一環で、県が所管する児童相談所と、虐待情報に接する機会が多い学校からの情報収集のため、県教委の義務教育課、高校教育課などと連携し、情報共有と一体的な対応を図る。県警の世取山茂本部長は17日、県議会文教公安常任委員会で覚書の趣旨を説明。「被害児童は自ら助けを求めたり、被害を訴えることが難しい。対応が後手に回れば最悪な事態に発展しかねない。各関係機関が連携して対応することが重要」と強調した。

 

 

◆平成242012)年1214日 中国新聞 朝刊

 仕事続ける母親増加 厚労省調査 「出産前後の退職」54

 

 2010年に子どもを産んだ人のうち、初産などで育てる子どもが1人という母親の出産前後の退職率は541%で、01年と比べ133ポイント減少、育児をしながら仕事を続ける母親が増えていることが13日、厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で分かった。

 厚労省は「育児休業を取得しやすくなるなど就労環境が整ってきたためではないか」とし、育児と仕事の両立支援策が進んでいると評価している。一方で、経済情勢の悪化で働かざるを得ない事情もあるとみられる。調査には、10年5月に生まれた子ども38554人の保護者が協力。出産から半年後の時点で、家庭や子育ての状況を調べた。それによると、育てる子どもが1人という母親で、出産の1年前に常勤やパートなど何らかの仕事に就いていた人は14261人いた。このうち、出産から半年後に無職になっていた人は541%で、01年の674%から大きく減った。常勤の仕事をしていた人に退職理由を尋ねると、複数回答で「育児に専念したいため自発的にやめた」407%、「仕事を続けたかったが両立が難しいのでやめた」353%、「妊娠に関連した健康上の理由でやめた」256%、「解雇された、退職勧奨された」105%などだった。出産から半年後の時点で、常勤の仕事に就いていた人の育児休業制度の利用状況をみると、「取得済み・取得中・取得予定」の母親は935%(01802%)だったが、父親は20%(同07%)にとどまった。

 

 

◆平成242012)年1213日 朝日新聞 大阪地方版朝刊

虐待への対応強化 警察と児童相談所が連携 /石川県

 

 児童虐待に関する相談に的確に対応しようと、県警と児童相談所が連携を強めている。相談に応じようとしない保護者らの対処を警察が担当することで、実態を早めにつかみ子どもを守るのが狙いだ。

 先月、県警と児童相談所は初の合同訓練を金沢市内のアパートで実施し、金沢市児相の職員や県警の警察官ら約20人が参加した。顔にけがをした幼稚園児が虐待を受けていたとの想定で、連絡に応じない家庭を児相の職員と警察官が訪ねた。玄関先で大声をあげて立ち入りを拒否する父親を職員が説得。警察官が取り押さえているすきに、園児を見つけ保護した。県警などによると、虐待の可能性がある家族への接触が困難な場合は、児童虐待防止法に基づき、警察官に立ち会いを要請できる。県内では昨年以降、3件の要請があった。金沢市児童相談所の川並利治所長は「調査で家に行くことは多く、予測のつかない事態もある。職員の安全を考えると、警察との連携は重要になる」と話す。県警の松本和彦少年課長は「子どもの安全を最優先に考えている。現場では恐怖心を与えずに保護者を説得することが大事だ」と語った。県警少年課によると、虐待に関する認知件数は増加傾向という。県警が児相などに対応を求める通告の件数は、09年は32件、10年は78件、11年は94件だった。今年は10月末現在で126件と、既に昨年を上回っている。

 

 

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2012年

12月

26日

変革せよ

Change before you have to.

 

by Jack Welch

 

変革せよ。変革を迫られる前に

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2012年

12月

25日

好奇心があれば…

When you're curious, you find lots of interesting things to do.

 

by Walt Disney

好奇心があれば、取り組むべき興味深いことはたくさんみつかる。

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2012年

12月

24日

児童養護施設の子どもたちに基礎学力習得機会を!

是非、下記リンク先ユニクロ(UNIQLO)「Clothes for smile 」にページ移動していただいて、Likeボタンを押してください。
そうすると、児童養護施設の子どもたちの将来が少しだけ暖かくなる可能性が高まります!
Likeを押すだけで、サンタクロースになれます!
よろしくお願い致します。
Likes!の数は現在上から7番目です!! 必ずリンクに飛ん でLikeをおしてください^^是非応援お願いします^^

http:// clothesforsmiles.uniqlo.com/ja/idea_detail.php?idea_key=361354591335
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2012年

12月

24日

生徒の姿勢でいなさい。

Take the attitude of a student, never be too big to ask questions, never know too much to learn something new.

 

by Og Mandino

 

生徒の姿勢でいなさい。質問できないほど尊大になるべからず。

未知のことを学べないほど尊大になるべからず。

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2012年

12月

23日

人生は公平ではない

Life is not fair; get used to it.

 

by Bill Gates

 

人生は公平ではない。そのことに慣れよう。

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2012年

12月

22日

肩の荷をおろしなさい

Lay down your burdens, I will carry you...

 

by Army Grant

 

「あなたの重荷をおろしなさい。私が代わりに運ぶから」


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2012年

12月

20日

何でもこなす人は…

A jack of all trades is a master of none.

 

by proverb

 

何でもこなす人は名人にはなれない。多芸は無芸。

 

 

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2012年

12月

18日

人間は…

Man was born free, and everywhere he is in fetters.

 

by Jean-Jacques Rousseau

人は生まれながらにして自由であり、かつ、いたるところで鎖に繋がれている。

 

 

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2012年

12月

18日

児童養護施設について思うこと

このHPのアクセス分析すると、一昨年から「児童養護施設 大学進学」のキーワード検索が目立つ。

実際に、地方の児童養護施設の職員の方から「私立大学と国公立大学だったらどっちがいいのでしょうか?」などの質問もメールで送られてくる。 

 

ただ、僕は必ずしも大学進学が社会的擁護下で育つ子供たちのベストチョイスだとは思っていない。就職や専門学校の道でもいいと思う。 問題は、施設退所後、進学したのであれば卒業できるかどうかだと思う。高校だって、中退率が高く、施設によっては中退後即退所になる場合もある。 

 

全国の児童養護施設だけでなく様々な福祉関係者に会ったりすると、福祉に関しての門外漢に壁を作っていることに気づく。しかし、医師などの意見には従う。 

 

ボランティアなどに関してももう少し個人情報に留意しながら開示しないと、うまく社会資源を使いこなせないと思う。 福祉側のNPOなどに対しての外面の良さは、結局子どもたちに良い影響の与えない。

 

しかし、様々なNPOなども福祉の懐に飛び込まないから、子どもたちへの相乗効果フィードバックが少ないように思う。 

 

いずれにしても壁をどちらかが、壊さないと社会資源が腐ってしまう結果になる。児童養護施設に関わるNPOのボランティアは、福祉の道に進みたい人が多いのだから、傷つくことも含めて取り込めば良いのではないかな…などと思うこのごろ。

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2012年

12月

17日

アトムは…

アトムは完全ではないぜ。

なぜなら、わるい心を持たねぇからな。

 

by Osamu Tezuka

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2012年

12月

17日

偉大さの代償は…

The price of greatness is responsibility.

 

by Winston Churchill

 

偉大さの代償は、責任である

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2012年

12月

16日

他人の成功を助ければ、…

It is literally true that you can succeed best and quickest by helping others to succeed.

 

by Napoleon Hill

 

他人の成功を助ければ、自分の成功もより大きなものとなる。これこそ真実である

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2012年

12月

15日

不安やリスクの増すこの世界で…

The greatest way to manage living in a world of greater uncertainty and risk is to focus on a positive purpose that attracts you.

 

by Catherine Austin Fitts

 

不安やリスクの増すこの世界で生きていく最良の方法は、関心の持てる、そして前向きな目的に集中することである。

 

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2012年

12月

13日

お金は…

Money does not change men, it only unmaskes them.

 

by Marie Janne Riccoboni

 

金は、人を変えるわけではない。人の仮面をはがすだけだ。

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2012年

12月

12日

ぐずぐずしていれば…

Procrastination is oppotunity's assassin.

by Victor Kiam

 

ぐずぐずしていれば、チャンスは死ぬ。

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2012年

12月

11日

幸運は…不運は…

Fortune knocks but once, but misfortune has much more patience.

 

by Laurence Peter

 

幸運は一度しかノックしない。しかし、不運はもっとしつこい。

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2012年

12月

10日

楽観主義者は…悲観主義者は…

The optimist sees oppotunity in every danger;

the pessimist sees danger in every oppotunity.

 

 by Winston Churchill

 

楽観主義者は、どんな危機の中にもチャンスを見出し、悲観主義者は、どんなチャンスにも危険を見る

 

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2012年

12月

07日

人は生まれて…

人は生まれて、生きて、死ぬ。

これだけでたいしたもんだ。

 

by Takeshi Kitano

 

この言葉の前には、

「夢を持て、目的を持て、やればできる…。こんな言葉に騙されるな。何もなくてもいいんだ。」とあります。

北野武氏は「独り言に過ぎない」とエクスキューズしているが、この言葉は人生の本質を突いているように思う。

どんな人間も生きて、死ぬだけで凄いのだ。

この通底音が鳴り響き続ける人は、逆説的に夢を持てるし、目的も持てる、やればできると思えるのだろう。

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2012年

12月

07日

失望とは…

Disappointment is a sort of bankruptcy - the bankruptcy of a soul that expends too much in hope and expectation.
 

by Eric Hoffer

 

失望とは一種の破綻 - つまり、あまりに強い希望と期待を抱いた魂の破綻である。

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2012年

12月

06日

批判は賞賛という名の…

Sandwich every bit of criticism between two thick layers of prase.

 

by Mary Kay Ash

 

批判は、賞賛という厚いパンの間にサンドイッチしよう。

 

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2012年

12月

05日

話している暇があったら…

The way to get started is to quit talking and begin doing
 

by Walt Disney

 

スタートをきる方法は、しゃべるのをやめて動き始めることだ。

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2012年

12月

04日

自分を征服せよ

Conquer yourself, not the world.

by René Descartes,  

 

正解ではなく、自分自身を征服せよ。

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2012年

12月

04日

モチベーションは長続きしないと言われ…

People often say that motivation doesn't last.

Well, neither does bathing-----that's why we recommend it daily.

 

by Zig Ziglar

 

よくモチベーションは長くは続かないと言われる。それなら入浴だってそうだろう。だからこそ私は、毎日すべきだと言っているのだ。

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2012年

12月

03日

リーダーとは…

リーダーとは希望を配る人のことを言う。

 

by Napoleon

 

意外かもしれないが、ナポレオンはこの言葉の通り、希望を配り続ける人物だった。彼は戦闘の前、兵士一人一人に声を掛け、「戦の雲行きが怪しくなったら、私は一番の激戦区に駆けつける」とも語っていたという。喜びも悲しみも兵士たちと分かち合いたいと考えていたのだ。

こんなリーダーが、今の日本には必要だと思うのは僕だけだろうか…。

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2012年

12月

02日

それをするのに…

それをするのに、

最高の日は今日。

最悪の日は、明日。

 

by Akihiro Nakatani

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2012年

12月

02日

あら探しするな

Don't find fault, find a remedy.

 

by Henry Ford

 

あら探しをするな、解決策を探せ。

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2012年

11月

29日

コミュニケーションするだけなら…

If you just communicate you can get by.

But if you skillfully communicate, you can work miracles.

 

by Jim Rohn

 

コミュニケーションするだけなら、何とかできる。しかし、うまくコミュニケーションすれば、奇跡を起こすことができるのだ。

 


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2012年

11月

29日

成功したいなら…

成功したいなら、成功者を演じれば良い。

by 中谷彰宏

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2012年

11月

28日

お金は希少な資源ではない

Money isn't the scarcest resource----- 

imagunation is.

 

by Linda Yates

 

お金は希少な資源ではない。希少なのは想像力である。

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2012年

11月

28日

児童養護ニュース20121129

◆平成242012)年1123日 読売新聞 東京朝刊

 児童施設退所者 相談の場を 市が就労・生活支援開始=神奈川

 

 横浜市は児童養護施設などを退所した子どもたちの就労や生活の相談に乗る事業をスタートさせた。児童福祉法では、子どもたちは18歳になった翌年の春には施設を出て行かざるを得ない。そして一人で暮らすことになる。身近に相談できる人がいないばかりに、小さなつまずきから、離職などに発展してしまうケースもあるといい、市が支援に乗り出すことにした。

 横浜市内には、児童養護施設10か所などに1~18歳の約610人が暮らしており、毎年約30人が退所している。事業を行うのは、横浜市から委託を受けたNPO法人「ブリッジフォースマイル」(東京都千代田区)。同法人は、2004年から都内を中心に児童養護施設への支援活動を行っている。相談事業は、横浜市西区の横浜駅東口近くのマンション一室に11月にオープンしたコミュニティースペースで行っている。スタッフ3人が常駐し、日常生活の困りごと相談や仕事などに関する悩み相談を受け付ける。また、不動産業者やハローワークへの付き添いも行う。金曜~日曜日は夕飯を一緒に作って食べる企画も始めた。同法人によると、退所者には、会社での先輩や同僚との付き合い方や結婚式での振る舞い方など、家庭で親の姿を見て覚えていくような事柄について戸惑うケースが多いといい、職場での人間関係のトラブルにつながるケースもあるという。スタッフの前畑久美子さん(36)は「入所している段階から信頼関係を築き、退所後の困った時に相談に訪れてもらえるようにしたい」と話す。

       ◇

 コミュニティースペースの連絡先は、0455488011へ(月曜と木曜は休み)。

 

 ◇「自分を助けるのは自分」 25歳女性 身近な相手なく孤独感

 「頼れる家族はいないから自分を助けられるのは自分だけ。病気をして働けなくなったら家賃も払えない」

 高校卒業と同時に、横浜市内の児童養護施設を退所し、いまは同市港北区で一人暮らしをする契約社員の女性(25)は打ち明ける。施設に入所したのは中学1年の夏。4歳の時に母親が突然行方不明になり、5歳年上の兄と一緒に遠い親戚の家に養子として引き取られた。そこで虐待の被害を受けたのが入所の理由だ。親戚の家では、家事の手伝いをさぼった罰にたたかれたり、夕食抜きにされたりした。虐待は徐々にエスカレート。「腕にたばこを押しつけられたり、殴りとばされて家のドアガラスを頭で突き破ったりしたこともあった」。兄は小学6年の時に出て行った。虐待に気づいた友人の母親が学校を通じて市に通報、児童養護施設に保護された。施設を退所後、市内のワンルームマンションで一人暮らしを始めた。アパレルショップの販売員、コールセンターの受け付け業務を経て、今は携帯電話会社の契約社員として働く。「会社での悩みや嫌なことも、家族がいれば気軽に相談できるけれど、自分は全部一人で解決しなくちゃいけない。一つ一つは小さなことでも、積み重なると結構つらい」。ストレスや不安とは常に隣り合わせだ。失業しても誰にも相談できないまま、キャバクラで働き始めた施設退所者の女性も知っている。「相談できる人が身近にいれば違ったかもしれない」と思う。たまに個人的に仲の良かった施設の職員と食事をする。「何気ない会話が心の支えになる」と話すが、施設を訪れることはほとんどない。知らない人に悩みを打ち明けるのは勇気がいるから、市の始めたアフターケア事業を利用するつもりは今のところない。ただ、期待もしている。「最近どう?って聞いてくれる人がいると思うだけでも心強い。退所者に自分は一人じゃないと思えるようなサポートをしてもらえたら」

 

 

◆平成242012)年1123日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 現場最前線/1 被害の実態、赤裸々に /奈良

 ◇ガイドに医師たちの思い

 

 一冊のガイドに医師たちの思いがつまっていた。虐待から一人でも多くの子供を救いたい。そのためには、「虐待」と診断すべき方法を示すだけでなく、被害の実態を赤裸々にするしかない。収められた数十枚のカラー写真は、その悲惨さを雄弁に語っていた。首を絞められた跡、カッターナイフで肩から腰まで切られた傷、赤くじくじくとしたやけど、全身に広がるうみと湿疹(しっしん)。多くが児童で、生後間もないとみられる赤ちゃんの写真もあった。

 掲載されたのは、県発行の医師用「児童虐待防止ビジュアルガイド」。中心となって昨年3月、作成したのは十数人の医師。勤務医だけでなく、開業医も参加した。領域は小児科、救急、法医学、脳神経外科など幅広い。医療機関が診療を通じて虐待を知る機会は少なくない。しかし、県内の児童相談所への通告は昨年度、全体の約2%。多くの医師は関心が低く、虐待を疑っても通報をためらっている現実が浮かぶ。このガイドはその意識改革も狙った。

 

 ◇事故か否かの診断、難しいケースも

 「虐待の本当の悲惨さを知っていますか」。作成メンバーの1人で、県立医科大付属病院(橿原市)の小児科医、嶋緑倫さん(58)は、記者に問いかけた。「ガイドの写真を見ると、抵抗ができない子供を相手に、『これが人間のやることか』と思うほどひどい」。一方で、虐待か否か、診断するのが難しいケースも経験している。3、4年前、救急搬送されて来た生後数カ月の赤ちゃん。頭蓋骨の内部に出血を起こしていた。両親は「落ちた」と説明したが、落ちてできたものとは思えなかった。「医者としてこれは児童相談所に通報(通告)しないといけません」。はっきり伝え、通告した。その後、どうなったのか。両親は現在、歩くことも話すこともできない重度の障害が残った女児を献身的に介護している。結局、「落ちた」のは虐待だったのか、事故だったのか。今でも分からない。

 県立医科大付属病院は今年4月、研修医を対象に児童虐待の講習を初めて行った。ガイドを配布し、たばこを押しつけられるなどした子供の写真をスライドで紹介。痛ましさに、顔を背ける研修医もいた。法医学と小児科の医師が講師を務め、早期発見の大切さを訴えた。来年度も行う予定で、担当者は「医療の最前線に出る研修医に、虐待が実際にどんなものなのか知ってもらいたい」と話す。

 

 ◇未処置の虫歯、重要なサイン

 「虐待は、口の中を見れば分かる」 橿原市の歯科医、打谷美香さん(48)は、今春の歯科健診で、ある小学生の歯を診て驚いた。ほとんどが虫歯。前年のデータを見ると、状況は同じで、治療した形跡はなかった。異常なストレスがかかって、虫歯を防ぐ唾液がでていない可能性があり、親が治療をさせていないことは明らかだった。カルテにネグレクト(育児放棄)の疑いと書き込んだ。親などから不適切な扱いを受けていると思われる多くの子供を診てきた。「泣いている子はもっといる。守ってあげたい」。今年2月に県が発行した歯科医用「児童虐待予防マニュアル」の作成にかかわった。

 打谷さんら歯科医の有志が、虐待のため一時保護された県内の2~18歳の子供108人について、歯の診療状況を調べたところ、一般に比べ、未処置の虫歯の本数と所有率が高い傾向が分かった。虫歯は虐待の重要なサインだった。昨年から、児童養護施設や乳児院で歯ブラシの使い方を教えるなどのボランティアを始めた。「子供とかかわるすべての人が虐待についての意識を高めてほしい」。一児の母親の思いでもあった。(この項つづく)

 

 

◆平成242012)年1123日 読売新聞 東京朝刊

 数値化で生徒の特徴把握 教師の連携、指導容易に=神奈川

 ◇教育ルネサンス

 ◆川崎市教委の独自プログラム

 

 小中学生に人間関係の築き方を学んでもらおうと、川崎市教育委員会が独自に取り組んでいる「かわさき共生*共育プログラム」が今年で3年目を迎えた。プログラムでは、子ども一人ひとりの心の状態を数値化した「プロット」と呼ばれる一覧表を作成。クラス全体の特徴を客観的に把握できるため、現場の教師からも「他の教師と連携して問題に対処することができ、以前より指導しやすくなった」と好評だ。

 プログラムは、相手の気持ちを思いやったり、自己表現したりする方法を、子どもたちがゲームや共同作業を通じて学ぶ内容。いじめや不登校が問題になったことをきっかけに、2010年から市内の公立小中高校全169校で年6時間行っている。プログラムの効果は、プロットを使って検証される。年数回、子どもたちに28項目のアンケートを実施。満足度や不安感などを数値化して総合し、一人ひとりを点としてプロットに書き込む。プロットの縦軸は「信頼感」、横軸は社会性を表す「スキル」。例えば、左下に多くの点が集まるクラスは、他者への信頼感が低かったり、協調性が低かったりする子どもが多く、点の分布によってクラスの特徴や個々の子どもの状態がわかる仕組みだ。明るく見える子がプロットでは悩みや不満を抱える位置になり、思わぬ発見につながることもある。市立中野島小学校(多摩区)ではプログラム導入後、学年会議で各クラスのプロットを見せ合い、綿密に情報交換を行っている。担任は他の教諭から指導方法のアドバイスをもらったり、トラブルの対応策を話し合ったりして学級運営に生かしている。教師の指導力までも可視化するようなプロットの内容に当初、現場には戸惑いが広がった。「正直、ドキドキしました」。教師6年目の広峯絢香教諭(28)はそう振り返るが、「子どもを見守る目が増えて心強い。周囲の手助けも求めやすくなった」と話す。生徒指導担当の江良真一教諭(45)も「指導がどう影響したかがよくわかる」とプロットの効果を実感する。導入前より児童に目が行き届き、表情や行動の変化に気づきやすくなったという。市教委は、プロットを年数回作成して変化を追うことを推奨している。要望があれば、担当者を派遣してプロットの分析方法などを指導している。同小の山崎恵子校長(55)は「社会性を学ばせるという学校の役割は、以前より増している。そのことを再認識しながら、子どもたちに接していきたい」と話している。

 

 

◆平成242012)年1122日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/下 マナミとナオ、未来 /群馬

 ◇自分の居場所作り 「風の家」の門たたく 希望に一歩ずつ成長

 

 「死なせてくれよ」 大量服薬から数日後、病院で目覚めたナオ(17)=仮名=は泣いて暴れた。退院後の4月。薬の影響が残り、歩くこともおぼつかない状態で運び込まれたのが、行き場のない未成年者を受け入れる県内唯一の自立援助ホーム「ぐんま風の家」(前橋市)だった。知人宅を転々としていた双子の姉マナミ(17)=同=も「やり直したい」と水商売の仕事を辞め、ナオを追うように風の家の門をたたいた。門限は午後10時。事前届け出で外泊も可能。民間で運営する自立援助ホームは公的施設に比べて規則が緩やかで、トラブルさえ起こさなければおおよそのことは許容されるが、2人は常に風の家のトラブルの中心にいた。夜遊びの癖が抜けないマナミは門限後に風の家を抜け出し、ナオはカッとなると壁やドアを殴って壊した。姉妹げんかは激しく、スタッフでも止めるのに一苦労する。ほかの入所者への影響を考え、退所させるべきか話し合われたことも。佐藤昌明ホーム長も「いろいろな子を見てきたが、2人は特に強烈」と苦笑いする。

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 「ここにいたい。でも、望まれないのなら出るしかない」 2人の気持ちも揺れていた。ほかに行き場がないことは誰よりもわかっていたが、虐待を受けて育った2人は人一倍大人の視線に敏感で、スタッフの何気ない一言で傷ついた。

 「死にたい」 風の家を飛び出し、自殺願望を口にすることもある。それでも、スタッフや入所者と衝突を繰り返しながら、少しずつ折り合いをつけ、自分の居場所を作ってきた。2人は、門限までに帰れる居酒屋のアルバイトを夏から始め、すでに3、4カ月。2人にとって、夜の仕事以外でこれだけ長続きしたのは初めてだった。親の保護下にある同世代を見ると「なんで自分だけ」とイライラすることもある。急な欠勤や上司への反発で怒られることも多いが、辛抱強く雇ってくれる勤務先で、少しずつ責任感も芽生えてきた。マナミは「仕事とか、やらなきゃいけないことがあるから、最近は死にたいと思うことは少なくなった」と笑う。

  

 「自分の将来に光が見えない」。そう話していた2人も夢を描くようになった。マナミは「普通の家庭を築いて幸せになりたい」、ナオは「同じような境遇で苦しんでいる子の力になりたい」と語る。不安も大きい。カッとなりやすく、意志が弱い。そんな自分の悪い部分が、母と重なる。母も祖父母から暴力を受けて育ったことを、最近知った。「暴力って遺伝するのかな」 怖くなった。それでも、佐藤ホーム長は「急な変化は難しいが、少しずつ変わってきている」と語る。やっと見いだした自分自身への希望が、2人を一歩ずつ成長させている。

 

 

◆平成242012)年1121日 産経新聞 大阪朝刊

 児童虐待の加害者にするな 同世代の母親や行政が支援の手

 

 子供への虐待が後を絶たない。最悪の場合、子供を死に追いやってしまう虐待を、母親を支援することで阻止しようという「虐待予防」という考えが注目されている。虐待件数ワースト1の大阪府では、20代の母親らが同じ世代の母親を虐待の加害者にさせまいと、啓発活動などを行っている。

                   ◇

 ◇当事者視点で

 「英字新聞使ったらかっこいいやん」「カラフルな方が目立つんちゃう」 今月上旬、大阪市平野区の区民センター。児童虐待防止活動に取り組むサークル「Shiny☆c(シャイニー・カラー)」のメンバーらが、イベントで使うポスターの図案を話し合っていた。メンバーは皆、髪を明るく染め、きれいに化粧をして流行の服に身を包んだ「ギャルママ」だ。児童虐待の取り組みを行おうと考えたのは約2年前。大阪市西区で幼い子供2人を自宅に置き去りにし死亡させたとして、当時23歳の母親が逮捕された事件がきっかけだった。「母親は同年代。どこかですれ違っていたかもしれない。これはひとごとではなく、『友達』が起こした事件なんだと思いました」と、代表の吉沢有香里さん(26)は振り返る。吉沢さんも4歳と2歳の兄弟の母親だ。事件を知り、子供だけではなく母親も救うことができなかったと感じたという。当時、吉沢さんは若い母親たちの情報交換の場を作ろうと、交流サークル活動を行っていた。子育てに行き詰まっていた母親が、サークルに入ったことをきっかけに笑顔を見せるようになったことなどから、同年代だからこそできる支援がある、と思いを強くした。今年6月、サークルを「シャイニー・カラー」に衣替えし、虐待防止活動を本格始動。22人のメンバーとともに、映画上映や有識者らを招いた座談会などを実施した。今月17日には、大阪府八尾市で子供の人権や暴力防止を広める活動をする団体とともにワークショップを行った。吉沢さんは「自分たちにできることはきっとある。これからも、当事者視点でやっていきたい」と話している。

 

 ◇1人で悩まず

 行政側も母親への支援を始めている。平成2223年に公表された厚生労働省の「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」では、加害者である保護者側の背景として、「望まない妊娠」「妊婦健診未受診」「母子健康手帳未発行」が多いことを挙げている。そんな背景を受け、昨年10月、大阪府は府立母子保健総合医療センター(同府和泉市)に委託して「にんしんSOS」を立ち上げた。予期せぬ妊娠で、「パートナーと結婚できない」「育てられない」「出産費用がない」といった相談を電話やメールで助産師らが受け、産婦人科の受診を勧めたり、助産制度を担当する行政の窓口などを紹介したりしている。立ち上げから1年で相談件数は延べ627件に上った。府保健医療室健康づくり課は「1人で悩まず、まずは相談してほしい」と話している。

         ◇

【用語解説】妊婦健康診査

 妊婦の健康状態や胎児の育ち具合などをみるために行う、身体測定や血液・血圧・尿などの検査。厚生労働省では、少なくとも毎月1回、妊娠24週以降は同2回以上、妊娠36週以降は毎週1回、それぞれ受けるように指導している。大阪府の調査では、妊婦健診を全く受けないか、数回しか受けずに出産したケースは昨年1年間で254件あったという。

 

 

 

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2012年

11月

27日

お金が幸せにしてくれると…

Anybody who thinks money will make you happy hasn't got money.

 

by David Geffen

 

お金が幸せにしてくれると思っている人は、お金を手にしていない

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2012年

11月

27日

児童養護ニュース

◆平成242012)年1121日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/中 マナミとナオ、過去 /群馬

 ◇姉は病院、妹は施設 「荒れた生活が楽」 少年院出て居場所なし

 

 再び児童相談所(児相)に一時保護された時、マナミ(17)=仮名=は水も飲めなくなるほど精神的に不安定な状態になり、東京都内の病院に強制入院。そのまま中学卒業まで病院で過ごした。母が見舞いに来ることはなく、手続きで立ち寄った時も激しい言い争いになった。暴れるマナミを、病院側は拘束具でベッドに固定。「トイレやお風呂以外は動けず、白い天井を眺めていた」

 マナミが入院中に、母と双子の妹ナオ(17)=同=は東京から群馬に引っ越した。虐待は変わらず、食事もカップラーメンやコンビニ弁当ばかりだった。母親らしいことをしてもらったことはなかった。ナオも荒れた。喫煙や暴力……。中3で児相に保護された。秋からは児童自立支援施設「県立ぐんま学園」(前橋市)に入所。規律のある寮生活が始まったが、注意されると暴れ、職員に物を投げつけた。「ママがそうしていたから、それが当たり前だと思っていた。『普通』を求められても、『普通』がわからなかった」。同園の菊地常仁係長は「まっすぐな子だが、気持ちの表し方が不器用だった」と振り返る。

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 2人が家を離れている間に母は再婚。中学卒業とほぼ同時期に2人は家に戻った。しかし、母の暴力は変わらなかった。2人はそれぞれの友達や知人の家を転々とした。定時制高校に進学したマナミは暴走族や暴力団の男と過ごすようになった。高校受験に失敗したナオは、目が合ったというだけで、けんかを吹っかけるようになっていた。「自分は異常だと思っていたから、荒れていた方が楽だった」

 10年7月。2人は偶然にもほぼ同じ時期に別の傷害事件で逮捕され、別々の少年院へ送致された。私語すら厳禁の規則正しい生活。「入ったからには更生したかった」と当初からまじめに過ごしたマナミに対し、ナオは何度も私語や反抗の違反を犯した。それでも、途中から「周りを見返したい」と態度を改め、マナミは昨年7月、ナオは同9月に退院した。

  

 しかし、相変わらず居場所はなかった。2人は再び友達や交際相手を頼った。生活費や遊興費を稼ぐため、年齢を偽って水商売などで働いた。寂しさを埋めるため、マナミは夜な夜な友達と遊び回り、ナオはホストクラブで散財した。マナミは「生きているのが怖かった。みんなと遊んで時間を忘れるのが私の逃げ道だった」と語る。ナオは年明けに体調を崩して病院に入ったが、退院後は仕事を続けられなくなった。「生きていて何が楽しいんだ」。知人宅に身を寄せていたが、激しい孤独感に襲われた。自殺未遂を繰り返し、今年3月、知人宅で大量服薬して意識不明になり、病院に運び込まれた。

 

 

◆平成242012)年1121日 毎日新聞 西部朝刊

 いじめ:小中高の教師の7割、対応に「時間不足」−−毎日新聞調査

 

 小学校から高校の現役教師の約7割が、いじめへの対応に「時間が足りない」と感じていることが毎日新聞のヒアリング調査で分かった。4割は保護者との信頼関係に自信がなく、3割が校内の組織的対応が不十分と考えていることも判明。さらに2割が警察や児童相談所との連携が不十分と答えた。大津市の中2自殺問題を受け、文部科学省は緊急いじめ調査の集計を急いでいるが、いじめを発見しても学校が十分な対応をできない状況が明らかになった。

 調査は全都道府県の現役教師計104人に対し、電話などによるヒアリング形式で実施。内訳は男性73人、女性31人で、小学校38人▽中学校30人▽高校36人だった。「1人で対応できないレベルのいじめ事案」に対応する際に、不十分と思う内容を聞いたところ、69人が「時間」を挙げ最多だった。次いで「保護者との信頼関係」46人▽「人手」43人▽「組織的対応(校内、職員同士の信頼関係)」32人——だった。また「他の機関(警察、児童相談所など)との連携」も24人が挙げた。自由回答で課題を聞いたところ、時間不足の理由として「教育委員会からの調査依頼や会議が増えた」(北海道・小学50代男性)、「書類作成や授業準備などで、じっくり生徒の話を聞けない」(福井・高校20代男性)など、多忙すぎる教師が生徒とのコミュニケーション不足に悩んでいる実態が改めて浮き彫りになった。保護者との関係については「世の中の人権に対する考え方が敏感で『いじめをしているのではないか』と疑うことですら『人権侵害』と言われがちで対応しづらい」(大分・高校40代男性)など意思疎通の困難さを訴える声が多く、学校全体でのいじめへの対応についても「形式的には対応するが、実際は1人の先生におんぶにだっこが現状」(新潟・高校50代男性)と実情を訴えた。また、警察など他の機関の介入については「学校と保護者との信頼関係を損ね、修復にかなりの時間と労力を要する」(愛知・中学40代男性)と抵抗感を示す意見もあった。

 

 ◇授業増加/教員評価に疑問

 いじめを発見できても十分に対応できない——。そんな学校現場の実態が明らかになった教員へのヒアリング調査。九州・山口でも、授業以外の業務増を理由に、いじめの把握や対応の難しさについて嘆く声が相次いだ。

 小学校では11年度、中学校では12年度から主要教科の授業時間を約1割増やした新学習指導要領が実施された。事務作業も多く、文部科学省の調査によると、教員の1日の平均休憩時間はわずか10分だ。このような状況に、佐賀県の中学校の男性教員(40代)は「新学習指導要領で授業時間数が増えた上に授業以外の業務も増え、生徒とゆとりを持って話せる時間がとれない」と悲鳴。宮崎県の高校の男性教員(30代)は「生徒とコミュニケーションを取るゆとりがない」と改善を訴えた。

学校の隠蔽(いんぺい)体質を問題視する声も目立った。長崎県の小学校の女性教員(50代)は「教師はいじめがあると『力量がない』と判断されるのが嫌で隠そうとする」と語るなど「教員評価」の在り方に疑問を投げかけた。山口県の小学校の男性教員(50代)は「教員同士が何でも打ち明けられるような環境が必要」と指摘した。

 家庭が複雑・多様化する中、家庭環境の改善を学校側に求められるケースも少なくない。福岡県の小学校の男性教員(40代)は「いじめの原因と解決を教育現場だけに求めても解決しない」。同県の中学校の男性教員(50代)は「教員はもちろんスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを手厚く配置するなど学校教育に人件費の予算をしっかりつけてほしい」と注文を付けた。

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 ◇いじめへの対応に関する現役教師の声(抜粋)

 <時間や人手が足りない>

・忙しくて余裕がない。土曜に授業があった時代の方がむしろ時間的、精神的余裕があった。(山梨・小学50代女性)

・クラスや学年、学校が荒れている場合、人手が足りず、生徒と向き合う時間が取れない。教師を増やし、煩雑な書類作成などを極力減らしてほしい。(兵庫・高校40代女性)

・いじめに関する調査が「調査のための調査」にならないか心配。調査は大切だが、親や生徒と話す時間も確保してほしい。(長崎・中学40代女性)

 <保護者との信頼関係>

・保護者が学校や担任への信頼を喪失していると、情報共有や連携が取りづらくなる。子供の学校への安心感の喪失につながる。(新潟・小学20代男性)

・(いじめの加害者の)我が子を親がかばい、事実を受け止めず学校を敵視する家庭がある。(栃木・高校50代男性)

・いわゆる「モンスターペアレント」といわれる保護者が一人でもいると、その学年は振り回される。「教師が悪い、学校が悪い」と言われ、教師が精神的に追い詰められる。余裕を持って生徒に接することができない。(東京・高校50代女性)

 

 

◆平成242012)年1120日 読売新聞 大阪朝刊

 先輩ママ 育児手助け 徳島のNPO家庭訪問 悩み聞き取り=徳島

 

 先輩ママが子育ての悩みなどを持つ家庭を訪問し、相談や育児の手助けをする子育て支援事業「ホームスタート」を、徳島市のNPO法人が11月から始めた。四国では初めての試みで、「周囲に子育てに関する情報を聞ける相手がいない」「大勢が集まる場所が苦手」といった、様々な育児の悩みを抱えた若いママたちの助けになりたい考えだ。

 実施するのは育児支援を行う徳島市のNPO法人「子育て支援ネットワークとくしま」(Kネットとくしま)。事業は今年度、県の「地域で子育て楽々モデル事業」に選ばれ、同法人が今年8月末からボランティアを募集。研修を経た12人のママが今月から、「ホームビジター」として活動できることとなった。事業は「オーガナイザー(調整役)」と呼ばれる担当スタッフが、依頼先の家庭を事前に訪問し、育児状況や困っていることなどを聞き取り。その後、「ホームビジター」が週1回、約2時間を目安に計4〜6回訪れ、子育ての悩みや不安を聞いたり、一緒に公園や買い物に出かけたりするなど、必要に応じた支援を行う。初日の13日は、カウンセリングのために「オーガナイザー」2人が生後6か月の男児を持つ徳島市の30歳代の主婦宅を訪問。事前に記入してもらっていたアンケートに従い、「困っていることはありませんか」「どんなサポートを期待していますか」と質問していった。Kネットとくしまの松崎美穂子理事長は「子育てに悩みを持つお母さんたちを、地域全体で支えることが大切。家庭に寄り添った支援をこれからもしていきたい」と話している。利用無料で、徳島市、藍住町、石井町に住む6歳以下の未就学児がいる家庭が対象。来年2月末まで希望者を募集している。問い合わせはKネットとくしま(0886785200)へ。

 

 〈ホームスタート〉

 1973年に英国で始まった市民参加型の子育て支援ボランティア。日本では2006年に東京都で「ホームスタート・ジャパン」ができ、08年から事業をスタート。その後、各地で同様の事業が始まり、現在、全国19都府県で取り組まれている。子育ての悩みを抱える母親が、社会から孤立することを防ぐことで、児童虐待などを未然に防止する役割も期待されている。

 

 

◆平成242012)年1120日 毎日新聞 地方版朝刊

 広島・長女暴行死:担当の児相、見守りや経過確認せず 09年度以降6件 /広島

 

 府中町の小学5年、堀内唯真(ゆま)さん(当時11歳)が母親の亜里(あさと)被告(28)=傷害致死罪で起訴=から暴行され死亡した事件を受け、県は19日、唯真さんの児童養護施設入所措置を担当した児童相談所「県西部こども家庭センター」(南区)が09年度以降にかかわった案件の状況を公表した。今年10月末の間、家庭への引き取りで入所措置を解除した64件のうち、見守りや経過確認などを全くしていない事案が、唯真さんの件を含めて6件あった。

 県によると、内訳は09年度2件▽10年度4件▽11年度以降はなし。同センターは6件とも「虐待再発のリスクが低く、見守りの必要はない」と判断し、地元の要保護児童対策地域協議会などに連絡をしていなかった。安否状況を確認したが、いずれも問題はなく、既に関係機関への見守り・支援を依頼した。唯真さんは11年3月に入所措置が解除され、亜里被告と暮らしていたが、県は「虐待再発のリスクは低い」と判断。府中町には電話で転入などの情報を伝えたが、文書での引き継ぎはせず、それ以降は対応していなかった。厚生労働省の指針は「入所措置解除後の継続指導期間を少なくとも6カ月程度」と明記しており、県の措置後の対応が検証されている。

 

 

◆平成242012)年1120日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/上 マナミとナオ、生い立ち /群馬

 ◇「殺される」恐怖も 「ママを許せない」 姉入所で妹が標的

 

 「ママが憎い。許せない」。母から受けた虐待を振り返るマナミ(17)=仮名=の口調には、強い怒りがにじむ。一方で、同様に母からの激しい暴力にさらされてきた双子の妹ナオ(17)=同=の思いは少し異なる。「許せない。けど、ママを苦しめているのは私かもしれない」。2人は現在、母の元を離れて前橋市内で生活。虐待で受けた心の傷に苦しみ、挫折を繰り返しながらも、少しずつ前に向かって進もうとしている。

 東京で暮らしていた。2人の両親は5歳の時に離婚し、母が2人を引き取った。虐待が始まったのは、2人が小学3、4年のころ。母は感情の起伏が激しく、自分の意見を言えるようになった2人に対し、気に入らないことがあれば殴り、物を投げつけた。特にマナミへの暴力は激しかった。ナオは、「マナミのほうがママに反抗的だった」と振り返る。マナミは高学年になると何度も都内の児童相談所(児相)に一時保護された。卒業とともに児童養護施設に入所してからは、家に残ったナオが標的になった。

   □

 ナオが中学生になり、体も大きくなると、母の暴力に抵抗できるようになった。それが気に入らなかったのか。虐待はエスカレートした。ガラスの灰皿で頭を殴られ、たばこの火を押しつけられた。包丁を向けられ、「殺される」と思ったことも何度もあった。冬に裸でベランダに閉め出され、朝まで凍えながら過ごしたこともあるという。一方で、母は精神的に不安定で何度も自傷行為を繰り返していた。リストカットして血だらけで倒れている母を見つけ、ナオが慌てて救急車を呼んだこともある。「私がいるからママは自由になれないのかも」。母の暴力に耐えながら自分自身を責めていた。

  

 施設に入ったマナミも親子関係の修復を目的に月に1回、1泊2日で一時帰宅していた。母と会うのは嫌だったが、門限が厳しい施設から出られる数少ない機会だった。一時帰宅した時の母は優しく、家族だんらんで食卓を囲んだ。中2の秋に正式に家に戻ることが決まると、「もう暴力を受けることはないかもしれない」と期待に胸をふくらませたという。しかし、期待はすぐに裏切られた。マナミは母と頻繁に衝突し、その度に激しい暴力を振るわれた。「おしゃれなんてするな」と、胸元まで伸ばしていた髪を肩口まで無理やり切られたことも。精神的に不安定になったマナミは、リストカットや大量服薬を繰り返した。家に戻ってわずか1カ月。母とのののしり合いを聞きつけた近隣住民の通報で警察に保護され、再び児相に逆戻りした。「あのころにはもう、母親とは思っていなかった」

  ◇ ◇ ◇

 慈しみ、育てていくべき子どもを激しく虐待してしまう保護者ら。県警の検挙者数は昨年22人と過去最悪になった。児童虐待防止推進月間の今月、壊れた絆を抱えながら歩き続ける子どもたちの声に耳を傾けた。

 

 

 

 

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2012年

11月

27日

成功したいなら

成功したいなら、成功者を演じれば良い。

 

by 中谷彰宏

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2012年

11月

26日

人類から愛国主義をたたき出すまでは…

You'll never have a quiet world till you knock the patriotism out of the human race.

 

by George Bernard Shaw

 

人類から愛国主義を叩き出すまでは、静かな世界は決して手に入れられないだろう。

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2012年

11月

24日

検索される人になりたい

People aroud me said "I wanted to work at Google in the future ."

However, I have thought I wanted to be a person to be searched there.

 

by Lady Gaga

 

周りの子はみんな将来Goooleで働きたいと言ってた。

けど、私はそこで検索される人になりたいと思っていたの。

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2012年

11月

24日

児童相談・児童養護ニュース

◆平成242012)年1119日 時事通信 官庁速報

 保育士が子育てで訪問相談 =大分市

 

大分市は、公立保育所の保育士が乳幼児のいる家庭を訪問し、子育ての相談などに応じる取り組みを始めた。親の不安を解消するとともに、親子で遊べる市の施設などを紹介することで、地域との関わり合いを促す。

 市はこれまでも、地域子育て支援センターで面接相談や電話相談などに応じていた。一方、子どもが周囲に迷惑を掛けることを負担に感じて外に出るのをためらうなど、子育てによる不安やストレスを抱え込む親もいるため、家庭訪問をすることで相談しやすい環境を整備する。対象は、市内に住む就学前の乳幼児のいる家庭。地域子育て支援センターに電話などで申し込むと、公立保育所の所長や主任保育士らが2人一組で訪問して相談に応じる。訪問は1回当たり2時間程度を想定。夜泣きや食事など子育てに関する相談に応じるほか、未就園の子どもがいる家庭に保育所を開放する「子育てひろば」などを紹介し、周囲に悩みを相談したり共有したりできる環境づくりを促す。

 

 

◆平成242012)年1118日 沖縄タイムス 朝刊

 「更生 受け皿拡大を」/子どもの人権研始まる

 

 「子どもの人権研究会」の第42回全国研究会in沖縄が17日、沖縄国際大学で始まった。県内初開催で18日まで。県内4弁護士によるパネルディスカッションでは、少年事件を担当した経験から、少年の更生に向けた事業所など受け入れ先の確保の必要性が指摘された。

 研究会は1987年に発足。弁護士や研究者、家裁の調査官ら約400人で組織している。ディスカッションでは松本啓太弁護士が、家裁の少年審判では、事件を起こした少年が今後、社会に戻り生活できる環境が整っているかが重要になると説明。横江崇弁護士は「県内で雇用先として協力する会社が非常に限られる」と述べ、少年の立ち直りに向けた受け皿の拡大を求めた。ほか、軽犯罪を犯した少年が家庭も含めて帰る場所がなく、結果的に少年院送致となったことや、少年審判の中で多くの大人が少年を支えた結果、更生につながったことが報告された。堀尾輝久東大名誉教授や臨床心理士の横湯園子氏、弁護士の津田玄児氏、中川明氏がそれぞれ特別講演した。

 

 

◆平成242012)年1116日 朝日新聞 東京朝刊

小中の不登校率なぜ低い 1000人当たり、全国最少の8.1人 /岩手県

 

 昨年度の県内小中学校の不登校生徒数は876人で、千人当たり81人は、全国で最も少なかった。文部科学省の調査によるもの。現場を歩くと、少子化で教員や教室に余裕が生まれ、別室登校などの対策が不登校率を下げていることが分かる。高校生は、通学日数が少ない通信制が受け皿になっているが、課題もあるようだ。

 

 ◇少子化で学校の指導に余裕

 「年間30日以上、病気などをのぞく心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない」。文科省の不登校の定義だ。適応指導室への通学や保健室登校は含まれない。欠席日数は年間30日未満だが、大部分を所属する学級の教室以外で過ごしている「別室登校」の小中学生は、盛岡市教委によると、昨年度69人いた。高校の教諭資格を持つ尾形岳彦さんは、盛岡市大通のフリースクールで教えている。岩手県の不登校率の低さについて「少子化で生徒数が減り、空き教室が増えたからこそ、別室登校などの対策を取ったりして、自分の学校で抱えて指導する余裕ができたのではないか」とみている。盛岡市立見前中学校で昨年4月からスクールアシスタントをつとめる山崎純さんは「不登校が減っている実感はないけど、別室などで個別に対応するシステムができたことで、以前より生徒は学校には来ている」と話す。見前中では3~4年前から、5人の支援員と4つの別室登校用の教室を用意している。最大17人の生徒が利用する。山崎さんは「対人関係や家庭の事情で学校に来ること自体が壁という生徒に、空いている教室で滞在時間を延ばしながら、給食だけ普通学級に食べに行かせるなど、少しずつ生徒同士の接点を増やしている」という。

 

 ◇高校生は通信制が受け皿に

 フリースクールに通う県内の男子生徒(18)は昨年10月、人間関係のトラブルで学校に通えなくなり、約半年間、家にひきこもる生活が続いた。今年3月、公立高校から移ってきた。「中学から部活をやっていたし、『俺は学校に行けないような人間じゃない』と思っていたけど通えない。『周りから変に思われ、いじめられるのでは』と思って別室登校もできず、つらかった」

 文科省の調査によると、昨年度の県内の高校生の不登校は584人で、千人当たり153人。全国平均の168人を下回るものの、全国的に目立って低くはない。小中学校の不登校率と比べると2倍近い。小中学校と違い、高校では、通信制に通うことができる。県教委などによると、5月1日現在で県内高校生38551人のうち、県内で許認可を受けた通信制高校に通う生徒は1916人いる。約20人に1人が通っている計算だ。隣県を調べてみると、宮城県は394人に1人、青森県は444人に1人、秋田県が473人に1人で、岩手県は圧倒的に多い。

 課題もある。中学生のときに不登校になり、通信制高校に進んだ場合、3年間で卒業できる生徒は多くはないといわれている。例えば、県立杜陵高校。盛岡市の本校では、1年次70人、2年次65人、3年次31人に対し、4年次が783人いる。在籍可能年数は15年。ただし、卒業年次が長くなるのには理由がある。進路が決まってから卒業しないと、再び家にひきこもってしまう可能性がある。就職先が見つかってから卒業しようという生徒も少なくない。中野洋一副校長は「10年以上かかって卒業した人もいる。何年も学校に来ていなくても一歩部屋から踏み出して学び直そうという気持ちになってくれれば、みるみる変わる」と話す。

 

 

◆平成242012)年1116日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 桜井・餓死事件/6止 重要なサイン見逃さないで /奈良

 ◇すべての子供の幸せ願い

 

 「注射、痛くないからね」。ベテラン小児科医として優しい笑顔で患者を迎える岡本和美さん。内科医の夫と2人で診療所を営み、多くの子供を診てきた。桜井市の事件では、虐待対策の責任者の一人として取り組んだ。虐待を防ぐのは簡単ではない。それでも懸命に最前線で解決策を探る日々。悲劇をなくすのに何が必要なのか。この事件を考える連載の最後に、その胸中を聞いた。

 「子供はどんなにいじめられても、親に愛してほしいと思っている」。子供が大好きで小児科医になった。自らも5人の子供を育ててきた。すべての子供の幸せを願う。それだけに愛してほしい親から虐げられ心身とも傷つく虐待事件ほど、悲惨なことはないと心を痛める。医師会や警察、児童相談所などの関係機関が連携して児童虐待に対応する「要保護児童対策地域協議会」(要対協)。桜井市は06年4月に設置した。岡本さんは当初から会長を務め、現在に至っている。

 

 ◇「通報があれば」 痛恨の思い重く

 智樹君(当時5歳7カ月)が虐待で餓死したのは10年3月だった。「あの事件の問題は、通報がなかったこと」。痛恨の気持ちを一言で表した。近隣住民は、智樹君の泣き声や床にものを落とすような音から異変を知っていた。そして事件発覚の数カ月前にやんだことも。しかし、いずれも行政や警察に通報はなかった。「泣き声が聞こえるというのも大事なサインだけど、泣き声が聞こえなくなったり、姿が見えなくなるのも、重要な虐待のサイン」と訴える。実際、智樹君は、泣く力もないほどに衰弱していたとみられる。一般市民の意識も高まり、虐待の通報は以前に比べてぐっと増えた。それでも言わざるを得ない。「子供の命を救うため、通報をためらわないでほしい」と。通報は児相だけでなく、身近な市町村でも構わないと呼び掛ける。診療所に来る親子はさまざまだ。子供ののどを診る際に髪の毛を引っ張って口を開けさせようとする母親、子供のアトピー性皮膚炎に無関心な母親、不潔なままの服を着せられた子供、子供の前で悪口を言い合う夫婦。岡本さんは「虐待としつけの違いを判断するためには、子供を見ることがポイント」という。たたいたり、強い言葉でしかっていても、子供におびえている様子がなければ心配はないと判断する。一方で、母親への目配りも忘れない。「このお母さんは大丈夫かな」。子供を診療しながらいつも気にしている。育児不安と養育能力。母親によって大きな差がある。大変そうな人ほど、「よく頑張ってますね」と声をかけて励まし、心配事の相談には、できるだけ時間を割き、積極的に乗る。自分の子育て経験が生きることもある。

 

 ◇命の尊さを教え、正しい性知識を

 また、虐待を防ぐため、家庭や学校での教育の重要性を感じている。ある時、診察室で目の前をはっていた小さな虫を、子供がためらいなくつぶすのを見た。「虫一匹でも『大切な命だから、外に逃がしてあげようね』と、命の尊さを教えてあげなければいけない」と話す。性教育の問題も気になる。人口動態統計によると、昨年は約105万人が出生し、そのうち14歳以下の母親は44人、1519歳は約13000人、2024歳は約104000人だった。子育ての仕方が分からない、養育能力の低い若い母親が増えていると実感している。出産直後の15歳のシングルマザーが「赤ちゃんがミルクを飲まない」と駆け込んできたことがあった。赤ちゃんに対する愛情はあるようで安心したが、今後の生活が心配だ。「若い人たちに正しい性知識を教えてあげないといけない。もっと自分を大切にしてほしいと伝えたい」。

    ◇   ◇

 桜井市の餓死事件はなぜ、起きてしまったのか。その原因はすべて解き明かされたわけではない。しかし、再発を防ぐため、多くの人々が努力していた。一刻一秒を争い、児童救出に動く。次回からは緊迫の現場を紹介する。(この項終わり)

 

 

◆平成242012)年1115日 北海道新聞 朝刊地方

 市民の力で児童虐待防止 協力員増員へ2022日研修会

 

 札幌市は、児童虐待防止に協力する「オレンジリボン地域協力員」の増員に向けた活動を強化している。2022日には一般市民対象の研修会を開く。

 同協力員は市の独自制度で、児童虐待が疑われる事例に気付いた場合、児童相談所に通報する役割を担う。身体的虐待など児童虐待の定義や、虐待の兆候に関する約90分間の研修を受講すれば誰でもなれる。2000年度にスタートし、会員数は現在約1万人で、市は14年度までに1万3千人への増員を目指す。これまで教員や民生児童委員を対象に年1回、研修を開き、10人以上の参加者があれば出前講座も開催。本年度からは一般市民対象の研修会を始めた。本年度3度目となる研修会は20日が午後2時から、22日は同6時半から、いずれも市社会福祉総合センター(中央区大通西19)で。希望者は18日までに市児童相談所(電)6228630へ。

 

 

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2012年

11月

24日

児童相談ニュース

◆平成242012)年1115日 タウンニュース 港南区版

 横浜市 児童虐待防止に躍起 連携強化でプロジェクト

 

 全国の児童虐待対応件数が2011年度に6万人弱と、厚生労働省の集計開始から21年連続で増加している。同年度の新規虐待把握件数が820件と過去2番目に高い件数となった横浜市は、児童虐待防止策を講じるものの、歯止めがかからない状況が続いている。

 市によると、2011年度の新規虐待把握件数のうち、身体的虐待が320件で約4割を占め、心理的虐待250件、保護の怠慢・拒否が231件と続く。年齢別ではリスクが高いといわれる「0〜5歳」の乳幼児の割合が310件と約4割で、虐待者は実母によるものが436件で5割強、実父によるものが306件で4割弱だった。学校や家族・親戚、警察からの相談(通告)が多く、特に11年度は警察からが222件(前年比96件増)で全体の3割弱に増えた。10年度以前から継続対応する数を含めた11年度末時点での虐待対応件数は2148件で、在宅児童への支援(継続指導・児童福祉士指導)が1393件と6割強を占める。

重篤事件を機に市は10年、発生予防策の推進、早期発見・早期対応の徹底、児童の保護・支援、保護者支援の充実、関係機関の連携強化など具体策を検討するプロジェクトを立ち上げ、11年に8つの対策等を推進する報告書をまとめた。 児童虐待は様々な要因が絡むため容易に解決できるものではなく、市は各区の福祉保健センターと市内4カ所の児童相談所との連携強化等を見直す新プロジェクトチームを10月、区こども家庭(障害)支援課7人と児童相談所6人、児童相談所を除くこども青少年局2人で立ち上げた。職員の認識のずれが支援のずれや漏れにならないよう、具体的な情報共有や役割の明確化等の実効性、円滑な運用等を目的としたプロジェクトで、月1、2回の会議を重ね、連携強化による更なる児童虐待対策の強化を目指した報告書を年内にまとめる方針だ。同時に市は児童虐待防止推進月間の11月、みなとみらい地区や市内18区でのキャンペーン等を通じ、市民向けの啓発を行っている。

 

 

◆平成242012)年1115日 時事通信

 いじめ被害児童が申し入れ=「根本教育を」文科省に

 

NPO法人「全国いじめ被害者の会」(大沢秀明代表)といじめ被害を受けた児童・生徒、保護者ら13人が15日、文部科学省を訪れ、「文科省は事後対策ばかり。本気でいじめをなくす根本の教育を推進するよう強く望む」と、田中真紀子文科相宛ての申し入れ書を手渡した。

 中高一貫の私立校でいじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)で不登校になった高1の息子を持つ母親は、「加害者は学校に通い続け、被害者が通えないのはおかしい。私立学校への指導を強化してほしい」と要請。コンパスの針で腕を刺され、不登校になった中3の娘を持つ父親は、原因究明に真剣に取り組まない学校や教育委員会の対応を批判、国が指導を強めるよう求めた。応対した池田宏・生徒指導室長は「より効果があるよう改めているが、不十分かもしれない。真摯(しんし)に取り組みたい」と話した。

 

 

◆平成242012)年1115日 毎日新聞 地方版朝刊

 富山・強制わいせつ:告訴能力差し戻し審 子どもに向き合った判決 権利保護団体らが評価 /富山

 

 子どもの意志に向き合った判決——。母の交際相手の男から強制わいせつの被害を受けた1011カ月の女児に告訴能力があるのかが争点となっていた事件で、富山地裁が14日に下した差し戻し審の判決では被告の男に1審より重い刑が言い渡され、子どもの権利保護を訴える団体らからは歓迎する声が聞かれた。

 NGO「ECPAT/ストップ子ども買春の会」(東京)の宮本潤子共同代表は「処罰してほしいという子どもの意思にしっかりと向き合った判断だ」と判決を評価。その上で「今回の被害者以外にも多くの子どもたちが沈黙の中で苦しんでいるはず。これをきっかけに子ども一人一人の意志や状況を検討、尊重して、証言を得ていくシステム作りが求められる」と指摘した。また、虐待などを受けた子供のシェルターを日本で初めて開設した社会福祉法人「カリヨン子どもセンター」(東京)理事長の坪井節子弁護士は、告訴能力を認めた司法判断を改めて評価した上で「性犯罪を受けた子どもの中には、自分に落ち度があったのではと自分を責める子もいる。刑事裁判の一つの意義は、そうした子どもに『勇気を持って訴えてよかった』と誇りを取り戻してもらうことだ」と指摘。一連の裁判が終結することで、女児の心身の回復を願った。

 強制わいせつ罪などは被害者側からの告訴がないと起訴できない親告罪だ。しかし、今回のように能力を否定される場合もある。このような場合や報復を恐れて告訴をためらうなどする「泣き寝入り」を防ぐため、内閣府の調査会は今夏、強姦(ごうかん)罪を親告罪から外し、捜査当局が職権で起訴できるよう法改正を求める報告書原案をまとめた。坪井弁護士は「子どもの性犯罪については告訴を本人に選ばせるのは酷。親との関係で悩む子もおり『親告罪でなければどんなに楽なのに』と思うケースは多い」と話した。今回の判決を受けて、富山地検の真田寿彦次席検事は「1審段階から、裁判所は、どういう被害かを理解し、悔しい、悲しいという気持ちを持ち、犯人に対して処罰を求めたいのかを、年齢ではなく被害者それぞれの能力で検討すべきだった」とコメント。一方、弁護側は被告と話して対応を決めるとしている。

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 ■視点

 ◇被害者の権利に目を向けよ

 一連の公判を通して10歳女児にも告訴能力があることがはっきりと認められた。子どもの権利を守る上で、今後、有意義な判例となるだろう。今回の事件のように告訴が必要な犯罪に、低年齢の子どもや知的障害者が被害にあった場合、親権者などが代わりに告訴できる。しかし、今回はその親権者である母が一連の事件の共犯的な地位にあった。そのため、母からの告訴はなく、1審は祖母から出された告訴の形式的な有効性に疑問をつけ、起訴を無効とした。2審の高裁支部が女児の告訴能力を認めたことで、女児の男に処罰を求める意志が裁判に生かされることになった。裁判で加害者が罪を認め、反省し、刑に服することが、被害者が立ち直るきっかけになる。告訴能力のある無しで、そのきっかけが奪われて良いのだろうか。裁判所は被害者の権利にもっと目を向けるべきだろう。

ただ、今回は女児の供述の信用性は争われなかったが、子どもは記憶がゆらいだり、ゆがめられたりする危険性が高い。そのような子どもから確かな証言を引き出すために、専門の面接者が被害者に聴いて証拠化する「司法面接制度」など、より効果的な聞き取り方法を検討する時期に来ていると言えよう。司法の絶え間ない改革に期待したい。

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 ■ことば

 ◇10歳の告訴能力が争われた強制わいせつ事件

 富山市内のホテルで11年6月、当時1011カ月の女児が母親(39)の交際相手だった田中実被告(43)にわいせつな行為をされるなどした事件。1審・富山地裁は、この女児が幼いことを理由に告訴能力はないと判断。強制わいせつ事件の起訴には被害者の告訴が必要として、起訴を無効とする公訴棄却とした一方、同時に起訴された別の事件については有罪とし、男に懲役13年の実刑判決を下した。これに対し、検察側、被告側の双方が控訴。女児に告訴能力があるかどうかなどが焦点になった控訴審では、名古屋高裁金沢支部が7月、女児の告訴能力を有効とし、審理を地裁に差し戻す判決を下した。差し戻し審判決では告訴能力を認めたうえで、田中被告に1審を上回る懲役14年の実刑判決を言い渡した。

 

 

◆平成242012)年1114日 読売新聞 東京朝刊

 児童相談所で死亡 横浜市と原告控訴 =神奈川

 

 横浜市の児童相談所で2006年7月、卵アレルギーの男児(当時3歳)が卵白を含んだ竹輪を食べた後に死亡したのは、誤った一時保護が原因だとして、両親が、同市や児童相談所に通告した独立行政法人国立成育医療研究センターに約9000万円の損害賠償を求めた訴訟で、市と原告側の双方が13日、1審・横浜地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。

 1審判決は、男児の死因が、呼吸困難などを引き起こすアレルギー症状「アナフィラキシーショック」だったと判断。誤って竹輪を与えた市側の過失を認め、計約5000万円の支払いを市に命じた。原告側は、同センターによる通告の違法性なども主張したが、同センターへの請求が棄却されたため、控訴した。

 

 

◆平成242012)年1114日 信濃毎日新聞 朝刊

 親のいない子らを養育・支援 県社会福祉審議会分科会が会合 社会的養護方針、関係機関調査へ

 

 県社会福祉審議会の児童福祉専門分科会は13日、親のいない子や虐待を受けている子らを養育、支援する「社会的養護」の方針を検討する会合を県庁で初めて開いた。里親など家庭的養護を優先し、施設養護を小規模化する国の方向性に同意できるかなどを関係機関に尋ねる調査を11月下旬にも行うと決めた。県は調査結果も踏まえ、将来の児童養護施設の整備量などを盛った方針を年度内にまとめる。

 調査は県内の児童養護施設や乳児院、里親関係者、児童相談所、市町村などを対象に実施し、結果は12月下旬に開く次回会合で報告する予定。会合で県側は、県内の児童養護施設と乳児院への入所者と里親委託児童は9月時点で計687人で、児童養護施設への入所者は07年から減少傾向—と説明。委員からは「全体的な少子化はあるが、支援すべき子どもは増えている」「子どもに加え、親への支援を両輪でする必要がある」などの意見が出た。同分科会長に野村健一郎・長野大教授(児童福祉論)を互選した。

 

 

 

 

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2012年

11月

22日

成功を…

Develop success from failures. Discouragement and failure are two of the surest stepping stones to success.

 

by Dale Carnegie

 

失敗を成功へと発展させよ。落胆と失敗とは、2つのもっとも確かな、成功への踏み石だ。」

 

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2012年

11月

21日

人生の勝者は…

The winners in life think constantly in terms of I can, I will, and I am.

Losers, on other hand, concentrate their working thoughts on what they should have or would have done, or what they can't do.

 

by Denis Waitley

 

人生の勝者は、常に『できる』『しよう』『私は〜である』という観点で考える。」一方、敗者は目覚めている間ずっと、『すべきだった』『やるはずだった』『できない』ということばかり考えている。

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2012年

11月

20日

誠実さは全ての拠り所である。

Honesty is the cornerstone of all success, without which confidence and ability

to perform shall cease to exit.

 

by Mary Kay Ash

 

「誠実さは、すべての成功の拠り所である。誠実さがなければ、物事を実行する自信も能力も消滅する。」

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2012年

11月

19日

真の成功を求めるなら…

For true success ask yourself these four quetions:

why? Why not? Why you? Why not me? Why not now?

 

by James Allen

 

真の成功を求めるなら、自分自身に4つの問いを投げかけてみるがいい。なぜなのか。なぜそうではないのか。なぜ自分ではないのか。なぜ今ではないのか。

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2012年

11月

19日

偉大な記録を作ったなんて…

偉大な記録を作ったなんて言われても、何にもぼくはうれしくない。

小さな努力を積み重ねたと言われたら、ものすごくうれしいです。

 

by 林修

フジテレビ「世界は言葉でできている」より

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2012年

11月

18日

成功は幸福の鍵ではない

Success is not the key to happiness.

Happiness is the key to success.

If you love what you are doing, you will be successful.

 

by Albert Schweitzer

 

成功は幸福の鍵ではない。幸福が成功の鍵なのだ。自分のやっていることが好きなら、きっと成功するだろう。」

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2012年

11月

17日

人生は…

Life is not a problem to be solved, but a reality to be experienced.

 

by Soren Kierkegaard

 

人生は、解決されるべき問題ではなく、経験されるべき現実である。

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2012年

11月

17日

成功したと思えば…

whenever an individual or a business decides that success has been attained, progress stops.

 

by Tohmas J. Watoson

 

個人であれ、企業であれ、成功したと思えば、そこで進歩は止まる。

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2012年

11月

15日

批判してくれる人がいなければ…

If you have no critics, you'll likely have no success.

 

by Malcolm S. Forbes

 

批判してくれる人がいなければ、成功もないだろう

 

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2012年

11月

14日

成功に秘訣などない

There are no secrets to success. Don't waste time looking for them. 

It is the result of preparation, hard work, and learning from failure, loyalty

to those for whom you work, and persistence.

 

by Colin Powel

 

成功に秘訣などない。秘訣を探すことに時間を浪費してはいけない。準備、努力、失敗からの学習、忠誠心、粘り強さ、それらの結果が成功なのだ。

 

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2012年

11月

13日

困難に向き合って克服する準備も…

No man will succeed unless he is ready to face and overcome difficulties and prepared to assume responsibilities.

 

困難に向き合って克服する準備も、責任を負う覚悟もなくして成功する人などいない。

 

by William Boetcker

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2012年

11月

13日

成功に必要なのは…

One sound idea is all that you need to achive success.

 

成功に必要なのは、ひとつのしっかりとしたアイディアである。

 

by Napoleon Hill

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2012年

11月

11日

成功は最低の教師である。…

Success is a lousy teacher.

 

It seduces smart people into thinking they can't lose.

 

by Bill Gates

 

「成功は最低の教師である。賢い人間をだまして、失敗するわけないと思わせてしまう」

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2012年

11月

04日

出産リスクの高まりに備える「自宅出産」の基礎知識

この記事は、2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

昨年あたりから、産科・周産期医療関連のニュースがマスメディアに頻繁に取り上げられている。2006年2月に福島県立大野病院産婦人科医師の逮捕が、2007年8月には神奈川県堀病院の看護師内診問題と奈良県大淀病院妊婦転送死亡事件が次々と報道された。

 このような事件は、産婦人科医の不足が原因の一つとしてあげられる。しかし、もし、あなたが妊娠しているのならば、自宅出産を考えておくというのも一つの自衛手段なのだ。

 日本は、長い間、産婆(助産師)に手伝ってもらいながら出産するのが主流だった。だが、第二次世界大戦後、産婦人科が病院に整備されると、産婆の需要は激減していった。 ただ、少しではあるが自宅出産する人の割合が1990年頃から増えてきている。
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20030324b/index.htm

 このような自宅出産の流れは、日本だけでなくアメリカやカナダでも広がってきていて、良い助産師と出会えれば、自宅出産を希望する人が増えてきているのだ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050704ik0b.htm

 まず、自宅出産の場合は、助産師を探すところから始まる。助産師とは、看護士資格者が助産師学校に半年以上通って、国家試験に通過して取得するか、看護大学で助産の講座を受講した人に与えられる歴とした国家資格。ほぼ100%女性なので、女性の産婦人科医希望なのに、なかなか見つからない人には一筋の希望の光だと言える。出産に関する知識では、産婦人科医に劣らない。唯一違いがあるのは、出産後に会陰切開が必要な場合に縫合することができないくらいである。

  まずは、助産院などで助産師に会って、じっくり説明を聞く。
「何かあった時は、どうするのかな?」
「わたしは自宅で産めるのかな?」

「この助産師に依頼しよう!」
そう決めるのは、しっかり説明を受けてから。

 妊娠中の健康診査は、自宅に助産師が訪問して行う。妊娠期間中を健康に過ごすために、また、安産に向けての体づくりのアドバイスもしてくれる。

 ただし、前期・中期・後期のどこかで、産婦人科医師の検診も受けなければならない。自宅出産できない状況になった時などに受け入れてくれる病院に依頼する。妊娠経過が順調で37週になり、その病院の医師に自宅出産の許可をもらって、自宅出産に臨めるのだ。

 次に、一番メインの出産時の流れを紹介しよう。分娩開始の徴候(陣痛や破水)があったら、助産師に連絡する。分娩の進行具合によっては、しばらくの間、家族だけで過ごすことになるかもしれない。この辺は、出産前に家族全員が産前に心得ておくべきことだ。

 陣痛が始まっても、散歩に出かけたり、洗濯物を干したりと日常生活を続けながら、機が熟すのを待つ。そして、自分の思うままに体を動かし、好きな姿勢でお産を迎える。いよいよ出産、陣痛も強くなり、分娩が進行してくると、助産師2名で子どもを取り上げる。

 赤ちゃんが産まれ胎盤が出た後、2時間は助産師が付き添う。その間に、赤ちゃんの体重を計ったりして、産着を着せる。はじめておっぱいを吸うのもこの時。まだまだ母乳は出ないが、おかあさんの顔をじっと見つめながら、赤ちゃんは一生懸命おっぱいを吸う。きっと、おかあさんと赤ちゃんの至福のひとときとなるだろう。

 分娩から2時間後、赤ちゃんとおかあさんに異常がないことを確認してから、助産師は帰る。

 これだけでは、自宅出産は終わらない、出産後も一ヶ月は、助産師が母子の健康状態を見守ってくれる。出産の翌日から5日間、毎日訪問して、赤ちゃんの沐浴や健康状態の観察、おっぱいのケアなどを行う。助産師は24時間ずっと一緒にはいないが、いつでも連絡できる。おっぱいのことなど、気になる事があれば、5日間をすぎても必要に応じて訪問してくれる。1ヶ月検診も自宅に訪問する。

 しかし、自宅で産んだからといって、産んだその日から家事や上の子供たちのお世話ができるわけではない。1週間は入院している気持ちで生活できるように、その後も床上げまでの3週間は家事をしなくてもよい様に、お手伝いしてもらえる方を確保しなければならない。

 実家のお母さんに来てもらう人、夫が育児休暇を取る人、産褥シッター(さんじょくしったー:産後、お母さんの体調が妊娠前に戻るまでの6から8週間を産褥期といい、その間をサポートするサービス。産褥シッターの場合は、赤ちゃんのお世話に加えて、料理や
洗濯・買い物など、家事も代行してくれる)を依頼して家事をしてもらう人など、様々である。もちろん助産師も相談に乗ってくれる。

 自宅出産は、リスクが高いように思っている人はまだまだ多い。だが、十分な準備ができていれば、家族に見守られながら暖かく新しい命を家族の中で迎えられる、素晴らしい出産方法である。あなたも、自宅出産にチャレンジしてみませんか?


 

 

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2012年

10月

28日

ネット社会におけるジャーナリストの情報収集と取材姿勢のあり方

この記事は2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

ジャーナリストの取材事前準備と言えば、電話で直接取材対象者にアポイントを取ることであった。それが、インターネットの普及により、まずメールで、打診することが多くなった。

 

メールでの取材打診の利点の一つとして、急ぎの取材の場合、取材対象候補者数人に同時に依頼ができることだろう。私も、スピードが要求される連載企画のインタビューでは、その道の識者に同時に取材打診をし、返事の早かった人からインタビューするようにしている。

 

このような旧来のジャーナリストの取材、情報収集が大きく変化したのは、90年代後半のパソコンとインターネットの普及が大きく影響している。

私が、ジャーナリストになった1999年は、ちょうどジャーナリストの取材および情報収集の方法が変化している過渡期であった。私の最初の原稿は、ワープロであった。ワープロで書いた原稿を、フロッピーディスクに入れて、締めきりギリギリで編集部に持ち込んだのである。

 

それから数ヶ月、インターネットの普及により、原稿のやり取りは、テキスト形式の文書をメールに添付するようになった。実際に会う打ち合わせも、次第に減っていった。

これに付随するように情報収集もインターネット主体となった。ADSL、光ファイバーと

 

ネット回線の高速化に伴って、記事の執筆時に図書館で調べるよりも、Yahoo!(http://www.yahoo.co.jp/)やGoogle(http://www.google.co.jp/)などの検索サイトで簡単な調べ物は済むようになったのである。

さらに新聞の過去記事検索も有料サービスを利用すれば、ネットで簡単にできるようになった。http://www.asahi.com/information/db/index.html

コラムなどで参考文献が必要な場合、金銭的余裕があり首都圏在住であれば、大きな図書館に出向かなくても、bk1(http://www.bk1.co.jp/)、アマゾン(http://www.amazon.co.jp/)などにネット注文した書籍が当日に届く。

この他にも、ジャーナリストによっては、遠方に住む取材対象者に、簡易メッセンジャーやDocomoのFOMAのテレビ電話機能により、話を聞くこともある。

もちろん、単行本の取材でこのような簡易取材を行うのはジャーナリスト失格だが、週刊誌などで急な取材が必要となったときは有効な手段となり得るだろう。

 

ただし、スピードを要求されるということは、取材内容の真偽が問われないということではないということも、ジャーナリストは肝に銘じておかなければならない。

情報の垂れ流しなら、ゴシップ誌で十分なのである。速くて正確な情報の提供が、これからのジャーナリストには求められている。

 

正確さを求めるには、やはり地道な取材がベースになってくる。「2ちゃんねる」を参考に執筆しているジャーナリストも多いようだが、情報の信憑性の裏付けをしっかりとするためには、取材対象者に会ったり図書館で多くの文献などに当たる必要が出てくる。

 

情報収集ツールの進化と多様化は、ジャーナリストに多くの恩恵をもたらした。だが、そのツールをジャーナリスト自身が使いこなし、ジャーナリズムの精神を忘れない執筆活動を行うことができなければ、アマチュアのブロガーたちとの境界線が今以上にボーダーレス化していってしまうだろう。

様々な検索ツールが日進月歩で進化しているわけだが、過度な依存は問題がある。やはり多くの取材現場に赴き、取材対象者の生の声を聞き、そこで得られた活きた情報をベースにして、インターネット上にある膨大なデータベースを利用する必要があると私は思う。

 

また、これから、「e-mobile(イー・モバイル)」(下記関連情報参照)などの登場により、外でも高速でネットサーフィンができるようになる。そのような状況の中で、ネット検索だけに情報収集を依存しない姿勢がジャーナリストに問われているのである。

 

 

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2012年

10月

25日

団塊・シニアビジネスに求められる発想の転換

この記事は、2007年メディアサボールに掲載された記事です。

 

団塊世代の定年ラッシュが今年から始まった。

私の父も、今年で定年退職する予定だったが、もう一年間だけ、契約社員という形で会社に残ることになった。その理由として年金受給開始年齢問題があった。 
 
団塊世代の年金制度は、昭和61年の大改正により、老齢厚生年金は老齢基礎年金と共に65歳から支給されることになった。
 
その後、平成6年の改正により生年月日に応じ定額部分の支給開始年齢が引き上げられた。
 
さらに、平成12年の改正で、報酬比例部分の開始年齢も引き上げとなる為、昭和36年4月2日生まれ以降の男性(女性は41年4月2日以降)は、引き上げが完了し、原則65歳からの支給となる。
 
団塊の世代を昭和22年生まれから24年生まれと定義すると、多くの場合、報酬比例部分は60歳から受給できるが、定額部分は65歳受給となる為、満額受給できるのは65歳からとなり、加給年金も同じく65歳までは受給できない。 

リクルートの調査では、この世代は、老後を快適に過ごすための資金として半数が最低ラインとして3000万円必要と回答している。

この貯蓄額を実現しているのであれば定年退職後から年金受給開始までの期間を十分に過ごせるのである。
 
このような世代を対象としたビジネスは、数年前から様々なモデルが提示されてきた。しかし、成功例は少ない。

その原因を、『団塊・シニアビジネス「7つの発想転換」』(ダイヤモンド社・村田裕之)では、綿密な市場調査をしても顧客のニーズがつかめない市場調査の壁、せっかく確保した見込み客が、実際の顧客にならない顧客開拓の壁などがあると指摘している。 
 
要するに、団塊・シニアビジネスの現場で直面する難題は、市場の多様性が強まっていることに起因するものと、そうした市場に柔軟に対応できていない組織上のものである。

こうした壁に突き当たる最大の理由は、これまでの成功体験や過去の因習が、組織を構成する上層部の人たちのなかに根強く残っていることにあるのだ。
 
このような状況を反省材料として、団塊・シニアビジネスには、 過去のモデルにとらわれない新しいビジネスのやり方が必要とされている。 
 
その新しいビジネスモデルとして、顧客の欲しいものを個別に把握してから、スーパーなどの品揃えを変えるというものがある。

一人の顧客が欲しいとリクエストしたものは、その顧客が口コミで商品のよさを伝え、ロングセラー商品になっていく。
 
コンビニのような売れているものだけを店に置くというPOSシステムでは、団塊・シニアのニーズを満たすことができないのである。

顧客自身が欲しい商品を揃えれば、同じ世代の顧客が多い店ではヒット商品になりやすくなる。
 
団塊シニア世代の消費行動はきわめて多様であり、シニア市場という大規模な市場はない。だからこそ、商品の売り手が一方的に商品を押し付けるのではなく、多様な機会の選択肢を用意して、顧客に選んでもらう方法を工夫するところにビジネスチャンスが隠されているのである。
 
したがって、住宅会社が、購入者のニーズをヒアリングせずに、バリアフリーや介護を謳い文句にして、一律に建て売り住宅を販売しても、ニーズの多様化という面を考えれば、多くの買い手の支持を獲得するのは困難であろう。
 
アメリカでは、高齢者用のインフラ設備供給が1960年代から進んでいる。一方で、1980年代から高齢者人口が急増している高齢者大国日本では、インフラの供給が需要に十分応えられていない。

だが、この状況をプラスに考えて、ビジネス展開を考えるのであれば、団塊・シニア層のマス・ニーズを捉えようとするのではなく、個別の趣味嗜好に対応できるような商品、サービスの提供をこころがけることだ。団塊世代を対象としたビジネスは、成長の余地が十分に残されている魅力的なマーケットであることに疑いはない。 

 

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2012年

10月

24日

成年後見制度の利用で、高齢者を狙う詐欺商法から身を守る

この記事は2007年にメディアサボールに掲載されたものです。

 

今年、団塊世代が定年退職ラッシュを迎える。それに伴い、この世代および高齢者を狙ったビジネスが盛んになっている。
 
だが、このようなビジネスの背後には、必ず詐欺犯罪が潜んでいることを忘れてはならない。

ホテル会員権、ロングステイ、介護付き住宅、リゾート物件など様々な老後を快適に暮らすプランを提案すると言っておきながら、架空の話を持ちかける事例は後を絶たない。
 
例えば、ロングステイ物件は、申請条件が難しく、ほとんどは代理店が手続きを行う。ただし、ロングステイ人気が高まってきたのにつけ込んで、詐欺まがいの商法を企てる業者も現れている。うますぎる話には気を付けたい。現地のリゾート住宅を売ると持ちかけて資金を引き出しながら、契約を守らないといった事例が起きている。
(日経WagaMaga)
http://waga.nikkei.co.jp/comfort/life.aspx?i=20070222g3000g3


その他に、海外先物取引の被害がある。海外先物取引は、かつて大量の検挙者を出し、なりを潜めていたが、インターネットの普及により、身近な存在として最近はまた知られるところとなっている。

HPなどでよく見られるのは成功例のみで、リスクの部分をちゃんと説明していなかったりするものだ。謳い文句にひかれて資料請求などした際には、おいしい話のみを聞かされ、絶対に儲かると思わせる。リスクの説明をすると、資金を引っ張り出せないからである。
(もちろん、悪徳なものばかりとは限らない)

こういったリスクの説明が無いものは詐欺的商法であり、違法事由は国内公設の商品先物取引被害と共通するところが多い。のみ行為(顧客から預かった資金を海外の取引所に注文を取りつがない)や「向かい玉」「スプレッドを建てる」などといわれる手法(総顧客の売り買いの取引を同数にし、売買の差が生じたときには自己玉を建てる方法)により、実際には業者が閉鎖的市場を偽造し、顧客からの預かり金を自社の利益に転化させようとする古典的手法が、用いられていることが多いところに特徴がある。
 
では、このような詐欺商法から身を守るのにはどうしたら良いのだろうか。
 
その一つとして注目されているのが、成年後見制度である。

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分な人は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために、介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合がある。また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約してしまい、悪徳商法の被害にあう恐れもある。このような判断能力の不十分な人々を保護し、支援するのが成年後見制度である。
 
後見人資格は、制限はなく、親族のほか、弁護士、司法書士、社会福祉士、福祉団体などが担う場合もある。また、複数の後見人を選ぶこともできる。
 
この制度を使う手順としては、まず役所の障害福祉の相談窓口や社会福祉協議会、司法書士、弁護士に事情を相談する。
 
次に本人または配偶者や親族などが家庭裁判所に申立てを行う。(検察官、市町村長の場合もある)

この際に必要な書類は、申立書のほか、本人と後見人候補者の戸籍謄本、住民票、登記事項証明書、後見人候補者の身分証明書である。
 
判断能力が不十分である、そうでないに関わらず、重大な決断をする際に、専門家の知識を借りるのは、リスク管理としては一番心強いものだろう。司法や行政に自分のことを任せることを嫌う年配の方も多いが、詐欺のテクニックは巧妙化していて、素人では見抜くことが非常に難しい。だからこそ、この成年後見制度を使って、自分の財産をしっかりと守るべきではないだろうか。

 

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2012年

10月

23日

少子化問題は非正規社員増加などの雇用問題改善が鍵

 

この記事は、2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

少子化を政府が迅速に対応しなければならない問題としている。

 

しかし、国民全体規模では、出生率の低下が止まらない状態で、1971年の2.16から、2006年には約4割減の1.32になっている。人数で見ると1971年には約200万人だったのが、90万人減って、110万人程度になっているのだ。

少子化は、女性のライフスタイルの多様化などが要因に挙げられるが、一番の問題は経済的問題だろう。

 

年収200万円、300万円では、辛うじて結婚できたとしても、子供を産んで、育てていくコストが捻出できない。大学まで一人の子供の面倒を見ると、少なくとも1000万円は掛かると言われている。富裕層であれば、大した額ではないかも知れないが、もし、年収200から300万円であれば、この額を捻出するのはかなり難しい。

 

正社員であれば、配偶者と家族がいれば、企業から家族手当が支給される。ただ、気になるのは配偶者に対する支給額の方が子どもに対する家族手当の支給額より多い会社が大半であるということだ。自分では生活できない子どもに対するよりも多く扶養手当を支給する必要があるのだろうか。

 

それでも、家族手当の他にも国から児童手当がもらえる分、恵まれている。家族手当が支給されない非正規社員は、児童手当しかもらえないのだから。

実際に、保育所の待機児童が問題になっているにもかかわらず、保育料の滞納者が増えているという現実がある。保育料は、収入に応じて変わる。それにもかかわらず、保育料を納められないのは、保護者のモラルの問題で片付けられるものではない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070908-00000003-mailo-l02

医療面では、自治体規模で違いの大きい医療費全額免除の乳児医療制度を改革し、自治体が子供の医療費を全額負担する年齢を引き上げるだけでも、病気になりやすい子供を持つ親は救われるはずだ。

 

男性の育児休暇制度を認め、男女が平等に働きながら子育てをする環境を整えている企業は増えつつあるが、それは正社員だけの話であって、いつもで切り捨てられる非正規社員には、子育てに十分な制度を整えている企業は存在しないだろう。

 

正社員と非正規社員の格差問題は、悪しき連鎖と格差の固定化が生じる要因となる。親の収入が低いばかりに、子供が希望の学校に進学できず、低所得者の子供は、同様に低い所得にあまんじるケースが多くなるだろう。

 

成果主義の揺り戻しで、終身雇用制度の見直しが成され、就職の際に最終学歴の影響力が復活してきた。このような現状を考えると、親の所得が子供の教育、就職に大きく影響してくることになる。子供が望んでも満足な教育が受けられないといったような教育格差をなくすためには、奨学金の充実が急務なのだ。

 

以上のことを熟慮して、子供を産むか産まないかを考えれば、自分には子供がいない方が良いと考える女性、夫婦が増えてくるのは当然だろう。

子供を育てるには、とにかくコストが掛かる。それは、二人の子供がいる筆者にはよくわかる。まして、フリーランスであるから、福利厚生が貧しい中での子育ては本当に厳しい。

 

非正規社員に対する福利厚生の充実、正社員雇用の増加などを企業と政府が連携して対策を講じなければ、少子化問題はどうにもならない。正社員と同様の仕事をしていても非正規社員の待遇は低く抑えられてしまうケースが多い。非正規社員に税制面での優遇制度や、能力・成果に応じた報酬制度を導入しなければ、ワーキングプア問題だけでなく、少子化問題も解決の糸口すらつかめない。

企業および政府は、アメリカの意向にしたがって、市場原理・規制緩和を闇雲に推し進めるだけでなく、日本の将来のためにも、都合良く使ってきた非正規社員に対する待遇改善、雇用条件の充実、安定化を図るべきだろう。

それが少子化問題改善の端緒になるのは間違いない。

 

 

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2012年

10月

22日

ケータイ(携帯)小説人気は新たな出版、エンターテインメント市場創出の起爆剤

この記事は2007年メディアサボールに掲載された記事です

 

一般人の本離れが進む一方で、高校生読者を中心としたケータイ小説が人気だ。

▼(読書週間 本社世論調査 本離れ懸念 世代で差)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041028bf01.htm

▼(今時中高生の読書はケータイ小説?)
http://www.news.janjan.jp/culture/0702/0702099763/1.php

 

 ケータイ小説ブームの火付け役は、2000年、携帯サイト「ザブン」を開設した、『Deep Love 』(スターツ出版)シリーズの著者yoshi。書籍の発売は2002年。

 しかし、サイト開設当初は渋谷で、名刺にURLを書いて自分で配る日々を重ねた結果『DEEP LOVE』へのアクセスは、一日20万件になり、渋谷の女子高校生を中心に大ブームへ発展する。

 

 一文、一文の行間の広さ、情景描写が少なく、会話が中心になって進行していく。内容も、「援助交際」「エイズ」「レイプ」「ホスト」など思春期の女の子たちの琴線に触れるものが多かったことが成功の理由とされる。 yoshiの成功をきっかけに、 携帯Webサイト「魔法のiらんど」をはじめとして、素人作家のケータイで手軽に読める小説が大ブレイクし、2007年に書籍化された『恋空』(美嘉・スターツ出版)が160万部の売り上げを記録し、2007年10月に新垣結衣主役で映画化され、全国公開された。

 

 だが、このような携帯小説ブームを、若者の書籍への回帰と考える文芸評論家はほとんどいない。

 

 それは、「携帯電話に搭載されている日本語変換ソフトの性能が悪く、誤字・脱字や語彙量の不足を招きやすい」、「文章に絵文字やギャル文字などが含まれていることがあり、読みにくい・環境によっては読めない場合がある」、「性的・暴力的な描写のあるものが多い」といった指摘だ。

 

 しかし、高評価する文芸評論家の意見もある。「平易な文章で記述されることが多く、難しい漢字や言い回しを知らなくても読むことができる」、「短いセンテンスで構成されるため、文章が軽く読みやすい」、「メールで日常使っているような文体のため、親近感を覚える」など小説の新しい形と捉える向きもある。

 

 反対派は小説の文学性にこだわる人間で、賛成派は、小説は時代の空気を吸い込むものであると考えていると言える。

 

 ただ、ケータイ小説の書籍は、市場が飽和化し、頭打ち状態になりつつある。内容が悲劇的で、泣ける作品というラインでしか書かれていないことも、その原因かもしれない。自殺、リストカットなど内容の過激さばかりが加熱してしまって、ドングリの背比べ状態では、読者も飽きてしまうというのは予想がつく。

 このような状況を打破するべく、日本携帯小説大賞という選考も行われ始めた。

▼(第二回携帯小説大賞)           
http://nkst.jp/i/application.php

 

 この賞では、官能小説や過激な表現を含む小説を認めていない。このような試みがどこまで、ケータイ小説の可能性を広げるかわからないが、若い世代に限定されないケータイ小説作家の登場が期待できるかもしれない。

   本をほとんど読まない中高生にとっては敷居が低く、ケータイ小説をきっかけに本を読むようになるかもしれない。また、文を書かせたり読ませたりすることで思考能力を発達させたり、活字への興味を抱かせたりするとも言われている。

 

 ただし、ケータイ小説の多読で、語彙に乏しく稚拙な文章表現に馴染んでしまうことにより、かえって活字離れや表現力不足を悪化させてしまうとの指摘もある。

 

 このような賛否両論ある、ケータイ小説だが、専門家が真剣に批判するようなジャンルは、概して、より大きな市場へ変化することが多い。

 

 このジャンルの語彙力、稚拙な文章克服の課題は、携帯の日本語変換機能の高機能化で十分カバーできるだろう。

 

 純文学がつまらない作品が多くなって売れなくなった理由を、ケータイ小説人気のせいにするのは筋違いだ。

 

 ケータイでの文章リーディングが、小説だけでなく、ノンフィクション、評論など様々なジャンルの入り口となり、出版や映画、テレビ番組などの分野に影響をもたらしながら発展していくのであれば、まだまだ市場として拡大していくことであろう。

 

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2012年

10月

21日

教育崩壊現象に惑わされるんじゃない! ─揺れる子供たちへのメッセージ

2007年当時メディアサボールに執筆した記事です。

 

昔から最近の「若いやつは…」と子供たちは、大人に批判されてきた。今年還暦(60歳)を迎える昭和22年から24年生まれは、「団塊の世代」と呼ばれている。

学園闘争といって、大学に火炎瓶を投げ込んだりした世代で、少年事件も第二次世界大戦後、一番多かった層なんだ。

 

○メディアと「青少年凶悪化」幻想  広田 照幸 (教育社会学)
http://www.kodomonoshiten.net/asahi000824.htm

団塊の世代の子供の世代1970年代前半生まれを「団塊ジュニア」っていうんだ。そして、1970年代後半が、ロストジェネレーションっていうらしい。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2007000127

 

ロストジェネレーションってのが、ニートとかフリーターとかの問題の当事者率が高いと学者やマスコミは騒ぎ立てている。

こんな大人たちが作った、国の社会に君たちは生きている。

「携帯もパソコンも子供には良くない!」ってお父さん、お母さんは言ってるかも知れない。でも、そういう物の発明を願ったのは、大人たちなんだよね。

 

だから、矛盾を感じている子供がいるってのはよくわかる。僕は、ジャーナリストで、取材で子供たちと関わる機会も多いし、塾でも教えてるから、小学生から高校生まで毎日接している。娘も9ヶ月で、息子も6歳だから、もっと小さい子供たちの声も聞いている。

 

何でも揃っている、この世の中で未来の夢を持つのが難しいのもよくわかる。だから、夢を持たなくても、持つことを考えることもしなくて済む、大学までエスカレータ方式の私立小学校、中学校が人気なんだ。

 

でも、それは君たち自身で考えて選んだ訳ではないだろう。親が、「お前の将来を考えたら、私立が良い」なんて言うから、「お父さんやお母さんがそう言うなら間違いない」って何の根拠もなしに思い込んでるだけではないのかな?

教育の崩壊って言葉に大人は過剰反応しすぎなんだ。君たちが学校へ行ける限り、教育が崩壊したとは言えない。

 

ゆとり教育で土日が休みになって、授業数は減った分、十年前の子供たちよりは、勉強する内容が少なくなっている。これを、元に戻そうという動きが出ている。でも、本当のゆとり教育って、勉強ができる人は  どんどん進めて、できない人はゆっくりやるっていう勉強の仕方のことだったんだ。それを、先生たちが勘違いしてたから、今の教育の崩壊、混乱は起こってしまった。

 

君たちが大きな病気にならない限り、親は君たちよりも早く死ぬ。でも、君たちは生きている限り、色々なことを考え続けなければならない。親の世代が作り出した、環境問題や年金問題など、たくさんのややこしいものを処理していかなければならないんだ。

さらに、親は老後の世話を子供にしてもらうために、レベルの高い学校へ行ってもらって、給料の高い企業に入社する、その恩を売ってる可能性すらある。そこまで酷い話はないと思うかもしれないけど、今は会社をクビにならない終身雇用制度ってのがなくなって、不安なんだ。それで、子供に投資する親が多くなっている。

 

これからの時代は、「子供だから…」なんて甘えて、自分の責任を放棄していてはダメなんだ。

自分で自分のことを考えて行動しないことを、夜回り先生こと水谷修さんは、「自分病」と呼んでいる。彼にリストカットや薬物問題で相談してくる人のほとんどは、この自分病らしいんだ。

 

大人が悪い、先生が悪いとか言ってたら、知らない間に、自分が同じ立場に立ってしまう。月日の経つのは早い。光陰矢のごとし。

いじめ問題だって、学校で終わりじゃない。だから、自分で解決する力を養うことも大切なんだ。国が24時間体制でいじめ相談を受けるような時代だからこそ、この問題も自分で考えよう。  

○いじめ相談の窓口
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

○いじめ防止ネットワーク:いじめSOSメール
http://www.ijimesos.org/


別にこの日本って国から出て行くのも自由だ。日本に一生いなくちゃならない法律なんてない。 

ただ、自由になりたいのであれば、何か一つのことに打ち込もう。勉強でもスポーツでも良い。その中の一つの分野を極めよう。そうすれば、次が自然と見えてくる。

 

僕も、ジャーナリストになる前は、英語をメチャクチャ勉強した。そこから、色々知識の吸収の仕方を身に付けた。その結果、自然に希望の職に就いた。だけど、現実は食べていくのが精一杯って感じ。努力を怠ったら、すぐに足下をすくわれる。

 

こんな世の中に生まれたのだから、自分のことは自分で責任を持とう。周りの大人のせいにしてたら、いつまでも子供のままだ。

 

大人に色々言われるのが嫌だったら、見返してやるために一生懸命になるんだ。がむしゃらになることは、カッコ悪いことじゃないんだから。

 

 

 

 

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2012年

10月

20日

「格差社会」「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」という社会現象を生んだ人材派遣業法改正

この記事は2007年に執筆されたものです。

 

「格差社会」が問題視され始めてから、二年が経つ。『下流社会』(光文社新書・三浦展)がヒットし始めた頃から、マスコミでも騒がれるようになった。この本が発刊される九日前に、衆院選が行われ、小泉純一郎率いる自民党が圧勝した。

 

この流れが、日本をアメリカと同じネオリベラリズム(構造改革、規制緩和、市場開放といった新自由主義)へ導くことなど一部の学者くらいしか認識していなかった。

2007年になって、「ネットカフェ難民」、「ワーキングプア」、「格差社会」という言葉が頻繁に使われるようになった。テレビでも、春頃から頻繁に取材され、一般人にも社会問題として知られるようになったのである。

 

この問題の根幹にあるものとして、人材派遣業の規制緩和があるのではないだろうか。

1986年7月 労働者派遣法が施行された。適用対象業務は13業務のみ。派遣期間はソフトウエア開発業務1年、それ以外の業務は9ヶ月。同年の10月に政令の改正が行われ、適用対象業務に3業務(機械設計・放送機器等操作・放送番組等の制作)が追加され16業務となった。

 

1994年、改正高齢者雇用安定法が施行され、60歳以上の「高齢者派遣」の適用対象業務が、港湾運送、建設、警備及び、ものの製造業務を除き、原則自由化された。
その二年後の1996年には、改正され適用対象業務が26業務に拡大した。

 

さらに1999年に対象業務が一部を除き原則自由化。新しい対象業務は派遣期間1年として既存26業務と区別された。

2000年、紹介予定派遣解禁。ただし派遣法の適用を受けるため、事前面接や履歴書送付等は禁止。派遣会社の紹介業免許取得が急増した。2003年の改正で、6業務にIT・金融関連の営業派遣期間制限が緩和され、派遣スタッフの受け入れ可能な期間が延長される。

 

2004年、2006年にも改正が行われ、人材派遣会社の派遣市場は拡大し、それにつれて人材派遣業界の売上げも増加。

ただし、この法改正の裏側で、利益を上げているのは派遣会社であり、派遣社員は働けど、働けど、年収は正社員と開くばかりという現象が起きた。このような、派遣社員冷遇の中で、大手派遣会社のグッドウィルとフルキャストで、賃金の不当なピンハネと派遣業法で禁止されている警備業務に派遣社員を派遣していたことが明るみに出た。

 

メディアサボール執筆記事より

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2012年

10月

17日

「美しき少年の理由なき自殺」─この本を読んでから僕のライター人生は始まった

「美しき少年の理由なき自殺」(宮台真司、藤井誠二・メディアファクトリー)
 この本を読んでから僕のライター人生は始まったと言っても過言ではない。

 大学四年の就職活動中にネットで知り合いになったライターから言われるがままに出版の世界に入った。

 それは、会社という組織を嫌った行動だったのかもしれないが、今考えると、この本で社会学者の宮台真司氏に憧れるS君が死んでしまったことに共鳴したからかも知れない。 宮台氏は、「人生に意味はないのだから意味より強度を求めよ」とオウム事件以後言い出した。しかし、S君は過剰な強度を求めて、一向に感じられないことに絶望して死んでしまった。その事実を親友のW君が藤井誠二氏に報告して、緊急出版されたのである。

 この本を読み終わって、まったりもできないし、ひきこもりにもなれない、中間層の生きづらさを自分も感じていることに気付いた。

 中学生の時には不登校、高校の時には暴走族、それらの行動の原点は、自分がまさに中間層であることだったのだ。

 そして、それは雑誌に記事を書いたリストカットする少年少女たちにそのまま当てはまるという確信を持ち、取材を続けた結果、ライターデビューからわずか一年後に処女作『リストカットシンドローム』(ワニブックス)を上梓するに至った。

 当時、宮台真司といえば、ブルセラ学者と揶揄されながらも、専門の社会システム理論を武器にテレビで、どんな識者も論破しまくっていた。

 しかも、学者でありながら自身の何百人にも及ぶ女性経験も恥じることなく公言し、型破りな学者として人生に悩める若者に絶大な人気を博していた。

 僕は、宮台氏の存在を知る前に、彼と同じように何百人もの女性と性的関係を持った。それは、短絡的な性的興奮を求めるのではなく、自分をどんどん汚していく自傷行為だったのだ。

 ライターになってすぐに、執筆者両氏と会う機会があり、僕はどうして死なずに、S君は死んでしまったのかという分析を求められた。

 著名な二人に分析を求められて、僕は困惑したが、
「僕が、何人の女と寝ようが、犯罪を起こそうがそれでも世界は回り続けるっていう底打ち感があったからじゃないでしょうか」と答えた。それは死んだS君は、この境地にたどり着く前に絶望してしまったのだろうと思っていたからだ。

 僕のライターとしての専門分野としていたリストカットする少年少女たちは、この底打ち感を得られずに、生きている実感を得るために自分の体を傷付けていた。

 リストカットといえば、人の気を惹くためだけの行為と思われていた時代だったので、僕が雑誌に執筆したり、インタビューを受けて発言する度に、それまでのリストカットに対する認識が変わっていった。

 ただ、僕が言い続けていたことはこの本(「美しき少年の理由なき自殺」)に書いてあることに、多少の精神医学的な知見を付け足しただけである。それ故に、この本との出会いがなければ、いきなりフリーライターとして活躍することは不可能であっただろう。

 後に文庫化され、タイトルが『この世からキレイに消えたい─美しき少年の理由なき自殺』(朝日文庫)に変わったが、新たに加えられた二人の若者を巡る生きることに関する分析は一読の価値がある。

 両氏に直接聞いたことはないが、僕が自殺願望者を取材し続けて、
「最近の若い子は、『死にたい』じゃなくて『消えたい』と言うんです」
と拙著『自殺願望』(彩流社)に書いたことを参考にしてもらったのかもしれない。

 24歳の若造ライターが、編集者・記者経験もないまま8年間もライター業を続けられているのは、この本(「美しき少年の理由なき自殺」)なしには考えられない。

 昨今の若者のいじめ、自殺問題を知る上では絶対に役に立つ本でもある。

 

メディアサーボール執筆記事より

 

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2012年

10月

16日

Galneryus「Angel of Salvation」

息つく暇もない音の洪水のようなアルバムだ。

小野正利ののvoは天を舞い、syuのギターはそれを先導していく。

 

大作主義になるのは、小野が加入したときよりわかっていたが、

メロディアスだけでなくここまでシンフォニックになるとは…。

 

さらに前作からアクセントとしてストレートなHRチューンが一曲入ったことも大きい。

前作のBush out!は、名曲。今作もややフックの効いたLonely as a strangerが良い味を出している。

 

イントロとアウトロの入り方終わり方は、もはや新生galneriusになってからはお馴染み。

メロディを大事にし、泣きのギターで他の追随を許さないテクニックと叙情性をアピールするsyuは、大作Angel of salvationでも緩急を見事に織り交ぜたプレイを見せる。

 

ほかのリズム隊やkeyもテクニカルで小野とsyuだけが主役ではないことを主張している。さらにAngel of salvationのバックvoに参加している、Livmoonの Akane livも小野とのコーラスですばらしい働きをしている。

 

「日本のメタルはだめなんて言わせない。」そんな危害が自然に織り混ざった名作である。

 

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2012年

8月

12日

『悪魔の飼育』(佐藤雄駿・徳間書店)

普段から、他愛のない話をする僕としては、

「佐藤くんの言葉の源泉はどこにあるのだろう」…と、

この『悪魔の飼育』を読んで思った。

何気ない言葉の数々が彼によって翻訳されると20代とは思えない、

重い響きを持った言葉で自然に表現される。

 

彼はこの作品の主人公全ての心のパーツを持っている。

しかし、自伝小説にならないのは読書家ならではの内在化された技巧だろう。

 

意外にも僕は佐藤くんの内面を知らなかった。

彼は、あまり何時間話しても自分の核の部分を見せない。

(時々、鬱っぽい行動、「眠れないので十駅くらい歩いて帰ってきた」とか…は聞いていたけど)

多分それを音楽や小説で表現しているのだろう。

 

この小説での短編の主人公は、

自らの経験を微分・積分して構築したものだろう。

 

そこには「死」がベースとドラムのリズム隊が奏でる通底音のように流れているのだが、実は同時に主人公たちの「生」への希求がギターとボーカルの主旋律として描かれている。

 

それぞれの短編で主人公たちは、sick(or addiction) of searching for meaning of life「生きる意味を探す病気(依存)」だと思った。まさにグランジロックの雄、ニルヴァーナに影響を受けた彼らしい表現形態。

 

僕は、様式美派メタルが好きなので、音楽の趣味は彼とは合わない。ただ、「生きる」を考え続けることに関しての追求心などは不思議と合う。

 

この小説を書く前に僕は佐藤くんに赤面するような熱いメッセージをメールで送ったらしいが僕は忘れていた(笑)「生きる」の追求においても彼のようにストイックになれないので、このズレが面白い。それゆえにこの小説は興味深かった。

 

読了感は人それぞれだが、思考がぐるんぐるん回り出す感覚を味わえる作品。

生きづらさや若者心理などのバズワードに関係なく多くの人に読んで欲しい作品だ。

 

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2012年

6月

28日

映画『隣る人』を観て

■久々のポレポレ東中野。やっと、「隣る人」を観ることができた。緩く寄り添い、喜怒哀楽を出し続けられる日常の積み重ね。小舎制の児童養護施設だからできること。そして、小舎制だから出てくる問題…。エンディングの方ですすり泣き聞こえた。立場によって感じ方が様々になる作品。

 

僕は取材だけでなく、プライベートでも乳児院、ボランティアとして関わり、さらに来月からのSWの実習で約一ヶ月児童養護に泊まり込みになるので、親元へ戻る困難さなど色々考えさせられた。真綿で包み込みながら、寄り添う。それは、児童養護施設以外の子育てにも通じることだと思う。

 

光の子供の家から実家が近いこともあり、田園風景に引き込まれたりもした。都会型の児童養護施設にはない、ほんわかした児童ケアの形。様々な事情で親と一緒にいられない子どもたち。何がその子にとって最善かなど千差万別。もう一度、川崎で上映されるとき観てみたい。

 

■処遇の甘さなど都市型施設職員から観ると突っ込みどころもあると思う。しかし、埼玉北部の加須市というロケーションを考えれば、行き当たりばったりの外泊決定も施設長が培ったものから出てきた方法なのかもしれない。

 

■隣る人には専門家でなくてもなれる。親でなくても愛情を受けて育てば子どもも育つ。そして、親も育つ。どこか生活の中まで入り込んでいるビジネスライクな仕切りは有害だと思う。子どもを怒ったって良い。日々の生活の中で子どもの笑顔やうれしい言葉を見つけられていれば、100の嫌なことがあっても許せる。否、赦せるはず。

 

■緩く包んで、時には引っ張り上げたり、寄り添ったり…。臨機応変に見守ること。それが子どもの成長促進剤になるのだと思う。

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2012年

6月

25日

NON'SHEEP (vo)佐藤雄駿、小説家デビュー!、初ソロ音源も同時発表!

佐藤雄駿、小説家デビュー!、初ソロ音源も同時発表!

悪魔の飼育装丁

悪魔の飼育/佐藤雄駿(徳間書店)

【刊行月】7月27日

【総ページ数】192ページ予定

【判型】四六判上製

【本体価格】1,400円(税抜き予価)

【あらすじ】

「昨夜見た夢の中で、今の歌を聴いたんです――夢の中では、この歌を二度聴きました。二度目の歌を聴き終えた時、僕は死ぬ日付を告知されるんです」ストリートミュージシャンが無愛想に答えた。「“死に捕われながら生きている人”は現実の世界でも二度目の歌を聴かされる」日頃から死を意識せずにはいられなくて、鬱々とした気持ちで生きている僕は今、現実世界で一度目の歌を聴いた……。不安や憂鬱を抱く若者に寄り添い、心を繊細に描いた小説。

 

そして同時に初のソロ音源も発表します。3曲入りのシングルで非売品です。

 

佐藤雄駿初ソロ作品

悪魔の飼育(非売品)

【収録曲】1.運のつき 2.ショーケース 3.想像と現状

【入手方法】

○本に付いている応募券を使って徳間書店に応募した方全員に差し上げます。

○佐藤雄駿およびNON'SHEEPのライブ会場で本を購入した方全員に差し上げます。

 

そしてその小説を引っさげたツアーも決定しました!。

初日は下北沢GARAGEでの昼間のワンマンです。

チケット予約も今から受付ます。

 

佐藤雄駿 小説“悪魔の飼育”出版記念ツアー

■8/4(土)下北沢GARAGE(DAYTIMEワンマン)

OPEN12:00 START12:30

前売¥1000 当日¥1500(DRINK別)

http://garage.or.jp/

■8/6(月)横浜BAYSIS

http://www.yokohamabaysis.com/

■8/17(金)稲毛K'S DREAM

http://www.ks-dream.com/

■8/22(水)柏Thumb Up

http://www.kashiwa-thumbup.com/

■8/28(火)渋谷club乙-kinoto-

http://kinoto.jp/

■8/31(金)宇都宮HELLO DOLLY

http://www.h4.dion.ne.jp/~dollyweb/home.html

■9/3(月)渋谷O-CREST

http://shibuya-o.com/

■9/4(火)西川口HEARTS

http://hearts-web.net/

■9/8(土)前橋DYVER

http://www.dyver.jp/index2.html

 

【チケット予約】

■御名前
■日程/会場
■枚数
■連絡先
を明記の上、nonsheep@libero-p.jpまでメールにてお申し込み下さい。
こちらから確認メールが届き次第、予約完了となります。
携帯からのお申込の場合はこちらからのメールが受信できる設定をお願い致します。 ライブ前日まで受付しております。 

ソロ(小)

 

 

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2012年

6月

12日

NON'SHEEPの佐藤雄駿くんの処女小説!『悪魔の飼育』発売決定!!

NON'SHEEPのヴォーカル佐藤雄駿くんが書いた、

初めての小説が7月に発売となります。これに関連した社会学者古市憲寿くんとの対談が7月発売の「読楽」誌に載ります。イケンメン二人の軽快な対談、写真も掲載されます。 小説はフラットな感覚な内容で、「今」の閉塞感を上手く表現しています!http://t.co/vG2VDeVl

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2012年

4月

24日

児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人(となるひと)』

あなたは、誰かにとっての「隣る人」になれますか?  
児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人(となるひと)』
予告編はこちらで観れます!
http://t.co/uynsBqUL  
 
5月12日よりポレポレ東中野にて公開  
公式HP: http://t.co/TgLok9zG

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2012年

2月

20日

川崎市高津区「たつのこ共同保育所」

今日は、川崎市高津区にあるたつのこ共同保育所に伺いました。
親が参加する保育で子どもたちは伸び伸び遊んでいました。ゆくり、のんびり保育です。
まだ来年度の入園募集を行っています。詳細はHPを見てみて下さい。
http://page.freett.com/tatsunoko/

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2012年

2月

17日

「社会的養護の中で育つ子どもの支援」講演会

「社会的養護の中で育つ子どもの支援」講演会

社会的養護の中で育つ子どもの支援」施設や里親のような社会的養護の中でどのように支援を受けているのでしょうか?

知りたい方は2月27日(月)14:00~16:30川崎市多摩区役所1101~1103会議室にて講演をお聞き下さい!

講演者は、昨年TBSラジオ『Dig』で共演させて頂いた小木曽宏さんです。
児童相談所、児童養護施設、自立援助ホームで18年間勤務し、現在は大学で後進育成にも取り組んでいらっしゃいます。ふるさと里親経験された方の話もあります!

 

 

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2012年

2月

16日

【発達障害】「知っててよかった!対応法~学校と家庭での接し方〜」

こんなとき、あんなとき、どう支援したらいいのかな??にお答えします!


支援するためには何に困っているのかを知らないと支援ができませんよね? 
子どもの困った気持ちを体験して、学校や、家庭での具体的な対応やサポートを理解しましょう。

  こんな子いませんか?

   ・板書がうまくできない 
   ・同じ行を繰り返し読んでしまう 
   ・誤字・脱字が多い 
   ・全体の指示が伝わらない 
   ・教室に入りたがらない 
   ・姿勢が保てない 
   ・まっすぐ歩けない   などなど

そんな子たちの 困ったに寄り添える支援について一緒に勉強しませんか? 

 

【参加費】 一般 2000円   会員 1500円 (当日入会から適応となります) 
【定員】 先着50名


【講師】 柳下記子

プロフィール 
発達障害支援アカンパニスト理事長・幼稚園教諭、特別支援学校教員免許取得 
武蔵野市教育委員会 特別支援教育学習指導員

元幼稚園教諭。長い間幼児教育に携わりながら発達につまづきをもつ子ども達と向き合っている。公的な枠を超え、子どもとご家族と共に歩んでいける伴奏(伴走)者として同じ目線で「心」を大切にした活動を行っている。 
2011年4月より『実践発達障害児教育』連載 
『発達障害がある人のためのコミュニケーションスキル向上ワークブック(仮)』出版決定。

 

【キャンセルについて】

申込後のキャンセルにつきましては開催日より7日前までにお申し出ください。 
それ以降のキャンセルにつきましては、お席の確保のため 
後日、参加費をお支払いいただくようになります。


開催概要

 

日時 2012年03月11日(9:45~11:45)
開催場所 高津市民館 第5会議室
参加費 2,000円(税込)

定員 50人(先着順)
申し込み終了 2012年03月10日 23時59分まで
主催
オフィス アカンパニスト 

http://kokucheese.com/event/index/26216/

 

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2012年

2月

16日

かわさきチャイルドラインボランティア養成講座「子どもの声を聞くということ」

チャイルドラインとは、18歳までの子どもなら誰でもかけられる、子ども専用のフリーダイヤル。
電話で子どもの話から”気持ち”を受け止め”心”を聞き取ります。
大人の考えや価値観、一般論を押しつけたり、行動の指示を出しません。
子どものありのままを受け止め、一緒に考える姿勢で聴きます。
本気で受け手ボランティアを目指す方は2112年5月以降開催の養成講座も受講してください。

Kasakichildline

 

 

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2012年

2月

16日

【川崎市】子育て”心のケア”ネット「子育てに悩んでる川崎市在住の方必見」

【川崎市】子育て”心のケア”ネット「誰にも話せないからストレスで潰れそう…」、「ちょっと話したら気持ちが楽になるかも!」…など子育てに悩む子どもを持つ方は電話相談してみてください!匿名もOK!秘密厳守です
!毎週火・金曜日(12:00~17:00)電話044-210-4432

Kodomonokoe

 

 

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2012年

2月

09日

児相一時保護所パンク 民間の施設と広島市契約へ ほか

◆平成24(2012)年2月3日 千葉日報 朝刊

 児童相談所に警官配置へ 虐待問題に切り札 新年度から人事交流 県と県警

 児童相談所への相談件数が過去最多となるなど深刻さを増す児童虐待問題で、千葉県と千葉県警が新年度から現職警察官を相談所に派遣する人事交流を検討していることが2日、分かった。虐待の疑いがありながら、家庭訪問時に児童との面会を拒否されるケースは多く、死に至ってしまう最悪の事態が県内でも相次いでいる。警察官ならではの“嗅覚”を最前線で生かすことで、後を絶たない悲劇を未然に防ぐのが狙いだ。

 検討されている人事交流は、県警幹部クラスを県庁の児童家庭課と中央児童相談所(千葉市稲毛区)にそれぞれ派遣するほか、多くのケースを抱える東葛地域の相談所に県警OBが勤務する案も浮上。こうした取り組みは2010年、虐待の通報を受けた大阪府の児童相談所の職員が親と面会できないまま幼児が死亡した事件をきっかけに全国的に導入。東京都は4月から全11カ所の相談所にOBを配置する方針。こうした警察官の派遣には、児童相談所と警察のより緊密な連携に加え、家庭訪問などの際にこれまでより踏み込んだ対応が期待できるという。

 

◆平成24(2012)年2月3日 中日新聞

 【長野】差別されたくない 県が子どもの意識調査

 「差別されないこと」「愛情を受けること」。県健康福祉部が県内の小学5年生から高校2年生を対象に実施した「子どもアンケート」で、子どもたちがこんな意識を強く持っていることが分かった。虐待やいじめなどを受けた場合でも我慢している傾向も浮かび、専門家らは「子どもが相談できるように相談機関を改善する必要がある」と指摘している。

 「自分にとって最も大切だと思うこと」(複数回答)を聞いたところ、「差別されない」が38%でトップ。次いで「親に愛情を持って育てられる」(35%)「病気やけがの治療を受けられる」(33%)が続き、「遊ぶ」「休む」もそれぞれ30%、25%あった。県が昨年5月の世論調査で同趣旨の質問を県内の大人に行い、最も多かったのは「親に愛情を持って育てられること」(75%)だった半面、「遊ぶ」は16%、「休む」は1%と低く、意識の違いも表れた。子どもたちは「毎日が楽しい」が91%、「家の人に話を聞いてもらえる」が96%などと回答し、普段の生活にはおおむね満足している状況だ。一方で、虐待や体罰、いじめなどを受けた子どもが1、2割あり、中には性的に嫌なことをされた経験がある子どももいて、悩みを公的機関に相談せずに我慢する傾向もみられたという。アンケートは、県庁で開かれた「子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会」(委員長・喜多明人早稲田大教授)に報告。喜多委員長は「既存の相談機関を、より子どもに焦点を当てた仕組みに改善することが課題」と強調。委員からも「男女や年齢差の分析や、アンケートしていない障害者なども考慮し、全体を把握するべきだ」との指摘もあった。アンケートは、生活実態や意識の把握が目的で、質問は38項目。各学年1000人ずつの計7060人を対象に昨年11月に実施し、3362人(48%)が回答した。

 

◆平成24(2012)年2月2日 中国新聞 朝刊

 家庭複雑化 引き取り長期に 児相保護所パンク 民間の施設と広島市契約へ

 親からの虐待を受けた子どもや非行の子どもを緊急に保護する広島市児童相談所(東区)の一時保護所が収容力不足に陥っている。保護の必要な子どもの背景が複雑化し、家庭から引き取る期間が長期化しているためだ。市は保護スペースを確保するため2012年度、民間の児童養護施設との業務委託契約を結ぶ方針でいる。

 一時保護所は児童福祉法に基づき、児童相談所が必要に応じて併設する。子どもの安全確保が必要と判断した場合などは親の承諾なしに2カ月以内をめどに入所させている。11年度の保護児童数は11年11月末現在で延べ186人。5年前の06年度同期(188人)とほぼ同じだ。だが11年度に保護児童数が20人の定員を上回った日数は11月末現在で48日。06年度の年間25日を既に大幅に上回る。市児童相談所は「子どもや家庭が抱える問題が複雑化し、保護が必要な期間が長期化しているのが一因」とする。11年度は保護が最長4カ月に及んだ事例があった。一時保護所には現在、性別、年代別に9室ある。定員を超える日は2人部屋を3人で使うこともある。市児童相談所は「精神的に不安定で個別にケアしたい子どもも多い。スペース確保を急ぎたい」とする。

 

◆平成24(2012)年2月2日 時事通信

 匿名通報に1447件 10件摘発、対象犯罪拡大へ 警察庁

 子どもや女性が被害者となる犯罪の情報を匿名で受け付ける「匿名通報ダイヤル」に寄せられた昨年の通報は、前年比267件減の1447件だったことが2日、警察庁のまとめで分かった。

 通報に基づき、警察当局は男性高校生のわいせつ画像を撮影した児童買春・ポルノ禁止法違反事件など10件を摘発。児童虐待の疑いがある15件を児童相談所に通報した。被害者の保護や摘発に結び付いた7件が最高10万円の情報料の支払い対象となったが、受領の申請はなかった。通報内容は、児童買春などが216件、児童虐待が133件、人身取引が127件。残る971件は、薬物や闇金など対象外の犯罪に関するものだった。同庁は4月以降、通報対象を薬物取引や暴力団、来日外国人犯罪などにも拡大することを検討している。通報は匿名性を保つため、同庁から業務委託を受けたNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」が受け付けている。専用ホームページは、http://www.tokumei24.jp。

 

◆平成24(2012)年2月1日 朝日新聞 東京朝刊

親の貧困で夢狭めぬよう、減税基金廃止し子ども育成基金 杉並区 /東京都

 杉並区は、親の経済的な事情で子どもたちの海外体験や社会活動の機会が狭められないよう、4月から「次世代育成基金」(約6千万円)を設置する。前区長の山田宏氏の時に創設され、減税を目的に一定額を積み立てるとした「減税基金」を廃止し、その運用益約5千万円を新基金にあてる。

 田中良区長が31日、新年度当初予算案の主要施策として発表した。具体的には、主に小中学生が、国内外の自治体と交流したり、野球やサッカーなどのスポーツやブラスバンドなどの文化・芸術活動で国際交流などを行う資金にあてる。杉並区によると、就学援助を受けている児童・生徒も区立小学生の5人に1人、区立中学生の3人に1人に上る。生活保護費は新年度予算案で約150億円と、10年前の2倍になっている。田中区長は「貧しいという理由で子どもがチャンスを逸することがないよう、社会全体で最大限サポートしたい」。基金には新年度予算案で計約6千万円を計上。うち1千万円は「趣旨に賛同した区民から広く寄付を募り、基金の財源としたい」という。理由として「費用の全額を税金で賄おうとすると用途が非常に限定的になる。寄付を通し、多くの区民に次世代育成の当事者意識をもってもらいたい」と説明する。減税基金の廃止について田中区長は「税金は低いにこしたことはないが、基礎自治体としては、東日本大震災を教訓に都市直下型大地震対策に緊急に取り組む必要がある。また、減税の恩恵は低所得者に薄く、むしろ低所得者への福祉政策を抑制するインセンティブ(誘因)として働く」などと説明。2月の定例区議会に条例廃止を提案する。

 

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2012年

2月

09日

大阪市 低所得層の中学生に月1万円の教育クーポン ほか

◆平成24(2012)年1月31日 朝日新聞 東京朝刊

虐待児童の一時保護所、越谷で全国組織の設立総会 /埼玉県

 虐待を受けた子どもたちを緊急に保護する一時保護所の全国組織「全国児童相談所一時保護所研究会」の設立総会が29日、越谷市の県立大学で開かれた。

 前日から行われた調査発表やシンポジウムには、秋田県や沖縄県など全国から一時保護所の職員や研究者ら約100人が集まった。情報交換の場では、「一時保護所に特化した研修がない」など、情報提供を求める声があがった。東京都の調査で発達障害の疑いがある保護児は年間で約14%に上ることや、中学を卒業した無職の保護児が増え在所期間が長期化していることが報告され、多様な子どもにどのように対応したらいいのか悩む現場の実態が明らかになった。保護所では原則禁じられている子ども同士の住所交換を防ぐため、筆記用具を持たせず管理する所がある一方、生活のしやすさを優先して与える所もあり、保護所によって暮らし方に差があることもわかった。代表世話人の県南児童相談所の茂木健司保護担当部長は「アンケートでは、多くの保護所が情報を求めていた。年1回は集まる機会を設け、保護所の質向上に役立てたい」と話した。

 

◆平成24(2012)年1月31日 毎日新聞 地方版朝刊

 宇治の男児虐待:児相と市の連携必要 府の外部検証委で指摘 /京都

 宇治市で11年8月に小学5年生の男児(当時11歳)が母親の元交際相手の男に暴行を受けた児童虐待事件で、府は30日、事件の検証と再発防止を目指す外部検証委員会の初会合を京都市上京区で開いた。委員からは児童相談所と市町村との連携の必要性などが指摘された。今年度内に2回会合を開き、提言をまとめる。

 委員会は小児科医や弁護士、民生児童委員など外部有識者6人で構成。事案に対応した児相や市町村などへの聞き取りなどをふまえて、事件の原因や関係機関の課題などを検討する。事件では男児のあざやけがから児相などが虐待の兆候を把握していながら、被害が一時的に収まったために児相が関与を減らし、その結果、役割分担があいまいになってしまった点などが指摘された。また、複数の兆候から異変に気づく経験や知識の充実が必要との意見も出された。事案を担当した宇治児童相談所では事件後、引き継ぎを電話から文書に替えるなど責任の所在を明らかにするよう改善。府内の他の児相でも近く同様の改善を行うという。澤田淳委員長(京都市子ども保健医療相談・事故防止センター長)は「過去にも痛ましい事件があった。なぜ未然に防げないのか検討し、対応を再構築していきたい」と話した。

 

◆平成24(2012)年1月30日 毎日新聞 大阪朝刊

 大阪市:低所得層の中学生に月1万円の教育クーポン

 大阪市の橋下徹市長は29日、市内で生活保護率が最も高い西成区の市立中学生を対象に、塾や習い事の支払いに充てられる「教育バウチャー(クーポン)」を来年度から支給する方針を示した。市によると、自治体が教育バウチャーを発行するのは全国初。低所得世帯の負担を軽減し、子供たちの学力や才能を伸ばす狙いがある。

 この日、市役所で行われた来年度の予算要望に関する会議で、市こども青少年局が8800万円を計上する案を示した。今夏から実施し、13年度から市全体で導入を検討する方針。来年度に対象となるのは、西成区で就学援助を受けている中学生約950人で、区全体の約54%にあたる。参加する学習塾や文化・スポーツ教室を幅広く公募し、保護者に月1万円分のバウチャーを支給する。換金などの業務は、民間事業者に委託する。この日、橋下市長は「学校外教育がいらないぐらいの公立教育を行うのは理想だが、教育バウチャーを活用した方が現実的。効果を検証したい」と表明。さらに「クラブ活動による先生の負担は大きい。地域のスポーツ教室にお金を流し、学校とクラブ活動を切り離した方がいい」と述べた。11年からバウチャーを通した教育支援に取り組んでいる一般社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」(兵庫県西宮市)の能島裕介顧問は「日本では、学校外教育を受けられるかどうかで学力や生涯所得に大きな差が生まれる。経済的に苦しい世帯を行政が支援することは重要だ」と評価している。

 □ことば ◇教育バウチャー

バウチャーと呼ばれるクーポン券を子供や保護者に支給し、低所得世帯の教育を支援する制度。提携する学習塾や文化教室で使用してもらい、事業主体がバウチャーを回収して換金する。欧米で始まり、国内では2010年ごろから、NPOなどが近畿圏の生活保護世帯や東日本大震災の被災者に支給している例がある。

 

◆平成24(2012)年1月30日 静岡新聞

 養護施設、里親からの自立支援へ検討会 静岡県社協

 県社会福祉協議会は31日、社会的養護を必要とする子どもが児童養護施設や里親の元を離れた後の支援策を考える「子どもの巣立ち支援検討会」を設置し、静岡市内で初の会合を開く。

 子どもの支援に携わる行政と民間の関係者が協力して、支援のあり方を見直す初の取り組み。県内の実態を踏まえて課題を整理し、新たな支援の仕組みづくりなどを国や県などに提言していく。県社協などによると、児童福祉法に基づく社会的養護が必要な子どもへの措置は基本的に高校卒業時までとされている。経済的、精神的な援助がないまま就職、進学しても苦しい生活を余儀なくされることが多いという。委員は県こども家庭課の担当者、県里親連合会、県知的障害者福祉協会などの関係者、大学の専門家ら計8人。委員の一人で、検討会設置に関わった県児童養護施設協議会の加藤秀郷会長は「自立するときの手当が何もない状態では、希望を持って社会に出ることが難しい。どんなバックアップができるか知恵を出し合っていきたい」と話している。

 

◆平成24(2012)年1月29日 朝日新聞

 子どものうつぶせ寝に注意 保育施設で死亡の8割占める

 2011年に保育所などの保育施設で14人の子どもが亡くなり、うち11人が発見時に「うつぶせ寝」の状態だったことが、厚生労働省の調査でわかった。死亡との因果関係は不明だが、うつぶせ寝は、赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなる乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクを高めるとされ、同省は注意を呼びかけている。

 厚労省が27日に全都道府県の報告をまとめた。うつぶせ寝だった11人の年齢は、0歳児が6人、1歳児が3人、2歳児が2人。11人のうち10人は認可外の保育施設に入っていた。子ども1人当たりに置く保育士の基準がなく、一部の施設で配置が手薄になっていることなどが背景にあるとみられる。厚労省によると、「うつぶせ寝にすると泣きやむ」、「仰向けに寝かせた後、寝返りを打ったことに気づかなかった」などの理由で、赤ちゃんが長時間うつぶせ寝になるケースが多いという。

 

 

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2012年

2月

09日

子の一時保護所、改善へ全国組織 埼玉県立大でシンポジウム ほか

◆平成24(2012)年1月29日 毎日新聞 朝刊地方版

 さいたま市:若者を総合支援 地域協設立、専門家連携 不登校など、継続的に /埼玉

 さいたま市は、子どもや30代までの若者の問題を一カ所で話し合う「子ども・若者支援地域協議会(仮称)」を新年度から設立する方針を28日までに固めた。同協議会は、教育委員やNPO、児童相談所の担当者などがメンバー。不登校やニートなどの子どもたちについて話し合い、専門機関につないで支援する。また、子ども、若者からの悩みを受け付ける「総合相談センター」も新設する。事業費約3450万円を新年度一般会計予算に盛り込む見通しだ。

 同協議会は、引きこもりや高校中退、虐待などの問題を抱える子どもの情報を、児童相談所や民間の相談機関、学校などから寄せてもらい話し合う。全体の調整役は市が担うが、アドバイス役の「指定支援機関」として子ども支援の経験が豊富なNPOに委託する。従来は子ども単位ではなく、悩みの分野ごとで応じていたが、専門家が連携することで、子どもが学校に通ったり就職したり自立できるまで継続的に支援することができるのがメリットだという。09年に「子ども・若者育成支援推進法」が制定され、内閣府の調べでは、今年1月1日現在で8県6政令指定都市で同様の協議会が設置されている。市では、浦和区の旧浦和市立大原中学校の跡地、約1万3000平方メートルに「子ども総合センター(仮称)」を14年度から開設し、子育ての相談窓口や中高生が集える場所、児童相談所、遊び場、子どもについての研究機関などを一カ所に集める計画を進めている。先に設置される「総合相談センター」を14年度以降はこの「子ども総合センター」内に置く予定だという。

 

◆平成24(2012)年1月28日 Sankei Biz(産経新聞)

 幼少期虐待で脳構造に変化の恐れ

 幼少期に虐待を受けた10代の若者は脳の構造が変化し、成人後に問題行動を起こす恐れがある。米エール大学の調査で明らかになった。

 医学誌アーカイブス・オブ・ピディアトリック・アンド・アダルセント・メディシンに掲載されたリポートによると、ネグレクト(育児放棄)や身体的虐待を受けた若者の脳スキャンを行ったところ、実行機能(計画を立て、組織化し、細部に目を配るといった内面的プロセス)をつかさどる領域に変化が見られた。また感情や衝動的行動を制御する脳領域でも変化があった。米国では毎年約370万人の子供が虐待やネグレクトを受けているとされているが、専門家が把握していないケースも多いため実際にはさらに多い可能性がある。研究結果から、虐待やネグレクトを受けた子供が鬱病や依存症などの障害を患うリスクを低下させるため、観察を勧めている。同医学誌に付随論説を掲載したオレゴン大学の精神医学教授、フィリップ・フィッシャー氏は「幼少期に虐待を受けた場合、後に脳の発達に変化を及ぼす可能性があることが今回の研究結果から分かった」と述べ、「障害を患っていなかったにもかかわらず、調査した子供たちは脳が発達していく間に精神障害を患う可能性がある」としている。同教授によると、人間の脳は青年期まで発達を続け、特に感情抑制や実行機能をつかさどる脳領域が発達していくという。研究者らは精神障害と診断されたことのない12~17歳の子供42人を調査。子供たちが身体的・精神的虐待やネグレクト、性的虐待を受けていたかどうか判定するためにアンケートを実施し、その後MRI(磁気共鳴画像装置)を使って脳の画像を撮影した。論文を執筆したエール大学チャイルドスタディーセンターの精神医学および診断放射線医学のヒラリー・ブランバーグ准教授は、女子の場合は感情処理に関連した脳領域で変化がある傾向が強く鬱など気分障害を患いやすい一方で、男子は麻薬やアルコール依存症と関連性のある衝動抑制の領域に変化が見られたと指摘した。 虐待やネグレクトを受けた若者には脳構造に変化が見られたが、性的虐待を受けた子供の脳に特徴的なパターンは見つからなかった。だがブランバーグ准教授によると、性的虐待を受けた子供の数が少ないことが原因である可能性があるという。研究者らは若者の追跡調査を行い、鬱病や薬物乱用などの問題が生じるか、なぜ問題に発展する人としない人がいるのかを解明していくとした。(ブルームバーグ Nicole Ostrow)

 

◆平成24(2012)年1月26日 朝日新聞 東京朝刊

子の一時保護所、改善へ全国組織 県立大で28・29日シンポジウム /埼玉県

 虐待を受けるなどした子どもを緊急に保護する一時保護所を改善しようと、児童相談所職員や研究者らが28日、全国組織を立ち上げる。利用者数の増加や入所の長期化に伴い、保護所の環境悪化が問題になっており、主催者は「お互いに連携し、構造的な問題提起につなげたい」としている。

 有志でつくる「児童相談所一時保護所研究会」(代表・浅井春夫立教大教授)が呼びかける。研究会によると、都道府県別では、一時保護所がある児童相談所が1カ所しかないところが多く、対処法など情報が不足しているのが実情だという。全国規模の調査研究や職員の交流を通じ、支援技術の向上や、法整備を目指した提言などにつなげたいとする。研究会は「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」(朝日新聞社など主催)の対象で、2010年秋に全国124カ所の一時保護所の責任者や職員、小4以上の子どもを調査した。その結果、約3割の子どもが、他の子から嫌なことをされた経験がある一方、同じ割合で暴力を振るった経験があることも分かった。職員の間でも、「暴力は振るわれなかったが身の危険を感じた」と3割が答えるなど、暴力問題が深刻化していた。その一方、危機管理マニュアルがある施設は4割にとどまった。同会メンバーで南児童相談所の茂木健司保護担当部長は「多くの子が初めてケアを受ける場。きちんと対処し、大人を信用してもらいたいが、多くが可能な環境にない」と話す。

 同会は28、29日、越谷市の県立大学で全国組織の発足記念セミナーを開く。調査結果の報告やシンポジウムがある。参加費3千円。問い合わせはメール(zen-ichiho@jcom.home.ne.jp)へ。

 

◆平成24(2012)年1月25日 産経新聞

 里親孤立防止へ定期訪問

 厚生労働省は、親が死亡したり虐待を受けたりした子供を養育する里親への支援策として、里親が孤立化しないよう最初の2カ月は2週間に1回程度、児童相談所職員などが訪問するとの数値目標を公表した。社会保障審議会の社会的養護専門委員会で示した。

 親と暮らせず施設や里親が養育する子供約4万人のうち、里親が預かっているのは1割の約4千人。厚労省は、より家庭的な環境で育てるため、十数年後には里親による養育を3割に引き上げる方針を掲げている。現行では、里親支援が手薄となるケースもあるため、数値目標を定めることにした。里子の養育では、どこまで許してもらえるかを確かめる「試し行動」や退行が表れることがあり、里親が悩みを抱えるケースがある。訪問した際に、悩みを聞き助言するほか、里親が休息できるよう別の里親などが一時的に預かる仕組みを案内する。数値目標では、養育開始後の3カ月目から2年後までは毎月または2カ月に1回程度訪問。その後は年2回程度とした。相談所職員だけでなく、児童養護施設に平成24年度から配置予定の里親支援専門相談員も訪問業務にあたり、チームで里親を支える態勢を整備する。

 

◆平成24(2012)年1月20日 時事通信 官庁速報

 乳幼児の不慮の事故防止で疑似体験施設 兵庫県姫路市

 姫路市は、家庭内での乳幼児の事故予防について保護者の意識向上を図るため、「こどもの事故予防体験ひろば」を3月に設置する。同様の施設は県内では初めて、全国では4例目だという。事業費は約580万円。

 同施設は、保健所の1階フロア(約140平方メートル)に、キッチンや浴室、トイレ、ベランダ、階段など実際の家の中を再現し、事故が起こりやすい危険箇所を確認できるほか、パネルなどで予防策を紹介する。例えば、リビングではソファからの転落、キッチンでは熱湯によるやけど、浴槽でおぼれるといった危険性を疑似体験できる。幼児健診や乳幼児健康相談に訪れる保護者らが対象で、パネルなどを活用して担当者が解説する。市によると、2008~10年の3年間で、0~6歳児の不慮の事故で死亡したケースは計12件で、全体の20%を占めている。

 

 

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2012年

1月

28日

FACEBOOページ Drastic Evolution」

FACEBOOKページ「ロブ@大月 Drastic Evolution」をよろしくお願い致します。

元気の出る名言などを毎日掲載します!

https://www.facebook.com/pages/%E3%83%AD%E3%83%96%E5%A4%A7%E6%9C%88Drastic-Evolution/215315941813009

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2012年

1月

26日

東日本大震災:被災3県「遺児」240人 保護者の6割、里親登録ほか

◆平成242012)年118日 読売新聞 

 西成「課税ゼロ特区」構想 橋下市長 一定期間転入子育て世帯対象

 大阪市の橋下徹市長が、市内24区で最も高齢化率、生活保護率が高い西成区の活性化策として、市外から新たに転入した子育て世帯を対象に、固定資産税、市民税などを所得制限なしで一定期間免除する特区構想を検討していることがわかった。子どもが私立小中学校に通う場合は、独自の授業料助成も目指す。区内の教育内容の拡充にも意欲を見せており、異例の「えこひいき政策」に着手するが、優遇措置を受けられない住民への説明責任も求められそうだ。 

 人口約12万人の西成区には、日本最大の日雇い労働者の街「あいりん地区」がある。保護率は234%で、ほぼ4人に1人が受給しており、65歳以上が占める高齢化率も338%と突出している。橋下市長は「西成を変えることが大阪再生の第一歩。行政の公平性だけでは解決できない」として、政治主導で改革に乗り出す意向を示している。西成特区構想は、子育て世帯を呼び込むため、小中学生がいる家族の市外からの転入を念頭に、固定資産税や市民税を一定期間ゼロにする。免除終了後も減税措置を継続。大阪府の松井一郎知事とも協議し、府民税の減免も働きかける。地方税法は、公益上の理由があれば、条例化を条件に、自治体が課税を不均一にすることを認めている。また、区内の学校施設や教育内容の充実にも取り組み、私立小中学校に通学する世帯は、所得制限を設けて助成する方針。露店販売や簡易宿泊所などの事業者を規制する「西成ルール」の導入も検討。市役所や区役所の余剰職員を集中的に投入し、治安維持を強化する考えだ。橋下市長は、全24区で公募区長を起用する意向だが、西成区は「市長直轄区」として区長を兼務し、公募区長を区政の補佐役にする構想も描いている。 

 

◆平成242012)年118日 大分合同新聞 

 市町村挙げ虐待防げ

 児童虐待への取り組み強化を図るため県は23日、県内の市町村長を対象にしたトップセミナーを開催する。別府市の4歳の男児が母親から虐待を受けて死亡した事件を受け、関係機関との連携強化を目指した取り組みの一環。専任職員の配置など人事についての判断は担当レベルではできないことも多く、児童虐待への取り組みを首長に再認識してもらうことが目的。児童虐待をテーマに、県が自治体トップを対象にした講演会を開くのは初めて。

 別府市の虐待事件後、県は再発防止へ向けた当面の取り組みをまとめた。主な柱は、情報共有の徹底、関係機関の緊密な連携による支援強化、相談支援技術向上のための研修強化―の3点。県こども子育て支援課によると、児童虐待などに対応するため、社会福祉士、臨床心理士など資格を持つ職員を採用したり、職員を専任化するかなどは、自治体によって判断が異なる。スキルアップのため市町村職員が一定期間、中央児童相談所で児童虐待についての業務を経験する交流型研修の参加も、なかなか浸透していないのが現状という。県はセミナーを通じ、各市町村長へ児童虐待についての体制強化を要請する。当日は広瀬勝貞知事のあいさつ後、永松悟県福祉保健部長が再発防止策や体制強化に向けて必要な取り組みなどを説明。元大阪府中央子ども福祉センター所長の赤井兼太さんが「児童虐待防止に向けた市町村に求められる役割について(仮称)」のテーマで講演する。

 

◆平成242012)年117日 毎日新聞 東京朝刊

 里親:初の指針案 児相が定期訪問へ--厚労省提示

 厚生労働省は16日、里親向けに養育の理念や心構えを示し、地域との連携や里親支援の重要性にも触れた「里親等養育指針案」を社会保障審議会の専門家会合で示した。里親向けの初のガイドラインで、12年度から全国の里親に読んでもらう。児童相談所の職員らによる里親訪問の定期化なども進め、里親支援の充実を図る。

 指針案では里親家庭での養育の在り方を提示。「一定一律の当番や日課、規則、行事、献立表は家庭になじまない」として生活の柔軟性やコミュニケーションの重要性を示した。里親には独自の子育て観を優先せず、助言に耳を傾ける謙虚さが必要とした。閉鎖的で孤立的な養育になるリスクにも触れ、外からの支援を受け入れる「風通しのよさ」を作ることも求めた。厚労省は、里親やファミリーホーム(里親家庭の拡大版)への委託を優先し、委託率を現行の1割から将来的に3割以上に引き上げる方針。児童養護施設や乳児院、児童自立支援施設など施設のレベルアップも図る。3月までに施設ごとの運営指針を策定し、12年度からは指針を基に、3年に1回以上、第三者評価を受けることを義務付ける。

 

◆平成242012)年117日 毎日新聞 大阪朝刊

 東日本大震災:被災3県「遺児」240人 保護者の6割、里親登録

 東日本大震災で両親とも亡くなったり行方不明になっている18歳未満の「震災遺児」は、岩手、宮城、福島の被災3県で計240人でほぼ確定したことが、3県への取材で分かった。うち約6割の遺児の保護者が、国や県から経済的支援を受けられる親族・養育里親に登録しており、里親制度が浸透しつつある状況も浮かんだ。

 3県に両親を失った18歳未満(震災当時)の子供の数を聞いたところ、宮城県が最多の126人。特に津波被害が甚大だった石巻市は49人で、名取市21人▽気仙沼市17人▽女川町10人と続いた。岩手県は93人で、陸前高田市35人▽釜石市23人▽大槌町17人と3市町に集中。福島県は21人で、相馬市6人▽いわき市5人など。3県とも数カ月にわたって人数に変動がないことから「ほぼ確定した人数」とみて、寄付金の配分など支援制度を検討している。

 一方、遺児240人のうち、3親等以内の親族が経済的な支援を受けられる「親族里親制度」は宮城51人▽岩手47人▽福島15人の保護者が登録。一般の里親が対象の「養育里親制度」は宮城28人▽岩手10人▽福島3人。両制度を利用している保護者は全体の6割となった。各県とも児童相談所が保護者に制度の活用を呼びかけるなどした結果、申請が増えたという。

 

◆平成242012)年117日 読売新聞

 「児童施設の虐待 通告で里親解除」 山口の女性、県提訴

 里子として受け入れた男児(13)が児童養護施設で虐待を受けていたことを通告したのに、児童相談所が十分な調査を行わずに一方的に里親委託を解除されて精神的苦痛を受けたなどとして、山口県長門市の女性が児童相談所を運営する県を相手取り、慰謝料300万円を求めた訴訟を山口地裁に起こしたことが分かった。提訴は昨年1222日付。

 訴状によると、女性は虐待を受けた子どもらを引き取る「専門里親」で、2006年8月、同県萩市の萩児童相談所から当時8歳の男児を里親として引き取った。男児は08年8月頃から、児童養護施設にいた頃に職員4人からたたかれるなどの暴力を受けていたことを話し始めたため、女性の夫が10年3月、萩児童相談所に「施設内虐待の疑いがある」と通告。しかし、同相談所は十分な調査を行わず、一方的に女性への里親委託を解除したとしている。県こども未来課は「訴状の中身を確認して対応する。萩児童相談所にも事実確認をする」とコメントした。

 

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2012年

1月

26日

施設職員らの子ども虐待、100人超ほか

◆平成242012)年117日 朝日新聞 東京朝刊 

 施設職員らの子ども虐待、100人超 厚労省、昨年度分まとめ

 親の虐待や死別などの事情で親元を離れて施設などで暮らす子どもが職員らに虐待された事例が、2010年度に39件あり、被害者は103人にのぼった。厚生労働省が16日に全国の集計結果を発表した。ただ、虐待は当事者が訴え出ないと発覚しにくく、実際はもっと多い可能性がある。 

 被害者は小学生が46人、中学生が25人、小学校就学前が20人で、高校生の被害もあった。発生場所は児童養護施設(27件)が最多で、里親など(8件)も目立った。主な虐待の内容は身体的虐待(23件)、性的虐待(9件)、心理的虐待(4件)、ネグレクト(3件)の順に多かった。具体的には、暴れる児童の手足を粘着テープで拘束(身体的虐待)▽施設職員が幼稚園児らの下腹部を繰り返し触った(性的虐待)▽数年にわたり児童間で性被害・性加害があったが、適切に対応しなかった(ネグレクト)▽指しゃぶりがなおらない児童に指の壊死(えし)画像を見せ、「指を切ることができる」とはさみを見せた(心理的虐待)――などの事例があった。施設職員らによる虐待の存在は昔から指摘されていたが、09年の児童福祉法改正で、発見者に児童相談所などへの通告義務が課せられ、都道府県が立ち入り調査や施設に改善勧告をする仕組みも整備されたことで、状況が把握しやすくなった。施設出身者らを支援するNPO法人「日向ぼっこ」の渡井さゆり理事長は「施設には親から虐待を受けた子どもが多く、職員による虐待でさらに傷つけられることになる。被害を言えずにいる子どももいるはず。事案ごとの対応を検証し、再発防止につなげるべきだ」と指摘する。 

 

◆平成242012)年113日 読売新聞 

 苦しい大学生、2010年度生活費は66万円 

 大学生の2010年度の生活費の平均が66500円だったことが、日本学生支援機構の調査で分かった。ピーク時の00年度と比べると、3割近く減少。同機構は「厳しい経済情勢の影響で学生の収入も大きく減り、苦しい状況で暮らしている」と分析する。

 調査は隔年実施。今回は1011月に、全国の大学生など約37000人から回答を得た。学生の生活費と学費を足した支出合計は183500円。一方、仕送りなどの収入総額は1988500円で、08年度から21300円(96%)も減った。奨学金を受ける学生が507%で、調査開始以来、初めて半数を超えた。学生の生活費は00年度(936800円)をピークに5回の調査連続で減少。08年度と比べても、15800円減った。66500円の内訳は、食費や住居・光熱費が379500円、娯楽・日常費などが281000円。

 

◆平成242012)年112日 時事通信 官庁速報

 児童福祉司2人増員へ交付税拡充=虐待対策強化に対応―総務省

 総務省は2012年度、児童虐待防止に向けた体制強化に取り組む自治体の財政需要に対応するため、普通交付税措置を拡充する。交付税で手当てする人口170万人(都道府県標準団体)当たりの児童福祉司の配置人員数について、新たに2人上乗せする方向だ。

 児童福祉司の増員は、住民生活にとって大事でありながら光が当てられてこなかったとされる分野を対象に、11年度から本格的にスタートした「住民生活に光をそそぐ事業」として実施。12年度の児童福祉司増員などに充てる分として、普通交付税措置を50億円増の350億円とする。児童相談所が対応した虐待件数は10年度に55000件超と過去最高を記録。特に、専門性の高い児童福祉司の役割が重要度を増しており、自治体は積極的な配置に努めている。交付税で配置できる児童福祉司の数も年々増えているが、同事業を通じた増員は11年度に続く第2弾。12年度の地方財政対策では、2人増員が可能な経費を支援する交付税措置を計上、これにより交付税で配置できる児童福祉司の数は標準団体で34人となる。

同事業では他に、自治体による消費者行政の充実化も新たに支援。地域住民への啓発を重視し、NPOや自治会など地元の組織からの情報提供や、これら組織と行政機関との連携強化を進めてもらう。このため、NPOへの委託費、自治体職員や事業者団体への研修費などの増額に伴う財政需要に対しても交付税措置を拡充する。

 

◆平成242012)年112日 朝日新聞

 児童養護施設に第三者評価を義務づけへ 厚労省が指針

 厚生労働省は、虐待を受けた子どもが入所する児童養護施設などに対し、新年度から少なくとも3年に1回、第三者の評価を受けるよう義務づける。第三者評価は今は任意のため普及しておらず、統一の運営指針もない。施設によってばらつきがある質を底上げするため、厚労省は運営や評価の指針を定め、3月にも都道府県に通知する方針だ。

 義務づけの対象になるのは児童養護施設のほか、親が病気などの1歳未満児らが入所する乳児院▽虐待などを受け、生活指導が必要な子どもらが入る児童自立支援施設▽DV被害などを受けた母子向けの母子生活支援施設▽軽度の情緒障害がある子どもが治療を受ける情緒障害児短期治療施設。全国に計約1100カ所あり、約4万2千人の子どもが入所する。多くが社会福祉法人や自治体の運営だ。各施設に対する評価は、NPO法人や社会福祉法人などが担う。研修を受けた職員が施設を訪れ、ケアや食事など約100項目を3段階で評価する想定だ。結果は都道府県のウェブサイトなどでの公表を義務づける。今年秋ごろから実際の評価が始まる見通しだ。

 

◆平成242012)年110日 共同通信

 未成年後見人の報酬支援へ 厚労省、担い手確保図る

 厚生労働省は2012年度から、未成年者が住宅契約などの法律行為を行うために後見人を必要とする場合、資産がなければ後見人への報酬を公費で支援する制度を導入する。12年度予算案に関連経費を計上した。

 未成年後見人の報酬は、家庭裁判所が未成年者の資産などから払うことができる範囲内で金額を決める。資産がなかったり、少なかったりする場合は無報酬となるため敬遠され、担い手が確保しにくい実態があるという。公費で報酬を補助することで負担感を解消し、スムーズに後見人が決まるようにするのが狙い。補助金額は月2万円程度を上限とする方向で検討し、関係機関と調整を進める。

 

 

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2012年

1月

23日

児童シェルター&自立援助ホームボランティア募集!!

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2012年

1月

23日

NHK大阪子どもを守れプロジェクト!子どもに贈る言葉大募集中!!

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2012年

1月

07日

学力調査で家計把握へ 文科省、格差解消に活用計画 ほか

◆平成242012)年11日 読売新聞 

 高知・福岡・京都 …検挙・補導ワースト3常連 

 京都府警によると、刑法犯で検挙・補導される少年少女は全国的に減少傾向にある。だが、府内の検挙・補導者数は人口1000人あたりで2008年、176人と全国で2番目に多く、09年は188人でワースト1になった。文部科学省が全国の小中高校などを対象に調べ、昨夏に発表した「児童生徒の問題行動調査」(10年度)でも、府内の1000人あたりの暴力行為94件は全国平均の倍以上で、全国で3番目に多い。 

 府警は10年を「少年対策元年」とし、摘発強化とともに、OBのスクールサポーター(36人)を中心に、BBSなどと連携して非行防止や立ち直り支援を本格化。11年度からは犯罪被害者やその家族に学校で講演してもらい、実態や悲しみに触れることで非行の食い止めを図る「いのちを考える教室」を、府と連携して開催するなどしているが、具体的な原因については府警幹部も「全体的な規範意識の低下としかいいようがない」とし、模索が続く。 

 非行に走る傾向を強めるとの指摘もある児童虐待も10年度、府内で認定されただけで1270件あり、過去最多。ただ、心を育む郷土への思いは強い。京都市が1330歳の1800人を対象に調査し、10年4月に発表した「市青少年意識行動調査」では、「京都市に愛着がある」と答えたのは85%に上り、世代別では高校生が91%で最も高かった。 

 

◆平成232011)年1229日 東京新聞 朝刊

 里親支援 夜間・土日も 来年度 都、全児相に拡充

 親が育てられない子どもを養育する「里親」を見守るため、都は来年度から、児童相談所で行っている里親家庭の支援事業を拡充し、現在の三カ所から都内の全相談所十一カ所で実施する。夜間・土日の養育相談や定期巡回訪問を新たに始め、支援の中身も手厚くする。国が里親委託を推進する中、杉並区の里親が三歳の里子を虐待死させた疑いで逮捕された事件があり、支援態勢の充実が求められている。

 支援事業は現在、児童相談センター(新宿区)と品川区と八王子市の児童相談所の三カ所で実施している。新たに始まるのは墨田、世田谷、杉並、北、足立の五区と立川、小平、多摩の三市にある児童相談所。これまで、里親側の相談を受ける事業は開庁時間に行っていたが、夜間や休日にトラブルが起きやすいことから、毎日午前九時~午後十時に応じるようにする。また児童相談所による家庭訪問は里親側の要請があった場合に行っていたが、来年度から年数回、ソーシャルワーカーが巡回訪問する。虐待などで保護が必要な児童が増える中、国はより家庭的に育てるため、主な養育者を施設から里親へと移している。都内で里親に委託された児童数は二〇一〇年度に四百十二人で、一九九八年度の百九十八人から倍増した。杉並区の里子虐待死事件 2010年8月、杉並区の里親家庭で養育されていた女児(3つ)が死亡し、11年8月に里親の声優の女が逮捕、9月に起訴された。東京都は有識者らでつくる児童福祉審議会の部会でこの事件を検証。12年1月に報告をまとめ施策に反映させる。

 

◆平成232011)年1229日 毎日新聞 朝刊播磨・姫路版

 姫路の2歳児重体:県と市の対応に問題 防止委が検証報告書 相談態勢強化、県が市指導へ /兵庫

 姫路市で2歳の男児が母親の交際相手から暴行され意識不明の重体になったとされる事件を巡り、県の対応について検証する県児童虐待防止委員会の立木茂雄委員長(同志社大教授)は28日、県の対応や姫路市の相談態勢に問題があったとする報告書を井戸敏三知事に提出した。これを受け、県は姫路市に対し、相談態勢を強化するよう指導する方針。

 報告書などによると、県姫路こども家庭センターは今年4~5月に姫路市から男児に擦り傷があるなどの通報を受け、家庭訪問を2回したが、「虐待の確証がなかった」として見守りを継続。ところが、6月に入って男児は急性硬膜下血腫で病院に運ばれた。これについて、防止委は「男性が同居していないことから対応が不十分となり、踏み込んだ対応ができなかった」と指摘。「子どもの安全を最優先にして、関係者の調査・確認を行うべきだった」と同センターの対応に疑問を呈している。また、姫路市の担当部署の職員が5人しかおらず、県内の他市町(尼崎市15人、明石市12人など)よりも少ない点を指摘。「相談態勢が脆弱(ぜいじゃく)な状況で、市が主体的に取り組めていない」と批判している。立木委員長は同日、県庁で「センターはもっと踏み込んだ対応をすべきだったし、姫路市もセンターに任せきりで態勢が不十分だった」と述べた。

 ◇姫路市は反論

 一方、姫路市は「保育所から頭部にけがをした幼児の報告を受け、虐待の恐れがあると考え、一時保護するなどの権限があるセンターに連絡しており、取り組みが不十分だったとは考えていない」と反論している。

 

◆平成232011)年1229日 中日新聞

 虐待家庭に「緊急介入」へ 名古屋市

 名古屋市は来年度から虐待被害に遭っている子供たちを家庭から素早く引き離すため、市内2カ所の児童相談所に「緊急介入チーム」(仮称)を新設する方針を決めた。今年10月、名東区で中学2年生の男子が母親の交際相手に暴行されて死亡した事件を教訓に、子供の保護を最優先した対応を目指す。

 名古屋市によると、家庭への介入に特化した組織づくりは全国でも極めて珍しい。名東区の事件では男子が家庭訪問した市中央児童相談所の職員2人に対し、顔のあざを「階段の手すりで打った」と説明したり、暴行した男が反省の意を示したことなどから一時保護をしなかった。現場を尊重し、判断の是非が検証されることもなかった。緊急介入チームは判断力を強化するため、児童福祉司や児相に出向している警察官など専門性の高い4人で構成。中央、西の両児相に各1チームを配置する。家庭への介入を前提とし、面接で子供が否定した場合でも一時保護した上で虐待の有無を調べる。名東区と同様のケースなら、母親の交際相手だった男の意向にかかわらず、男子をいったん保護し、顔のあざを専門医に診断してもらうといった措置を取る。仮に保護を見送った場合でも現場の判断をうのみにせず、子供に危険が及んでいないか所長をはじめ複数の職員が多角的にチェックする。市役所内にも県や県警、区役所など関係機関との連携強化を図る人員を配置。行革で職員数の削減が進む中、計10人余の増員となる。チーム全体のトップは小板橋康則・子ども育成部長が兼務する方向で調整している。緊急介入チームの設立は名東区の事件に関する有識者らの検証委員会でも概要が報告された。市は設立に合わせ、現行の一時保護基準の緩和や、予想される保護児童の増加に備え、一時保護施設の拡充なども検討する。

 ◇名古屋市の児童虐待 市によると、児童相談所に寄せられた虐待の相談件数は2000年度の336件から10年度は833件と25倍増に。この間、虐待の通報がありながら子供が死亡したケースが7件あった。一時保護件数はここ5年、200件前後で横ばいで、相談件数の増加に比し、保護意識の希薄さも指摘されている。

 

◆平成232011)年1229日 朝日新聞

 学力調査で家計把握へ 文科省、格差解消に活用計画

 文部科学省は28日、2013年度の小中学生の全国学力調査で、家庭の経済状況を把握するアンケートを行うことを決めた。学力と家庭の豊かさの関係を調べ、格差をなくす対策を考えるのに生かす狙いだ。

 所得の低い世帯に給食費や修学旅行費などを支援する「就学援助」を受けている子が多い学校は、学力調査の正答率が低い傾向があることが分かっている。文科省の担当者は「家計と学力の関係を、学校単位よりも子ども一人ひとりのレベルできめ細かく分析することで、放課後の補習など教育格差を解消する指導法づくりに役立てたい」と説明している。13年度以降も続けるかどうかは結果をみて判断するという。

 

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2011年

12月

31日

要保護児童22%増 10年間で 1万人あたり18人 虐待など

◆平成23(2011)年12月29日 福井新聞

臓器提供、虐待除外へ体制整備 福井大、18歳未満の脳死

 18歳未満からの脳死臓器提供について、福井大医学部附属病院(福井県永平寺町)は、厚生労働省が求める虐待された子どもを対象から除外するマニュアルと院内委員会を整備し、28日運用を始めた。県内では県立病院(福井市)に次いで2例目。6歳未満の小児を含め全年齢での提供が可能になった。

 県内には脳死臓器提供が可能な施設が両病院を含め4病院あるが、このうち県済生会病院と福井赤十字病院(ともに福井市)は現時点で、18歳未満の対応を見送ることにしており、これで県内における脳死臓器提供の当面の体制が整った。福井大病院のマニュアルは県立病院と同様、厚労省の参考例に準拠した内容。脳死状態の原因となった事故や病気に不審な点がない場合でも、普段や過去に虐待や育児放棄(ネグレクト)がなかったかを調べる。具体的には虐待に特徴的な皮膚の外傷跡や、保護者の説明と矛盾する外傷などがない場合でも、特に2歳未満の場合、コンピューター断層撮影装置(CT)で頭や胸を調べ、乳幼児に多い種類の虐待の有無を調べる。さらに児童相談所や保健所、警察に照会するなど、外観からは分かりにくい育児放棄や性的虐待を含めた計34のチェック項目を規定。「虐待がないと確信できるか」を判断するとしている。虐待の有無を判定する「子ども虐待対応委員会」は、小児科医や救急医、精神科医ら13人で構成。実際に外部機関への照会に当たる医療ソーシャルワーカーも加える。「虐待がない」と判断された後の法的脳死判定は、特に6歳未満について、判定の間隔を大人の4倍に当たる24時間とすることなど、厚労省の基準に従う。同委員会委員長の大嶋勇成教授は「提供を決める両親の善意を疑うことはつらいが、透明性を担保する必要がある」と体制整備の背景を説明。小児の脳死判定について「見極めは非常に難しく、日本全体で一層の知見を蓄積する必要がある」としている。同病院は、日常診療を含めた「子ども虐待対応マニュアル」を作成し、脳死臓器提供についても規定した。従来医師に委ねられていた児童相談所への通告などの対応を、病院として組織的に取り組む体制に改めた。

 

◆平成23(2011)年12月27日 読売新聞

 里親関与策など知事に報告書 県児童虐待検証部会=滋賀

 里親の男性が昨年10月、女子中学生の体を触ったとして県警に逮捕された事件について、県社会福祉審議会の児童虐待事例検証部会(部会長=野田正人・立命館大教授)は26日、里親への積極的な関与策などを盛り込んだ報告書をまとめ、嘉田知事に提出した。

 医師ら委員7人が防止策を協議してきた。報告書では、里子同士の交流の拡大や里親研修の充実のほか、児童相談所の職員が里親希望の家庭の家族全員と面接するように努めることなどを求めている。野田部会長は「多くの里親が善意で家庭を開放しており、虐待が疑われることは制度全体の危機につながる。改善に向けて努力してほしい」と話した。逮捕された男性について、大津地検は昨年11月、処分保留で釈放した。

 

◆平成23(2011)年12月27日 西日本新聞 夕刊

 「子ども避難所」に応援歌 福大生シンガー・的野さん

 福岡市のシンガー・ソングライター的野祥子さん(20)が、虐待などで家に帰れない少女が一時的に暮らす京都の「子どもシェルター」を応援する歌を作り、関西で反響を呼んでいる。歌の名前は「ひだまり」。暖かな日差しが子どもたちを包むような場所に-。心からそうなってほしいと願いながら歌う。

 今年9月、福岡市のキャナルシティ博多の屋外ステージ。CDアルバムの発売記念ライブをしていた的野さんの歌に、通り掛かりの男性が足を止めた。京都市のNPO法人「子どもセンターののさん」の理事、吉田明弘さん(46)。「歌声があまりに心地よくて。アルバムタイトルもHome(家庭、故郷)。直感でした」。子どもシェルターのために歌を作ってほしいと、その場で依頼した。「ののさん」は来年3月、京都府内に子どもシェルターを開設し、さまざまな事情で帰る家庭のない少女に衣食住を提供する。施設をたくさんの人に知ってもらえるように、シンボルとなる曲があればと考えていた。吉田さんは小型DVDプレーヤーを用意し、的野さんに映像を見せた。行き場をなくした子どもの現状。なぜシェルターが必要か。支援する人たちが切々と訴えていた。その言葉を、的野さんは小さなノートに書き込んだ。曲作りにはいつもより時間がかかった。行き詰まったときは施設の資料やノートを広げた。虐待された子どもの体験談も読んだ。1カ月後、「ひだまり」が完成した。

 羽を休めて/空を見上げて/青と白と太陽の光/あたたかなひだまりの中で/大きな愛を受け止めて

 シェルターは、傷ついた子どもたちが社会へ旅立つ前に、少しだけ羽を休める所。曲調は空の広がりを感じさせるように明るい。吉田さんは「私たちが伝えたいメッセージがいっぱい詰まっている」と喜んでいる。11月は京都、大阪、奈良のライブハウスやFM放送で披露した。歌う前に必ず子どもシェルターの話をする。「歌でお手伝いができて本当にうれしい」と的野さん。大みそかの夜は大阪・心斎橋のカウントダウンイベントに出演する。もちろん、「ひだまり」を聞いてもらうつもりだ。的野さんは福岡大生。「ひだまり」はインターネットの動画サイト、ユーチューブで視聴できる。

 

◆平成23(2011)年12月26日 産経新聞

 今年も各地で「伊達直人」登場 児相でランドセルなどクリスマスプレゼント

 各地の児童相談所などで、22日~25日にかけランドセルなどの“クリスマスプレゼント”が相次いで見つかった。昨冬同様、タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る贈り主も多く、職員らは「年末に温かい気持ちのプレゼントをもらった」と話している。

 神奈川県厚木市の厚木児童相談所に23、24の両日、菓子や文具、加湿器などの贈り物3件が相次いで届けられた。贈り主は伊達直人などだったが、それぞれ別人からのプレゼントとみられるという。千葉県我孫子市でも市役所前で25日午前、ランドセル5個が見つかった。贈り主は「我孫子にもいた沢山の伊達直人」。山形県南陽市役所では22日午前6時ごろ、ランドセル6個があるのを警備員が見つけたが、ここでも伊達直人の名前で「メリークリスマス!! 未来ある子供たちにプレゼントしてください」と書かれた手紙があった。埼玉県では、県中央児童相談所(上尾市)など3カ所で23~24日にかけ、計16個のランドセルが積まれているのを職員が発見。このほか、群馬県高崎市の児童養護施設でもクリスマスケーキなどが届けられた。

 

◆平成23(2011)年12月24日 読売新聞

 要保護児童22%増 10年間で 1万人あたり18人 虐待など

 虐待などが理由で親と一緒に暮らせない要保護児童が2009年度、子供(18歳未満)1万人あたり18・1人に上り、10年前より22%増えていたことがわかった。厚生労働省と総務省の統計を読売新聞が分析した結果、児童養護施設と乳児院、里親家庭で暮らす要保護児童は1999年度の3万4416人から09年度は3万7398人と2982人増加。1万人あたりでは10年間で14・8人から18・1人に増えた。

 一方、厚労省による08年2月の調査では、要保護児童で虐待を受けたことがあるのは、児童養護施設で53・4%、乳児院で32・3%、里親で31・5%を占めた。厚労省は「虐待の影響でさらに要保護児童は増加するとみられる」としており、家庭に近い環境で成長できるよう児童養護施設などを小規模化しながら増やし、現在1割の里親委託率を今後十数年で3割に引き上げる。

 

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2011年

12月

30日

震災遺児の成長温かくサポート 「子どもの村東北」設立へなど【児童養護情報】

◆平成23(2011)年12月23日 河北新報

震災遺児の成長温かくサポート 「子どもの村東北」設立へ

 東日本大震災で親を失った子どもやその養育家庭を支援しようと、宮城県内に「子どもの村東北」(仮称)をつくる準備を進めている福岡市のNPO法人「子どもの村福岡」(満留昭久理事長)が22日、仙台市青葉区に現地事務所「情報センター」を開所した。

 同法人は虐待や育児放棄などで親と暮らせなくなった子どもたちを預かり、里親や専門スタッフとともに家庭的な環境で育てる「子どもの村」を2010年4月から福岡市で運営している。震災で1500人を超す遺児・孤児が生まれ、養育面のサポートが一層必要とみられることから新たに宮城県に村をつくる計画を始動させた。村は、養育が困難になった子どもが里親と暮らす複数の民家と、保育士らが常駐するセンター棟で構成。14年6月の開村を目指す。商業ビル内に開設された「情報センター」は、開村に向けた関係機関との連携や広報活動などに活用する。行政、福祉関係者らが出席した開所式で、同法人の滝山勝久副理事長は「子どもたちを施設ではなく、家庭的なぬくもりの中で健全に育てられるように努めたい」と述べた。子どもの村は国際NGOが1949年にオーストリアに設立したのが始まりで、世界130カ国以上に広がっている。

 

◆平成23(2011)年12月22日 朝日新聞 北海道新聞

「里親になりたい」 札幌、震災後に増加 年齢高い子・経済的支援が課題 /北海道

 さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもを家庭に迎えて養育する「里親制度」。札幌市でも東日本大震災後、里親希望者が目立って増えている。一方で、年齢の低い子どもを望む人が多いことなどから、希望者の数に比べて育てられている子どもの数は横ばいが続いている。

 市児童福祉総合センターによると、10月末現在の登録里親数は175組。2010年度末は159組で、「東日本大震災後は、震災遺児のことを知って『自分にできることは何かないか』と里親を希望する人が多い」とセンター相談判定課主査の鈴木治さん。73組が実際に子どもを養育している。一方で、里親の元で養育されている子どもの数は、ここ数年は90人台で横ばいが続く。年齢別では、1~6歳が最も多く51人。「幼少期から愛着関係を築くため」という理由で、乳幼児を希望する里親が多いためだ。「里親制度の拡大のためには、受け入れ態勢の充実が不可欠。そのためには、年齢の高い子どもの受け入れを進めることが重要」と鈴木さん。里親への支援も欠かせない。新しい環境に預けられた子どもは、大人をわざと困らせたりする「試し行動」に出ることがあり、経験の浅い里親が戸惑ったり悩んだりするケースもあるという。市ではこうした里親を支援するため、今年度から「里親メンター事業」に乗り出した。ベテランの里親が新米の里親を訪問して、養育上の悩みを聞きアドバイスする事業だ。なるべく早い段階で相談できる環境づくりに取り組んでいる。市里親会事務局長の田中勝さん(73)は、83年から里親を始め、22人を育てたベテラン。「きれいごとではなく、こんなはずじゃなかった、ということもある。でも、預かった子どもがうれしそうに笑った瞬間に苦労が吹き飛ぶ」という。里親には手当(通常月7万2千円)などが支給されるが、子どもが高校を卒業するまでか、18歳になるまでだ。「最近は不景気で就職が見つからず、里親が自腹を切って支援し続けているケースがある。せめて20歳まで里親への経済的支援を続けてもらいたい」。田中さんは、そう気にかけている。

 

◆平成23(2011)年12月21日 沖縄タイムス 朝刊

 コザ児相に一時保護所 定員20人 女子寮先行し開所

 虐待された児童らを保護する県コザ児童相談所(兼浜保佳所長)の「一時保護所」が20日、沖縄市の同所で開所した。本年度は女子寮の運用を先行させ、男子寮は来年度から運用する。定員は20人(女子10人、男子10人)。開所式では与世田兼稔副知事ら関係者がテープカットした。

 県内の一時保護所は中央児童相談所(定員24人)に設置されているが、虐待相談件数が高止まりの傾向にある中、年間を通して満床状態が続いていた。このため県は2010年から保護所の拡充整備を進め、このほど新設した。コザ児相の一時保護所は同所の敷地内に設置。鉄筋コンクリート2階建て。触法少年事件で送致されてきた児童を個別支援できる個室を2室設けたのが特徴。多目的ホールや学習室、幼児用プレールームなども備えた。総事業費は約2億8千万円。与世田副知事は「要保護児童の対策を強化したい」と述べ、関係者の協力を求めた。高嶺善伸県議会議長は「虐待の早期発見と迅速な対応が求められている。子どもたちが心身ともに健やかに育つよう協力していきたい」と激励した。

 

◆平成23(2011)年12月21日 富山新聞 朝刊

 里親、高まる関心 過去最多69組に

 親の死亡や虐待、経済的な理由などで親と暮らせない子どもを育てる「里親制度」への関心が高まっている。県内の里親登録数は20日現在、前年度より13組増えて過去最多の69組となった。同制度は東日本大震災で震災孤児の受け入れに活用されたことで全国的に見直されており、関係者は要援護児の受け皿の広がりを歓迎している。

 児童養護施設が充実している県内では里親制度の利用が進まず、全国順位でも長らく下位を低迷してきた。施設より里親のもとでの養育が望ましいとする風潮の高まりを受け、県は4月から里親委託推進員を児童相談所に配置するなどして取り組みを強化した。里親登録数は2006年度に40組だったが、この5年間で29組増加し、今年度はさらに数件の登録申し込みについて審査が進められている。里子も06年度の4人から34人(20日現在)に増え、施設や里親に預けられている要保護児童の全体数に対する里子の割合(里親委託率)は06年の1・4%から9・6%に上昇した。

 登録が増えている背景には東日本大震災の影響も。東北では震災孤児の半数が里親に引き取られ、東北以外の地域からも受け入れの要望が相次いだ。県内でも震災孤児を支援したいとの声が上がり、県里親会を通じて被災地に申し入れている。国は2014年度までに里親委託率を16%に引き上げる目標を掲げており、現状で県内の養護施設や乳児院に入っている約320人についても、適正をみながら里親のもとへ託していく必要がある。県中央児童相談所の塚本優美子所長は「里親登録数が増えればマッチングがうまくいく可能性が広がる。単身でも登録できるので、気持ちのある方はぜひ申し込んでほしい」と 呼び掛けている。

 

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2011年

12月

25日

少しずつ全国で動き出した児童相談所と警察関係者との連携

虐待で声を上げられない子どもたちにこの行政連携のクリスマスプレゼントが届いて欲しい!!


平成23(2011)年12月20日 日本経済新聞
 児童相談所に警官OB、虐待相談急増で 東京都と警視庁
 児童虐待に関する相談が東京都内で急増していることを受け、都と警視庁は20日、児童相談所に警察官OBを配置するなど連携強化を図る確認書を交わした。
 都や警視庁によると、来年度以降、少年の保護や少年事件の取り扱いを経験したことがある警察官OBを非常勤職員として雇用し、都内11カ所の児相に配置する予定。OBは児童福祉司の調査に同行し、保護者から威圧的な言動や暴力行為があった場合などに対応する。確認書には、児相と警察の意見交換の場を拡充していくことや、職員が相互に研修に参加して知識やノウハウを習得していくことも盛り込んだ。都の杉村栄一福祉保健局長は「児童虐待への心構えを新たにして、今まで以上に連携していきたい」と話していた。都によると、児童虐待が疑われる相談件数のうち、児相が即座に対応した件数は2010年度では4450件。前年度から約1.3倍増加した。〔共同〕
 
◆平成23(2011)年12月20日 産経新聞
 児童虐待の取扱件数、死亡発覚件数ともに過去最多の見通し 警視庁 
 今年、東京都内で発覚した児童虐待の件数と、虐待に伴う死亡事例が過去最悪になる見通しであることが20日、警視庁少年事件課への取材で分かった。今年は児童虐待防止法施行から10年目だが、一向に減らない児童虐待。同庁と都は同日、根絶に向け、連携強化することを決めた。
 同課によると、今年1~11月末までに、児童相談所と警視庁が取り扱った児童虐待の件数は計212件、被害者数は248人。過去最悪だった昨年の202件、238人をすでに上回っている。また、今年に�入って虐待で死亡したことが発覚した児童数は6人で、過去最悪の平成13年に並んでいる。加害者で最多だったのは実母で116件。実父の43件と両親の27件が続き、いずれも増加傾向にあるという。養父母の場合も計11件発生。8月には、当時3歳の女児を虐待で死なせたとして、声優で里親の女が逮捕される事件があった。警視庁や都では19日、こうした事態を重く受け止め、虐待の未然防止や早期発見を目的とした連携強化を進めることを決め、確認書の締結式を行った。確認書では、両者間での意見交換をこれまで以上に行ったり、10人前後の警察官OBを都内の各児童相談所に配置し、現場での対応能力を高めたりするなどの対策を講じる方針を示した。警視庁生活安全部の河合潔部長は、「痛ましい児童の虐待を根絶すべく一層の連携強化を図りたい」と述べた。
 
◆平成23(2011)年12月20日 大分合同新聞
 関係機関の連携強化へ 虐待再発防止策
 別府市で4歳の男児が母親から虐待を受けて死亡した事件を受け、県は19日、当面の再発防止策を発表した。関係機関の連携強化、児童虐待を担当する市町村職員のスキルアップなどを盛り込んでおり、20日に県庁で開く会議で各市町村の担当課長に説明する。
 県こども子育て支援課によると、別府市での事件の情報が限られる中、児童相談所や専門家などから意見を集めた。最終的な報告は来年3月末までに、県社会福祉審議会の児童相談部会でまとめる。今回の事件で見えてきた課題として(1)経済的困窮、複雑な家庭環境など複数の課題を抱える家庭への早期支援(2)虐待の有無といった一時点の状況だけでなく、家族全体としてリスク把握しフォローすることの重要性(3)関係機関が緊密に連携し、全体像を把握することの必要性―を指摘。再発防止策は、情報共有の徹底、関係機関の緊密な連携による支援強化、相談支援技術向上のための研修強化―の3点を挙げている。「情報共有」は、児童相談所による市町村要保護児童対策地域協議会への運営支援強化、早期把握などのため産婦人科医、小児科医との連携など。「緊密な連携」は、虐待担当の職員だけでなく、保健師や児童相談所職員など複数で確認する取り組みを強化する。「研修の強化」は、市町村の対応力を向上させるため、児童相談所で演習形式の研修を重点的に実施。児童相談所と市町村との人事交流を強化する。同課は「職員研修などを積極的に支援したい。各市町村は必要に応じて、組織上の見直しをしてほしい」と話している。

 

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2011年

12月

25日

僕のJustGivingの挑戦にご寄付頂きました!

僕のJustGivingの挑戦にご寄付頂きました!

 

「大月さん、昨日はありがとうございました。全ての子ども達が守られ、健全に育てられる社会を実現すべく、私達大人が今、種を蒔いていかなくてはと思います。3keysの活動がたくさんの実を結ぶことを願って」

 

この挑戦を行っています。応援寄付金は、児童養護施設学習支援児NPO法人3keysに直接送られます。クリスマスのこの日に善意のプレゼントへのご協力お待ちしております!
童福祉情報をブログに書き、児童養護施設の学習指導サポート支援 http://justgiving.jp/c/6969

 

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2011年

12月

16日

震災などで困っている 女性・シングルマザーのための 安心年越しホットライン”相談に応じる専門家は全て女性です”

震災以外でも困っていることがあるシングルのお母さん、女性の方、
女性の専門家だから安心して困っていることを相談して下さい!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
震災などで困っている
女性・シングルマザーのための
安心年越しホットライン

日時  2011年12月17・18日10:00~16:00
フリーダイヤル  0120-143-183
全国の固定電話・携帯電話から無料
(どの時間帯も弁護士に相談ができます)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※民間支援団体で相談を受けている女性相談員、弁護士、精神保健
福祉士、社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、
ファイナンシャルプランナーなどが協力して相談を受けます

大震災で困っていること、
暮らしのこと
仕事のこと
家族のこと
離婚や非婚の母、シングルマザーに関する相談
DV・ハラスメントの相談
労働に関する相談
年金や雇用保険、手当などの相談…

※ご相談いただいた内容は匿名で統計的に処理をして公表するほか、
助成事業者への報告書に掲載することがあります
!(秘密は厳守します)

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2 - 2 8 日下ビル
TEL/FAX 0 3 - 3 2 6 3 - 1 5 1 9 jimukyoku@single-mama.com
http://www.single-mama.com

主催:NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
協力:しんぐるまざあず・ふぉーらむ連絡会
   NPO法人全国女性シェルターネット

 

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2011年

12月

15日

発達障害児支援アカンパニストファミリーサポート定例会「小学校から中学校へ」

発達障害児支援アカンパニストでは、発達障害を持つ子どもの家族サポート 
として、日ごろのみなさんの悩みや不安を打ち明け、安心してお子さんと歩め 
る環境作りや情報の交換をしています。

今回のテーマは「小学校から中学校へ。」

中学校は「支援級にするべき?」それとも「普通級がいいの?」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで中学校の普通級と支援級のそれぞれの特徴と、小学校生活でしておくべき準備についてお話しします。 
高校への進学の準備は、もう小学校中学年から始まっています。お子さんの特性に合わせて普通級と支援級どちらを選べば選べば良いのでしょうか。
親が様々な情報を持つことによって、お子さんをしっかりサポートできます。

今回は中学進学にあたり、何が必要かを話し合う勉強会になります。


開催概要

日時 2011年12月09日(10:00~11:45 (9:45~受付開始))
開催場所 高津市民館 第3会議室 (神奈川県川崎市溝口1-4-1)

参加費 500円(税込)
定員 25人(先着順)

申し込みはこちら http://kokucheese.com/event/index/22100/


〈問い合わせ〉発達障害支援アカンパニスト
E-mail. npo.accompanist@gmail.com 
Tel/FAX 044-865-4702

 

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2016年

5月

07日

ワンポイントリリーフ家庭教師指導開始

部活動に忙しいお子さんのための指導開始!(1回、1教科¥2000〜)

                   

             

中3、高3から本格的に高校入学の内申点アップ、大学の推薦入試内申点を目指すため定期テストを頑張りたい!

 

そんなお子さんのために今年度から、リリーフ指導も行います。

実際に、ご要望を多数受けていますので、告知した次第です。

学校、塾、予備校だけでは、あと10点アップがなかなかできないお子さんがたくさんいます。

そこで、テキスト等は学校、塾、予備校などのものを使用し、一教科10点アップを目指しませんか?

 

リリーフ指導対応教科

中学生(国語・英語・数学・社会・理科)

高校生(英語・現代文・古文・日本史・世界史)

より開始します。

 

今後高校生の教科も追加予定です!

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2015年

12月

07日

メンタルケアの問題

この時期になると大学受験生でもメンタル面の問題が大きくなります。

社会福祉士国家試験でも、社会人の方は仕事をしながらの勉強なので非常に大変だと思います。


ただ、あと一ヶ月少しで本番を迎えるのに、


「やるのか・やらないのか」

「合格するのか不安」


などと考える時間はを全て、参考書を読む時間・過去問を解く時間に当ててください。

苦しい日でも一問は問題を解くなど試験に臨む態勢を崩さないようにすることこそが、合格へ近づきます。


それと、日々の勉強の記録をつけるのも良いです。

スランプの時に、過去の勉強の記録を見ると安心感が得られます。

なぜなら「こんなに頑張ってきたのだから大丈夫!」と思えるはずです。


メンタル面は、どうにでもなります。社会福祉士を目指そうと決めた日の気持ちを思い返してください。

時間は待ってくれません。


傷だらけの、満身創痍の心でも問題を解くことで、傷は癒されていきます。

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2015年

12月

06日

第28回社会福祉士国家試験合格を目指す方へ。

第28回社会福祉士国家試験は、平成28年1月24日(日)です。

私もこの試験には苦労しました。

初めての受験は、1点足りず不合格、2回目は、宿直明けの受験でまたもや1点足りず不合格。

そして3回目の昨年、試験前2日間の休みをいただき、なんとか合格できました。


英検準一級、TOEIC、漢検のときも同じでしたが、とにかくアウトプット量が合格の鍵です。

昨年は、本気で勉強し始めたのが遅く12月20日前後です。毎月10日前後の宿直をして、

4人の退所児童の相談などに乗りながらの勉強でした。


宿直は、4時間睡眠。明けてそのまま14時まで勤務。その後、昼寝をして勉強。

勉強時間は2時間が限界で、その分質を重視しました。


テキストの太字部分を何度も確認し、過去問を解く。不正解の場合は、ひたすら解説を読解。暗記。


社会福祉士試験は、範囲もかなり広く、事例問題も多いので、時間内に解くスピードも問われます。

それは、問題を解いて、慣れることでしか身につかない力です。


これから一ヶ月ちょっとで合格を目指すのなら、テキストの重要項目の反復音読。

過去問題を解いて、慣れてください。


知識を脳に自動化して、反射的に問題に答えられよう訓練するのが、この時期に必要な訓練です


Practice makes perfect.(習うより慣れよ)

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2015年

4月

24日

新しい家庭教師コンテンツ追加しました!

発達障害・引きこもり児童・生徒家庭教師コンテンツに加えて




英語指導家庭教師




◼︎国語力アップ家庭教師


を追加しました!


詳しくはそれぞれをクリックしてください!

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2015年

3月

22日

第27回社会福祉士国家試験合格しました!!

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2014年

7月

20日

特別支援級の児童・生徒の家庭教師しています

ご好評につき、あと数名のみ即時、指導開始可能です!!

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2014年

7月

11日

辛かったら逃げても良い

 

辛いことがあった時、人はグチをこぼす。マイナスな言葉、弱音を吐く。
「吐」という字は、口へんにプラスマイナス。
嫌なことは吐き出していい。
でも、そこから成功する人、夢を実現する人は少しずつ変化していく。
弱音は吐かない。ボジティブなことだけを言うようにする。
マイナスな事を取っていくと夢は「叶」う。

自分の思っていた到達点に少し足りないと思ったら、
軌道修正しながら、最終的な目標は変えない。
紆余曲折しながら、遠回りしながら、ここまで行けばいい。

これは危険だと思ったら回避する。
危険だと思ったら、逃げていい。
「逃」は、しんにょうに兆し。
そして、また時間をおいて、
しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。

「幸」と「辛」
幸せでも、何かが欠けたら辛くなる
辛くても、何かが加われば幸いになる
「苦」「困」「災」に「難」を加えると「苦難」「困難」「災難」
こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。
「難」が無い人生を「無難」という。
無難な人生なんてありえない。
だから、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて「有難」し。

「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
心臓の一叩きの連続が命。
その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
命の始まりは女なんです。
「女」が土「台」となって「始」まりとなる。
俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。
命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
ここからは、皆が命を繋げていく。
ここから出たら、命を広げて行ってください。

心に響いたら、感動の輪を広げていってください。

 

「ゴルゴ松本さんの講演会の言葉」より

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2013年

2月

27日

「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」に参加します!

3/30に「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」をやります。

どうもです。急な話でナニですが、就活マッチョになれないその他大勢の若者(及び転職でヘコタレてるおにーさん、おねーさん)に向けて地味なイベントをやります。タイトルには若者と書いてありますが、誰でも参加可能です。

勉強会でもなく、セミナーでもなく、ただなんとなく就活というか就職に関して、考えてみたいなぁというのがきっかけです。

概要は以下の通り。

 

日時:2013年3月30日 16時~20時予定
 
場所:麹町 KDDI Web Communicationsさんの会議室(6F)
  
タイトル:「就活で挫けそうな若者へのヒントを考える座談会」(長いっすねww)
 
座談会参加者:
赤木智弘さん (『若者を見殺しにする国』著者 http://twitter.com/T_akagi
寺地幹人さん (GLOCOM 研究員 http://researchmap.jp/MikitoTerachi/
久田圭彦さん (アデコ株式会社 取締役人事本部長 http://www.adecco.co.jp/pressroom/forum/
大月智博さん (フリーライター http://www.robotsuki.com/
showgoさん (技術家庭科(技術)非常勤講師 http://d.hatena.ne.jp/showgotch/
 
司会進行:やすゆき
 
骨子:就活に失敗したことで自殺してしまう若者がいる現代、就活そのものが目的化し若者を疲弊させる原因になっているのではないか。そうした状況の中で数少ない勝ち組と多数の負け組が区分され、就活セミナーなどでも勝ち組になることを強要される状況がある。その中で結果として挫けてしまう若者に対して何らかのヒント、生き延びていくための考え方、を対話の中から見出したい。
この座談会でそのヒントのカケラが生まれてくることを期待しています。
 
もっとぶっちゃけて言うと自分の子供とか後輩とかが挫折してしまった時に何かヒントになることを言える様に、手助けできるようになれるといいなという願いをカタチにしてみたということです。まぁ、これ一回でなんとかなるような甘いものとは思っていませんけども。
形式としてはフリートークとしたいと思いますが、現在の就活ってどうよ?的な部分を導入にして話を拡げていけたら良いのではと考えます。
 
定員20名くらい。参加費千円です。ソフトドリンク、お菓子などを用意します。
 
申し込み:Facdbookのイベント作りました。はこれから作ります。しばしお待ちを。
Twitterでは@yasuyukimaに@で教えてください。

 

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2013年

1月

31日

体罰を使わずに能力を伸ばす方法

体罰がまたまた問題になっています。

「お前のためを思って、俺はお前を殴る!」

「お前を思えばこそだ!」

なんて言われても、受ける側からしてみれば、体罰ではなく暴力です

これは、虐待でも同じです。親からの愛情なんて感じない子どもがほとんどです。(少なくとも僕はそうでした)

体罰肯定派の背景には、体罰によって能力が上がるという盲信があります。

しかし、根性=能力ではありません。

これは、「ゆとり世代」とか世代論で割り切るものではないはずです。

 

では、体罰など用いずに指導するときにどのようにすれば良いのでしょうか?

これは、指導者側の辛抱強さも求められますが、

これができなければ人に何かを教える能力などないと言っても過言ではないでしょう。

 

勉強に関しての例を挙げます。

たとえば、1時間以内にいきなり、知らない漢字や英単語を300語覚えるのは、誰にも至難の業ではないでしょうか。一夜漬けでもかなり難しいと思います。

しかしこれを1日3語ずつ100日に分けて覚えるとなれば、何となくできるような気がしてきますよね。

 

カナダの心理学者バーバンデューラは、

この自分にもできるだろうと予期(確信)する感覚を「自己効力感」と呼びました。

つまり、「自分はここまでできそうだ」という感覚が、次の行動を引き起こすのです。

自己効力感が高い人は、「よし、やってやるぞ」と前向きに思うことができ、

一方、自己効力感が低い人は「自分には無理だ」とマイナス思考になって行動を起こせません。

 

では、自己効力感を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。

バーバンデューラ心理学者は、四つの源泉を挙げています。

 

最も重要なのが達成体験で、自分で行動して達成できたという体験のこと。

二番目は代理経験。他人の達成体験を観察し、自分にもできそうだと感じること。

三番目は言語的説得。周囲から自分には能力があると励まされることも必要です。

最後は生理的情緒的高揚。苦手な場面を克服できたことで自己効力感が強まります。

 

ところで、自己効力感の高まりは、自尊感情の高まりにもつながります。

自尊感情が高まれば、自信を持てるようになり、さらに成功をもたらす行動に弾みがつくでしょう。

結局、上達の早い人というのはゴツゴツと成功体験を積み重ねていくことで前向きな自己を形成し、

そのことによってもっと大きなチャンスをつかんでいくことができる人だといえます。

 

しかし、この方法は全ての人に万能ではありません。

過去の失敗体験が心から離れない人は、不安や恐怖感が先に立ち、

積極的に行動することができず、失敗する確率も増えます。また、チャンスをリスクととらえがちです。

 

失敗は、反省して次に生かすことで初めて価値が生まれます。どうしても

失敗が気になる人には、心が落ち込んだ瞬間に「ストップー!!」と声を出して感情を飛散させる方法です。

ちょいネガティブキャラの人はこの方法を身につけされると良いと思います。

 

体罰が恒常的に行われてしまうと、学力性無力感に陥ると思います。

これはいじめ・パワハラなども同様。

回避できない厳しい状況に長期にわたって置かれるとその状況に立ち向かう気力すらなくなってしまうのです。

体罰やいじめで悩む人たちはこの状況に陥って、悩み、苦しみ、最悪なケースになると死を選ぶのだと思います

 

体罰肯定は、反骨精神で人の能力が上がると信じています。

そういう人もいるかもしれません。

ただ、ボクシング選手などは無理な減量を繰り返して燃え尽きてしまうことも速くなってしまいます。

引退後の人生を過ごす余力が少なくなってしまうのです。

 

技術的な練習には厳しい言葉が必要なときもあります。

ただ、体罰は指導者のストレス発散にしか過ぎず、指導される側に利益は少しもありません。

日本はスポーツ指導だけでなく、教育・ビジネスなどあらゆる分野で根性論が根付き、

それが負の連鎖となって、体罰肯定・否定などと前近代的な議論をマスコミが報道してしまうのです。

負の連鎖を、止めないと悲劇の連鎖が続いてしまうのは否定できないでしょう。

できる限り、どんな分野の指導者も指導の根拠や理由を示す必要があると僕は思います。

 

参考リンク体罰法的全面禁止33カ国が達成

 

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2013年

1月

14日

人生に意味を与えるもの…

It is not what we get. But who we become, what we contribute that gives meaning to our lives.

 

by Anthony Robbins

 

人生に意味を与えるものとは、私たちが得るものではなく、どんな人物になるか、何に貢献するか、なのです。

 

 

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2012年

12月

28日

新しい一歩を踏み出すこと

Taking a new step, uttering a new word, is what people fear most.

by Fedor Dostoyevsky

 

新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、人々がもっとも恐れることである。

 

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2012年

12月

27日

振り返らず後ろを見るのと同じくらい…

It is as hard to see one's self as to look backwards without turning around.

 

by Henry David Thoreau

 

振り返らずに後ろを見るのと同じくらい、自分自身を見つめることは困難だ。

 

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2012年

12月

27日

生活保護ニュース20121228

◆大阪市は、就学援助を受けている中学生の家庭に塾などの費用を助成する教育バウチャー事業について、201312月から全市に拡大する方針を明らかにした。現在は西成区内のみで実施。当面は就学援助や生活保護を受けている世帯が対象だが、市は15年度を目途に中学生の7割程度に交付する方針も示した。

 

◆「恩給担保貸付制度」の利用を理由に大津市が生活保護申請を却下したのは不当だとして、無職女性(74)が決定の取り消しを求めていた訴訟の判決が大津地裁であった。裁判長は原告の主張を認め、「急迫した事由が認められるため申請に基づいて保護を開始すべきだった」として、市に却下の取り消しを命じた。

 

35歳未満のホームレスの前職は、半数以上が非正規雇用だったことが調査で分かった。全体では正規雇用最も多く42.0%を占めるが、35歳未満の層では23.5%と少なく、非正規雇用が52.9%と半数以上を占めて最多だった。厚労省は調査結果を踏まえ、2013年夏までにホームレス支援の基本方針を見直す。

 

◆子育てをしながら働く日本の女性は、男性との給与格差が先進国で最大―。先進34カ国が加盟する経済協力開発機構が発表した報告書で、日本では働く母親が不利な労働環境に置かれていることが明らかになった。子どもの有無に関わらず、全年齢で男女を比べた場合の給与格差も29%でワースト2位だった。

 

◆足立区議会は、高齢者の孤立化や孤独死を未然に防ぐための「孤立ゼロプロジェクト推進に関する条例」案を可決した。自治会などに対し、同区が持つ高齢者情報の提供が可能になる。今後、単身高齢者らの全世帯調査を進め、地域での見守り活動を強化する。高齢者の調査、支援を目的にした条例制定は珍しい。

 

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2012年

12月

27日

児童養護ニュース20121228

◆平成242012)年1225日 毎日新聞 東京朝刊

 休職教員:「心の病」5274人 11年度公立校、高水準続く--文科省調査

 

 文部科学省は24日、うつなど心の病で11年度中に休職した教員は5274人だったと発表した。2年連続で減少したものの、10年前(02年度2687人)の約2倍で、08年度から5000人を超える高い水準が続いている。同省は「学級を一人で受け持ち、保護者との関係の悩みなどを同僚や上司に相談しにくい状況が依然あるのではないか」と分析。今年度中に対策を検討する。一方「教える内容に誤りがある」など指導が不適切と認定された教員は168人いた。(社会面に関連記事)

 全国の公立小中高校と特別支援学校、中高一貫校の教員約92万人を調査した。心の病による休職は18年ぶりに減少(51人)した10年度(5407人)から、さらに133人減った。50代以上が最多で2037人(39%)。401712人(32%)▽301103人(21%)▽20422人(8%)。全体の教員数が最も多い小学校(約41万人)が2347人で最多だった。同省初等中等教育企画課は「憂慮すべき状況で、教員の相談窓口を校内に設置するなどの対策が必要だ」としている。心の病を含む全体の病気休職者は8544人で10年度から116人減り、19年ぶりに減少した。

 一方、指導が不適切と認定されたのは10年度の208人から40人減った。「学習指導要領が理解できず指導計画が立てられない」(30代女性・小学校)▽「常に指示待ちで書類を作成できない」(40代男性・小学校)▽「生徒に対しマイナスの発言が多い」(50代女性・中学校)――などのケースがあった。168人のうち108人が研修を受け47人が現場に復帰。24人が依願退職するなどした。

同省は同時に11年度に懲戒処分を受けた教員数も発表した。10年度から45人減の860人で、交通事故(326人)が最多。わいせつ行為(151人)が次に多く、被害者のうち77人は自校の児童生徒だった。

 

 

◆平成242012)年1223日 読売新聞 東京朝刊

 「0歳児保育」 見直す動き 高コスト、育休切り上げ増加

 

 待機児童が多い大都市で、認可保育所の0歳児保育のあり方を見直す動きが注目されている。本来1年間はとれる育児休業を早めに切り上げ、入所しやすい0歳から預ける親が増えているためだ。人手がかかり財政負担の大きい0歳児保育を縮小し、より需要の高い1歳児に定員を振り替える自治体も出てきた。

 「育児休業取得率が全国で約9割に上る中、入所希望が集中する1歳児の定員を増やし、限られた財源を有効に使いたい」。政府の子育て施策検討会の委員を務めてきた東京都三鷹市の清原慶子市長は話す。1956年から0歳児保育を始めた同市では来年度、0歳児を受け入れる市立保育所15園中2園で0歳児の募集を停止し、経費や設備を1、2歳児の定員の拡充に充てる。同市の今年4月時点の待機児童は128人で、9割近くを1、2歳児が占めた。育児休業法では、子どもが1歳になるまで休業でき、1年半~2年休める企業もあるためとみられる。一方、0歳児は、地域によっては欠員が出た。全国の待機児童は同時点で約25000人で、約7割を1、2歳児が占める。同市で昨年、0歳児を預ける保護者にアンケートをしたところ、0歳から預けた理由として約半数が「1歳からに比べ入りやすいと思った」と答えた。「育休期間を短縮して職場復帰している実態があり、保護者の需要に適切に対応する必要があると考えた」と同市の担当者は話す。ただ0歳児保育は、職場や家計の事情などで必要な家庭の要望に応えるため、今後も公私立保育所で継続するという。乳児対象の保育ママ制度や家庭的な小規模保育、在宅で子育てする人の支援も充実させていく方針だ。

 東京都社会福祉協議会の調査でも、都内の認可保育所利用者約3200人の育休取得期間は平均9か月で、取得可能だった期間の平均17か月を大きく下回る。休業を切り上げた理由として約半数が「1歳での入所が難しい」ことを挙げ、「職場の状況」「家計の問題」を上回った。保育所整備を進めてきた都市部の自治体には、人手や経費のかかる乳児保育への負担感が広がっている。都内のある区では、私立保育所の新設時に「無理して0歳児保育をしなくていい」と説明しているという。だが、経営のため、補助金の手厚い0歳児保育を実施したがる私立保育所が多く、「1歳からの入所が難しくなっている」と担当者は打ち明ける。

 

 ◇1歳児の定員拡充 必要に

 社会保障・税一体改革で、民主、自民、公明の3党は今夏、消費税増税分から7000億円を保育所整備など子育て支援に充てることで合意した。このため、新政権が発足しても子育て支援政策に大きな変更はないとの見方が強い。ただ、今回の衆院選で自民党は待機児童解消などに加え、「0歳児に親が寄り添って育てることのできる環境の整備」を公約に盛り込んだ。育休制度の推進などを念頭に置いたものというが、同党は「子育ての第一義的責任は家庭で持つ」を基本としており、「社会で子どもを支える」としてきた民主党の理念とは異なる。このため、専門家の間には、今後、三鷹市のような0歳児保育抑制の動きが加速するのではないかとの見方もある。白梅学園大教授(保育学)の無藤隆さんによると、育休制度や休業中の所得保障が整う北欧などでは、1歳までは家庭でみるのが基本という。「0歳児に長時間の良質な集団保育を行うのはコストがかかる。保育ママなどの家庭的環境での保育による対応や、保育所の補助金制度などを工夫し1歳児の定員を拡充することも必要だ」と指摘する。

 

 〈0歳児保育〉

 4月1日時点で1歳未満の子が対象。国の基準で3人につき保育士1人の配置が必要だが、1、2歳児は6人につき保育士1人。東京都内の認可保育所の場合、0歳児1人あたりの公費支出は月40万円程度に上り、1、2歳児の約2倍。

 

 

◆平成242012)年1222日 東京新聞 朝刊

 社説 児童養護施設 育ちの場に「家庭」を

 

 親と離れた子が暮らす児童養護施設が家庭的な場となるよう、国は集団生活型から小規模型への改修を計画している。養育上の困難を抱えた子が増えている。職員を増やさないと掛け声倒れになる。

 小規模施設の先行例がある。埼玉県加須市の「光の子どもの家」。敷地にいくつもの「家」が建てられ、四十五人の子どもが「家族」と見なされたグループに分かれて暮らす。同じ職員が親のように養育を受け持ち、眠る時には本を読み聞かせる。食事も家庭ごとに。日々の営みは実の親との関係が壊れた子にとって、再び人間関係を築くための大切な時間だ。職員は子どもにとって「自分のためにいる愛着を受け止めてくれる人」となるからだ。こうしたきめ細かな事業を行うには人手が必要だ。だが、国の職員配置基準は三十年前から変わらない。「職員一人に対し、子ども六人」。諸外国に比べて低い水準だ。このため、子どもの家では「職員一人でほぼ四人」となるよう、バザーなどを続けて、加配分の人件費を捻出してきた。

 児童養護施設を小規模型に作り替えるという議論は十年前、増え続ける虐待の合わせ鏡として始まった。施設は全国に五百七十九カ所、その七割は二十人以上の集団生活型だ。約三万人が保護されているが、半数以上は親から虐待を受けた子。核家族時代に養育できない親が増え、その連鎖がまた虐待を生む。児童相談所に通告された虐待は年間六万件だが、施設に保護されるケースは一割しかない。施設が常に満杯だからだ。家庭でより深刻な問題を抱えた子が選ばれるようにして入ってくるのに、脆弱(ぜいじゃく)な職員体制では一人一人に向き合えない。厚生労働省もやっと来年度予算要求に施設小規模化の整備費を盛り込んだ。だが、改修に数千万から数億円がかかる。二の足を踏む施設も多い。 

大人数の雑居部屋で子どもたちは安らげず、いじめも深刻という。職員による虐待もある。国は法改正で施設内の虐待対策を講じてきたというが、昨年度は四十六件が報告された。職員の資質だけでなく、人手不足や居住環境の悪さも遠因となっている。施設は原則十八歳で退所しなくてはならない「十八歳の壁」もある。ケアを必要とする子は社会の姿を映す。里親制度の拡充も含めすべての子どもの発達を保障できる方策が急がれる。自分で声を上げられない子を犠牲にしてはならない。

 

 

◆平成242012)年1221日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 現場最前線/3 「保護せねば命危なかった」 /奈良

 ◇強制調査備え警察と訓練も

 

 本当は妊娠したくなかった――。20代後半の母親。妊娠を届け出るために、ある市役所を訪れた際、職員にふと漏らした。夫から家庭内暴力を受けているようで、うつ状態だった。市が家庭訪問などの支援を続ける中、今春に出産。でも、「子供が可愛くない」。拒否的な態度は変わらなかった。そして、約1カ月後、母親が打ち明けた。「つねったことがある」。市は県中央こども家庭相談センター(児童相談所)に通告した。

 

 ◇乳児に多数のあざ、児相一時保護決断

 同センターこども支援課職員が自宅に行き、母親に「赤ちゃんを確認させてほしい」と伝えると、あっさりと中に。しかし、そこで職員が見たのは、太ももや背中に多数のあざや内出血がある、赤ちゃんの痛ましい姿だった。現場からの急報を受けセンターで緊急会議が開かれた。放っておけば重大な事態に発展する恐れがある。児童福祉法は、児相の所長か知事が必要と認める場合、親権者の同意の有無にかかわらず、子供を保護できると定めている。同課職員数人と話し合い、所長の出した結論は「一時保護する」。同課長の廣岡幸夫さん(51)は「保護に動かなければ、赤ちゃんの命は危なかった」と振り返る。

 一時保護はこのようにすんなりと成功する場合ばかりではない。家庭に入るため、警察の力を借りなければならないこともある。児相と県警は先月、合同で立ち入り訓練を初めて行った。親が暴力的など、児相職員が身の危険を感じるようなケースでは、警察官の同行を求めて家庭訪問をする。県内では年数回に上るという。子供の安全確認を保護者が拒否し続けた場合、裁判所の許可を得て、児相がドアチェーンなどを切ってでも、強制的に立ち入り調査ができる「臨検・捜索」。この訓練も実施した。奈良では実際にはまだ、起きていないが、児相側からは、警察との訓練で「将来に備えることができた」という声が上がった。

 

 ◇共同生活の子供、強いストレスに

 「プルルル―」。センターで取材中、ひときわ高音の着信音が響いた。児相の全国共通ダイヤル(0570064000)にかかってきた電話だ。発信された電話の市内局番などから地域を特定し、最寄りの児相に転送する仕組みで、厚生労働省が0910月から運用している。共通ダイヤルは通常の電話に比べ、虐待通告の可能性が高い。廣岡さんは「以前はこの着信音が鳴ると緊張が走った」と話す。だが、同センターには現在、毎日、数件の通告が寄せられている。「今は高音の着信音にも慣れてしまった」。

 県によると、昨年度は虐待が原因で104人が一時保護された。そのうちセンターの一時保護所(定員12人)には年間54人が入所し、その他の子供は児童養護施設などに委託された。期間は、原則2カ月以内。その間に親との面談や生活環境の調査などを行い、その後の方針を決める。センターの一時保護所は4部屋。一部屋に3人が暮らす。各部屋に、A4判サイズくらいの紙が張られていた。「3回深呼吸する」「お茶を飲む」「その場を離れる」「数をゆっくり数える」「『「落ち着いて』と自分に言い聞かせる」――。ある職員は「子供たちがイライラした時に、落ち着く方法」と説明した。次の行き先が決まるまで、共同生活を送る子供たちは、強いストレスにさらされる。一時保護所で暮らす間は、学校や保育園に通うことはできず、職員から学習指導を受け、敷地内のグラウンドで遊ぶなどして生活する。突然、家から離されるため、服などの生活用品は貸し出しだ。いったん一時保護した子供を、どのように親に戻すのか。さらに困難な仕事が児相職員の前に立ちはだかっていた。(この項つづく)=次回は1月8日

 

 

◆平成242012)年1220日 朝日新聞 大阪地方版朝刊

虐待情報の提供、民間病院へも可 子からの臓器移植時 県審議会が答申 /富山県

 

 県個人情報保護審議会(細川俊彦会長)が18日に開かれ、18歳未満の子どもからの臓器移植の際に確認が必要な児童虐待に関する個人情報について「提供は適切」と認める答申をした。従来、提供が可能だった医療施設に加え、民間の医療施設からの情報照会にも対応が可能になった。

 改正臓器移植法では、虐待を受けた疑いのある子からの臓器提供が認められていない。18歳未満の子どもから臓器提供をする際には、虐待がなかったかを児童相談所などに確認する必要があるが、富山大病院で6月にあった6歳未満男児からの臓器提供では、確認に時間を要したことが課題になった。県内では、18歳未満の子どもからの臓器提供ができる医療施設は、県立中央病院と富山大病院、厚生連高岡病院の三つ。このうち、県立中央病院と富山大病院では、県個人情報保護条例に基づき、児童相談所や厚生センターが臓器提供に必要な虐待情報を提供できる。一方、同条例では民間の医療施設についての規定がなく、厚生連高岡病院に必要な情報を提供できなかった。県の諮問を受けた同審議会は、虐待情報の提供は「『公益上の必要その他相当な理由があると認められる場合』に該当する」と答申。この結果、同病院を含め、臓器移植に際して県内外の民間医療施設からの児童虐待に関する情報照会への対応が可能になった。県は今後、情報の取り扱いについて詳細な規定を作り、医療施設などと調整を進める。

 

 

 

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2012年

12月

26日

児童養護ニュース20121227

◆平成242012)年1219日 時事通信 官庁速報

 子育て支援へ「おやじプロジェクト」=和歌山県教委

 

 和歌山県教育委員会は、子育て世代の父親たちを支援する「おやじプロジェクト」事業を始めた。野外キャンプ練習などの講座を通じ、育児の技術を向上させるとともに、父親同士の友達づくりを支援する狙い。

 事業の企画運営主体は、県南部の青年会議所やPTA、教育関係者はじめ2060代の男性数人で構成する「おやじプロジェクト会議」。今年4月に県教委が呼び掛けて立ち上げた。プロジェクト第1弾として、今年7月にキャンプ体験講座を実施。「カッコイイお父さんになろう!」をテーマに、野外遊びに慣れていない父子ら約11組を対象に、火おこしや飯ごうを使った米の炊き方、バーベキューの仕方を実践形式で学習した。第2弾として、12月下旬にたこ焼き作りやたこ揚げの講座を企画している。県教委は、会場費や交通費などの経費負担のほか事業運営をサポートしており、「ワイワイと楽しく実践講座を重ねながら、親としての自信やパパ同士の交流を深めてほしい。受講者たちがいずれ会議メンバーとなって、地域のつながりを受け継いでいってもらえれば」(生涯学習課)としている。県教委によると、一般的に「ママ友」と呼ばれる母親同士の交流に比べ、父親同士のネットワークは少ない。そのため「父親同士が誘い合って、子どもたちを遊びに連れて出掛けられるような『パパ友』つながりを広げてほしい」という母親らからの要望が多かったという。

 

 

◆平成242012)年1219日 茨城新聞 朝刊

 民生委員が自主映画、小美玉で製作 プロ俳優出演の本格作

 

民生委員の活動を映画で紹介-。小美玉市小川民生委員・児童委員協議会(我妻英吉会長)は、より多くの人に民生委員の仕事について知ってもらおうと、活動を紹介するPR映画を自主製作する。プロの俳優が出演する本格的なストーリー仕立ての作品で、完成は来年3月。我妻会長は「映画にすることで、私たちの活動をより分かりやすく紹介したい」と話す。

民生委員は児童委員を兼任し、子どもたちや母子父子家庭、1人暮らし高齢者、生活困難者などの援助を行うため福祉関係機関と協力している。今回、製作する映画では、その活動の一部を物語風に映画化。「旅立ち」というタイトルで約30分のストーリー。家庭で虐待を受けていた少年が非行に走る中で、民生委員と出会い立ち直り、将来へ向かっていく内容という。委員たちで考えたものを脚本化した。主役となる民生委員には、テレビドラマなどで活躍している須永慶さん、非行に走る少年は、元スノーボード選手で声優としてデビューしている成田童夢さんが務める。映画製作は、昨年5月から協議会の中で話し合われてきた。同市の担当者とその知人などの協力があって映画製作会社が見つかり、協議会員32人全員が資金を出し合い製作に動き出した。製作については、できるだけ経費を抑えるため、撮影や撮影スタッフの宿泊などは市施設を利用。食事は民生委員が食材を持ち寄り振る舞い、中心人物以外は俳優を依頼せず、自分たちや家族が出演するなどしている。撮影は11月から始まり、完成は来年3月予定。DVDにし、活動紹介時に利用したり、市内小中学校への貸し出しなども考えている。我妻会長は「多くの人に見てほしい。そして、困っていることや悩みがあったら、民生委員に相談できることを知ってほしい」と話した。

 

 

◆平成242012)年1218日 山形新聞 朝刊

 県警が虐待早期発見へ態勢強化 今年の認知件数、被害児童数が最多 年内にも県、県教委と覚書締結

 

 児童虐待の早期発見と被害児童の安全確保に向け、県警は県、県教育委員会と虐待情報の共有など連携強化に関する覚書を年内にも締結する。県内の今年の児童虐待認知件数、被害児童数は、11月末現在でともに過去10年で最多。県警は既に、市町村ごとに児童虐待への対応を協議する実務者会議に各署担当者を参加させているが、県、県教委とのネットワークを作ることで、被害児童のSOSに素早く対応できる態勢を強化する。

 県警少年課によると、今年11月末現在、県内の児童(18歳未満)虐待認知件数は128件(昨年同期比88件増)で、被害児童数は202人(同145人増)。傷害容疑などで逮捕された保護者らは9人に上り、既に昨年1年間の人数を超えている。積極的な立件や、子どもの目の前で配偶者に暴力を振るうなどしたケースも心理的傷害として今年から認定するようにしたことが増加要因の一つだが、「身体的な虐待やネグレクト(養育放棄)も増えている」と担当者は話す。こうした現状を受け、県警は今年7月、積極的な情報収集態勢の強化など、一歩踏み込んだ対策に乗り出した。行政担当者による実務者会議には、全市町村の会合に参加。覚書の締結はこの対策の一環で、県が所管する児童相談所と、虐待情報に接する機会が多い学校からの情報収集のため、県教委の義務教育課、高校教育課などと連携し、情報共有と一体的な対応を図る。県警の世取山茂本部長は17日、県議会文教公安常任委員会で覚書の趣旨を説明。「被害児童は自ら助けを求めたり、被害を訴えることが難しい。対応が後手に回れば最悪な事態に発展しかねない。各関係機関が連携して対応することが重要」と強調した。

 

 

◆平成242012)年1214日 中国新聞 朝刊

 仕事続ける母親増加 厚労省調査 「出産前後の退職」54

 

 2010年に子どもを産んだ人のうち、初産などで育てる子どもが1人という母親の出産前後の退職率は541%で、01年と比べ133ポイント減少、育児をしながら仕事を続ける母親が増えていることが13日、厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で分かった。

 厚労省は「育児休業を取得しやすくなるなど就労環境が整ってきたためではないか」とし、育児と仕事の両立支援策が進んでいると評価している。一方で、経済情勢の悪化で働かざるを得ない事情もあるとみられる。調査には、10年5月に生まれた子ども38554人の保護者が協力。出産から半年後の時点で、家庭や子育ての状況を調べた。それによると、育てる子どもが1人という母親で、出産の1年前に常勤やパートなど何らかの仕事に就いていた人は14261人いた。このうち、出産から半年後に無職になっていた人は541%で、01年の674%から大きく減った。常勤の仕事をしていた人に退職理由を尋ねると、複数回答で「育児に専念したいため自発的にやめた」407%、「仕事を続けたかったが両立が難しいのでやめた」353%、「妊娠に関連した健康上の理由でやめた」256%、「解雇された、退職勧奨された」105%などだった。出産から半年後の時点で、常勤の仕事に就いていた人の育児休業制度の利用状況をみると、「取得済み・取得中・取得予定」の母親は935%(01802%)だったが、父親は20%(同07%)にとどまった。

 

 

◆平成242012)年1213日 朝日新聞 大阪地方版朝刊

虐待への対応強化 警察と児童相談所が連携 /石川県

 

 児童虐待に関する相談に的確に対応しようと、県警と児童相談所が連携を強めている。相談に応じようとしない保護者らの対処を警察が担当することで、実態を早めにつかみ子どもを守るのが狙いだ。

 先月、県警と児童相談所は初の合同訓練を金沢市内のアパートで実施し、金沢市児相の職員や県警の警察官ら約20人が参加した。顔にけがをした幼稚園児が虐待を受けていたとの想定で、連絡に応じない家庭を児相の職員と警察官が訪ねた。玄関先で大声をあげて立ち入りを拒否する父親を職員が説得。警察官が取り押さえているすきに、園児を見つけ保護した。県警などによると、虐待の可能性がある家族への接触が困難な場合は、児童虐待防止法に基づき、警察官に立ち会いを要請できる。県内では昨年以降、3件の要請があった。金沢市児童相談所の川並利治所長は「調査で家に行くことは多く、予測のつかない事態もある。職員の安全を考えると、警察との連携は重要になる」と話す。県警の松本和彦少年課長は「子どもの安全を最優先に考えている。現場では恐怖心を与えずに保護者を説得することが大事だ」と語った。県警少年課によると、虐待に関する認知件数は増加傾向という。県警が児相などに対応を求める通告の件数は、09年は32件、10年は78件、11年は94件だった。今年は10月末現在で126件と、既に昨年を上回っている。

 

 

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2012年

12月

26日

変革せよ

Change before you have to.

 

by Jack Welch

 

変革せよ。変革を迫られる前に

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2012年

12月

25日

好奇心があれば…

When you're curious, you find lots of interesting things to do.

 

by Walt Disney

好奇心があれば、取り組むべき興味深いことはたくさんみつかる。

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2012年

12月

24日

児童養護施設の子どもたちに基礎学力習得機会を!

是非、下記リンク先ユニクロ(UNIQLO)「Clothes for smile 」にページ移動していただいて、Likeボタンを押してください。
そうすると、児童養護施設の子どもたちの将来が少しだけ暖かくなる可能性が高まります!
Likeを押すだけで、サンタクロースになれます!
よろしくお願い致します。
Likes!の数は現在上から7番目です!! 必ずリンクに飛ん でLikeをおしてください^^是非応援お願いします^^

http:// clothesforsmiles.uniqlo.com/ja/idea_detail.php?idea_key=361354591335
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2012年

12月

24日

生徒の姿勢でいなさい。

Take the attitude of a student, never be too big to ask questions, never know too much to learn something new.

 

by Og Mandino

 

生徒の姿勢でいなさい。質問できないほど尊大になるべからず。

未知のことを学べないほど尊大になるべからず。

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2012年

12月

23日

人生は公平ではない

Life is not fair; get used to it.

 

by Bill Gates

 

人生は公平ではない。そのことに慣れよう。

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2012年

12月

22日

肩の荷をおろしなさい

Lay down your burdens, I will carry you...

 

by Army Grant

 

「あなたの重荷をおろしなさい。私が代わりに運ぶから」


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2012年

12月

20日

何でもこなす人は…

A jack of all trades is a master of none.

 

by proverb

 

何でもこなす人は名人にはなれない。多芸は無芸。

 

 

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2012年

12月

18日

人間は…

Man was born free, and everywhere he is in fetters.

 

by Jean-Jacques Rousseau

人は生まれながらにして自由であり、かつ、いたるところで鎖に繋がれている。

 

 

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2012年

12月

18日

児童養護施設について思うこと

このHPのアクセス分析すると、一昨年から「児童養護施設 大学進学」のキーワード検索が目立つ。

実際に、地方の児童養護施設の職員の方から「私立大学と国公立大学だったらどっちがいいのでしょうか?」などの質問もメールで送られてくる。 

 

ただ、僕は必ずしも大学進学が社会的擁護下で育つ子供たちのベストチョイスだとは思っていない。就職や専門学校の道でもいいと思う。 問題は、施設退所後、進学したのであれば卒業できるかどうかだと思う。高校だって、中退率が高く、施設によっては中退後即退所になる場合もある。 

 

全国の児童養護施設だけでなく様々な福祉関係者に会ったりすると、福祉に関しての門外漢に壁を作っていることに気づく。しかし、医師などの意見には従う。 

 

ボランティアなどに関してももう少し個人情報に留意しながら開示しないと、うまく社会資源を使いこなせないと思う。 福祉側のNPOなどに対しての外面の良さは、結局子どもたちに良い影響の与えない。

 

しかし、様々なNPOなども福祉の懐に飛び込まないから、子どもたちへの相乗効果フィードバックが少ないように思う。 

 

いずれにしても壁をどちらかが、壊さないと社会資源が腐ってしまう結果になる。児童養護施設に関わるNPOのボランティアは、福祉の道に進みたい人が多いのだから、傷つくことも含めて取り込めば良いのではないかな…などと思うこのごろ。

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2012年

12月

17日

アトムは…

アトムは完全ではないぜ。

なぜなら、わるい心を持たねぇからな。

 

by Osamu Tezuka

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2012年

12月

17日

偉大さの代償は…

The price of greatness is responsibility.

 

by Winston Churchill

 

偉大さの代償は、責任である

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2012年

12月

16日

他人の成功を助ければ、…

It is literally true that you can succeed best and quickest by helping others to succeed.

 

by Napoleon Hill

 

他人の成功を助ければ、自分の成功もより大きなものとなる。これこそ真実である

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2012年

12月

15日

不安やリスクの増すこの世界で…

The greatest way to manage living in a world of greater uncertainty and risk is to focus on a positive purpose that attracts you.

 

by Catherine Austin Fitts

 

不安やリスクの増すこの世界で生きていく最良の方法は、関心の持てる、そして前向きな目的に集中することである。

 

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2012年

12月

13日

お金は…

Money does not change men, it only unmaskes them.

 

by Marie Janne Riccoboni

 

金は、人を変えるわけではない。人の仮面をはがすだけだ。

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2012年

12月

12日

ぐずぐずしていれば…

Procrastination is oppotunity's assassin.

by Victor Kiam

 

ぐずぐずしていれば、チャンスは死ぬ。

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2012年

12月

11日

幸運は…不運は…

Fortune knocks but once, but misfortune has much more patience.

 

by Laurence Peter

 

幸運は一度しかノックしない。しかし、不運はもっとしつこい。

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2012年

12月

10日

楽観主義者は…悲観主義者は…

The optimist sees oppotunity in every danger;

the pessimist sees danger in every oppotunity.

 

 by Winston Churchill

 

楽観主義者は、どんな危機の中にもチャンスを見出し、悲観主義者は、どんなチャンスにも危険を見る

 

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2012年

12月

07日

人は生まれて…

人は生まれて、生きて、死ぬ。

これだけでたいしたもんだ。

 

by Takeshi Kitano

 

この言葉の前には、

「夢を持て、目的を持て、やればできる…。こんな言葉に騙されるな。何もなくてもいいんだ。」とあります。

北野武氏は「独り言に過ぎない」とエクスキューズしているが、この言葉は人生の本質を突いているように思う。

どんな人間も生きて、死ぬだけで凄いのだ。

この通底音が鳴り響き続ける人は、逆説的に夢を持てるし、目的も持てる、やればできると思えるのだろう。

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2012年

12月

07日

失望とは…

Disappointment is a sort of bankruptcy - the bankruptcy of a soul that expends too much in hope and expectation.
 

by Eric Hoffer

 

失望とは一種の破綻 - つまり、あまりに強い希望と期待を抱いた魂の破綻である。

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2012年

12月

06日

批判は賞賛という名の…

Sandwich every bit of criticism between two thick layers of prase.

 

by Mary Kay Ash

 

批判は、賞賛という厚いパンの間にサンドイッチしよう。

 

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2012年

12月

05日

話している暇があったら…

The way to get started is to quit talking and begin doing
 

by Walt Disney

 

スタートをきる方法は、しゃべるのをやめて動き始めることだ。

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2012年

12月

04日

自分を征服せよ

Conquer yourself, not the world.

by René Descartes,  

 

正解ではなく、自分自身を征服せよ。

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2012年

12月

04日

モチベーションは長続きしないと言われ…

People often say that motivation doesn't last.

Well, neither does bathing-----that's why we recommend it daily.

 

by Zig Ziglar

 

よくモチベーションは長くは続かないと言われる。それなら入浴だってそうだろう。だからこそ私は、毎日すべきだと言っているのだ。

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2012年

12月

03日

リーダーとは…

リーダーとは希望を配る人のことを言う。

 

by Napoleon

 

意外かもしれないが、ナポレオンはこの言葉の通り、希望を配り続ける人物だった。彼は戦闘の前、兵士一人一人に声を掛け、「戦の雲行きが怪しくなったら、私は一番の激戦区に駆けつける」とも語っていたという。喜びも悲しみも兵士たちと分かち合いたいと考えていたのだ。

こんなリーダーが、今の日本には必要だと思うのは僕だけだろうか…。

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2012年

12月

02日

それをするのに…

それをするのに、

最高の日は今日。

最悪の日は、明日。

 

by Akihiro Nakatani

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2012年

12月

02日

あら探しするな

Don't find fault, find a remedy.

 

by Henry Ford

 

あら探しをするな、解決策を探せ。

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2012年

11月

29日

コミュニケーションするだけなら…

If you just communicate you can get by.

But if you skillfully communicate, you can work miracles.

 

by Jim Rohn

 

コミュニケーションするだけなら、何とかできる。しかし、うまくコミュニケーションすれば、奇跡を起こすことができるのだ。

 


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2012年

11月

29日

成功したいなら…

成功したいなら、成功者を演じれば良い。

by 中谷彰宏

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2012年

11月

28日

お金は希少な資源ではない

Money isn't the scarcest resource----- 

imagunation is.

 

by Linda Yates

 

お金は希少な資源ではない。希少なのは想像力である。

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2012年

11月

28日

児童養護ニュース20121129

◆平成242012)年1123日 読売新聞 東京朝刊

 児童施設退所者 相談の場を 市が就労・生活支援開始=神奈川

 

 横浜市は児童養護施設などを退所した子どもたちの就労や生活の相談に乗る事業をスタートさせた。児童福祉法では、子どもたちは18歳になった翌年の春には施設を出て行かざるを得ない。そして一人で暮らすことになる。身近に相談できる人がいないばかりに、小さなつまずきから、離職などに発展してしまうケースもあるといい、市が支援に乗り出すことにした。

 横浜市内には、児童養護施設10か所などに1~18歳の約610人が暮らしており、毎年約30人が退所している。事業を行うのは、横浜市から委託を受けたNPO法人「ブリッジフォースマイル」(東京都千代田区)。同法人は、2004年から都内を中心に児童養護施設への支援活動を行っている。相談事業は、横浜市西区の横浜駅東口近くのマンション一室に11月にオープンしたコミュニティースペースで行っている。スタッフ3人が常駐し、日常生活の困りごと相談や仕事などに関する悩み相談を受け付ける。また、不動産業者やハローワークへの付き添いも行う。金曜~日曜日は夕飯を一緒に作って食べる企画も始めた。同法人によると、退所者には、会社での先輩や同僚との付き合い方や結婚式での振る舞い方など、家庭で親の姿を見て覚えていくような事柄について戸惑うケースが多いといい、職場での人間関係のトラブルにつながるケースもあるという。スタッフの前畑久美子さん(36)は「入所している段階から信頼関係を築き、退所後の困った時に相談に訪れてもらえるようにしたい」と話す。

       ◇

 コミュニティースペースの連絡先は、0455488011へ(月曜と木曜は休み)。

 

 ◇「自分を助けるのは自分」 25歳女性 身近な相手なく孤独感

 「頼れる家族はいないから自分を助けられるのは自分だけ。病気をして働けなくなったら家賃も払えない」

 高校卒業と同時に、横浜市内の児童養護施設を退所し、いまは同市港北区で一人暮らしをする契約社員の女性(25)は打ち明ける。施設に入所したのは中学1年の夏。4歳の時に母親が突然行方不明になり、5歳年上の兄と一緒に遠い親戚の家に養子として引き取られた。そこで虐待の被害を受けたのが入所の理由だ。親戚の家では、家事の手伝いをさぼった罰にたたかれたり、夕食抜きにされたりした。虐待は徐々にエスカレート。「腕にたばこを押しつけられたり、殴りとばされて家のドアガラスを頭で突き破ったりしたこともあった」。兄は小学6年の時に出て行った。虐待に気づいた友人の母親が学校を通じて市に通報、児童養護施設に保護された。施設を退所後、市内のワンルームマンションで一人暮らしを始めた。アパレルショップの販売員、コールセンターの受け付け業務を経て、今は携帯電話会社の契約社員として働く。「会社での悩みや嫌なことも、家族がいれば気軽に相談できるけれど、自分は全部一人で解決しなくちゃいけない。一つ一つは小さなことでも、積み重なると結構つらい」。ストレスや不安とは常に隣り合わせだ。失業しても誰にも相談できないまま、キャバクラで働き始めた施設退所者の女性も知っている。「相談できる人が身近にいれば違ったかもしれない」と思う。たまに個人的に仲の良かった施設の職員と食事をする。「何気ない会話が心の支えになる」と話すが、施設を訪れることはほとんどない。知らない人に悩みを打ち明けるのは勇気がいるから、市の始めたアフターケア事業を利用するつもりは今のところない。ただ、期待もしている。「最近どう?って聞いてくれる人がいると思うだけでも心強い。退所者に自分は一人じゃないと思えるようなサポートをしてもらえたら」

 

 

◆平成242012)年1123日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 現場最前線/1 被害の実態、赤裸々に /奈良

 ◇ガイドに医師たちの思い

 

 一冊のガイドに医師たちの思いがつまっていた。虐待から一人でも多くの子供を救いたい。そのためには、「虐待」と診断すべき方法を示すだけでなく、被害の実態を赤裸々にするしかない。収められた数十枚のカラー写真は、その悲惨さを雄弁に語っていた。首を絞められた跡、カッターナイフで肩から腰まで切られた傷、赤くじくじくとしたやけど、全身に広がるうみと湿疹(しっしん)。多くが児童で、生後間もないとみられる赤ちゃんの写真もあった。

 掲載されたのは、県発行の医師用「児童虐待防止ビジュアルガイド」。中心となって昨年3月、作成したのは十数人の医師。勤務医だけでなく、開業医も参加した。領域は小児科、救急、法医学、脳神経外科など幅広い。医療機関が診療を通じて虐待を知る機会は少なくない。しかし、県内の児童相談所への通告は昨年度、全体の約2%。多くの医師は関心が低く、虐待を疑っても通報をためらっている現実が浮かぶ。このガイドはその意識改革も狙った。

 

 ◇事故か否かの診断、難しいケースも

 「虐待の本当の悲惨さを知っていますか」。作成メンバーの1人で、県立医科大付属病院(橿原市)の小児科医、嶋緑倫さん(58)は、記者に問いかけた。「ガイドの写真を見ると、抵抗ができない子供を相手に、『これが人間のやることか』と思うほどひどい」。一方で、虐待か否か、診断するのが難しいケースも経験している。3、4年前、救急搬送されて来た生後数カ月の赤ちゃん。頭蓋骨の内部に出血を起こしていた。両親は「落ちた」と説明したが、落ちてできたものとは思えなかった。「医者としてこれは児童相談所に通報(通告)しないといけません」。はっきり伝え、通告した。その後、どうなったのか。両親は現在、歩くことも話すこともできない重度の障害が残った女児を献身的に介護している。結局、「落ちた」のは虐待だったのか、事故だったのか。今でも分からない。

 県立医科大付属病院は今年4月、研修医を対象に児童虐待の講習を初めて行った。ガイドを配布し、たばこを押しつけられるなどした子供の写真をスライドで紹介。痛ましさに、顔を背ける研修医もいた。法医学と小児科の医師が講師を務め、早期発見の大切さを訴えた。来年度も行う予定で、担当者は「医療の最前線に出る研修医に、虐待が実際にどんなものなのか知ってもらいたい」と話す。

 

 ◇未処置の虫歯、重要なサイン

 「虐待は、口の中を見れば分かる」 橿原市の歯科医、打谷美香さん(48)は、今春の歯科健診で、ある小学生の歯を診て驚いた。ほとんどが虫歯。前年のデータを見ると、状況は同じで、治療した形跡はなかった。異常なストレスがかかって、虫歯を防ぐ唾液がでていない可能性があり、親が治療をさせていないことは明らかだった。カルテにネグレクト(育児放棄)の疑いと書き込んだ。親などから不適切な扱いを受けていると思われる多くの子供を診てきた。「泣いている子はもっといる。守ってあげたい」。今年2月に県が発行した歯科医用「児童虐待予防マニュアル」の作成にかかわった。

 打谷さんら歯科医の有志が、虐待のため一時保護された県内の2~18歳の子供108人について、歯の診療状況を調べたところ、一般に比べ、未処置の虫歯の本数と所有率が高い傾向が分かった。虫歯は虐待の重要なサインだった。昨年から、児童養護施設や乳児院で歯ブラシの使い方を教えるなどのボランティアを始めた。「子供とかかわるすべての人が虐待についての意識を高めてほしい」。一児の母親の思いでもあった。(この項つづく)

 

 

◆平成242012)年1123日 読売新聞 東京朝刊

 数値化で生徒の特徴把握 教師の連携、指導容易に=神奈川

 ◇教育ルネサンス

 ◆川崎市教委の独自プログラム

 

 小中学生に人間関係の築き方を学んでもらおうと、川崎市教育委員会が独自に取り組んでいる「かわさき共生*共育プログラム」が今年で3年目を迎えた。プログラムでは、子ども一人ひとりの心の状態を数値化した「プロット」と呼ばれる一覧表を作成。クラス全体の特徴を客観的に把握できるため、現場の教師からも「他の教師と連携して問題に対処することができ、以前より指導しやすくなった」と好評だ。

 プログラムは、相手の気持ちを思いやったり、自己表現したりする方法を、子どもたちがゲームや共同作業を通じて学ぶ内容。いじめや不登校が問題になったことをきっかけに、2010年から市内の公立小中高校全169校で年6時間行っている。プログラムの効果は、プロットを使って検証される。年数回、子どもたちに28項目のアンケートを実施。満足度や不安感などを数値化して総合し、一人ひとりを点としてプロットに書き込む。プロットの縦軸は「信頼感」、横軸は社会性を表す「スキル」。例えば、左下に多くの点が集まるクラスは、他者への信頼感が低かったり、協調性が低かったりする子どもが多く、点の分布によってクラスの特徴や個々の子どもの状態がわかる仕組みだ。明るく見える子がプロットでは悩みや不満を抱える位置になり、思わぬ発見につながることもある。市立中野島小学校(多摩区)ではプログラム導入後、学年会議で各クラスのプロットを見せ合い、綿密に情報交換を行っている。担任は他の教諭から指導方法のアドバイスをもらったり、トラブルの対応策を話し合ったりして学級運営に生かしている。教師の指導力までも可視化するようなプロットの内容に当初、現場には戸惑いが広がった。「正直、ドキドキしました」。教師6年目の広峯絢香教諭(28)はそう振り返るが、「子どもを見守る目が増えて心強い。周囲の手助けも求めやすくなった」と話す。生徒指導担当の江良真一教諭(45)も「指導がどう影響したかがよくわかる」とプロットの効果を実感する。導入前より児童に目が行き届き、表情や行動の変化に気づきやすくなったという。市教委は、プロットを年数回作成して変化を追うことを推奨している。要望があれば、担当者を派遣してプロットの分析方法などを指導している。同小の山崎恵子校長(55)は「社会性を学ばせるという学校の役割は、以前より増している。そのことを再認識しながら、子どもたちに接していきたい」と話している。

 

 

◆平成242012)年1122日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/下 マナミとナオ、未来 /群馬

 ◇自分の居場所作り 「風の家」の門たたく 希望に一歩ずつ成長

 

 「死なせてくれよ」 大量服薬から数日後、病院で目覚めたナオ(17)=仮名=は泣いて暴れた。退院後の4月。薬の影響が残り、歩くこともおぼつかない状態で運び込まれたのが、行き場のない未成年者を受け入れる県内唯一の自立援助ホーム「ぐんま風の家」(前橋市)だった。知人宅を転々としていた双子の姉マナミ(17)=同=も「やり直したい」と水商売の仕事を辞め、ナオを追うように風の家の門をたたいた。門限は午後10時。事前届け出で外泊も可能。民間で運営する自立援助ホームは公的施設に比べて規則が緩やかで、トラブルさえ起こさなければおおよそのことは許容されるが、2人は常に風の家のトラブルの中心にいた。夜遊びの癖が抜けないマナミは門限後に風の家を抜け出し、ナオはカッとなると壁やドアを殴って壊した。姉妹げんかは激しく、スタッフでも止めるのに一苦労する。ほかの入所者への影響を考え、退所させるべきか話し合われたことも。佐藤昌明ホーム長も「いろいろな子を見てきたが、2人は特に強烈」と苦笑いする。

  □

 「ここにいたい。でも、望まれないのなら出るしかない」 2人の気持ちも揺れていた。ほかに行き場がないことは誰よりもわかっていたが、虐待を受けて育った2人は人一倍大人の視線に敏感で、スタッフの何気ない一言で傷ついた。

 「死にたい」 風の家を飛び出し、自殺願望を口にすることもある。それでも、スタッフや入所者と衝突を繰り返しながら、少しずつ折り合いをつけ、自分の居場所を作ってきた。2人は、門限までに帰れる居酒屋のアルバイトを夏から始め、すでに3、4カ月。2人にとって、夜の仕事以外でこれだけ長続きしたのは初めてだった。親の保護下にある同世代を見ると「なんで自分だけ」とイライラすることもある。急な欠勤や上司への反発で怒られることも多いが、辛抱強く雇ってくれる勤務先で、少しずつ責任感も芽生えてきた。マナミは「仕事とか、やらなきゃいけないことがあるから、最近は死にたいと思うことは少なくなった」と笑う。

  

 「自分の将来に光が見えない」。そう話していた2人も夢を描くようになった。マナミは「普通の家庭を築いて幸せになりたい」、ナオは「同じような境遇で苦しんでいる子の力になりたい」と語る。不安も大きい。カッとなりやすく、意志が弱い。そんな自分の悪い部分が、母と重なる。母も祖父母から暴力を受けて育ったことを、最近知った。「暴力って遺伝するのかな」 怖くなった。それでも、佐藤ホーム長は「急な変化は難しいが、少しずつ変わってきている」と語る。やっと見いだした自分自身への希望が、2人を一歩ずつ成長させている。

 

 

◆平成242012)年1121日 産経新聞 大阪朝刊

 児童虐待の加害者にするな 同世代の母親や行政が支援の手

 

 子供への虐待が後を絶たない。最悪の場合、子供を死に追いやってしまう虐待を、母親を支援することで阻止しようという「虐待予防」という考えが注目されている。虐待件数ワースト1の大阪府では、20代の母親らが同じ世代の母親を虐待の加害者にさせまいと、啓発活動などを行っている。

                   ◇

 ◇当事者視点で

 「英字新聞使ったらかっこいいやん」「カラフルな方が目立つんちゃう」 今月上旬、大阪市平野区の区民センター。児童虐待防止活動に取り組むサークル「Shiny☆c(シャイニー・カラー)」のメンバーらが、イベントで使うポスターの図案を話し合っていた。メンバーは皆、髪を明るく染め、きれいに化粧をして流行の服に身を包んだ「ギャルママ」だ。児童虐待の取り組みを行おうと考えたのは約2年前。大阪市西区で幼い子供2人を自宅に置き去りにし死亡させたとして、当時23歳の母親が逮捕された事件がきっかけだった。「母親は同年代。どこかですれ違っていたかもしれない。これはひとごとではなく、『友達』が起こした事件なんだと思いました」と、代表の吉沢有香里さん(26)は振り返る。吉沢さんも4歳と2歳の兄弟の母親だ。事件を知り、子供だけではなく母親も救うことができなかったと感じたという。当時、吉沢さんは若い母親たちの情報交換の場を作ろうと、交流サークル活動を行っていた。子育てに行き詰まっていた母親が、サークルに入ったことをきっかけに笑顔を見せるようになったことなどから、同年代だからこそできる支援がある、と思いを強くした。今年6月、サークルを「シャイニー・カラー」に衣替えし、虐待防止活動を本格始動。22人のメンバーとともに、映画上映や有識者らを招いた座談会などを実施した。今月17日には、大阪府八尾市で子供の人権や暴力防止を広める活動をする団体とともにワークショップを行った。吉沢さんは「自分たちにできることはきっとある。これからも、当事者視点でやっていきたい」と話している。

 

 ◇1人で悩まず

 行政側も母親への支援を始めている。平成2223年に公表された厚生労働省の「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」では、加害者である保護者側の背景として、「望まない妊娠」「妊婦健診未受診」「母子健康手帳未発行」が多いことを挙げている。そんな背景を受け、昨年10月、大阪府は府立母子保健総合医療センター(同府和泉市)に委託して「にんしんSOS」を立ち上げた。予期せぬ妊娠で、「パートナーと結婚できない」「育てられない」「出産費用がない」といった相談を電話やメールで助産師らが受け、産婦人科の受診を勧めたり、助産制度を担当する行政の窓口などを紹介したりしている。立ち上げから1年で相談件数は延べ627件に上った。府保健医療室健康づくり課は「1人で悩まず、まずは相談してほしい」と話している。

         ◇

【用語解説】妊婦健康診査

 妊婦の健康状態や胎児の育ち具合などをみるために行う、身体測定や血液・血圧・尿などの検査。厚生労働省では、少なくとも毎月1回、妊娠24週以降は同2回以上、妊娠36週以降は毎週1回、それぞれ受けるように指導している。大阪府の調査では、妊婦健診を全く受けないか、数回しか受けずに出産したケースは昨年1年間で254件あったという。

 

 

 

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2012年

11月

27日

お金が幸せにしてくれると…

Anybody who thinks money will make you happy hasn't got money.

 

by David Geffen

 

お金が幸せにしてくれると思っている人は、お金を手にしていない

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2012年

11月

27日

児童養護ニュース

◆平成242012)年1121日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/中 マナミとナオ、過去 /群馬

 ◇姉は病院、妹は施設 「荒れた生活が楽」 少年院出て居場所なし

 

 再び児童相談所(児相)に一時保護された時、マナミ(17)=仮名=は水も飲めなくなるほど精神的に不安定な状態になり、東京都内の病院に強制入院。そのまま中学卒業まで病院で過ごした。母が見舞いに来ることはなく、手続きで立ち寄った時も激しい言い争いになった。暴れるマナミを、病院側は拘束具でベッドに固定。「トイレやお風呂以外は動けず、白い天井を眺めていた」

 マナミが入院中に、母と双子の妹ナオ(17)=同=は東京から群馬に引っ越した。虐待は変わらず、食事もカップラーメンやコンビニ弁当ばかりだった。母親らしいことをしてもらったことはなかった。ナオも荒れた。喫煙や暴力……。中3で児相に保護された。秋からは児童自立支援施設「県立ぐんま学園」(前橋市)に入所。規律のある寮生活が始まったが、注意されると暴れ、職員に物を投げつけた。「ママがそうしていたから、それが当たり前だと思っていた。『普通』を求められても、『普通』がわからなかった」。同園の菊地常仁係長は「まっすぐな子だが、気持ちの表し方が不器用だった」と振り返る。

   □

 2人が家を離れている間に母は再婚。中学卒業とほぼ同時期に2人は家に戻った。しかし、母の暴力は変わらなかった。2人はそれぞれの友達や知人の家を転々とした。定時制高校に進学したマナミは暴走族や暴力団の男と過ごすようになった。高校受験に失敗したナオは、目が合ったというだけで、けんかを吹っかけるようになっていた。「自分は異常だと思っていたから、荒れていた方が楽だった」

 10年7月。2人は偶然にもほぼ同じ時期に別の傷害事件で逮捕され、別々の少年院へ送致された。私語すら厳禁の規則正しい生活。「入ったからには更生したかった」と当初からまじめに過ごしたマナミに対し、ナオは何度も私語や反抗の違反を犯した。それでも、途中から「周りを見返したい」と態度を改め、マナミは昨年7月、ナオは同9月に退院した。

  

 しかし、相変わらず居場所はなかった。2人は再び友達や交際相手を頼った。生活費や遊興費を稼ぐため、年齢を偽って水商売などで働いた。寂しさを埋めるため、マナミは夜な夜な友達と遊び回り、ナオはホストクラブで散財した。マナミは「生きているのが怖かった。みんなと遊んで時間を忘れるのが私の逃げ道だった」と語る。ナオは年明けに体調を崩して病院に入ったが、退院後は仕事を続けられなくなった。「生きていて何が楽しいんだ」。知人宅に身を寄せていたが、激しい孤独感に襲われた。自殺未遂を繰り返し、今年3月、知人宅で大量服薬して意識不明になり、病院に運び込まれた。

 

 

◆平成242012)年1121日 毎日新聞 西部朝刊

 いじめ:小中高の教師の7割、対応に「時間不足」−−毎日新聞調査

 

 小学校から高校の現役教師の約7割が、いじめへの対応に「時間が足りない」と感じていることが毎日新聞のヒアリング調査で分かった。4割は保護者との信頼関係に自信がなく、3割が校内の組織的対応が不十分と考えていることも判明。さらに2割が警察や児童相談所との連携が不十分と答えた。大津市の中2自殺問題を受け、文部科学省は緊急いじめ調査の集計を急いでいるが、いじめを発見しても学校が十分な対応をできない状況が明らかになった。

 調査は全都道府県の現役教師計104人に対し、電話などによるヒアリング形式で実施。内訳は男性73人、女性31人で、小学校38人▽中学校30人▽高校36人だった。「1人で対応できないレベルのいじめ事案」に対応する際に、不十分と思う内容を聞いたところ、69人が「時間」を挙げ最多だった。次いで「保護者との信頼関係」46人▽「人手」43人▽「組織的対応(校内、職員同士の信頼関係)」32人——だった。また「他の機関(警察、児童相談所など)との連携」も24人が挙げた。自由回答で課題を聞いたところ、時間不足の理由として「教育委員会からの調査依頼や会議が増えた」(北海道・小学50代男性)、「書類作成や授業準備などで、じっくり生徒の話を聞けない」(福井・高校20代男性)など、多忙すぎる教師が生徒とのコミュニケーション不足に悩んでいる実態が改めて浮き彫りになった。保護者との関係については「世の中の人権に対する考え方が敏感で『いじめをしているのではないか』と疑うことですら『人権侵害』と言われがちで対応しづらい」(大分・高校40代男性)など意思疎通の困難さを訴える声が多く、学校全体でのいじめへの対応についても「形式的には対応するが、実際は1人の先生におんぶにだっこが現状」(新潟・高校50代男性)と実情を訴えた。また、警察など他の機関の介入については「学校と保護者との信頼関係を損ね、修復にかなりの時間と労力を要する」(愛知・中学40代男性)と抵抗感を示す意見もあった。

 

 ◇授業増加/教員評価に疑問

 いじめを発見できても十分に対応できない——。そんな学校現場の実態が明らかになった教員へのヒアリング調査。九州・山口でも、授業以外の業務増を理由に、いじめの把握や対応の難しさについて嘆く声が相次いだ。

 小学校では11年度、中学校では12年度から主要教科の授業時間を約1割増やした新学習指導要領が実施された。事務作業も多く、文部科学省の調査によると、教員の1日の平均休憩時間はわずか10分だ。このような状況に、佐賀県の中学校の男性教員(40代)は「新学習指導要領で授業時間数が増えた上に授業以外の業務も増え、生徒とゆとりを持って話せる時間がとれない」と悲鳴。宮崎県の高校の男性教員(30代)は「生徒とコミュニケーションを取るゆとりがない」と改善を訴えた。

学校の隠蔽(いんぺい)体質を問題視する声も目立った。長崎県の小学校の女性教員(50代)は「教師はいじめがあると『力量がない』と判断されるのが嫌で隠そうとする」と語るなど「教員評価」の在り方に疑問を投げかけた。山口県の小学校の男性教員(50代)は「教員同士が何でも打ち明けられるような環境が必要」と指摘した。

 家庭が複雑・多様化する中、家庭環境の改善を学校側に求められるケースも少なくない。福岡県の小学校の男性教員(40代)は「いじめの原因と解決を教育現場だけに求めても解決しない」。同県の中学校の男性教員(50代)は「教員はもちろんスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを手厚く配置するなど学校教育に人件費の予算をしっかりつけてほしい」と注文を付けた。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇いじめへの対応に関する現役教師の声(抜粋)

 <時間や人手が足りない>

・忙しくて余裕がない。土曜に授業があった時代の方がむしろ時間的、精神的余裕があった。(山梨・小学50代女性)

・クラスや学年、学校が荒れている場合、人手が足りず、生徒と向き合う時間が取れない。教師を増やし、煩雑な書類作成などを極力減らしてほしい。(兵庫・高校40代女性)

・いじめに関する調査が「調査のための調査」にならないか心配。調査は大切だが、親や生徒と話す時間も確保してほしい。(長崎・中学40代女性)

 <保護者との信頼関係>

・保護者が学校や担任への信頼を喪失していると、情報共有や連携が取りづらくなる。子供の学校への安心感の喪失につながる。(新潟・小学20代男性)

・(いじめの加害者の)我が子を親がかばい、事実を受け止めず学校を敵視する家庭がある。(栃木・高校50代男性)

・いわゆる「モンスターペアレント」といわれる保護者が一人でもいると、その学年は振り回される。「教師が悪い、学校が悪い」と言われ、教師が精神的に追い詰められる。余裕を持って生徒に接することができない。(東京・高校50代女性)

 

 

◆平成242012)年1120日 読売新聞 大阪朝刊

 先輩ママ 育児手助け 徳島のNPO家庭訪問 悩み聞き取り=徳島

 

 先輩ママが子育ての悩みなどを持つ家庭を訪問し、相談や育児の手助けをする子育て支援事業「ホームスタート」を、徳島市のNPO法人が11月から始めた。四国では初めての試みで、「周囲に子育てに関する情報を聞ける相手がいない」「大勢が集まる場所が苦手」といった、様々な育児の悩みを抱えた若いママたちの助けになりたい考えだ。

 実施するのは育児支援を行う徳島市のNPO法人「子育て支援ネットワークとくしま」(Kネットとくしま)。事業は今年度、県の「地域で子育て楽々モデル事業」に選ばれ、同法人が今年8月末からボランティアを募集。研修を経た12人のママが今月から、「ホームビジター」として活動できることとなった。事業は「オーガナイザー(調整役)」と呼ばれる担当スタッフが、依頼先の家庭を事前に訪問し、育児状況や困っていることなどを聞き取り。その後、「ホームビジター」が週1回、約2時間を目安に計4〜6回訪れ、子育ての悩みや不安を聞いたり、一緒に公園や買い物に出かけたりするなど、必要に応じた支援を行う。初日の13日は、カウンセリングのために「オーガナイザー」2人が生後6か月の男児を持つ徳島市の30歳代の主婦宅を訪問。事前に記入してもらっていたアンケートに従い、「困っていることはありませんか」「どんなサポートを期待していますか」と質問していった。Kネットとくしまの松崎美穂子理事長は「子育てに悩みを持つお母さんたちを、地域全体で支えることが大切。家庭に寄り添った支援をこれからもしていきたい」と話している。利用無料で、徳島市、藍住町、石井町に住む6歳以下の未就学児がいる家庭が対象。来年2月末まで希望者を募集している。問い合わせはKネットとくしま(0886785200)へ。

 

 〈ホームスタート〉

 1973年に英国で始まった市民参加型の子育て支援ボランティア。日本では2006年に東京都で「ホームスタート・ジャパン」ができ、08年から事業をスタート。その後、各地で同様の事業が始まり、現在、全国19都府県で取り組まれている。子育ての悩みを抱える母親が、社会から孤立することを防ぐことで、児童虐待などを未然に防止する役割も期待されている。

 

 

◆平成242012)年1120日 毎日新聞 地方版朝刊

 広島・長女暴行死:担当の児相、見守りや経過確認せず 09年度以降6件 /広島

 

 府中町の小学5年、堀内唯真(ゆま)さん(当時11歳)が母親の亜里(あさと)被告(28)=傷害致死罪で起訴=から暴行され死亡した事件を受け、県は19日、唯真さんの児童養護施設入所措置を担当した児童相談所「県西部こども家庭センター」(南区)が09年度以降にかかわった案件の状況を公表した。今年10月末の間、家庭への引き取りで入所措置を解除した64件のうち、見守りや経過確認などを全くしていない事案が、唯真さんの件を含めて6件あった。

 県によると、内訳は09年度2件▽10年度4件▽11年度以降はなし。同センターは6件とも「虐待再発のリスクが低く、見守りの必要はない」と判断し、地元の要保護児童対策地域協議会などに連絡をしていなかった。安否状況を確認したが、いずれも問題はなく、既に関係機関への見守り・支援を依頼した。唯真さんは11年3月に入所措置が解除され、亜里被告と暮らしていたが、県は「虐待再発のリスクは低い」と判断。府中町には電話で転入などの情報を伝えたが、文書での引き継ぎはせず、それ以降は対応していなかった。厚生労働省の指針は「入所措置解除後の継続指導期間を少なくとも6カ月程度」と明記しており、県の措置後の対応が検証されている。

 

 

◆平成242012)年1120日 毎日新聞 地方版朝刊

 壊れた絆:児童虐待の現場から/上 マナミとナオ、生い立ち /群馬

 ◇「殺される」恐怖も 「ママを許せない」 姉入所で妹が標的

 

 「ママが憎い。許せない」。母から受けた虐待を振り返るマナミ(17)=仮名=の口調には、強い怒りがにじむ。一方で、同様に母からの激しい暴力にさらされてきた双子の妹ナオ(17)=同=の思いは少し異なる。「許せない。けど、ママを苦しめているのは私かもしれない」。2人は現在、母の元を離れて前橋市内で生活。虐待で受けた心の傷に苦しみ、挫折を繰り返しながらも、少しずつ前に向かって進もうとしている。

 東京で暮らしていた。2人の両親は5歳の時に離婚し、母が2人を引き取った。虐待が始まったのは、2人が小学3、4年のころ。母は感情の起伏が激しく、自分の意見を言えるようになった2人に対し、気に入らないことがあれば殴り、物を投げつけた。特にマナミへの暴力は激しかった。ナオは、「マナミのほうがママに反抗的だった」と振り返る。マナミは高学年になると何度も都内の児童相談所(児相)に一時保護された。卒業とともに児童養護施設に入所してからは、家に残ったナオが標的になった。

   □

 ナオが中学生になり、体も大きくなると、母の暴力に抵抗できるようになった。それが気に入らなかったのか。虐待はエスカレートした。ガラスの灰皿で頭を殴られ、たばこの火を押しつけられた。包丁を向けられ、「殺される」と思ったことも何度もあった。冬に裸でベランダに閉め出され、朝まで凍えながら過ごしたこともあるという。一方で、母は精神的に不安定で何度も自傷行為を繰り返していた。リストカットして血だらけで倒れている母を見つけ、ナオが慌てて救急車を呼んだこともある。「私がいるからママは自由になれないのかも」。母の暴力に耐えながら自分自身を責めていた。

  

 施設に入ったマナミも親子関係の修復を目的に月に1回、1泊2日で一時帰宅していた。母と会うのは嫌だったが、門限が厳しい施設から出られる数少ない機会だった。一時帰宅した時の母は優しく、家族だんらんで食卓を囲んだ。中2の秋に正式に家に戻ることが決まると、「もう暴力を受けることはないかもしれない」と期待に胸をふくらませたという。しかし、期待はすぐに裏切られた。マナミは母と頻繁に衝突し、その度に激しい暴力を振るわれた。「おしゃれなんてするな」と、胸元まで伸ばしていた髪を肩口まで無理やり切られたことも。精神的に不安定になったマナミは、リストカットや大量服薬を繰り返した。家に戻ってわずか1カ月。母とのののしり合いを聞きつけた近隣住民の通報で警察に保護され、再び児相に逆戻りした。「あのころにはもう、母親とは思っていなかった」

  ◇ ◇ ◇

 慈しみ、育てていくべき子どもを激しく虐待してしまう保護者ら。県警の検挙者数は昨年22人と過去最悪になった。児童虐待防止推進月間の今月、壊れた絆を抱えながら歩き続ける子どもたちの声に耳を傾けた。

 

 

 

 

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2012年

11月

27日

成功したいなら

成功したいなら、成功者を演じれば良い。

 

by 中谷彰宏

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2012年

11月

26日

人類から愛国主義をたたき出すまでは…

You'll never have a quiet world till you knock the patriotism out of the human race.

 

by George Bernard Shaw

 

人類から愛国主義を叩き出すまでは、静かな世界は決して手に入れられないだろう。

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2012年

11月

24日

検索される人になりたい

People aroud me said "I wanted to work at Google in the future ."

However, I have thought I wanted to be a person to be searched there.

 

by Lady Gaga

 

周りの子はみんな将来Goooleで働きたいと言ってた。

けど、私はそこで検索される人になりたいと思っていたの。

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2012年

11月

24日

児童相談・児童養護ニュース

◆平成242012)年1119日 時事通信 官庁速報

 保育士が子育てで訪問相談 =大分市

 

大分市は、公立保育所の保育士が乳幼児のいる家庭を訪問し、子育ての相談などに応じる取り組みを始めた。親の不安を解消するとともに、親子で遊べる市の施設などを紹介することで、地域との関わり合いを促す。

 市はこれまでも、地域子育て支援センターで面接相談や電話相談などに応じていた。一方、子どもが周囲に迷惑を掛けることを負担に感じて外に出るのをためらうなど、子育てによる不安やストレスを抱え込む親もいるため、家庭訪問をすることで相談しやすい環境を整備する。対象は、市内に住む就学前の乳幼児のいる家庭。地域子育て支援センターに電話などで申し込むと、公立保育所の所長や主任保育士らが2人一組で訪問して相談に応じる。訪問は1回当たり2時間程度を想定。夜泣きや食事など子育てに関する相談に応じるほか、未就園の子どもがいる家庭に保育所を開放する「子育てひろば」などを紹介し、周囲に悩みを相談したり共有したりできる環境づくりを促す。

 

 

◆平成242012)年1118日 沖縄タイムス 朝刊

 「更生 受け皿拡大を」/子どもの人権研始まる

 

 「子どもの人権研究会」の第42回全国研究会in沖縄が17日、沖縄国際大学で始まった。県内初開催で18日まで。県内4弁護士によるパネルディスカッションでは、少年事件を担当した経験から、少年の更生に向けた事業所など受け入れ先の確保の必要性が指摘された。

 研究会は1987年に発足。弁護士や研究者、家裁の調査官ら約400人で組織している。ディスカッションでは松本啓太弁護士が、家裁の少年審判では、事件を起こした少年が今後、社会に戻り生活できる環境が整っているかが重要になると説明。横江崇弁護士は「県内で雇用先として協力する会社が非常に限られる」と述べ、少年の立ち直りに向けた受け皿の拡大を求めた。ほか、軽犯罪を犯した少年が家庭も含めて帰る場所がなく、結果的に少年院送致となったことや、少年審判の中で多くの大人が少年を支えた結果、更生につながったことが報告された。堀尾輝久東大名誉教授や臨床心理士の横湯園子氏、弁護士の津田玄児氏、中川明氏がそれぞれ特別講演した。

 

 

◆平成242012)年1116日 朝日新聞 東京朝刊

小中の不登校率なぜ低い 1000人当たり、全国最少の8.1人 /岩手県

 

 昨年度の県内小中学校の不登校生徒数は876人で、千人当たり81人は、全国で最も少なかった。文部科学省の調査によるもの。現場を歩くと、少子化で教員や教室に余裕が生まれ、別室登校などの対策が不登校率を下げていることが分かる。高校生は、通学日数が少ない通信制が受け皿になっているが、課題もあるようだ。

 

 ◇少子化で学校の指導に余裕

 「年間30日以上、病気などをのぞく心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない」。文科省の不登校の定義だ。適応指導室への通学や保健室登校は含まれない。欠席日数は年間30日未満だが、大部分を所属する学級の教室以外で過ごしている「別室登校」の小中学生は、盛岡市教委によると、昨年度69人いた。高校の教諭資格を持つ尾形岳彦さんは、盛岡市大通のフリースクールで教えている。岩手県の不登校率の低さについて「少子化で生徒数が減り、空き教室が増えたからこそ、別室登校などの対策を取ったりして、自分の学校で抱えて指導する余裕ができたのではないか」とみている。盛岡市立見前中学校で昨年4月からスクールアシスタントをつとめる山崎純さんは「不登校が減っている実感はないけど、別室などで個別に対応するシステムができたことで、以前より生徒は学校には来ている」と話す。見前中では3~4年前から、5人の支援員と4つの別室登校用の教室を用意している。最大17人の生徒が利用する。山崎さんは「対人関係や家庭の事情で学校に来ること自体が壁という生徒に、空いている教室で滞在時間を延ばしながら、給食だけ普通学級に食べに行かせるなど、少しずつ生徒同士の接点を増やしている」という。

 

 ◇高校生は通信制が受け皿に

 フリースクールに通う県内の男子生徒(18)は昨年10月、人間関係のトラブルで学校に通えなくなり、約半年間、家にひきこもる生活が続いた。今年3月、公立高校から移ってきた。「中学から部活をやっていたし、『俺は学校に行けないような人間じゃない』と思っていたけど通えない。『周りから変に思われ、いじめられるのでは』と思って別室登校もできず、つらかった」

 文科省の調査によると、昨年度の県内の高校生の不登校は584人で、千人当たり153人。全国平均の168人を下回るものの、全国的に目立って低くはない。小中学校の不登校率と比べると2倍近い。小中学校と違い、高校では、通信制に通うことができる。県教委などによると、5月1日現在で県内高校生38551人のうち、県内で許認可を受けた通信制高校に通う生徒は1916人いる。約20人に1人が通っている計算だ。隣県を調べてみると、宮城県は394人に1人、青森県は444人に1人、秋田県が473人に1人で、岩手県は圧倒的に多い。

 課題もある。中学生のときに不登校になり、通信制高校に進んだ場合、3年間で卒業できる生徒は多くはないといわれている。例えば、県立杜陵高校。盛岡市の本校では、1年次70人、2年次65人、3年次31人に対し、4年次が783人いる。在籍可能年数は15年。ただし、卒業年次が長くなるのには理由がある。進路が決まってから卒業しないと、再び家にひきこもってしまう可能性がある。就職先が見つかってから卒業しようという生徒も少なくない。中野洋一副校長は「10年以上かかって卒業した人もいる。何年も学校に来ていなくても一歩部屋から踏み出して学び直そうという気持ちになってくれれば、みるみる変わる」と話す。

 

 

◆平成242012)年1116日 毎日新聞 地方版

 ひまわりが咲く日:児童虐待を追う 桜井・餓死事件/6止 重要なサイン見逃さないで /奈良

 ◇すべての子供の幸せ願い

 

 「注射、痛くないからね」。ベテラン小児科医として優しい笑顔で患者を迎える岡本和美さん。内科医の夫と2人で診療所を営み、多くの子供を診てきた。桜井市の事件では、虐待対策の責任者の一人として取り組んだ。虐待を防ぐのは簡単ではない。それでも懸命に最前線で解決策を探る日々。悲劇をなくすのに何が必要なのか。この事件を考える連載の最後に、その胸中を聞いた。

 「子供はどんなにいじめられても、親に愛してほしいと思っている」。子供が大好きで小児科医になった。自らも5人の子供を育ててきた。すべての子供の幸せを願う。それだけに愛してほしい親から虐げられ心身とも傷つく虐待事件ほど、悲惨なことはないと心を痛める。医師会や警察、児童相談所などの関係機関が連携して児童虐待に対応する「要保護児童対策地域協議会」(要対協)。桜井市は06年4月に設置した。岡本さんは当初から会長を務め、現在に至っている。

 

 ◇「通報があれば」 痛恨の思い重く

 智樹君(当時5歳7カ月)が虐待で餓死したのは10年3月だった。「あの事件の問題は、通報がなかったこと」。痛恨の気持ちを一言で表した。近隣住民は、智樹君の泣き声や床にものを落とすような音から異変を知っていた。そして事件発覚の数カ月前にやんだことも。しかし、いずれも行政や警察に通報はなかった。「泣き声が聞こえるというのも大事なサインだけど、泣き声が聞こえなくなったり、姿が見えなくなるのも、重要な虐待のサイン」と訴える。実際、智樹君は、泣く力もないほどに衰弱していたとみられる。一般市民の意識も高まり、虐待の通報は以前に比べてぐっと増えた。それでも言わざるを得ない。「子供の命を救うため、通報をためらわないでほしい」と。通報は児相だけでなく、身近な市町村でも構わないと呼び掛ける。診療所に来る親子はさまざまだ。子供ののどを診る際に髪の毛を引っ張って口を開けさせようとする母親、子供のアトピー性皮膚炎に無関心な母親、不潔なままの服を着せられた子供、子供の前で悪口を言い合う夫婦。岡本さんは「虐待としつけの違いを判断するためには、子供を見ることがポイント」という。たたいたり、強い言葉でしかっていても、子供におびえている様子がなければ心配はないと判断する。一方で、母親への目配りも忘れない。「このお母さんは大丈夫かな」。子供を診療しながらいつも気にしている。育児不安と養育能力。母親によって大きな差がある。大変そうな人ほど、「よく頑張ってますね」と声をかけて励まし、心配事の相談には、できるだけ時間を割き、積極的に乗る。自分の子育て経験が生きることもある。

 

 ◇命の尊さを教え、正しい性知識を

 また、虐待を防ぐため、家庭や学校での教育の重要性を感じている。ある時、診察室で目の前をはっていた小さな虫を、子供がためらいなくつぶすのを見た。「虫一匹でも『大切な命だから、外に逃がしてあげようね』と、命の尊さを教えてあげなければいけない」と話す。性教育の問題も気になる。人口動態統計によると、昨年は約105万人が出生し、そのうち14歳以下の母親は44人、1519歳は約13000人、2024歳は約104000人だった。子育ての仕方が分からない、養育能力の低い若い母親が増えていると実感している。出産直後の15歳のシングルマザーが「赤ちゃんがミルクを飲まない」と駆け込んできたことがあった。赤ちゃんに対する愛情はあるようで安心したが、今後の生活が心配だ。「若い人たちに正しい性知識を教えてあげないといけない。もっと自分を大切にしてほしいと伝えたい」。

    ◇   ◇

 桜井市の餓死事件はなぜ、起きてしまったのか。その原因はすべて解き明かされたわけではない。しかし、再発を防ぐため、多くの人々が努力していた。一刻一秒を争い、児童救出に動く。次回からは緊迫の現場を紹介する。(この項終わり)

 

 

◆平成242012)年1115日 北海道新聞 朝刊地方

 市民の力で児童虐待防止 協力員増員へ2022日研修会

 

 札幌市は、児童虐待防止に協力する「オレンジリボン地域協力員」の増員に向けた活動を強化している。2022日には一般市民対象の研修会を開く。

 同協力員は市の独自制度で、児童虐待が疑われる事例に気付いた場合、児童相談所に通報する役割を担う。身体的虐待など児童虐待の定義や、虐待の兆候に関する約90分間の研修を受講すれば誰でもなれる。2000年度にスタートし、会員数は現在約1万人で、市は14年度までに1万3千人への増員を目指す。これまで教員や民生児童委員を対象に年1回、研修を開き、10人以上の参加者があれば出前講座も開催。本年度からは一般市民対象の研修会を始めた。本年度3度目となる研修会は20日が午後2時から、22日は同6時半から、いずれも市社会福祉総合センター(中央区大通西19)で。希望者は18日までに市児童相談所(電)6228630へ。

 

 

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2012年

11月

24日

児童相談ニュース

◆平成242012)年1115日 タウンニュース 港南区版

 横浜市 児童虐待防止に躍起 連携強化でプロジェクト

 

 全国の児童虐待対応件数が2011年度に6万人弱と、厚生労働省の集計開始から21年連続で増加している。同年度の新規虐待把握件数が820件と過去2番目に高い件数となった横浜市は、児童虐待防止策を講じるものの、歯止めがかからない状況が続いている。

 市によると、2011年度の新規虐待把握件数のうち、身体的虐待が320件で約4割を占め、心理的虐待250件、保護の怠慢・拒否が231件と続く。年齢別ではリスクが高いといわれる「0〜5歳」の乳幼児の割合が310件と約4割で、虐待者は実母によるものが436件で5割強、実父によるものが306件で4割弱だった。学校や家族・親戚、警察からの相談(通告)が多く、特に11年度は警察からが222件(前年比96件増)で全体の3割弱に増えた。10年度以前から継続対応する数を含めた11年度末時点での虐待対応件数は2148件で、在宅児童への支援(継続指導・児童福祉士指導)が1393件と6割強を占める。

重篤事件を機に市は10年、発生予防策の推進、早期発見・早期対応の徹底、児童の保護・支援、保護者支援の充実、関係機関の連携強化など具体策を検討するプロジェクトを立ち上げ、11年に8つの対策等を推進する報告書をまとめた。 児童虐待は様々な要因が絡むため容易に解決できるものではなく、市は各区の福祉保健センターと市内4カ所の児童相談所との連携強化等を見直す新プロジェクトチームを10月、区こども家庭(障害)支援課7人と児童相談所6人、児童相談所を除くこども青少年局2人で立ち上げた。職員の認識のずれが支援のずれや漏れにならないよう、具体的な情報共有や役割の明確化等の実効性、円滑な運用等を目的としたプロジェクトで、月1、2回の会議を重ね、連携強化による更なる児童虐待対策の強化を目指した報告書を年内にまとめる方針だ。同時に市は児童虐待防止推進月間の11月、みなとみらい地区や市内18区でのキャンペーン等を通じ、市民向けの啓発を行っている。

 

 

◆平成242012)年1115日 時事通信

 いじめ被害児童が申し入れ=「根本教育を」文科省に

 

NPO法人「全国いじめ被害者の会」(大沢秀明代表)といじめ被害を受けた児童・生徒、保護者ら13人が15日、文部科学省を訪れ、「文科省は事後対策ばかり。本気でいじめをなくす根本の教育を推進するよう強く望む」と、田中真紀子文科相宛ての申し入れ書を手渡した。

 中高一貫の私立校でいじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)で不登校になった高1の息子を持つ母親は、「加害者は学校に通い続け、被害者が通えないのはおかしい。私立学校への指導を強化してほしい」と要請。コンパスの針で腕を刺され、不登校になった中3の娘を持つ父親は、原因究明に真剣に取り組まない学校や教育委員会の対応を批判、国が指導を強めるよう求めた。応対した池田宏・生徒指導室長は「より効果があるよう改めているが、不十分かもしれない。真摯(しんし)に取り組みたい」と話した。

 

 

◆平成242012)年1115日 毎日新聞 地方版朝刊

 富山・強制わいせつ:告訴能力差し戻し審 子どもに向き合った判決 権利保護団体らが評価 /富山

 

 子どもの意志に向き合った判決——。母の交際相手の男から強制わいせつの被害を受けた1011カ月の女児に告訴能力があるのかが争点となっていた事件で、富山地裁が14日に下した差し戻し審の判決では被告の男に1審より重い刑が言い渡され、子どもの権利保護を訴える団体らからは歓迎する声が聞かれた。

 NGO「ECPAT/ストップ子ども買春の会」(東京)の宮本潤子共同代表は「処罰してほしいという子どもの意思にしっかりと向き合った判断だ」と判決を評価。その上で「今回の被害者以外にも多くの子どもたちが沈黙の中で苦しんでいるはず。これをきっかけに子ども一人一人の意志や状況を検討、尊重して、証言を得ていくシステム作りが求められる」と指摘した。また、虐待などを受けた子供のシェルターを日本で初めて開設した社会福祉法人「カリヨン子どもセンター」(東京)理事長の坪井節子弁護士は、告訴能力を認めた司法判断を改めて評価した上で「性犯罪を受けた子どもの中には、自分に落ち度があったのではと自分を責める子もいる。刑事裁判の一つの意義は、そうした子どもに『勇気を持って訴えてよかった』と誇りを取り戻してもらうことだ」と指摘。一連の裁判が終結することで、女児の心身の回復を願った。

 強制わいせつ罪などは被害者側からの告訴がないと起訴できない親告罪だ。しかし、今回のように能力を否定される場合もある。このような場合や報復を恐れて告訴をためらうなどする「泣き寝入り」を防ぐため、内閣府の調査会は今夏、強姦(ごうかん)罪を親告罪から外し、捜査当局が職権で起訴できるよう法改正を求める報告書原案をまとめた。坪井弁護士は「子どもの性犯罪については告訴を本人に選ばせるのは酷。親との関係で悩む子もおり『親告罪でなければどんなに楽なのに』と思うケースは多い」と話した。今回の判決を受けて、富山地検の真田寿彦次席検事は「1審段階から、裁判所は、どういう被害かを理解し、悔しい、悲しいという気持ちを持ち、犯人に対して処罰を求めたいのかを、年齢ではなく被害者それぞれの能力で検討すべきだった」とコメント。一方、弁護側は被告と話して対応を決めるとしている。

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 ■視点

 ◇被害者の権利に目を向けよ

 一連の公判を通して10歳女児にも告訴能力があることがはっきりと認められた。子どもの権利を守る上で、今後、有意義な判例となるだろう。今回の事件のように告訴が必要な犯罪に、低年齢の子どもや知的障害者が被害にあった場合、親権者などが代わりに告訴できる。しかし、今回はその親権者である母が一連の事件の共犯的な地位にあった。そのため、母からの告訴はなく、1審は祖母から出された告訴の形式的な有効性に疑問をつけ、起訴を無効とした。2審の高裁支部が女児の告訴能力を認めたことで、女児の男に処罰を求める意志が裁判に生かされることになった。裁判で加害者が罪を認め、反省し、刑に服することが、被害者が立ち直るきっかけになる。告訴能力のある無しで、そのきっかけが奪われて良いのだろうか。裁判所は被害者の権利にもっと目を向けるべきだろう。

ただ、今回は女児の供述の信用性は争われなかったが、子どもは記憶がゆらいだり、ゆがめられたりする危険性が高い。そのような子どもから確かな証言を引き出すために、専門の面接者が被害者に聴いて証拠化する「司法面接制度」など、より効果的な聞き取り方法を検討する時期に来ていると言えよう。司法の絶え間ない改革に期待したい。

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 ■ことば

 ◇10歳の告訴能力が争われた強制わいせつ事件

 富山市内のホテルで11年6月、当時1011カ月の女児が母親(39)の交際相手だった田中実被告(43)にわいせつな行為をされるなどした事件。1審・富山地裁は、この女児が幼いことを理由に告訴能力はないと判断。強制わいせつ事件の起訴には被害者の告訴が必要として、起訴を無効とする公訴棄却とした一方、同時に起訴された別の事件については有罪とし、男に懲役13年の実刑判決を下した。これに対し、検察側、被告側の双方が控訴。女児に告訴能力があるかどうかなどが焦点になった控訴審では、名古屋高裁金沢支部が7月、女児の告訴能力を有効とし、審理を地裁に差し戻す判決を下した。差し戻し審判決では告訴能力を認めたうえで、田中被告に1審を上回る懲役14年の実刑判決を言い渡した。

 

 

◆平成242012)年1114日 読売新聞 東京朝刊

 児童相談所で死亡 横浜市と原告控訴 =神奈川

 

 横浜市の児童相談所で2006年7月、卵アレルギーの男児(当時3歳)が卵白を含んだ竹輪を食べた後に死亡したのは、誤った一時保護が原因だとして、両親が、同市や児童相談所に通告した独立行政法人国立成育医療研究センターに約9000万円の損害賠償を求めた訴訟で、市と原告側の双方が13日、1審・横浜地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。

 1審判決は、男児の死因が、呼吸困難などを引き起こすアレルギー症状「アナフィラキシーショック」だったと判断。誤って竹輪を与えた市側の過失を認め、計約5000万円の支払いを市に命じた。原告側は、同センターによる通告の違法性なども主張したが、同センターへの請求が棄却されたため、控訴した。

 

 

◆平成242012)年1114日 信濃毎日新聞 朝刊

 親のいない子らを養育・支援 県社会福祉審議会分科会が会合 社会的養護方針、関係機関調査へ

 

 県社会福祉審議会の児童福祉専門分科会は13日、親のいない子や虐待を受けている子らを養育、支援する「社会的養護」の方針を検討する会合を県庁で初めて開いた。里親など家庭的養護を優先し、施設養護を小規模化する国の方向性に同意できるかなどを関係機関に尋ねる調査を11月下旬にも行うと決めた。県は調査結果も踏まえ、将来の児童養護施設の整備量などを盛った方針を年度内にまとめる。

 調査は県内の児童養護施設や乳児院、里親関係者、児童相談所、市町村などを対象に実施し、結果は12月下旬に開く次回会合で報告する予定。会合で県側は、県内の児童養護施設と乳児院への入所者と里親委託児童は9月時点で計687人で、児童養護施設への入所者は07年から減少傾向—と説明。委員からは「全体的な少子化はあるが、支援すべき子どもは増えている」「子どもに加え、親への支援を両輪でする必要がある」などの意見が出た。同分科会長に野村健一郎・長野大教授(児童福祉論)を互選した。

 

 

 

 

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2012年

11月

22日

成功を…

Develop success from failures. Discouragement and failure are two of the surest stepping stones to success.

 

by Dale Carnegie

 

失敗を成功へと発展させよ。落胆と失敗とは、2つのもっとも確かな、成功への踏み石だ。」

 

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2012年

11月

21日

人生の勝者は…

The winners in life think constantly in terms of I can, I will, and I am.

Losers, on other hand, concentrate their working thoughts on what they should have or would have done, or what they can't do.

 

by Denis Waitley

 

人生の勝者は、常に『できる』『しよう』『私は〜である』という観点で考える。」一方、敗者は目覚めている間ずっと、『すべきだった』『やるはずだった』『できない』ということばかり考えている。

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2012年

11月

20日

誠実さは全ての拠り所である。

Honesty is the cornerstone of all success, without which confidence and ability

to perform shall cease to exit.

 

by Mary Kay Ash

 

「誠実さは、すべての成功の拠り所である。誠実さがなければ、物事を実行する自信も能力も消滅する。」

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2012年

11月

19日

真の成功を求めるなら…

For true success ask yourself these four quetions:

why? Why not? Why you? Why not me? Why not now?

 

by James Allen

 

真の成功を求めるなら、自分自身に4つの問いを投げかけてみるがいい。なぜなのか。なぜそうではないのか。なぜ自分ではないのか。なぜ今ではないのか。

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2012年

11月

19日

偉大な記録を作ったなんて…

偉大な記録を作ったなんて言われても、何にもぼくはうれしくない。

小さな努力を積み重ねたと言われたら、ものすごくうれしいです。

 

by 林修

フジテレビ「世界は言葉でできている」より

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2012年

11月

18日

成功は幸福の鍵ではない

Success is not the key to happiness.

Happiness is the key to success.

If you love what you are doing, you will be successful.

 

by Albert Schweitzer

 

成功は幸福の鍵ではない。幸福が成功の鍵なのだ。自分のやっていることが好きなら、きっと成功するだろう。」

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2012年

11月

17日

人生は…

Life is not a problem to be solved, but a reality to be experienced.

 

by Soren Kierkegaard

 

人生は、解決されるべき問題ではなく、経験されるべき現実である。

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2012年

11月

17日

成功したと思えば…

whenever an individual or a business decides that success has been attained, progress stops.

 

by Tohmas J. Watoson

 

個人であれ、企業であれ、成功したと思えば、そこで進歩は止まる。

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2012年

11月

15日

批判してくれる人がいなければ…

If you have no critics, you'll likely have no success.

 

by Malcolm S. Forbes

 

批判してくれる人がいなければ、成功もないだろう

 

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2012年

11月

14日

成功に秘訣などない

There are no secrets to success. Don't waste time looking for them. 

It is the result of preparation, hard work, and learning from failure, loyalty

to those for whom you work, and persistence.

 

by Colin Powel

 

成功に秘訣などない。秘訣を探すことに時間を浪費してはいけない。準備、努力、失敗からの学習、忠誠心、粘り強さ、それらの結果が成功なのだ。

 

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2012年

11月

13日

困難に向き合って克服する準備も…

No man will succeed unless he is ready to face and overcome difficulties and prepared to assume responsibilities.

 

困難に向き合って克服する準備も、責任を負う覚悟もなくして成功する人などいない。

 

by William Boetcker

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2012年

11月

13日

成功に必要なのは…

One sound idea is all that you need to achive success.

 

成功に必要なのは、ひとつのしっかりとしたアイディアである。

 

by Napoleon Hill

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2012年

11月

11日

成功は最低の教師である。…

Success is a lousy teacher.

 

It seduces smart people into thinking they can't lose.

 

by Bill Gates

 

「成功は最低の教師である。賢い人間をだまして、失敗するわけないと思わせてしまう」

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2012年

11月

04日

出産リスクの高まりに備える「自宅出産」の基礎知識

この記事は、2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

昨年あたりから、産科・周産期医療関連のニュースがマスメディアに頻繁に取り上げられている。2006年2月に福島県立大野病院産婦人科医師の逮捕が、2007年8月には神奈川県堀病院の看護師内診問題と奈良県大淀病院妊婦転送死亡事件が次々と報道された。

 このような事件は、産婦人科医の不足が原因の一つとしてあげられる。しかし、もし、あなたが妊娠しているのならば、自宅出産を考えておくというのも一つの自衛手段なのだ。

 日本は、長い間、産婆(助産師)に手伝ってもらいながら出産するのが主流だった。だが、第二次世界大戦後、産婦人科が病院に整備されると、産婆の需要は激減していった。 ただ、少しではあるが自宅出産する人の割合が1990年頃から増えてきている。
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20030324b/index.htm

 このような自宅出産の流れは、日本だけでなくアメリカやカナダでも広がってきていて、良い助産師と出会えれば、自宅出産を希望する人が増えてきているのだ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050704ik0b.htm

 まず、自宅出産の場合は、助産師を探すところから始まる。助産師とは、看護士資格者が助産師学校に半年以上通って、国家試験に通過して取得するか、看護大学で助産の講座を受講した人に与えられる歴とした国家資格。ほぼ100%女性なので、女性の産婦人科医希望なのに、なかなか見つからない人には一筋の希望の光だと言える。出産に関する知識では、産婦人科医に劣らない。唯一違いがあるのは、出産後に会陰切開が必要な場合に縫合することができないくらいである。

  まずは、助産院などで助産師に会って、じっくり説明を聞く。
「何かあった時は、どうするのかな?」
「わたしは自宅で産めるのかな?」

「この助産師に依頼しよう!」
そう決めるのは、しっかり説明を受けてから。

 妊娠中の健康診査は、自宅に助産師が訪問して行う。妊娠期間中を健康に過ごすために、また、安産に向けての体づくりのアドバイスもしてくれる。

 ただし、前期・中期・後期のどこかで、産婦人科医師の検診も受けなければならない。自宅出産できない状況になった時などに受け入れてくれる病院に依頼する。妊娠経過が順調で37週になり、その病院の医師に自宅出産の許可をもらって、自宅出産に臨めるのだ。

 次に、一番メインの出産時の流れを紹介しよう。分娩開始の徴候(陣痛や破水)があったら、助産師に連絡する。分娩の進行具合によっては、しばらくの間、家族だけで過ごすことになるかもしれない。この辺は、出産前に家族全員が産前に心得ておくべきことだ。

 陣痛が始まっても、散歩に出かけたり、洗濯物を干したりと日常生活を続けながら、機が熟すのを待つ。そして、自分の思うままに体を動かし、好きな姿勢でお産を迎える。いよいよ出産、陣痛も強くなり、分娩が進行してくると、助産師2名で子どもを取り上げる。

 赤ちゃんが産まれ胎盤が出た後、2時間は助産師が付き添う。その間に、赤ちゃんの体重を計ったりして、産着を着せる。はじめておっぱいを吸うのもこの時。まだまだ母乳は出ないが、おかあさんの顔をじっと見つめながら、赤ちゃんは一生懸命おっぱいを吸う。きっと、おかあさんと赤ちゃんの至福のひとときとなるだろう。

 分娩から2時間後、赤ちゃんとおかあさんに異常がないことを確認してから、助産師は帰る。

 これだけでは、自宅出産は終わらない、出産後も一ヶ月は、助産師が母子の健康状態を見守ってくれる。出産の翌日から5日間、毎日訪問して、赤ちゃんの沐浴や健康状態の観察、おっぱいのケアなどを行う。助産師は24時間ずっと一緒にはいないが、いつでも連絡できる。おっぱいのことなど、気になる事があれば、5日間をすぎても必要に応じて訪問してくれる。1ヶ月検診も自宅に訪問する。

 しかし、自宅で産んだからといって、産んだその日から家事や上の子供たちのお世話ができるわけではない。1週間は入院している気持ちで生活できるように、その後も床上げまでの3週間は家事をしなくてもよい様に、お手伝いしてもらえる方を確保しなければならない。

 実家のお母さんに来てもらう人、夫が育児休暇を取る人、産褥シッター(さんじょくしったー:産後、お母さんの体調が妊娠前に戻るまでの6から8週間を産褥期といい、その間をサポートするサービス。産褥シッターの場合は、赤ちゃんのお世話に加えて、料理や
洗濯・買い物など、家事も代行してくれる)を依頼して家事をしてもらう人など、様々である。もちろん助産師も相談に乗ってくれる。

 自宅出産は、リスクが高いように思っている人はまだまだ多い。だが、十分な準備ができていれば、家族に見守られながら暖かく新しい命を家族の中で迎えられる、素晴らしい出産方法である。あなたも、自宅出産にチャレンジしてみませんか?


 

 

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2012年

10月

28日

ネット社会におけるジャーナリストの情報収集と取材姿勢のあり方

この記事は2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

ジャーナリストの取材事前準備と言えば、電話で直接取材対象者にアポイントを取ることであった。それが、インターネットの普及により、まずメールで、打診することが多くなった。

 

メールでの取材打診の利点の一つとして、急ぎの取材の場合、取材対象候補者数人に同時に依頼ができることだろう。私も、スピードが要求される連載企画のインタビューでは、その道の識者に同時に取材打診をし、返事の早かった人からインタビューするようにしている。

 

このような旧来のジャーナリストの取材、情報収集が大きく変化したのは、90年代後半のパソコンとインターネットの普及が大きく影響している。

私が、ジャーナリストになった1999年は、ちょうどジャーナリストの取材および情報収集の方法が変化している過渡期であった。私の最初の原稿は、ワープロであった。ワープロで書いた原稿を、フロッピーディスクに入れて、締めきりギリギリで編集部に持ち込んだのである。

 

それから数ヶ月、インターネットの普及により、原稿のやり取りは、テキスト形式の文書をメールに添付するようになった。実際に会う打ち合わせも、次第に減っていった。

これに付随するように情報収集もインターネット主体となった。ADSL、光ファイバーと

 

ネット回線の高速化に伴って、記事の執筆時に図書館で調べるよりも、Yahoo!(http://www.yahoo.co.jp/)やGoogle(http://www.google.co.jp/)などの検索サイトで簡単な調べ物は済むようになったのである。

さらに新聞の過去記事検索も有料サービスを利用すれば、ネットで簡単にできるようになった。http://www.asahi.com/information/db/index.html

コラムなどで参考文献が必要な場合、金銭的余裕があり首都圏在住であれば、大きな図書館に出向かなくても、bk1(http://www.bk1.co.jp/)、アマゾン(http://www.amazon.co.jp/)などにネット注文した書籍が当日に届く。

この他にも、ジャーナリストによっては、遠方に住む取材対象者に、簡易メッセンジャーやDocomoのFOMAのテレビ電話機能により、話を聞くこともある。

もちろん、単行本の取材でこのような簡易取材を行うのはジャーナリスト失格だが、週刊誌などで急な取材が必要となったときは有効な手段となり得るだろう。

 

ただし、スピードを要求されるということは、取材内容の真偽が問われないということではないということも、ジャーナリストは肝に銘じておかなければならない。

情報の垂れ流しなら、ゴシップ誌で十分なのである。速くて正確な情報の提供が、これからのジャーナリストには求められている。

 

正確さを求めるには、やはり地道な取材がベースになってくる。「2ちゃんねる」を参考に執筆しているジャーナリストも多いようだが、情報の信憑性の裏付けをしっかりとするためには、取材対象者に会ったり図書館で多くの文献などに当たる必要が出てくる。

 

情報収集ツールの進化と多様化は、ジャーナリストに多くの恩恵をもたらした。だが、そのツールをジャーナリスト自身が使いこなし、ジャーナリズムの精神を忘れない執筆活動を行うことができなければ、アマチュアのブロガーたちとの境界線が今以上にボーダーレス化していってしまうだろう。

様々な検索ツールが日進月歩で進化しているわけだが、過度な依存は問題がある。やはり多くの取材現場に赴き、取材対象者の生の声を聞き、そこで得られた活きた情報をベースにして、インターネット上にある膨大なデータベースを利用する必要があると私は思う。

 

また、これから、「e-mobile(イー・モバイル)」(下記関連情報参照)などの登場により、外でも高速でネットサーフィンができるようになる。そのような状況の中で、ネット検索だけに情報収集を依存しない姿勢がジャーナリストに問われているのである。

 

 

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2012年

10月

25日

団塊・シニアビジネスに求められる発想の転換

この記事は、2007年メディアサボールに掲載された記事です。

 

団塊世代の定年ラッシュが今年から始まった。

私の父も、今年で定年退職する予定だったが、もう一年間だけ、契約社員という形で会社に残ることになった。その理由として年金受給開始年齢問題があった。 
 
団塊世代の年金制度は、昭和61年の大改正により、老齢厚生年金は老齢基礎年金と共に65歳から支給されることになった。
 
その後、平成6年の改正により生年月日に応じ定額部分の支給開始年齢が引き上げられた。
 
さらに、平成12年の改正で、報酬比例部分の開始年齢も引き上げとなる為、昭和36年4月2日生まれ以降の男性(女性は41年4月2日以降)は、引き上げが完了し、原則65歳からの支給となる。
 
団塊の世代を昭和22年生まれから24年生まれと定義すると、多くの場合、報酬比例部分は60歳から受給できるが、定額部分は65歳受給となる為、満額受給できるのは65歳からとなり、加給年金も同じく65歳までは受給できない。 

リクルートの調査では、この世代は、老後を快適に過ごすための資金として半数が最低ラインとして3000万円必要と回答している。

この貯蓄額を実現しているのであれば定年退職後から年金受給開始までの期間を十分に過ごせるのである。
 
このような世代を対象としたビジネスは、数年前から様々なモデルが提示されてきた。しかし、成功例は少ない。

その原因を、『団塊・シニアビジネス「7つの発想転換」』(ダイヤモンド社・村田裕之)では、綿密な市場調査をしても顧客のニーズがつかめない市場調査の壁、せっかく確保した見込み客が、実際の顧客にならない顧客開拓の壁などがあると指摘している。 
 
要するに、団塊・シニアビジネスの現場で直面する難題は、市場の多様性が強まっていることに起因するものと、そうした市場に柔軟に対応できていない組織上のものである。

こうした壁に突き当たる最大の理由は、これまでの成功体験や過去の因習が、組織を構成する上層部の人たちのなかに根強く残っていることにあるのだ。
 
このような状況を反省材料として、団塊・シニアビジネスには、 過去のモデルにとらわれない新しいビジネスのやり方が必要とされている。 
 
その新しいビジネスモデルとして、顧客の欲しいものを個別に把握してから、スーパーなどの品揃えを変えるというものがある。

一人の顧客が欲しいとリクエストしたものは、その顧客が口コミで商品のよさを伝え、ロングセラー商品になっていく。
 
コンビニのような売れているものだけを店に置くというPOSシステムでは、団塊・シニアのニーズを満たすことができないのである。

顧客自身が欲しい商品を揃えれば、同じ世代の顧客が多い店ではヒット商品になりやすくなる。
 
団塊シニア世代の消費行動はきわめて多様であり、シニア市場という大規模な市場はない。だからこそ、商品の売り手が一方的に商品を押し付けるのではなく、多様な機会の選択肢を用意して、顧客に選んでもらう方法を工夫するところにビジネスチャンスが隠されているのである。
 
したがって、住宅会社が、購入者のニーズをヒアリングせずに、バリアフリーや介護を謳い文句にして、一律に建て売り住宅を販売しても、ニーズの多様化という面を考えれば、多くの買い手の支持を獲得するのは困難であろう。
 
アメリカでは、高齢者用のインフラ設備供給が1960年代から進んでいる。一方で、1980年代から高齢者人口が急増している高齢者大国日本では、インフラの供給が需要に十分応えられていない。

だが、この状況をプラスに考えて、ビジネス展開を考えるのであれば、団塊・シニア層のマス・ニーズを捉えようとするのではなく、個別の趣味嗜好に対応できるような商品、サービスの提供をこころがけることだ。団塊世代を対象としたビジネスは、成長の余地が十分に残されている魅力的なマーケットであることに疑いはない。 

 

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2012年

10月

24日

成年後見制度の利用で、高齢者を狙う詐欺商法から身を守る

この記事は2007年にメディアサボールに掲載されたものです。

 

今年、団塊世代が定年退職ラッシュを迎える。それに伴い、この世代および高齢者を狙ったビジネスが盛んになっている。
 
だが、このようなビジネスの背後には、必ず詐欺犯罪が潜んでいることを忘れてはならない。

ホテル会員権、ロングステイ、介護付き住宅、リゾート物件など様々な老後を快適に暮らすプランを提案すると言っておきながら、架空の話を持ちかける事例は後を絶たない。
 
例えば、ロングステイ物件は、申請条件が難しく、ほとんどは代理店が手続きを行う。ただし、ロングステイ人気が高まってきたのにつけ込んで、詐欺まがいの商法を企てる業者も現れている。うますぎる話には気を付けたい。現地のリゾート住宅を売ると持ちかけて資金を引き出しながら、契約を守らないといった事例が起きている。
(日経WagaMaga)
http://waga.nikkei.co.jp/comfort/life.aspx?i=20070222g3000g3


その他に、海外先物取引の被害がある。海外先物取引は、かつて大量の検挙者を出し、なりを潜めていたが、インターネットの普及により、身近な存在として最近はまた知られるところとなっている。

HPなどでよく見られるのは成功例のみで、リスクの部分をちゃんと説明していなかったりするものだ。謳い文句にひかれて資料請求などした際には、おいしい話のみを聞かされ、絶対に儲かると思わせる。リスクの説明をすると、資金を引っ張り出せないからである。
(もちろん、悪徳なものばかりとは限らない)

こういったリスクの説明が無いものは詐欺的商法であり、違法事由は国内公設の商品先物取引被害と共通するところが多い。のみ行為(顧客から預かった資金を海外の取引所に注文を取りつがない)や「向かい玉」「スプレッドを建てる」などといわれる手法(総顧客の売り買いの取引を同数にし、売買の差が生じたときには自己玉を建てる方法)により、実際には業者が閉鎖的市場を偽造し、顧客からの預かり金を自社の利益に転化させようとする古典的手法が、用いられていることが多いところに特徴がある。
 
では、このような詐欺商法から身を守るのにはどうしたら良いのだろうか。
 
その一つとして注目されているのが、成年後見制度である。

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分な人は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために、介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合がある。また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約してしまい、悪徳商法の被害にあう恐れもある。このような判断能力の不十分な人々を保護し、支援するのが成年後見制度である。
 
後見人資格は、制限はなく、親族のほか、弁護士、司法書士、社会福祉士、福祉団体などが担う場合もある。また、複数の後見人を選ぶこともできる。
 
この制度を使う手順としては、まず役所の障害福祉の相談窓口や社会福祉協議会、司法書士、弁護士に事情を相談する。
 
次に本人または配偶者や親族などが家庭裁判所に申立てを行う。(検察官、市町村長の場合もある)

この際に必要な書類は、申立書のほか、本人と後見人候補者の戸籍謄本、住民票、登記事項証明書、後見人候補者の身分証明書である。
 
判断能力が不十分である、そうでないに関わらず、重大な決断をする際に、専門家の知識を借りるのは、リスク管理としては一番心強いものだろう。司法や行政に自分のことを任せることを嫌う年配の方も多いが、詐欺のテクニックは巧妙化していて、素人では見抜くことが非常に難しい。だからこそ、この成年後見制度を使って、自分の財産をしっかりと守るべきではないだろうか。

 

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2012年

10月

23日

少子化問題は非正規社員増加などの雇用問題改善が鍵

 

この記事は、2007年にメディアサボールに掲載された記事です。

 

少子化を政府が迅速に対応しなければならない問題としている。

 

しかし、国民全体規模では、出生率の低下が止まらない状態で、1971年の2.16から、2006年には約4割減の1.32になっている。人数で見ると1971年には約200万人だったのが、90万人減って、110万人程度になっているのだ。

少子化は、女性のライフスタイルの多様化などが要因に挙げられるが、一番の問題は経済的問題だろう。

 

年収200万円、300万円では、辛うじて結婚できたとしても、子供を産んで、育てていくコストが捻出できない。大学まで一人の子供の面倒を見ると、少なくとも1000万円は掛かると言われている。富裕層であれば、大した額ではないかも知れないが、もし、年収200から300万円であれば、この額を捻出するのはかなり難しい。

 

正社員であれば、配偶者と家族がいれば、企業から家族手当が支給される。ただ、気になるのは配偶者に対する支給額の方が子どもに対する家族手当の支給額より多い会社が大半であるということだ。自分では生活できない子どもに対するよりも多く扶養手当を支給する必要があるのだろうか。

 

それでも、家族手当の他にも国から児童手当がもらえる分、恵まれている。家族手当が支給されない非正規社員は、児童手当しかもらえないのだから。

実際に、保育所の待機児童が問題になっているにもかかわらず、保育料の滞納者が増えているという現実がある。保育料は、収入に応じて変わる。それにもかかわらず、保育料を納められないのは、保護者のモラルの問題で片付けられるものではない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070908-00000003-mailo-l02

医療面では、自治体規模で違いの大きい医療費全額免除の乳児医療制度を改革し、自治体が子供の医療費を全額負担する年齢を引き上げるだけでも、病気になりやすい子供を持つ親は救われるはずだ。

 

男性の育児休暇制度を認め、男女が平等に働きながら子育てをする環境を整えている企業は増えつつあるが、それは正社員だけの話であって、いつもで切り捨てられる非正規社員には、子育てに十分な制度を整えている企業は存在しないだろう。

 

正社員と非正規社員の格差問題は、悪しき連鎖と格差の固定化が生じる要因となる。親の収入が低いばかりに、子供が希望の学校に進学できず、低所得者の子供は、同様に低い所得にあまんじるケースが多くなるだろう。

 

成果主義の揺り戻しで、終身雇用制度の見直しが成され、就職の際に最終学歴の影響力が復活してきた。このような現状を考えると、親の所得が子供の教育、就職に大きく影響してくることになる。子供が望んでも満足な教育が受けられないといったような教育格差をなくすためには、奨学金の充実が急務なのだ。

 

以上のことを熟慮して、子供を産むか産まないかを考えれば、自分には子供がいない方が良いと考える女性、夫婦が増えてくるのは当然だろう。

子供を育てるには、とにかくコストが掛かる。それは、二人の子供がいる筆者にはよくわかる。まして、フリーランスであるから、福利厚生が貧しい中での子育ては本当に厳しい。

 

非正規社員に対する福利厚生の充実、正社員雇用の増加などを企業と政府が連携して対策を講じなければ、少子化問題はどうにもならない。正社員と同様の仕事をしていても非正規社員の待遇は低く抑えられてしまうケースが多い。非正規社員に税制面での優遇制度や、能力・成果に応じた報酬制度を導入しなければ、ワーキングプア問題だけでなく、少子化問題も解決の糸口すらつかめない。

企業および政府は、アメリカの意向にしたがって、市場原理・規制緩和を闇雲に推し進めるだけでなく、日本の将来のためにも、都合良く使ってきた非正規社員に対する待遇改善、雇用条件の充実、安定化を図るべきだろう。

それが少子化問題改善の端緒になるのは間違いない。

 

 

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2012年

10月

22日

ケータイ(携帯)小説人気は新たな出版、エンターテインメント市場創出の起爆剤

この記事は2007年メディアサボールに掲載された記事です

 

一般人の本離れが進む一方で、高校生読者を中心としたケータイ小説が人気だ。

▼(読書週間 本社世論調査 本離れ懸念 世代で差)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041028bf01.htm

▼(今時中高生の読書はケータイ小説?)
http://www.news.janjan.jp/culture/0702/0702099763/1.php

 

 ケータイ小説ブームの火付け役は、2000年、携帯サイト「ザブン」を開設した、『Deep Love 』(スターツ出版)シリーズの著者yoshi。書籍の発売は2002年。

 しかし、サイト開設当初は渋谷で、名刺にURLを書いて自分で配る日々を重ねた結果『DEEP LOVE』へのアクセスは、一日20万件になり、渋谷の女子高校生を中心に大ブームへ発展する。

 

 一文、一文の行間の広さ、情景描写が少なく、会話が中心になって進行していく。内容も、「援助交際」「エイズ」「レイプ」「ホスト」など思春期の女の子たちの琴線に触れるものが多かったことが成功の理由とされる。 yoshiの成功をきっかけに、 携帯Webサイト「魔法のiらんど」をはじめとして、素人作家のケータイで手軽に読める小説が大ブレイクし、2007年に書籍化された『恋空』(美嘉・スターツ出版)が160万部の売り上げを記録し、2007年10月に新垣結衣主役で映画化され、全国公開された。

 

 だが、このような携帯小説ブームを、若者の書籍への回帰と考える文芸評論家はほとんどいない。

 

 それは、「携帯電話に搭載されている日本語変換ソフトの性能が悪く、誤字・脱字や語彙量の不足を招きやすい」、「文章に絵文字やギャル文字などが含まれていることがあり、読みにくい・環境によっては読めない場合がある」、「性的・暴力的な描写のあるものが多い」といった指摘だ。

 

 しかし、高評価する文芸評論家の意見もある。「平易な文章で記述されることが多く、難しい漢字や言い回しを知らなくても読むことができる」、「短いセンテンスで構成されるため、文章が軽く読みやすい」、「メールで日常使っているような文体のため、親近感を覚える」など小説の新しい形と捉える向きもある。

 

 反対派は小説の文学性にこだわる人間で、賛成派は、小説は時代の空気を吸い込むものであると考えていると言える。

 

 ただ、ケータイ小説の書籍は、市場が飽和化し、頭打ち状態になりつつある。内容が悲劇的で、泣ける作品というラインでしか書かれていないことも、その原因かもしれない。自殺、リストカットなど内容の過激さばかりが加熱してしまって、ドングリの背比べ状態では、読者も飽きてしまうというのは予想がつく。

 このような状況を打破するべく、日本携帯小説大賞という選考も行われ始めた。

▼(第二回携帯小説大賞)           
http://nkst.jp/i/application.php

 

 この賞では、官能小説や過激な表現を含む小説を認めていない。このような試みがどこまで、ケータイ小説の可能性を広げるかわからないが、若い世代に限定されないケータイ小説作家の登場が期待できるかもしれない。

   本をほとんど読まない中高生にとっては敷居が低く、ケータイ小説をきっかけに本を読むようになるかもしれない。また、文を書かせたり読ませたりすることで思考能力を発達させたり、活字への興味を抱かせたりするとも言われている。

 

 ただし、ケータイ小説の多読で、語彙に乏しく稚拙な文章表現に馴染んでしまうことにより、かえって活字離れや表現力不足を悪化させてしまうとの指摘もある。

 

 このような賛否両論ある、ケータイ小説だが、専門家が真剣に批判するようなジャンルは、概して、より大きな市場へ変化することが多い。

 

 このジャンルの語彙力、稚拙な文章克服の課題は、携帯の日本語変換機能の高機能化で十分カバーできるだろう。

 

 純文学がつまらない作品が多くなって売れなくなった理由を、ケータイ小説人気のせいにするのは筋違いだ。

 

 ケータイでの文章リーディングが、小説だけでなく、ノンフィクション、評論など様々なジャンルの入り口となり、出版や映画、テレビ番組などの分野に影響をもたらしながら発展していくのであれば、まだまだ市場として拡大していくことであろう。

 

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2012年

10月

21日

教育崩壊現象に惑わされるんじゃない! ─揺れる子供たちへのメッセージ

2007年当時メディアサボールに執筆した記事です。

 

昔から最近の「若いやつは…」と子供たちは、大人に批判されてきた。今年還暦(60歳)を迎える昭和22年から24年生まれは、「団塊の世代」と呼ばれている。

学園闘争といって、大学に火炎瓶を投げ込んだりした世代で、少年事件も第二次世界大戦後、一番多かった層なんだ。

 

○メディアと「青少年凶悪化」幻想  広田 照幸 (教育社会学)
http://www.kodomonoshiten.net/asahi000824.htm

団塊の世代の子供の世代1970年代前半生まれを「団塊ジュニア」っていうんだ。そして、1970年代後半が、ロストジェネレーションっていうらしい。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2007000127

 

ロストジェネレーションってのが、ニートとかフリーターとかの問題の当事者率が高いと学者やマスコミは騒ぎ立てている。

こんな大人たちが作った、国の社会に君たちは生きている。

「携帯もパソコンも子供には良くない!」ってお父さん、お母さんは言ってるかも知れない。でも、そういう物の発明を願ったのは、大人たちなんだよね。

 

だから、矛盾を感じている子供がいるってのはよくわかる。僕は、ジャーナリストで、取材で子供たちと関わる機会も多いし、塾でも教えてるから、小学生から高校生まで毎日接している。娘も9ヶ月で、息子も6歳だから、もっと小さい子供たちの声も聞いている。

 

何でも揃っている、この世の中で未来の夢を持つのが難しいのもよくわかる。だから、夢を持たなくても、持つことを考えることもしなくて済む、大学までエスカレータ方式の私立小学校、中学校が人気なんだ。

 

でも、それは君たち自身で考えて選んだ訳ではないだろう。親が、「お前の将来を考えたら、私立が良い」なんて言うから、「お父さんやお母さんがそう言うなら間違いない」って何の根拠もなしに思い込んでるだけではないのかな?

教育の崩壊って言葉に大人は過剰反応しすぎなんだ。君たちが学校へ行ける限り、教育が崩壊したとは言えない。

 

ゆとり教育で土日が休みになって、授業数は減った分、十年前の子供たちよりは、勉強する内容が少なくなっている。これを、元に戻そうという動きが出ている。でも、本当のゆとり教育って、勉強ができる人は  どんどん進めて、できない人はゆっくりやるっていう勉強の仕方のことだったんだ。それを、先生たちが勘違いしてたから、今の教育の崩壊、混乱は起こってしまった。

 

君たちが大きな病気にならない限り、親は君たちよりも早く死ぬ。でも、君たちは生きている限り、色々なことを考え続けなければならない。親の世代が作り出した、環境問題や年金問題など、たくさんのややこしいものを処理していかなければならないんだ。

さらに、親は老後の世話を子供にしてもらうために、レベルの高い学校へ行ってもらって、給料の高い企業に入社する、その恩を売ってる可能性すらある。そこまで酷い話はないと思うかもしれないけど、今は会社をクビにならない終身雇用制度ってのがなくなって、不安なんだ。それで、子供に投資する親が多くなっている。

 

これからの時代は、「子供だから…」なんて甘えて、自分の責任を放棄していてはダメなんだ。

自分で自分のことを考えて行動しないことを、夜回り先生こと水谷修さんは、「自分病」と呼んでいる。彼にリストカットや薬物問題で相談してくる人のほとんどは、この自分病らしいんだ。

 

大人が悪い、先生が悪いとか言ってたら、知らない間に、自分が同じ立場に立ってしまう。月日の経つのは早い。光陰矢のごとし。

いじめ問題だって、学校で終わりじゃない。だから、自分で解決する力を養うことも大切なんだ。国が24時間体制でいじめ相談を受けるような時代だからこそ、この問題も自分で考えよう。  

○いじめ相談の窓口
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

○いじめ防止ネットワーク:いじめSOSメール
http://www.ijimesos.org/


別にこの日本って国から出て行くのも自由だ。日本に一生いなくちゃならない法律なんてない。 

ただ、自由になりたいのであれば、何か一つのことに打ち込もう。勉強でもスポーツでも良い。その中の一つの分野を極めよう。そうすれば、次が自然と見えてくる。

 

僕も、ジャーナリストになる前は、英語をメチャクチャ勉強した。そこから、色々知識の吸収の仕方を身に付けた。その結果、自然に希望の職に就いた。だけど、現実は食べていくのが精一杯って感じ。努力を怠ったら、すぐに足下をすくわれる。

 

こんな世の中に生まれたのだから、自分のことは自分で責任を持とう。周りの大人のせいにしてたら、いつまでも子供のままだ。

 

大人に色々言われるのが嫌だったら、見返してやるために一生懸命になるんだ。がむしゃらになることは、カッコ悪いことじゃないんだから。

 

 

 

 

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2012年

10月

20日

「格差社会」「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」という社会現象を生んだ人材派遣業法改正

この記事は2007年に執筆されたものです。

 

「格差社会」が問題視され始めてから、二年が経つ。『下流社会』(光文社新書・三浦展)がヒットし始めた頃から、マスコミでも騒がれるようになった。この本が発刊される九日前に、衆院選が行われ、小泉純一郎率いる自民党が圧勝した。

 

この流れが、日本をアメリカと同じネオリベラリズム(構造改革、規制緩和、市場開放といった新自由主義)へ導くことなど一部の学者くらいしか認識していなかった。

2007年になって、「ネットカフェ難民」、「ワーキングプア」、「格差社会」という言葉が頻繁に使われるようになった。テレビでも、春頃から頻繁に取材され、一般人にも社会問題として知られるようになったのである。

 

この問題の根幹にあるものとして、人材派遣業の規制緩和があるのではないだろうか。

1986年7月 労働者派遣法が施行された。適用対象業務は13業務のみ。派遣期間はソフトウエア開発業務1年、それ以外の業務は9ヶ月。同年の10月に政令の改正が行われ、適用対象業務に3業務(機械設計・放送機器等操作・放送番組等の制作)が追加され16業務となった。

 

1994年、改正高齢者雇用安定法が施行され、60歳以上の「高齢者派遣」の適用対象業務が、港湾運送、建設、警備及び、ものの製造業務を除き、原則自由化された。
その二年後の1996年には、改正され適用対象業務が26業務に拡大した。

 

さらに1999年に対象業務が一部を除き原則自由化。新しい対象業務は派遣期間1年として既存26業務と区別された。

2000年、紹介予定派遣解禁。ただし派遣法の適用を受けるため、事前面接や履歴書送付等は禁止。派遣会社の紹介業免許取得が急増した。2003年の改正で、6業務にIT・金融関連の営業派遣期間制限が緩和され、派遣スタッフの受け入れ可能な期間が延長される。

 

2004年、2006年にも改正が行われ、人材派遣会社の派遣市場は拡大し、それにつれて人材派遣業界の売上げも増加。

ただし、この法改正の裏側で、利益を上げているのは派遣会社であり、派遣社員は働けど、働けど、年収は正社員と開くばかりという現象が起きた。このような、派遣社員冷遇の中で、大手派遣会社のグッドウィルとフルキャストで、賃金の不当なピンハネと派遣業法で禁止されている警備業務に派遣社員を派遣していたことが明るみに出た。

 

メディアサボール執筆記事より

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2012年

10月

17日

「美しき少年の理由なき自殺」─この本を読んでから僕のライター人生は始まった

「美しき少年の理由なき自殺」(宮台真司、藤井誠二・メディアファクトリー)
 この本を読んでから僕のライター人生は始まったと言っても過言ではない。

 大学四年の就職活動中にネットで知り合いになったライターから言われるがままに出版の世界に入った。

 それは、会社という組織を嫌った行動だったのかもしれないが、今考えると、この本で社会学者の宮台真司氏に憧れるS君が死んでしまったことに共鳴したからかも知れない。 宮台氏は、「人生に意味はないのだから意味より強度を求めよ」とオウム事件以後言い出した。しかし、S君は過剰な強度を求めて、一向に感じられないことに絶望して死んでしまった。その事実を親友のW君が藤井誠二氏に報告して、緊急出版されたのである。

 この本を読み終わって、まったりもできないし、ひきこもりにもなれない、中間層の生きづらさを自分も感じていることに気付いた。

 中学生の時には不登校、高校の時には暴走族、それらの行動の原点は、自分がまさに中間層であることだったのだ。

 そして、それは雑誌に記事を書いたリストカットする少年少女たちにそのまま当てはまるという確信を持ち、取材を続けた結果、ライターデビューからわずか一年後に処女作『リストカットシンドローム』(ワニブックス)を上梓するに至った。

 当時、宮台真司といえば、ブルセラ学者と揶揄されながらも、専門の社会システム理論を武器にテレビで、どんな識者も論破しまくっていた。

 しかも、学者でありながら自身の何百人にも及ぶ女性経験も恥じることなく公言し、型破りな学者として人生に悩める若者に絶大な人気を博していた。

 僕は、宮台氏の存在を知る前に、彼と同じように何百人もの女性と性的関係を持った。それは、短絡的な性的興奮を求めるのではなく、自分をどんどん汚していく自傷行為だったのだ。

 ライターになってすぐに、執筆者両氏と会う機会があり、僕はどうして死なずに、S君は死んでしまったのかという分析を求められた。

 著名な二人に分析を求められて、僕は困惑したが、
「僕が、何人の女と寝ようが、犯罪を起こそうがそれでも世界は回り続けるっていう底打ち感があったからじゃないでしょうか」と答えた。それは死んだS君は、この境地にたどり着く前に絶望してしまったのだろうと思っていたからだ。

 僕のライターとしての専門分野としていたリストカットする少年少女たちは、この底打ち感を得られずに、生きている実感を得るために自分の体を傷付けていた。

 リストカットといえば、人の気を惹くためだけの行為と思われていた時代だったので、僕が雑誌に執筆したり、インタビューを受けて発言する度に、それまでのリストカットに対する認識が変わっていった。

 ただ、僕が言い続けていたことはこの本(「美しき少年の理由なき自殺」)に書いてあることに、多少の精神医学的な知見を付け足しただけである。それ故に、この本との出会いがなければ、いきなりフリーライターとして活躍することは不可能であっただろう。

 後に文庫化され、タイトルが『この世からキレイに消えたい─美しき少年の理由なき自殺』(朝日文庫)に変わったが、新たに加えられた二人の若者を巡る生きることに関する分析は一読の価値がある。

 両氏に直接聞いたことはないが、僕が自殺願望者を取材し続けて、
「最近の若い子は、『死にたい』じゃなくて『消えたい』と言うんです」
と拙著『自殺願望』(彩流社)に書いたことを参考にしてもらったのかもしれない。

 24歳の若造ライターが、編集者・記者経験もないまま8年間もライター業を続けられているのは、この本(「美しき少年の理由なき自殺」)なしには考えられない。

 昨今の若者のいじめ、自殺問題を知る上では絶対に役に立つ本でもある。

 

メディアサーボール執筆記事より

 

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2012年

10月

16日

Galneryus「Angel of Salvation」

息つく暇もない音の洪水のようなアルバムだ。

小野正利ののvoは天を舞い、syuのギターはそれを先導していく。

 

大作主義になるのは、小野が加入したときよりわかっていたが、

メロディアスだけでなくここまでシンフォニックになるとは…。

 

さらに前作からアクセントとしてストレートなHRチューンが一曲入ったことも大きい。

前作のBush out!は、名曲。今作もややフックの効いたLonely as a strangerが良い味を出している。

 

イントロとアウトロの入り方終わり方は、もはや新生galneriusになってからはお馴染み。

メロディを大事にし、泣きのギターで他の追随を許さないテクニックと叙情性をアピールするsyuは、大作Angel of salvationでも緩急を見事に織り交ぜたプレイを見せる。

 

ほかのリズム隊やkeyもテクニカルで小野とsyuだけが主役ではないことを主張している。さらにAngel of salvationのバックvoに参加している、Livmoonの Akane livも小野とのコーラスですばらしい働きをしている。

 

「日本のメタルはだめなんて言わせない。」そんな危害が自然に織り混ざった名作である。

 

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2012年

8月

12日

『悪魔の飼育』(佐藤雄駿・徳間書店)

普段から、他愛のない話をする僕としては、

「佐藤くんの言葉の源泉はどこにあるのだろう」…と、

この『悪魔の飼育』を読んで思った。

何気ない言葉の数々が彼によって翻訳されると20代とは思えない、

重い響きを持った言葉で自然に表現される。

 

彼はこの作品の主人公全ての心のパーツを持っている。

しかし、自伝小説にならないのは読書家ならではの内在化された技巧だろう。

 

意外にも僕は佐藤くんの内面を知らなかった。

彼は、あまり何時間話しても自分の核の部分を見せない。

(時々、鬱っぽい行動、「眠れないので十駅くらい歩いて帰ってきた」とか…は聞いていたけど)

多分それを音楽や小説で表現しているのだろう。

 

この小説での短編の主人公は、

自らの経験を微分・積分して構築したものだろう。

 

そこには「死」がベースとドラムのリズム隊が奏でる通底音のように流れているのだが、実は同時に主人公たちの「生」への希求がギターとボーカルの主旋律として描かれている。

 

それぞれの短編で主人公たちは、sick(or addiction) of searching for meaning of life「生きる意味を探す病気(依存)」だと思った。まさにグランジロックの雄、ニルヴァーナに影響を受けた彼らしい表現形態。

 

僕は、様式美派メタルが好きなので、音楽の趣味は彼とは合わない。ただ、「生きる」を考え続けることに関しての追求心などは不思議と合う。

 

この小説を書く前に僕は佐藤くんに赤面するような熱いメッセージをメールで送ったらしいが僕は忘れていた(笑)「生きる」の追求においても彼のようにストイックになれないので、このズレが面白い。それゆえにこの小説は興味深かった。

 

読了感は人それぞれだが、思考がぐるんぐるん回り出す感覚を味わえる作品。

生きづらさや若者心理などのバズワードに関係なく多くの人に読んで欲しい作品だ。

 

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2012年

6月

28日

映画『隣る人』を観て

■久々のポレポレ東中野。やっと、「隣る人」を観ることができた。緩く寄り添い、喜怒哀楽を出し続けられる日常の積み重ね。小舎制の児童養護施設だからできること。そして、小舎制だから出てくる問題…。エンディングの方ですすり泣き聞こえた。立場によって感じ方が様々になる作品。

 

僕は取材だけでなく、プライベートでも乳児院、ボランティアとして関わり、さらに来月からのSWの実習で約一ヶ月児童養護に泊まり込みになるので、親元へ戻る困難さなど色々考えさせられた。真綿で包み込みながら、寄り添う。それは、児童養護施設以外の子育てにも通じることだと思う。

 

光の子供の家から実家が近いこともあり、田園風景に引き込まれたりもした。都会型の児童養護施設にはない、ほんわかした児童ケアの形。様々な事情で親と一緒にいられない子どもたち。何がその子にとって最善かなど千差万別。もう一度、川崎で上映されるとき観てみたい。

 

■処遇の甘さなど都市型施設職員から観ると突っ込みどころもあると思う。しかし、埼玉北部の加須市というロケーションを考えれば、行き当たりばったりの外泊決定も施設長が培ったものから出てきた方法なのかもしれない。

 

■隣る人には専門家でなくてもなれる。親でなくても愛情を受けて育てば子どもも育つ。そして、親も育つ。どこか生活の中まで入り込んでいるビジネスライクな仕切りは有害だと思う。子どもを怒ったって良い。日々の生活の中で子どもの笑顔やうれしい言葉を見つけられていれば、100の嫌なことがあっても許せる。否、赦せるはず。

 

■緩く包んで、時には引っ張り上げたり、寄り添ったり…。臨機応変に見守ること。それが子どもの成長促進剤になるのだと思う。

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2012年

6月

25日

NON'SHEEP (vo)佐藤雄駿、小説家デビュー!、初ソロ音源も同時発表!

佐藤雄駿、小説家デビュー!、初ソロ音源も同時発表!

悪魔の飼育装丁

悪魔の飼育/佐藤雄駿(徳間書店)

【刊行月】7月27日

【総ページ数】192ページ予定

【判型】四六判上製

【本体価格】1,400円(税抜き予価)

【あらすじ】

「昨夜見た夢の中で、今の歌を聴いたんです――夢の中では、この歌を二度聴きました。二度目の歌を聴き終えた時、僕は死ぬ日付を告知されるんです」ストリートミュージシャンが無愛想に答えた。「“死に捕われながら生きている人”は現実の世界でも二度目の歌を聴かされる」日頃から死を意識せずにはいられなくて、鬱々とした気持ちで生きている僕は今、現実世界で一度目の歌を聴いた……。不安や憂鬱を抱く若者に寄り添い、心を繊細に描いた小説。

 

そして同時に初のソロ音源も発表します。3曲入りのシングルで非売品です。

 

佐藤雄駿初ソロ作品

悪魔の飼育(非売品)

【収録曲】1.運のつき 2.ショーケース 3.想像と現状

【入手方法】

○本に付いている応募券を使って徳間書店に応募した方全員に差し上げます。

○佐藤雄駿およびNON'SHEEPのライブ会場で本を購入した方全員に差し上げます。

 

そしてその小説を引っさげたツアーも決定しました!。

初日は下北沢GARAGEでの昼間のワンマンです。

チケット予約も今から受付ます。

 

佐藤雄駿 小説“悪魔の飼育”出版記念ツアー

■8/4(土)下北沢GARAGE(DAYTIMEワンマン)

OPEN12:00 START12:30

前売¥1000 当日¥1500(DRINK別)

http://garage.or.jp/

■8/6(月)横浜BAYSIS

http://www.yokohamabaysis.com/

■8/17(金)稲毛K'S DREAM

http://www.ks-dream.com/

■8/22(水)柏Thumb Up

http://www.kashiwa-thumbup.com/

■8/28(火)渋谷club乙-kinoto-

http://kinoto.jp/

■8/31(金)宇都宮HELLO DOLLY

http://www.h4.dion.ne.jp/~dollyweb/home.html

■9/3(月)渋谷O-CREST

http://shibuya-o.com/

■9/4(火)西川口HEARTS

http://hearts-web.net/

■9/8(土)前橋DYVER

http://www.dyver.jp/index2.html

 

【チケット予約】

■御名前
■日程/会場
■枚数
■連絡先
を明記の上、nonsheep@libero-p.jpまでメールにてお申し込み下さい。
こちらから確認メールが届き次第、予約完了となります。
携帯からのお申込の場合はこちらからのメールが受信できる設定をお願い致します。 ライブ前日まで受付しております。 

ソロ(小)

 

 

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2012年

6月

12日

NON'SHEEPの佐藤雄駿くんの処女小説!『悪魔の飼育』発売決定!!

NON'SHEEPのヴォーカル佐藤雄駿くんが書いた、

初めての小説が7月に発売となります。これに関連した社会学者古市憲寿くんとの対談が7月発売の「読楽」誌に載ります。イケンメン二人の軽快な対談、写真も掲載されます。 小説はフラットな感覚な内容で、「今」の閉塞感を上手く表現しています!http://t.co/vG2VDeVl

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2012年

4月

24日

児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人(となるひと)』

あなたは、誰かにとっての「隣る人」になれますか?  
児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人(となるひと)』
予告編はこちらで観れます!
http://t.co/uynsBqUL  
 
5月12日よりポレポレ東中野にて公開  
公式HP: http://t.co/TgLok9zG

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2012年

2月

20日

川崎市高津区「たつのこ共同保育所」

今日は、川崎市高津区にあるたつのこ共同保育所に伺いました。
親が参加する保育で子どもたちは伸び伸び遊んでいました。ゆくり、のんびり保育です。
まだ来年度の入園募集を行っています。詳細はHPを見てみて下さい。
http://page.freett.com/tatsunoko/

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2012年

2月

17日

「社会的養護の中で育つ子どもの支援」講演会

「社会的養護の中で育つ子どもの支援」講演会

社会的養護の中で育つ子どもの支援」施設や里親のような社会的養護の中でどのように支援を受けているのでしょうか?

知りたい方は2月27日(月)14:00~16:30川崎市多摩区役所1101~1103会議室にて講演をお聞き下さい!

講演者は、昨年TBSラジオ『Dig』で共演させて頂いた小木曽宏さんです。
児童相談所、児童養護施設、自立援助ホームで18年間勤務し、現在は大学で後進育成にも取り組んでいらっしゃいます。ふるさと里親経験された方の話もあります!

 

 

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2012年

2月

16日

【発達障害】「知っててよかった!対応法~学校と家庭での接し方〜」

こんなとき、あんなとき、どう支援したらいいのかな??にお答えします!


支援するためには何に困っているのかを知らないと支援ができませんよね? 
子どもの困った気持ちを体験して、学校や、家庭での具体的な対応やサポートを理解しましょう。

  こんな子いませんか?

   ・板書がうまくできない 
   ・同じ行を繰り返し読んでしまう 
   ・誤字・脱字が多い 
   ・全体の指示が伝わらない 
   ・教室に入りたがらない 
   ・姿勢が保てない 
   ・まっすぐ歩けない   などなど

そんな子たちの 困ったに寄り添える支援について一緒に勉強しませんか? 

 

【参加費】 一般 2000円   会員 1500円 (当日入会から適応となります) 
【定員】 先着50名


【講師】 柳下記子

プロフィール 
発達障害支援アカンパニスト理事長・幼稚園教諭、特別支援学校教員免許取得 
武蔵野市教育委員会 特別支援教育学習指導員

元幼稚園教諭。長い間幼児教育に携わりながら発達につまづきをもつ子ども達と向き合っている。公的な枠を超え、子どもとご家族と共に歩んでいける伴奏(伴走)者として同じ目線で「心」を大切にした活動を行っている。 
2011年4月より『実践発達障害児教育』連載 
『発達障害がある人のためのコミュニケーションスキル向上ワークブック(仮)』出版決定。

 

【キャンセルについて】

申込後のキャンセルにつきましては開催日より7日前までにお申し出ください。 
それ以降のキャンセルにつきましては、お席の確保のため 
後日、参加費をお支払いいただくようになります。


開催概要

 

日時 2012年03月11日(9:45~11:45)
開催場所 高津市民館 第5会議室
参加費 2,000円(税込)

定員 50人(先着順)
申し込み終了 2012年03月10日 23時59分まで
主催
オフィス アカンパニスト 

http://kokucheese.com/event/index/26216/

 

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2012年

2月

16日

かわさきチャイルドラインボランティア養成講座「子どもの声を聞くということ」

チャイルドラインとは、18歳までの子どもなら誰でもかけられる、子ども専用のフリーダイヤル。
電話で子どもの話から”気持ち”を受け止め”心”を聞き取ります。
大人の考えや価値観、一般論を押しつけたり、行動の指示を出しません。
子どものありのままを受け止め、一緒に考える姿勢で聴きます。
本気で受け手ボランティアを目指す方は2112年5月以降開催の養成講座も受講してください。

Kasakichildline

 

 

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2012年

2月

16日

【川崎市】子育て”心のケア”ネット「子育てに悩んでる川崎市在住の方必見」

【川崎市】子育て”心のケア”ネット「誰にも話せないからストレスで潰れそう…」、「ちょっと話したら気持ちが楽になるかも!」…など子育てに悩む子どもを持つ方は電話相談してみてください!匿名もOK!秘密厳守です
!毎週火・金曜日(12:00~17:00)電話044-210-4432

Kodomonokoe

 

 

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2012年

2月

09日

児相一時保護所パンク 民間の施設と広島市契約へ ほか

◆平成24(2012)年2月3日 千葉日報 朝刊

 児童相談所に警官配置へ 虐待問題に切り札 新年度から人事交流 県と県警

 児童相談所への相談件数が過去最多となるなど深刻さを増す児童虐待問題で、千葉県と千葉県警が新年度から現職警察官を相談所に派遣する人事交流を検討していることが2日、分かった。虐待の疑いがありながら、家庭訪問時に児童との面会を拒否されるケースは多く、死に至ってしまう最悪の事態が県内でも相次いでいる。警察官ならではの“嗅覚”を最前線で生かすことで、後を絶たない悲劇を未然に防ぐのが狙いだ。

 検討されている人事交流は、県警幹部クラスを県庁の児童家庭課と中央児童相談所(千葉市稲毛区)にそれぞれ派遣するほか、多くのケースを抱える東葛地域の相談所に県警OBが勤務する案も浮上。こうした取り組みは2010年、虐待の通報を受けた大阪府の児童相談所の職員が親と面会できないまま幼児が死亡した事件をきっかけに全国的に導入。東京都は4月から全11カ所の相談所にOBを配置する方針。こうした警察官の派遣には、児童相談所と警察のより緊密な連携に加え、家庭訪問などの際にこれまでより踏み込んだ対応が期待できるという。

 

◆平成24(2012)年2月3日 中日新聞

 【長野】差別されたくない 県が子どもの意識調査

 「差別されないこと」「愛情を受けること」。県健康福祉部が県内の小学5年生から高校2年生を対象に実施した「子どもアンケート」で、子どもたちがこんな意識を強く持っていることが分かった。虐待やいじめなどを受けた場合でも我慢している傾向も浮かび、専門家らは「子どもが相談できるように相談機関を改善する必要がある」と指摘している。

 「自分にとって最も大切だと思うこと」(複数回答)を聞いたところ、「差別されない」が38%でトップ。次いで「親に愛情を持って育てられる」(35%)「病気やけがの治療を受けられる」(33%)が続き、「遊ぶ」「休む」もそれぞれ30%、25%あった。県が昨年5月の世論調査で同趣旨の質問を県内の大人に行い、最も多かったのは「親に愛情を持って育てられること」(75%)だった半面、「遊ぶ」は16%、「休む」は1%と低く、意識の違いも表れた。子どもたちは「毎日が楽しい」が91%、「家の人に話を聞いてもらえる」が96%などと回答し、普段の生活にはおおむね満足している状況だ。一方で、虐待や体罰、いじめなどを受けた子どもが1、2割あり、中には性的に嫌なことをされた経験がある子どももいて、悩みを公的機関に相談せずに我慢する傾向もみられたという。アンケートは、県庁で開かれた「子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会」(委員長・喜多明人早稲田大教授)に報告。喜多委員長は「既存の相談機関を、より子どもに焦点を当てた仕組みに改善することが課題」と強調。委員からも「男女や年齢差の分析や、アンケートしていない障害者なども考慮し、全体を把握するべきだ」との指摘もあった。アンケートは、生活実態や意識の把握が目的で、質問は38項目。各学年1000人ずつの計7060人を対象に昨年11月に実施し、3362人(48%)が回答した。

 

◆平成24(2012)年2月2日 中国新聞 朝刊

 家庭複雑化 引き取り長期に 児相保護所パンク 民間の施設と広島市契約へ

 親からの虐待を受けた子どもや非行の子どもを緊急に保護する広島市児童相談所(東区)の一時保護所が収容力不足に陥っている。保護の必要な子どもの背景が複雑化し、家庭から引き取る期間が長期化しているためだ。市は保護スペースを確保するため2012年度、民間の児童養護施設との業務委託契約を結ぶ方針でいる。

 一時保護所は児童福祉法に基づき、児童相談所が必要に応じて併設する。子どもの安全確保が必要と判断した場合などは親の承諾なしに2カ月以内をめどに入所させている。11年度の保護児童数は11年11月末現在で延べ186人。5年前の06年度同期(188人)とほぼ同じだ。だが11年度に保護児童数が20人の定員を上回った日数は11月末現在で48日。06年度の年間25日を既に大幅に上回る。市児童相談所は「子どもや家庭が抱える問題が複雑化し、保護が必要な期間が長期化しているのが一因」とする。11年度は保護が最長4カ月に及んだ事例があった。一時保護所には現在、性別、年代別に9室ある。定員を超える日は2人部屋を3人で使うこともある。市児童相談所は「精神的に不安定で個別にケアしたい子どもも多い。スペース確保を急ぎたい」とする。

 

◆平成24(2012)年2月2日 時事通信

 匿名通報に1447件 10件摘発、対象犯罪拡大へ 警察庁

 子どもや女性が被害者となる犯罪の情報を匿名で受け付ける「匿名通報ダイヤル」に寄せられた昨年の通報は、前年比267件減の1447件だったことが2日、警察庁のまとめで分かった。

 通報に基づき、警察当局は男性高校生のわいせつ画像を撮影した児童買春・ポルノ禁止法違反事件など10件を摘発。児童虐待の疑いがある15件を児童相談所に通報した。被害者の保護や摘発に結び付いた7件が最高10万円の情報料の支払い対象となったが、受領の申請はなかった。通報内容は、児童買春などが216件、児童虐待が133件、人身取引が127件。残る971件は、薬物や闇金など対象外の犯罪に関するものだった。同庁は4月以降、通報対象を薬物取引や暴力団、来日外国人犯罪などにも拡大することを検討している。通報は匿名性を保つため、同庁から業務委託を受けたNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」が受け付けている。専用ホームページは、http://www.tokumei24.jp。

 

◆平成24(2012)年2月1日 朝日新聞 東京朝刊

親の貧困で夢狭めぬよう、減税基金廃止し子ども育成基金 杉並区 /東京都

 杉並区は、親の経済的な事情で子どもたちの海外体験や社会活動の機会が狭められないよう、4月から「次世代育成基金」(約6千万円)を設置する。前区長の山田宏氏の時に創設され、減税を目的に一定額を積み立てるとした「減税基金」を廃止し、その運用益約5千万円を新基金にあてる。

 田中良区長が31日、新年度当初予算案の主要施策として発表した。具体的には、主に小中学生が、国内外の自治体と交流したり、野球やサッカーなどのスポーツやブラスバンドなどの文化・芸術活動で国際交流などを行う資金にあてる。杉並区によると、就学援助を受けている児童・生徒も区立小学生の5人に1人、区立中学生の3人に1人に上る。生活保護費は新年度予算案で約150億円と、10年前の2倍になっている。田中区長は「貧しいという理由で子どもがチャンスを逸することがないよう、社会全体で最大限サポートしたい」。基金には新年度予算案で計約6千万円を計上。うち1千万円は「趣旨に賛同した区民から広く寄付を募り、基金の財源としたい」という。理由として「費用の全額を税金で賄おうとすると用途が非常に限定的になる。寄付を通し、多くの区民に次世代育成の当事者意識をもってもらいたい」と説明する。減税基金の廃止について田中区長は「税金は低いにこしたことはないが、基礎自治体としては、東日本大震災を教訓に都市直下型大地震対策に緊急に取り組む必要がある。また、減税の恩恵は低所得者に薄く、むしろ低所得者への福祉政策を抑制するインセンティブ(誘因)として働く」などと説明。2月の定例区議会に条例廃止を提案する。

 

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2012年

2月

09日

大阪市 低所得層の中学生に月1万円の教育クーポン ほか

◆平成24(2012)年1月31日 朝日新聞 東京朝刊

虐待児童の一時保護所、越谷で全国組織の設立総会 /埼玉県

 虐待を受けた子どもたちを緊急に保護する一時保護所の全国組織「全国児童相談所一時保護所研究会」の設立総会が29日、越谷市の県立大学で開かれた。

 前日から行われた調査発表やシンポジウムには、秋田県や沖縄県など全国から一時保護所の職員や研究者ら約100人が集まった。情報交換の場では、「一時保護所に特化した研修がない」など、情報提供を求める声があがった。東京都の調査で発達障害の疑いがある保護児は年間で約14%に上ることや、中学を卒業した無職の保護児が増え在所期間が長期化していることが報告され、多様な子どもにどのように対応したらいいのか悩む現場の実態が明らかになった。保護所では原則禁じられている子ども同士の住所交換を防ぐため、筆記用具を持たせず管理する所がある一方、生活のしやすさを優先して与える所もあり、保護所によって暮らし方に差があることもわかった。代表世話人の県南児童相談所の茂木健司保護担当部長は「アンケートでは、多くの保護所が情報を求めていた。年1回は集まる機会を設け、保護所の質向上に役立てたい」と話した。

 

◆平成24(2012)年1月31日 毎日新聞 地方版朝刊

 宇治の男児虐待:児相と市の連携必要 府の外部検証委で指摘 /京都

 宇治市で11年8月に小学5年生の男児(当時11歳)が母親の元交際相手の男に暴行を受けた児童虐待事件で、府は30日、事件の検証と再発防止を目指す外部検証委員会の初会合を京都市上京区で開いた。委員からは児童相談所と市町村との連携の必要性などが指摘された。今年度内に2回会合を開き、提言をまとめる。

 委員会は小児科医や弁護士、民生児童委員など外部有識者6人で構成。事案に対応した児相や市町村などへの聞き取りなどをふまえて、事件の原因や関係機関の課題などを検討する。事件では男児のあざやけがから児相などが虐待の兆候を把握していながら、被害が一時的に収まったために児相が関与を減らし、その結果、役割分担があいまいになってしまった点などが指摘された。また、複数の兆候から異変に気づく経験や知識の充実が必要との意見も出された。事案を担当した宇治児童相談所では事件後、引き継ぎを電話から文書に替えるなど責任の所在を明らかにするよう改善。府内の他の児相でも近く同様の改善を行うという。澤田淳委員長(京都市子ども保健医療相談・事故防止センター長)は「過去にも痛ましい事件があった。なぜ未然に防げないのか検討し、対応を再構築していきたい」と話した。

 

◆平成24(2012)年1月30日 毎日新聞 大阪朝刊

 大阪市:低所得層の中学生に月1万円の教育クーポン

 大阪市の橋下徹市長は29日、市内で生活保護率が最も高い西成区の市立中学生を対象に、塾や習い事の支払いに充てられる「教育バウチャー(クーポン)」を来年度から支給する方針を示した。市によると、自治体が教育バウチャーを発行するのは全国初。低所得世帯の負担を軽減し、子供たちの学力や才能を伸ばす狙いがある。

 この日、市役所で行われた来年度の予算要望に関する会議で、市こども青少年局が8800万円を計上する案を示した。今夏から実施し、13年度から市全体で導入を検討する方針。来年度に対象となるのは、西成区で就学援助を受けている中学生約950人で、区全体の約54%にあたる。参加する学習塾や文化・スポーツ教室を幅広く公募し、保護者に月1万円分のバウチャーを支給する。換金などの業務は、民間事業者に委託する。この日、橋下市長は「学校外教育がいらないぐらいの公立教育を行うのは理想だが、教育バウチャーを活用した方が現実的。効果を検証したい」と表明。さらに「クラブ活動による先生の負担は大きい。地域のスポーツ教室にお金を流し、学校とクラブ活動を切り離した方がいい」と述べた。11年からバウチャーを通した教育支援に取り組んでいる一般社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」(兵庫県西宮市)の能島裕介顧問は「日本では、学校外教育を受けられるかどうかで学力や生涯所得に大きな差が生まれる。経済的に苦しい世帯を行政が支援することは重要だ」と評価している。

 □ことば ◇教育バウチャー

バウチャーと呼ばれるクーポン券を子供や保護者に支給し、低所得世帯の教育を支援する制度。提携する学習塾や文化教室で使用してもらい、事業主体がバウチャーを回収して換金する。欧米で始まり、国内では2010年ごろから、NPOなどが近畿圏の生活保護世帯や東日本大震災の被災者に支給している例がある。

 

◆平成24(2012)年1月30日 静岡新聞

 養護施設、里親からの自立支援へ検討会 静岡県社協

 県社会福祉協議会は31日、社会的養護を必要とする子どもが児童養護施設や里親の元を離れた後の支援策を考える「子どもの巣立ち支援検討会」を設置し、静岡市内で初の会合を開く。

 子どもの支援に携わる行政と民間の関係者が協力して、支援のあり方を見直す初の取り組み。県内の実態を踏まえて課題を整理し、新たな支援の仕組みづくりなどを国や県などに提言していく。県社協などによると、児童福祉法に基づく社会的養護が必要な子どもへの措置は基本的に高校卒業時までとされている。経済的、精神的な援助がないまま就職、進学しても苦しい生活を余儀なくされることが多いという。委員は県こども家庭課の担当者、県里親連合会、県知的障害者福祉協会などの関係者、大学の専門家ら計8人。委員の一人で、検討会設置に関わった県児童養護施設協議会の加藤秀郷会長は「自立するときの手当が何もない状態では、希望を持って社会に出ることが難しい。どんなバックアップができるか知恵を出し合っていきたい」と話している。

 

◆平成24(2012)年1月29日 朝日新聞

 子どものうつぶせ寝に注意 保育施設で死亡の8割占める

 2011年に保育所などの保育施設で14人の子どもが亡くなり、うち11人が発見時に「うつぶせ寝」の状態だったことが、厚生労働省の調査でわかった。死亡との因果関係は不明だが、うつぶせ寝は、赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなる乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクを高めるとされ、同省は注意を呼びかけている。

 厚労省が27日に全都道府県の報告をまとめた。うつぶせ寝だった11人の年齢は、0歳児が6人、1歳児が3人、2歳児が2人。11人のうち10人は認可外の保育施設に入っていた。子ども1人当たりに置く保育士の基準がなく、一部の施設で配置が手薄になっていることなどが背景にあるとみられる。厚労省によると、「うつぶせ寝にすると泣きやむ」、「仰向けに寝かせた後、寝返りを打ったことに気づかなかった」などの理由で、赤ちゃんが長時間うつぶせ寝になるケースが多いという。

 

 

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2012年

2月

09日

子の一時保護所、改善へ全国組織 埼玉県立大でシンポジウム ほか

◆平成24(2012)年1月29日 毎日新聞 朝刊地方版

 さいたま市:若者を総合支援 地域協設立、専門家連携 不登校など、継続的に /埼玉

 さいたま市は、子どもや30代までの若者の問題を一カ所で話し合う「子ども・若者支援地域協議会(仮称)」を新年度から設立する方針を28日までに固めた。同協議会は、教育委員やNPO、児童相談所の担当者などがメンバー。不登校やニートなどの子どもたちについて話し合い、専門機関につないで支援する。また、子ども、若者からの悩みを受け付ける「総合相談センター」も新設する。事業費約3450万円を新年度一般会計予算に盛り込む見通しだ。

 同協議会は、引きこもりや高校中退、虐待などの問題を抱える子どもの情報を、児童相談所や民間の相談機関、学校などから寄せてもらい話し合う。全体の調整役は市が担うが、アドバイス役の「指定支援機関」として子ども支援の経験が豊富なNPOに委託する。従来は子ども単位ではなく、悩みの分野ごとで応じていたが、専門家が連携することで、子どもが学校に通ったり就職したり自立できるまで継続的に支援することができるのがメリットだという。09年に「子ども・若者育成支援推進法」が制定され、内閣府の調べでは、今年1月1日現在で8県6政令指定都市で同様の協議会が設置されている。市では、浦和区の旧浦和市立大原中学校の跡地、約1万3000平方メートルに「子ども総合センター(仮称)」を14年度から開設し、子育ての相談窓口や中高生が集える場所、児童相談所、遊び場、子どもについての研究機関などを一カ所に集める計画を進めている。先に設置される「総合相談センター」を14年度以降はこの「子ども総合センター」内に置く予定だという。

 

◆平成24(2012)年1月28日 Sankei Biz(産経新聞)

 幼少期虐待で脳構造に変化の恐れ

 幼少期に虐待を受けた10代の若者は脳の構造が変化し、成人後に問題行動を起こす恐れがある。米エール大学の調査で明らかになった。

 医学誌アーカイブス・オブ・ピディアトリック・アンド・アダルセント・メディシンに掲載されたリポートによると、ネグレクト(育児放棄)や身体的虐待を受けた若者の脳スキャンを行ったところ、実行機能(計画を立て、組織化し、細部に目を配るといった内面的プロセス)をつかさどる領域に変化が見られた。また感情や衝動的行動を制御する脳領域でも変化があった。米国では毎年約370万人の子供が虐待やネグレクトを受けているとされているが、専門家が把握していないケースも多いため実際にはさらに多い可能性がある。研究結果から、虐待やネグレクトを受けた子供が鬱病や依存症などの障害を患うリスクを低下させるため、観察を勧めている。同医学誌に付随論説を掲載したオレゴン大学の精神医学教授、フィリップ・フィッシャー氏は「幼少期に虐待を受けた場合、後に脳の発達に変化を及ぼす可能性があることが今回の研究結果から分かった」と述べ、「障害を患っていなかったにもかかわらず、調査した子供たちは脳が発達していく間に精神障害を患う可能性がある」としている。同教授によると、人間の脳は青年期まで発達を続け、特に感情抑制や実行機能をつかさどる脳領域が発達していくという。研究者らは精神障害と診断されたことのない12~17歳の子供42人を調査。子供たちが身体的・精神的虐待やネグレクト、性的虐待を受けていたかどうか判定するためにアンケートを実施し、その後MRI(磁気共鳴画像装置)を使って脳の画像を撮影した。論文を執筆したエール大学チャイルドスタディーセンターの精神医学および診断放射線医学のヒラリー・ブランバーグ准教授は、女子の場合は感情処理に関連した脳領域で変化がある傾向が強く鬱など気分障害を患いやすい一方で、男子は麻薬やアルコール依存症と関連性のある衝動抑制の領域に変化が見られたと指摘した。 虐待やネグレクトを受けた若者には脳構造に変化が見られたが、性的虐待を受けた子供の脳に特徴的なパターンは見つからなかった。だがブランバーグ准教授によると、性的虐待を受けた子供の数が少ないことが原因である可能性があるという。研究者らは若者の追跡調査を行い、鬱病や薬物乱用などの問題が生じるか、なぜ問題に発展する人としない人がいるのかを解明していくとした。(ブルームバーグ Nicole Ostrow)

 

◆平成24(2012)年1月26日 朝日新聞 東京朝刊

子の一時保護所、改善へ全国組織 県立大で28・29日シンポジウム /埼玉県

 虐待を受けるなどした子どもを緊急に保護する一時保護所を改善しようと、児童相談所職員や研究者らが28日、全国組織を立ち上げる。利用者数の増加や入所の長期化に伴い、保護所の環境悪化が問題になっており、主催者は「お互いに連携し、構造的な問題提起につなげたい」としている。

 有志でつくる「児童相談所一時保護所研究会」(代表・浅井春夫立教大教授)が呼びかける。研究会によると、都道府県別では、一時保護所がある児童相談所が1カ所しかないところが多く、対処法など情報が不足しているのが実情だという。全国規模の調査研究や職員の交流を通じ、支援技術の向上や、法整備を目指した提言などにつなげたいとする。研究会は「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」(朝日新聞社など主催)の対象で、2010年秋に全国124カ所の一時保護所の責任者や職員、小4以上の子どもを調査した。その結果、約3割の子どもが、他の子から嫌なことをされた経験がある一方、同じ割合で暴力を振るった経験があることも分かった。職員の間でも、「暴力は振るわれなかったが身の危険を感じた」と3割が答えるなど、暴力問題が深刻化していた。その一方、危機管理マニュアルがある施設は4割にとどまった。同会メンバーで南児童相談所の茂木健司保護担当部長は「多くの子が初めてケアを受ける場。きちんと対処し、大人を信用してもらいたいが、多くが可能な環境にない」と話す。

 同会は28、29日、越谷市の県立大学で全国組織の発足記念セミナーを開く。調査結果の報告やシンポジウムがある。参加費3千円。問い合わせはメール(zen-ichiho@jcom.home.ne.jp)へ。

 

◆平成24(2012)年1月25日 産経新聞

 里親孤立防止へ定期訪問

 厚生労働省は、親が死亡したり虐待を受けたりした子供を養育する里親への支援策として、里親が孤立化しないよう最初の2カ月は2週間に1回程度、児童相談所職員などが訪問するとの数値目標を公表した。社会保障審議会の社会的養護専門委員会で示した。

 親と暮らせず施設や里親が養育する子供約4万人のうち、里親が預かっているのは1割の約4千人。厚労省は、より家庭的な環境で育てるため、十数年後には里親による養育を3割に引き上げる方針を掲げている。現行では、里親支援が手薄となるケースもあるため、数値目標を定めることにした。里子の養育では、どこまで許してもらえるかを確かめる「試し行動」や退行が表れることがあり、里親が悩みを抱えるケースがある。訪問した際に、悩みを聞き助言するほか、里親が休息できるよう別の里親などが一時的に預かる仕組みを案内する。数値目標では、養育開始後の3カ月目から2年後までは毎月または2カ月に1回程度訪問。その後は年2回程度とした。相談所職員だけでなく、児童養護施設に平成24年度から配置予定の里親支援専門相談員も訪問業務にあたり、チームで里親を支える態勢を整備する。

 

◆平成24(2012)年1月20日 時事通信 官庁速報

 乳幼児の不慮の事故防止で疑似体験施設 兵庫県姫路市

 姫路市は、家庭内での乳幼児の事故予防について保護者の意識向上を図るため、「こどもの事故予防体験ひろば」を3月に設置する。同様の施設は県内では初めて、全国では4例目だという。事業費は約580万円。

 同施設は、保健所の1階フロア(約140平方メートル)に、キッチンや浴室、トイレ、ベランダ、階段など実際の家の中を再現し、事故が起こりやすい危険箇所を確認できるほか、パネルなどで予防策を紹介する。例えば、リビングではソファからの転落、キッチンでは熱湯によるやけど、浴槽でおぼれるといった危険性を疑似体験できる。幼児健診や乳幼児健康相談に訪れる保護者らが対象で、パネルなどを活用して担当者が解説する。市によると、2008~10年の3年間で、0~6歳児の不慮の事故で死亡したケースは計12件で、全体の20%を占めている。

 

 

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2012年

1月

28日

FACEBOOページ Drastic Evolution」

FACEBOOKページ「ロブ@大月 Drastic Evolution」をよろしくお願い致します。

元気の出る名言などを毎日掲載します!

https://www.facebook.com/pages/%E3%83%AD%E3%83%96%E5%A4%A7%E6%9C%88Drastic-Evolution/215315941813009

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2012年

1月

26日

東日本大震災:被災3県「遺児」240人 保護者の6割、里親登録ほか

◆平成242012)年118日 読売新聞 

 西成「課税ゼロ特区」構想 橋下市長 一定期間転入子育て世帯対象

 大阪市の橋下徹市長が、市内24区で最も高齢化率、生活保護率が高い西成区の活性化策として、市外から新たに転入した子育て世帯を対象に、固定資産税、市民税などを所得制限なしで一定期間免除する特区構想を検討していることがわかった。子どもが私立小中学校に通う場合は、独自の授業料助成も目指す。区内の教育内容の拡充にも意欲を見せており、異例の「えこひいき政策」に着手するが、優遇措置を受けられない住民への説明責任も求められそうだ。 

 人口約12万人の西成区には、日本最大の日雇い労働者の街「あいりん地区」がある。保護率は234%で、ほぼ4人に1人が受給しており、65歳以上が占める高齢化率も338%と突出している。橋下市長は「西成を変えることが大阪再生の第一歩。行政の公平性だけでは解決できない」として、政治主導で改革に乗り出す意向を示している。西成特区構想は、子育て世帯を呼び込むため、小中学生がいる家族の市外からの転入を念頭に、固定資産税や市民税を一定期間ゼロにする。免除終了後も減税措置を継続。大阪府の松井一郎知事とも協議し、府民税の減免も働きかける。地方税法は、公益上の理由があれば、条例化を条件に、自治体が課税を不均一にすることを認めている。また、区内の学校施設や教育内容の充実にも取り組み、私立小中学校に通学する世帯は、所得制限を設けて助成する方針。露店販売や簡易宿泊所などの事業者を規制する「西成ルール」の導入も検討。市役所や区役所の余剰職員を集中的に投入し、治安維持を強化する考えだ。橋下市長は、全24区で公募区長を起用する意向だが、西成区は「市長直轄区」として区長を兼務し、公募区長を区政の補佐役にする構想も描いている。 

 

◆平成242012)年118日 大分合同新聞 

 市町村挙げ虐待防げ

 児童虐待への取り組み強化を図るため県は23日、県内の市町村長を対象にしたトップセミナーを開催する。別府市の4歳の男児が母親から虐待を受けて死亡した事件を受け、関係機関との連携強化を目指した取り組みの一環。専任職員の配置など人事についての判断は担当レベルではできないことも多く、児童虐待への取り組みを首長に再認識してもらうことが目的。児童虐待をテーマに、県が自治体トップを対象にした講演会を開くのは初めて。

 別府市の虐待事件後、県は再発防止へ向けた当面の取り組みをまとめた。主な柱は、情報共有の徹底、関係機関の緊密な連携による支援強化、相談支援技術向上のための研修強化―の3点。県こども子育て支援課によると、児童虐待などに対応するため、社会福祉士、臨床心理士など資格を持つ職員を採用したり、職員を専任化するかなどは、自治体によって判断が異なる。スキルアップのため市町村職員が一定期間、中央児童相談所で児童虐待についての業務を経験する交流型研修の参加も、なかなか浸透していないのが現状という。県はセミナーを通じ、各市町村長へ児童虐待についての体制強化を要請する。当日は広瀬勝貞知事のあいさつ後、永松悟県福祉保健部長が再発防止策や体制強化に向けて必要な取り組みなどを説明。元大阪府中央子ども福祉センター所長の赤井兼太さんが「児童虐待防止に向けた市町村に求められる役割について(仮称)」のテーマで講演する。

 

◆平成242012)年117日 毎日新聞 東京朝刊

 里親:初の指針案 児相が定期訪問へ--厚労省提示

 厚生労働省は16日、里親向けに養育の理念や心構えを示し、地域との連携や里親支援の重要性にも触れた「里親等養育指針案」を社会保障審議会の専門家会合で示した。里親向けの初のガイドラインで、12年度から全国の里親に読んでもらう。児童相談所の職員らによる里親訪問の定期化なども進め、里親支援の充実を図る。

 指針案では里親家庭での養育の在り方を提示。「一定一律の当番や日課、規則、行事、献立表は家庭になじまない」として生活の柔軟性やコミュニケーションの重要性を示した。里親には独自の子育て観を優先せず、助言に耳を傾ける謙虚さが必要とした。閉鎖的で孤立的な養育になるリスクにも触れ、外からの支援を受け入れる「風通しのよさ」を作ることも求めた。厚労省は、里親やファミリーホーム(里親家庭の拡大版)への委託を優先し、委託率を現行の1割から将来的に3割以上に引き上げる方針。児童養護施設や乳児院、児童自立支援施設など施設のレベルアップも図る。3月までに施設ごとの運営指針を策定し、12年度からは指針を基に、3年に1回以上、第三者評価を受けることを義務付ける。

 

◆平成242012)年117日 毎日新聞 大阪朝刊

 東日本大震災:被災3県「遺児」240人 保護者の6割、里親登録

 東日本大震災で両親とも亡くなったり行方不明になっている18歳未満の「震災遺児」は、岩手、宮城、福島の被災3県で計240人でほぼ確定したことが、3県への取材で分かった。うち約6割の遺児の保護者が、国や県から経済的支援を受けられる親族・養育里親に登録しており、里親制度が浸透しつつある状況も浮かんだ。

 3県に両親を失った18歳未満(震災当時)の子供の数を聞いたところ、宮城県が最多の126人。特に津波被害が甚大だった石巻市は49人で、名取市21人▽気仙沼市17人▽女川町10人と続いた。岩手県は93人で、陸前高田市35人▽釜石市23人▽大槌町17人と3市町に集中。福島県は21人で、相馬市6人▽いわき市5人など。3県とも数カ月にわたって人数に変動がないことから「ほぼ確定した人数」とみて、寄付金の配分など支援制度を検討している。

 一方、遺児240人のうち、3親等以内の親族が経済的な支援を受けられる「親族里親制度」は宮城51人▽岩手47人▽福島15人の保護者が登録。一般の里親が対象の「養育里親制度」は宮城28人▽岩手10人▽福島3人。両制度を利用している保護者は全体の6割となった。各県とも児童相談所が保護者に制度の活用を呼びかけるなどした結果、申請が増えたという。

 

◆平成242012)年117日 読売新聞

 「児童施設の虐待 通告で里親解除」 山口の女性、県提訴

 里子として受け入れた男児(13)が児童養護施設で虐待を受けていたことを通告したのに、児童相談所が十分な調査を行わずに一方的に里親委託を解除されて精神的苦痛を受けたなどとして、山口県長門市の女性が児童相談所を運営する県を相手取り、慰謝料300万円を求めた訴訟を山口地裁に起こしたことが分かった。提訴は昨年1222日付。

 訴状によると、女性は虐待を受けた子どもらを引き取る「専門里親」で、2006年8月、同県萩市の萩児童相談所から当時8歳の男児を里親として引き取った。男児は08年8月頃から、児童養護施設にいた頃に職員4人からたたかれるなどの暴力を受けていたことを話し始めたため、女性の夫が10年3月、萩児童相談所に「施設内虐待の疑いがある」と通告。しかし、同相談所は十分な調査を行わず、一方的に女性への里親委託を解除したとしている。県こども未来課は「訴状の中身を確認して対応する。萩児童相談所にも事実確認をする」とコメントした。

 

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2012年

1月

26日

施設職員らの子ども虐待、100人超ほか

◆平成242012)年117日 朝日新聞 東京朝刊 

 施設職員らの子ども虐待、100人超 厚労省、昨年度分まとめ

 親の虐待や死別などの事情で親元を離れて施設などで暮らす子どもが職員らに虐待された事例が、2010年度に39件あり、被害者は103人にのぼった。厚生労働省が16日に全国の集計結果を発表した。ただ、虐待は当事者が訴え出ないと発覚しにくく、実際はもっと多い可能性がある。 

 被害者は小学生が46人、中学生が25人、小学校就学前が20人で、高校生の被害もあった。発生場所は児童養護施設(27件)が最多で、里親など(8件)も目立った。主な虐待の内容は身体的虐待(23件)、性的虐待(9件)、心理的虐待(4件)、ネグレクト(3件)の順に多かった。具体的には、暴れる児童の手足を粘着テープで拘束(身体的虐待)▽施設職員が幼稚園児らの下腹部を繰り返し触った(性的虐待)▽数年にわたり児童間で性被害・性加害があったが、適切に対応しなかった(ネグレクト)▽指しゃぶりがなおらない児童に指の壊死(えし)画像を見せ、「指を切ることができる」とはさみを見せた(心理的虐待)――などの事例があった。施設職員らによる虐待の存在は昔から指摘されていたが、09年の児童福祉法改正で、発見者に児童相談所などへの通告義務が課せられ、都道府県が立ち入り調査や施設に改善勧告をする仕組みも整備されたことで、状況が把握しやすくなった。施設出身者らを支援するNPO法人「日向ぼっこ」の渡井さゆり理事長は「施設には親から虐待を受けた子どもが多く、職員による虐待でさらに傷つけられることになる。被害を言えずにいる子どももいるはず。事案ごとの対応を検証し、再発防止につなげるべきだ」と指摘する。 

 

◆平成242012)年113日 読売新聞 

 苦しい大学生、2010年度生活費は66万円 

 大学生の2010年度の生活費の平均が66500円だったことが、日本学生支援機構の調査で分かった。ピーク時の00年度と比べると、3割近く減少。同機構は「厳しい経済情勢の影響で学生の収入も大きく減り、苦しい状況で暮らしている」と分析する。

 調査は隔年実施。今回は1011月に、全国の大学生など約37000人から回答を得た。学生の生活費と学費を足した支出合計は183500円。一方、仕送りなどの収入総額は1988500円で、08年度から21300円(96%)も減った。奨学金を受ける学生が507%で、調査開始以来、初めて半数を超えた。学生の生活費は00年度(936800円)をピークに5回の調査連続で減少。08年度と比べても、15800円減った。66500円の内訳は、食費や住居・光熱費が379500円、娯楽・日常費などが281000円。

 

◆平成242012)年112日 時事通信 官庁速報

 児童福祉司2人増員へ交付税拡充=虐待対策強化に対応―総務省

 総務省は2012年度、児童虐待防止に向けた体制強化に取り組む自治体の財政需要に対応するため、普通交付税措置を拡充する。交付税で手当てする人口170万人(都道府県標準団体)当たりの児童福祉司の配置人員数について、新たに2人上乗せする方向だ。

 児童福祉司の増員は、住民生活にとって大事でありながら光が当てられてこなかったとされる分野を対象に、11年度から本格的にスタートした「住民生活に光をそそぐ事業」として実施。12年度の児童福祉司増員などに充てる分として、普通交付税措置を50億円増の350億円とする。児童相談所が対応した虐待件数は10年度に55000件超と過去最高を記録。特に、専門性の高い児童福祉司の役割が重要度を増しており、自治体は積極的な配置に努めている。交付税で配置できる児童福祉司の数も年々増えているが、同事業を通じた増員は11年度に続く第2弾。12年度の地方財政対策では、2人増員が可能な経費を支援する交付税措置を計上、これにより交付税で配置できる児童福祉司の数は標準団体で34人となる。

同事業では他に、自治体による消費者行政の充実化も新たに支援。地域住民への啓発を重視し、NPOや自治会など地元の組織からの情報提供や、これら組織と行政機関との連携強化を進めてもらう。このため、NPOへの委託費、自治体職員や事業者団体への研修費などの増額に伴う財政需要に対しても交付税措置を拡充する。

 

◆平成242012)年112日 朝日新聞

 児童養護施設に第三者評価を義務づけへ 厚労省が指針

 厚生労働省は、虐待を受けた子どもが入所する児童養護施設などに対し、新年度から少なくとも3年に1回、第三者の評価を受けるよう義務づける。第三者評価は今は任意のため普及しておらず、統一の運営指針もない。施設によってばらつきがある質を底上げするため、厚労省は運営や評価の指針を定め、3月にも都道府県に通知する方針だ。

 義務づけの対象になるのは児童養護施設のほか、親が病気などの1歳未満児らが入所する乳児院▽虐待などを受け、生活指導が必要な子どもらが入る児童自立支援施設▽DV被害などを受けた母子向けの母子生活支援施設▽軽度の情緒障害がある子どもが治療を受ける情緒障害児短期治療施設。全国に計約1100カ所あり、約4万2千人の子どもが入所する。多くが社会福祉法人や自治体の運営だ。各施設に対する評価は、NPO法人や社会福祉法人などが担う。研修を受けた職員が施設を訪れ、ケアや食事など約100項目を3段階で評価する想定だ。結果は都道府県のウェブサイトなどでの公表を義務づける。今年秋ごろから実際の評価が始まる見通しだ。

 

◆平成242012)年110日 共同通信

 未成年後見人の報酬支援へ 厚労省、担い手確保図る

 厚生労働省は2012年度から、未成年者が住宅契約などの法律行為を行うために後見人を必要とする場合、資産がなければ後見人への報酬を公費で支援する制度を導入する。12年度予算案に関連経費を計上した。

 未成年後見人の報酬は、家庭裁判所が未成年者の資産などから払うことができる範囲内で金額を決める。資産がなかったり、少なかったりする場合は無報酬となるため敬遠され、担い手が確保しにくい実態があるという。公費で報酬を補助することで負担感を解消し、スムーズに後見人が決まるようにするのが狙い。補助金額は月2万円程度を上限とする方向で検討し、関係機関と調整を進める。

 

 

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2012年

1月

23日

児童シェルター&自立援助ホームボランティア募集!!

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2012年

1月

23日

NHK大阪子どもを守れプロジェクト!子どもに贈る言葉大募集中!!

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2012年

1月

07日

学力調査で家計把握へ 文科省、格差解消に活用計画 ほか

◆平成242012)年11日 読売新聞 

 高知・福岡・京都 …検挙・補導ワースト3常連 

 京都府警によると、刑法犯で検挙・補導される少年少女は全国的に減少傾向にある。だが、府内の検挙・補導者数は人口1000人あたりで2008年、176人と全国で2番目に多く、09年は188人でワースト1になった。文部科学省が全国の小中高校などを対象に調べ、昨夏に発表した「児童生徒の問題行動調査」(10年度)でも、府内の1000人あたりの暴力行為94件は全国平均の倍以上で、全国で3番目に多い。 

 府警は10年を「少年対策元年」とし、摘発強化とともに、OBのスクールサポーター(36人)を中心に、BBSなどと連携して非行防止や立ち直り支援を本格化。11年度からは犯罪被害者やその家族に学校で講演してもらい、実態や悲しみに触れることで非行の食い止めを図る「いのちを考える教室」を、府と連携して開催するなどしているが、具体的な原因については府警幹部も「全体的な規範意識の低下としかいいようがない」とし、模索が続く。 

 非行に走る傾向を強めるとの指摘もある児童虐待も10年度、府内で認定されただけで1270件あり、過去最多。ただ、心を育む郷土への思いは強い。京都市が1330歳の1800人を対象に調査し、10年4月に発表した「市青少年意識行動調査」では、「京都市に愛着がある」と答えたのは85%に上り、世代別では高校生が91%で最も高かった。 

 

◆平成232011)年1229日 東京新聞 朝刊

 里親支援 夜間・土日も 来年度 都、全児相に拡充

 親が育てられない子どもを養育する「里親」を見守るため、都は来年度から、児童相談所で行っている里親家庭の支援事業を拡充し、現在の三カ所から都内の全相談所十一カ所で実施する。夜間・土日の養育相談や定期巡回訪問を新たに始め、支援の中身も手厚くする。国が里親委託を推進する中、杉並区の里親が三歳の里子を虐待死させた疑いで逮捕された事件があり、支援態勢の充実が求められている。

 支援事業は現在、児童相談センター(新宿区)と品川区と八王子市の児童相談所の三カ所で実施している。新たに始まるのは墨田、世田谷、杉並、北、足立の五区と立川、小平、多摩の三市にある児童相談所。これまで、里親側の相談を受ける事業は開庁時間に行っていたが、夜間や休日にトラブルが起きやすいことから、毎日午前九時~午後十時に応じるようにする。また児童相談所による家庭訪問は里親側の要請があった場合に行っていたが、来年度から年数回、ソーシャルワーカーが巡回訪問する。虐待などで保護が必要な児童が増える中、国はより家庭的に育てるため、主な養育者を施設から里親へと移している。都内で里親に委託された児童数は二〇一〇年度に四百十二人で、一九九八年度の百九十八人から倍増した。杉並区の里子虐待死事件 2010年8月、杉並区の里親家庭で養育されていた女児(3つ)が死亡し、11年8月に里親の声優の女が逮捕、9月に起訴された。東京都は有識者らでつくる児童福祉審議会の部会でこの事件を検証。12年1月に報告をまとめ施策に反映させる。

 

◆平成232011)年1229日 毎日新聞 朝刊播磨・姫路版

 姫路の2歳児重体:県と市の対応に問題 防止委が検証報告書 相談態勢強化、県が市指導へ /兵庫

 姫路市で2歳の男児が母親の交際相手から暴行され意識不明の重体になったとされる事件を巡り、県の対応について検証する県児童虐待防止委員会の立木茂雄委員長(同志社大教授)は28日、県の対応や姫路市の相談態勢に問題があったとする報告書を井戸敏三知事に提出した。これを受け、県は姫路市に対し、相談態勢を強化するよう指導する方針。

 報告書などによると、県姫路こども家庭センターは今年4~5月に姫路市から男児に擦り傷があるなどの通報を受け、家庭訪問を2回したが、「虐待の確証がなかった」として見守りを継続。ところが、6月に入って男児は急性硬膜下血腫で病院に運ばれた。これについて、防止委は「男性が同居していないことから対応が不十分となり、踏み込んだ対応ができなかった」と指摘。「子どもの安全を最優先にして、関係者の調査・確認を行うべきだった」と同センターの対応に疑問を呈している。また、姫路市の担当部署の職員が5人しかおらず、県内の他市町(尼崎市15人、明石市12人など)よりも少ない点を指摘。「相談態勢が脆弱(ぜいじゃく)な状況で、市が主体的に取り組めていない」と批判している。立木委員長は同日、県庁で「センターはもっと踏み込んだ対応をすべきだったし、姫路市もセンターに任せきりで態勢が不十分だった」と述べた。

 ◇姫路市は反論

 一方、姫路市は「保育所から頭部にけがをした幼児の報告を受け、虐待の恐れがあると考え、一時保護するなどの権限があるセンターに連絡しており、取り組みが不十分だったとは考えていない」と反論している。

 

◆平成232011)年1229日 中日新聞

 虐待家庭に「緊急介入」へ 名古屋市

 名古屋市は来年度から虐待被害に遭っている子供たちを家庭から素早く引き離すため、市内2カ所の児童相談所に「緊急介入チーム」(仮称)を新設する方針を決めた。今年10月、名東区で中学2年生の男子が母親の交際相手に暴行されて死亡した事件を教訓に、子供の保護を最優先した対応を目指す。

 名古屋市によると、家庭への介入に特化した組織づくりは全国でも極めて珍しい。名東区の事件では男子が家庭訪問した市中央児童相談所の職員2人に対し、顔のあざを「階段の手すりで打った」と説明したり、暴行した男が反省の意を示したことなどから一時保護をしなかった。現場を尊重し、判断の是非が検証されることもなかった。緊急介入チームは判断力を強化するため、児童福祉司や児相に出向している警察官など専門性の高い4人で構成。中央、西の両児相に各1チームを配置する。家庭への介入を前提とし、面接で子供が否定した場合でも一時保護した上で虐待の有無を調べる。名東区と同様のケースなら、母親の交際相手だった男の意向にかかわらず、男子をいったん保護し、顔のあざを専門医に診断してもらうといった措置を取る。仮に保護を見送った場合でも現場の判断をうのみにせず、子供に危険が及んでいないか所長をはじめ複数の職員が多角的にチェックする。市役所内にも県や県警、区役所など関係機関との連携強化を図る人員を配置。行革で職員数の削減が進む中、計10人余の増員となる。チーム全体のトップは小板橋康則・子ども育成部長が兼務する方向で調整している。緊急介入チームの設立は名東区の事件に関する有識者らの検証委員会でも概要が報告された。市は設立に合わせ、現行の一時保護基準の緩和や、予想される保護児童の増加に備え、一時保護施設の拡充なども検討する。

 ◇名古屋市の児童虐待 市によると、児童相談所に寄せられた虐待の相談件数は2000年度の336件から10年度は833件と25倍増に。この間、虐待の通報がありながら子供が死亡したケースが7件あった。一時保護件数はここ5年、200件前後で横ばいで、相談件数の増加に比し、保護意識の希薄さも指摘されている。

 

◆平成232011)年1229日 朝日新聞

 学力調査で家計把握へ 文科省、格差解消に活用計画

 文部科学省は28日、2013年度の小中学生の全国学力調査で、家庭の経済状況を把握するアンケートを行うことを決めた。学力と家庭の豊かさの関係を調べ、格差をなくす対策を考えるのに生かす狙いだ。

 所得の低い世帯に給食費や修学旅行費などを支援する「就学援助」を受けている子が多い学校は、学力調査の正答率が低い傾向があることが分かっている。文科省の担当者は「家計と学力の関係を、学校単位よりも子ども一人ひとりのレベルできめ細かく分析することで、放課後の補習など教育格差を解消する指導法づくりに役立てたい」と説明している。13年度以降も続けるかどうかは結果をみて判断するという。

 

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2011年

12月

31日

要保護児童22%増 10年間で 1万人あたり18人 虐待など

◆平成23(2011)年12月29日 福井新聞

臓器提供、虐待除外へ体制整備 福井大、18歳未満の脳死

 18歳未満からの脳死臓器提供について、福井大医学部附属病院(福井県永平寺町)は、厚生労働省が求める虐待された子どもを対象から除外するマニュアルと院内委員会を整備し、28日運用を始めた。県内では県立病院(福井市)に次いで2例目。6歳未満の小児を含め全年齢での提供が可能になった。

 県内には脳死臓器提供が可能な施設が両病院を含め4病院あるが、このうち県済生会病院と福井赤十字病院(ともに福井市)は現時点で、18歳未満の対応を見送ることにしており、これで県内における脳死臓器提供の当面の体制が整った。福井大病院のマニュアルは県立病院と同様、厚労省の参考例に準拠した内容。脳死状態の原因となった事故や病気に不審な点がない場合でも、普段や過去に虐待や育児放棄(ネグレクト)がなかったかを調べる。具体的には虐待に特徴的な皮膚の外傷跡や、保護者の説明と矛盾する外傷などがない場合でも、特に2歳未満の場合、コンピューター断層撮影装置(CT)で頭や胸を調べ、乳幼児に多い種類の虐待の有無を調べる。さらに児童相談所や保健所、警察に照会するなど、外観からは分かりにくい育児放棄や性的虐待を含めた計34のチェック項目を規定。「虐待がないと確信できるか」を判断するとしている。虐待の有無を判定する「子ども虐待対応委員会」は、小児科医や救急医、精神科医ら13人で構成。実際に外部機関への照会に当たる医療ソーシャルワーカーも加える。「虐待がない」と判断された後の法的脳死判定は、特に6歳未満について、判定の間隔を大人の4倍に当たる24時間とすることなど、厚労省の基準に従う。同委員会委員長の大嶋勇成教授は「提供を決める両親の善意を疑うことはつらいが、透明性を担保する必要がある」と体制整備の背景を説明。小児の脳死判定について「見極めは非常に難しく、日本全体で一層の知見を蓄積する必要がある」としている。同病院は、日常診療を含めた「子ども虐待対応マニュアル」を作成し、脳死臓器提供についても規定した。従来医師に委ねられていた児童相談所への通告などの対応を、病院として組織的に取り組む体制に改めた。

 

◆平成23(2011)年12月27日 読売新聞

 里親関与策など知事に報告書 県児童虐待検証部会=滋賀

 里親の男性が昨年10月、女子中学生の体を触ったとして県警に逮捕された事件について、県社会福祉審議会の児童虐待事例検証部会(部会長=野田正人・立命館大教授)は26日、里親への積極的な関与策などを盛り込んだ報告書をまとめ、嘉田知事に提出した。

 医師ら委員7人が防止策を協議してきた。報告書では、里子同士の交流の拡大や里親研修の充実のほか、児童相談所の職員が里親希望の家庭の家族全員と面接するように努めることなどを求めている。野田部会長は「多くの里親が善意で家庭を開放しており、虐待が疑われることは制度全体の危機につながる。改善に向けて努力してほしい」と話した。逮捕された男性について、大津地検は昨年11月、処分保留で釈放した。

 

◆平成23(2011)年12月27日 西日本新聞 夕刊

 「子ども避難所」に応援歌 福大生シンガー・的野さん

 福岡市のシンガー・ソングライター的野祥子さん(20)が、虐待などで家に帰れない少女が一時的に暮らす京都の「子どもシェルター」を応援する歌を作り、関西で反響を呼んでいる。歌の名前は「ひだまり」。暖かな日差しが子どもたちを包むような場所に-。心からそうなってほしいと願いながら歌う。

 今年9月、福岡市のキャナルシティ博多の屋外ステージ。CDアルバムの発売記念ライブをしていた的野さんの歌に、通り掛かりの男性が足を止めた。京都市のNPO法人「子どもセンターののさん」の理事、吉田明弘さん(46)。「歌声があまりに心地よくて。アルバムタイトルもHome(家庭、故郷)。直感でした」。子どもシェルターのために歌を作ってほしいと、その場で依頼した。「ののさん」は来年3月、京都府内に子どもシェルターを開設し、さまざまな事情で帰る家庭のない少女に衣食住を提供する。施設をたくさんの人に知ってもらえるように、シンボルとなる曲があればと考えていた。吉田さんは小型DVDプレーヤーを用意し、的野さんに映像を見せた。行き場をなくした子どもの現状。なぜシェルターが必要か。支援する人たちが切々と訴えていた。その言葉を、的野さんは小さなノートに書き込んだ。曲作りにはいつもより時間がかかった。行き詰まったときは施設の資料やノートを広げた。虐待された子どもの体験談も読んだ。1カ月後、「ひだまり」が完成した。

 羽を休めて/空を見上げて/青と白と太陽の光/あたたかなひだまりの中で/大きな愛を受け止めて

 シェルターは、傷ついた子どもたちが社会へ旅立つ前に、少しだけ羽を休める所。曲調は空の広がりを感じさせるように明るい。吉田さんは「私たちが伝えたいメッセージがいっぱい詰まっている」と喜んでいる。11月は京都、大阪、奈良のライブハウスやFM放送で披露した。歌う前に必ず子どもシェルターの話をする。「歌でお手伝いができて本当にうれしい」と的野さん。大みそかの夜は大阪・心斎橋のカウントダウンイベントに出演する。もちろん、「ひだまり」を聞いてもらうつもりだ。的野さんは福岡大生。「ひだまり」はインターネットの動画サイト、ユーチューブで視聴できる。

 

◆平成23(2011)年12月26日 産経新聞

 今年も各地で「伊達直人」登場 児相でランドセルなどクリスマスプレゼント

 各地の児童相談所などで、22日~25日にかけランドセルなどの“クリスマスプレゼント”が相次いで見つかった。昨冬同様、タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る贈り主も多く、職員らは「年末に温かい気持ちのプレゼントをもらった」と話している。

 神奈川県厚木市の厚木児童相談所に23、24の両日、菓子や文具、加湿器などの贈り物3件が相次いで届けられた。贈り主は伊達直人などだったが、それぞれ別人からのプレゼントとみられるという。千葉県我孫子市でも市役所前で25日午前、ランドセル5個が見つかった。贈り主は「我孫子にもいた沢山の伊達直人」。山形県南陽市役所では22日午前6時ごろ、ランドセル6個があるのを警備員が見つけたが、ここでも伊達直人の名前で「メリークリスマス!! 未来ある子供たちにプレゼントしてください」と書かれた手紙があった。埼玉県では、県中央児童相談所(上尾市)など3カ所で23~24日にかけ、計16個のランドセルが積まれているのを職員が発見。このほか、群馬県高崎市の児童養護施設でもクリスマスケーキなどが届けられた。

 

◆平成23(2011)年12月24日 読売新聞

 要保護児童22%増 10年間で 1万人あたり18人 虐待など

 虐待などが理由で親と一緒に暮らせない要保護児童が2009年度、子供(18歳未満)1万人あたり18・1人に上り、10年前より22%増えていたことがわかった。厚生労働省と総務省の統計を読売新聞が分析した結果、児童養護施設と乳児院、里親家庭で暮らす要保護児童は1999年度の3万4416人から09年度は3万7398人と2982人増加。1万人あたりでは10年間で14・8人から18・1人に増えた。

 一方、厚労省による08年2月の調査では、要保護児童で虐待を受けたことがあるのは、児童養護施設で53・4%、乳児院で32・3%、里親で31・5%を占めた。厚労省は「虐待の影響でさらに要保護児童は増加するとみられる」としており、家庭に近い環境で成長できるよう児童養護施設などを小規模化しながら増やし、現在1割の里親委託率を今後十数年で3割に引き上げる。

 

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2011年

12月

30日

震災遺児の成長温かくサポート 「子どもの村東北」設立へなど【児童養護情報】

◆平成23(2011)年12月23日 河北新報

震災遺児の成長温かくサポート 「子どもの村東北」設立へ

 東日本大震災で親を失った子どもやその養育家庭を支援しようと、宮城県内に「子どもの村東北」(仮称)をつくる準備を進めている福岡市のNPO法人「子どもの村福岡」(満留昭久理事長)が22日、仙台市青葉区に現地事務所「情報センター」を開所した。

 同法人は虐待や育児放棄などで親と暮らせなくなった子どもたちを預かり、里親や専門スタッフとともに家庭的な環境で育てる「子どもの村」を2010年4月から福岡市で運営している。震災で1500人を超す遺児・孤児が生まれ、養育面のサポートが一層必要とみられることから新たに宮城県に村をつくる計画を始動させた。村は、養育が困難になった子どもが里親と暮らす複数の民家と、保育士らが常駐するセンター棟で構成。14年6月の開村を目指す。商業ビル内に開設された「情報センター」は、開村に向けた関係機関との連携や広報活動などに活用する。行政、福祉関係者らが出席した開所式で、同法人の滝山勝久副理事長は「子どもたちを施設ではなく、家庭的なぬくもりの中で健全に育てられるように努めたい」と述べた。子どもの村は国際NGOが1949年にオーストリアに設立したのが始まりで、世界130カ国以上に広がっている。

 

◆平成23(2011)年12月22日 朝日新聞 北海道新聞

「里親になりたい」 札幌、震災後に増加 年齢高い子・経済的支援が課題 /北海道

 さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもを家庭に迎えて養育する「里親制度」。札幌市でも東日本大震災後、里親希望者が目立って増えている。一方で、年齢の低い子どもを望む人が多いことなどから、希望者の数に比べて育てられている子どもの数は横ばいが続いている。

 市児童福祉総合センターによると、10月末現在の登録里親数は175組。2010年度末は159組で、「東日本大震災後は、震災遺児のことを知って『自分にできることは何かないか』と里親を希望する人が多い」とセンター相談判定課主査の鈴木治さん。73組が実際に子どもを養育している。一方で、里親の元で養育されている子どもの数は、ここ数年は90人台で横ばいが続く。年齢別では、1~6歳が最も多く51人。「幼少期から愛着関係を築くため」という理由で、乳幼児を希望する里親が多いためだ。「里親制度の拡大のためには、受け入れ態勢の充実が不可欠。そのためには、年齢の高い子どもの受け入れを進めることが重要」と鈴木さん。里親への支援も欠かせない。新しい環境に預けられた子どもは、大人をわざと困らせたりする「試し行動」に出ることがあり、経験の浅い里親が戸惑ったり悩んだりするケースもあるという。市ではこうした里親を支援するため、今年度から「里親メンター事業」に乗り出した。ベテランの里親が新米の里親を訪問して、養育上の悩みを聞きアドバイスする事業だ。なるべく早い段階で相談できる環境づくりに取り組んでいる。市里親会事務局長の田中勝さん(73)は、83年から里親を始め、22人を育てたベテラン。「きれいごとではなく、こんなはずじゃなかった、ということもある。でも、預かった子どもがうれしそうに笑った瞬間に苦労が吹き飛ぶ」という。里親には手当(通常月7万2千円)などが支給されるが、子どもが高校を卒業するまでか、18歳になるまでだ。「最近は不景気で就職が見つからず、里親が自腹を切って支援し続けているケースがある。せめて20歳まで里親への経済的支援を続けてもらいたい」。田中さんは、そう気にかけている。

 

◆平成23(2011)年12月21日 沖縄タイムス 朝刊

 コザ児相に一時保護所 定員20人 女子寮先行し開所

 虐待された児童らを保護する県コザ児童相談所(兼浜保佳所長)の「一時保護所」が20日、沖縄市の同所で開所した。本年度は女子寮の運用を先行させ、男子寮は来年度から運用する。定員は20人(女子10人、男子10人)。開所式では与世田兼稔副知事ら関係者がテープカットした。

 県内の一時保護所は中央児童相談所(定員24人)に設置されているが、虐待相談件数が高止まりの傾向にある中、年間を通して満床状態が続いていた。このため県は2010年から保護所の拡充整備を進め、このほど新設した。コザ児相の一時保護所は同所の敷地内に設置。鉄筋コンクリート2階建て。触法少年事件で送致されてきた児童を個別支援できる個室を2室設けたのが特徴。多目的ホールや学習室、幼児用プレールームなども備えた。総事業費は約2億8千万円。与世田副知事は「要保護児童の対策を強化したい」と述べ、関係者の協力を求めた。高嶺善伸県議会議長は「虐待の早期発見と迅速な対応が求められている。子どもたちが心身ともに健やかに育つよう協力していきたい」と激励した。

 

◆平成23(2011)年12月21日 富山新聞 朝刊

 里親、高まる関心 過去最多69組に

 親の死亡や虐待、経済的な理由などで親と暮らせない子どもを育てる「里親制度」への関心が高まっている。県内の里親登録数は20日現在、前年度より13組増えて過去最多の69組となった。同制度は東日本大震災で震災孤児の受け入れに活用されたことで全国的に見直されており、関係者は要援護児の受け皿の広がりを歓迎している。

 児童養護施設が充実している県内では里親制度の利用が進まず、全国順位でも長らく下位を低迷してきた。施設より里親のもとでの養育が望ましいとする風潮の高まりを受け、県は4月から里親委託推進員を児童相談所に配置するなどして取り組みを強化した。里親登録数は2006年度に40組だったが、この5年間で29組増加し、今年度はさらに数件の登録申し込みについて審査が進められている。里子も06年度の4人から34人(20日現在)に増え、施設や里親に預けられている要保護児童の全体数に対する里子の割合(里親委託率)は06年の1・4%から9・6%に上昇した。

 登録が増えている背景には東日本大震災の影響も。東北では震災孤児の半数が里親に引き取られ、東北以外の地域からも受け入れの要望が相次いだ。県内でも震災孤児を支援したいとの声が上がり、県里親会を通じて被災地に申し入れている。国は2014年度までに里親委託率を16%に引き上げる目標を掲げており、現状で県内の養護施設や乳児院に入っている約320人についても、適正をみながら里親のもとへ託していく必要がある。県中央児童相談所の塚本優美子所長は「里親登録数が増えればマッチングがうまくいく可能性が広がる。単身でも登録できるので、気持ちのある方はぜひ申し込んでほしい」と 呼び掛けている。

 

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2011年

12月

25日

少しずつ全国で動き出した児童相談所と警察関係者との連携

虐待で声を上げられない子どもたちにこの行政連携のクリスマスプレゼントが届いて欲しい!!


平成23(2011)年12月20日 日本経済新聞
 児童相談所に警官OB、虐待相談急増で 東京都と警視庁
 児童虐待に関する相談が東京都内で急増していることを受け、都と警視庁は20日、児童相談所に警察官OBを配置するなど連携強化を図る確認書を交わした。
 都や警視庁によると、来年度以降、少年の保護や少年事件の取り扱いを経験したことがある警察官OBを非常勤職員として雇用し、都内11カ所の児相に配置する予定。OBは児童福祉司の調査に同行し、保護者から威圧的な言動や暴力行為があった場合などに対応する。確認書には、児相と警察の意見交換の場を拡充していくことや、職員が相互に研修に参加して知識やノウハウを習得していくことも盛り込んだ。都の杉村栄一福祉保健局長は「児童虐待への心構えを新たにして、今まで以上に連携していきたい」と話していた。都によると、児童虐待が疑われる相談件数のうち、児相が即座に対応した件数は2010年度では4450件。前年度から約1.3倍増加した。〔共同〕
 
◆平成23(2011)年12月20日 産経新聞
 児童虐待の取扱件数、死亡発覚件数ともに過去最多の見通し 警視庁 
 今年、東京都内で発覚した児童虐待の件数と、虐待に伴う死亡事例が過去最悪になる見通しであることが20日、警視庁少年事件課への取材で分かった。今年は児童虐待防止法施行から10年目だが、一向に減らない児童虐待。同庁と都は同日、根絶に向け、連携強化することを決めた。
 同課によると、今年1~11月末までに、児童相談所と警視庁が取り扱った児童虐待の件数は計212件、被害者数は248人。過去最悪だった昨年の202件、238人をすでに上回っている。また、今年に�入って虐待で死亡したことが発覚した児童数は6人で、過去最悪の平成13年に並んでいる。加害者で最多だったのは実母で116件。実父の43件と両親の27件が続き、いずれも増加傾向にあるという。養父母の場合も計11件発生。8月には、当時3歳の女児を虐待で死なせたとして、声優で里親の女が逮捕される事件があった。警視庁や都では19日、こうした事態を重く受け止め、虐待の未然防止や早期発見を目的とした連携強化を進めることを決め、確認書の締結式を行った。確認書では、両者間での意見交換をこれまで以上に行ったり、10人前後の警察官OBを都内の各児童相談所に配置し、現場での対応能力を高めたりするなどの対策を講じる方針を示した。警視庁生活安全部の河合潔部長は、「痛ましい児童の虐待を根絶すべく一層の連携強化を図りたい」と述べた。
 
◆平成23(2011)年12月20日 大分合同新聞
 関係機関の連携強化へ 虐待再発防止策
 別府市で4歳の男児が母親から虐待を受けて死亡した事件を受け、県は19日、当面の再発防止策を発表した。関係機関の連携強化、児童虐待を担当する市町村職員のスキルアップなどを盛り込んでおり、20日に県庁で開く会議で各市町村の担当課長に説明する。
 県こども子育て支援課によると、別府市での事件の情報が限られる中、児童相談所や専門家などから意見を集めた。最終的な報告は来年3月末までに、県社会福祉審議会の児童相談部会でまとめる。今回の事件で見えてきた課題として(1)経済的困窮、複雑な家庭環境など複数の課題を抱える家庭への早期支援(2)虐待の有無といった一時点の状況だけでなく、家族全体としてリスク把握しフォローすることの重要性(3)関係機関が緊密に連携し、全体像を把握することの必要性―を指摘。再発防止策は、情報共有の徹底、関係機関の緊密な連携による支援強化、相談支援技術向上のための研修強化―の3点を挙げている。「情報共有」は、児童相談所による市町村要保護児童対策地域協議会への運営支援強化、早期把握などのため産婦人科医、小児科医との連携など。「緊密な連携」は、虐待担当の職員だけでなく、保健師や児童相談所職員など複数で確認する取り組みを強化する。「研修の強化」は、市町村の対応力を向上させるため、児童相談所で演習形式の研修を重点的に実施。児童相談所と市町村との人事交流を強化する。同課は「職員研修などを積極的に支援したい。各市町村は必要に応じて、組織上の見直しをしてほしい」と話している。

 

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2011年

12月

25日

僕のJustGivingの挑戦にご寄付頂きました!

僕のJustGivingの挑戦にご寄付頂きました!

 

「大月さん、昨日はありがとうございました。全ての子ども達が守られ、健全に育てられる社会を実現すべく、私達大人が今、種を蒔いていかなくてはと思います。3keysの活動がたくさんの実を結ぶことを願って」

 

この挑戦を行っています。応援寄付金は、児童養護施設学習支援児NPO法人3keysに直接送られます。クリスマスのこの日に善意のプレゼントへのご協力お待ちしております!
童福祉情報をブログに書き、児童養護施設の学習指導サポート支援 http://justgiving.jp/c/6969

 

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2011年

12月

16日

震災などで困っている 女性・シングルマザーのための 安心年越しホットライン”相談に応じる専門家は全て女性です”

震災以外でも困っていることがあるシングルのお母さん、女性の方、
女性の専門家だから安心して困っていることを相談して下さい!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
震災などで困っている
女性・シングルマザーのための
安心年越しホットライン

日時  2011年12月17・18日10:00~16:00
フリーダイヤル  0120-143-183
全国の固定電話・携帯電話から無料
(どの時間帯も弁護士に相談ができます)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※民間支援団体で相談を受けている女性相談員、弁護士、精神保健
福祉士、社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、
ファイナンシャルプランナーなどが協力して相談を受けます

大震災で困っていること、
暮らしのこと
仕事のこと
家族のこと
離婚や非婚の母、シングルマザーに関する相談
DV・ハラスメントの相談
労働に関する相談
年金や雇用保険、手当などの相談…

※ご相談いただいた内容は匿名で統計的に処理をして公表するほか、
助成事業者への報告書に掲載することがあります
!(秘密は厳守します)

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2 - 2 8 日下ビル
TEL/FAX 0 3 - 3 2 6 3 - 1 5 1 9 jimukyoku@single-mama.com
http://www.single-mama.com

主催:NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
協力:しんぐるまざあず・ふぉーらむ連絡会
   NPO法人全国女性シェルターネット

 

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2011年

12月

15日

発達障害児支援アカンパニストファミリーサポート定例会「小学校から中学校へ」

発達障害児支援アカンパニストでは、発達障害を持つ子どもの家族サポート 
として、日ごろのみなさんの悩みや不安を打ち明け、安心してお子さんと歩め 
る環境作りや情報の交換をしています。

今回のテーマは「小学校から中学校へ。」

中学校は「支援級にするべき?」それとも「普通級がいいの?」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで中学校の普通級と支援級のそれぞれの特徴と、小学校生活でしておくべき準備についてお話しします。 
高校への進学の準備は、もう小学校中学年から始まっています。お子さんの特性に合わせて普通級と支援級どちらを選べば選べば良いのでしょうか。
親が様々な情報を持つことによって、お子さんをしっかりサポートできます。

今回は中学進学にあたり、何が必要かを話し合う勉強会になります。


開催概要

日時 2011年12月09日(10:00~11:45 (9:45~受付開始))
開催場所 高津市民館 第3会議室 (神奈川県川崎市溝口1-4-1)

参加費 500円(税込)
定員 25人(先着順)

申し込みはこちら http://kokucheese.com/event/index/22100/


〈問い合わせ〉発達障害支援アカンパニスト
E-mail. npo.accompanist@gmail.com 
Tel/FAX 044-865-4702

 

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